NASCARの初歩的(?)なお話 番外編 珍事

 NASCAR Cup Seriesは年間に36戦もあります。絶対数が多いですし、アメリカ特有の大雑把な雰囲気とも相まって珍事が発生する機会が多いという印象があります。というわけでシリーズの番外編、有名な珍事をご紹介。と言っても私が全戦ちゃんと見始めたのは2013年からなので、それ以降の出来事が多くなります。

・世紀の殴り合い

 1979年のデイトナ500、アメリカのテレビ史上初めて500マイルのレースが完全生中継されたレースでした。当時はインデイー500ですら編集して録画放送だったそうです。車載カメラなど近代的な演出も初めて導入されたこの一戦で、NASCARの歴史を動かす事件が起きました。
 優勝争いをしていたのはドニー アリソンとケイル ヤーボロー。最終周、ヤーボローがバックストレッチで内側からアリソンをかわそうとしますが、アリソンも内側に進路をとってブロック。行き場を失ったヤーボローが芝生を踏んで姿勢を乱し、アリソンも巻き込んで2台でクラッシュ。
 優勝はこの2台から半周ほど後方を走っていたリチャード ペティーが手にすることとなりますが、トラック上ではアリソンとヤーボローによる殴り合いが始まりました。この顛末も含め全てが放送されていて、NASCARの知名度が飛躍的に向上し後年の発展に大きく影響したと言われています。


・つい出来心で・・・

 1972年のタラデガで開催されたレース、歌手でありレース活動もしていたマーティー ロビンスは予選で9位。といっても当時は現在のように接近した争いではなく、9位と言っても上位とは平均速度で15mph以上の差がありました。
 ところがロビンスは決勝になると予選より遥かに速い驚愕の速度を発揮して上位を走行します。結局179周でリタイアした彼にはこのレースの最優秀新人賞が与えられることになりましたが、彼はこれを辞退。というのも、速度抑制のために装着されているべきリストリクタープレートを意図的に取り外していたのです。「一度で良いから先頭を走る光景がどんなものか見てみたかった」とロビンス、当然失格になりました。

・落下物注意 その1

 2004年のシカゴランド、エクスフィニティーシリーズの予選中にいきなりトラック上に現れたのは

巨大なトロピカーナのオレンジでした。宣伝のために配備されていた風船が脱落したようで、セッションが中断されました。

・落下物注意 その2

 2013年・シャーロットでのコカコーラ600。126周目に突如リーダーのカイル ブッシュをはじめ数台の車が破損。なんと原因は

テレビ中継で使用するカメラのケーブルでした。ケーブルが脱落してターン4出口で垂れ下がり、カイルが右前部分を損傷すると、マーク マーティンやマルコス アンブローズもケーブルが引っかかって損傷。レースは即レッドフラッグ、通常はレッドフラッグ中は一切車に触ってはいけませんが、不可抗力なので協議の結果被害を受けた車両だけは15分間の修復作業が認められました。また、暴れたケーブルと接触して観客10名が負傷する惨事となりました。

・オフィシャル車両と絡む その1

 2012年のデイトナ500、6回目のコーション中にピット作業を終えたファン パブロ モントーヤは、振動を感じたのでもう一度ピットに入って車両を確認。ピットを出ると急いで隊列に追いつこうとしていました。が、なんとサスペンションが壊れていきなり制御不能になると、あろうことかジェット ドライヤーを直撃しました。

 ジェットドライヤーは飛行機に使うような強烈なジェット エンジンを搭載して路面を乾かしたり破片を吹き飛ばすオフィシャルの車両ですが、車の衝突など想定していません。猛スピードでモントーヤの車が突っ込み大爆発、700Lとも言われる燃料がこぼれる大惨事となり、レースは2時間以上レッドフラッグで中断されました。
 幸いモントーヤもジェットドライヤーを運転していたクルー・デュエイン バーンズにも大きな怪我はありませんでしたが、あわや死亡事故という出来事で『コーション中なら速度を落としている車しかいないから安全』とは言い切れないことを示す事故となりました。無事だったからなんとか珍プレーの笑い話で済んでいます。
 なお、バーンズさんは普段はミシガン インターナショナル スピードウェイで20年以上重機などの作業を担当していたベテランのクルーで、デイトナ500には人員増強のために派遣されていました。この火災では無事だったんですが、僅か3年後の2015年6月に55歳の若さで急死したことが明らかになっています。死因は公表されていませんが、あの事故で無事だった人が、と現地では驚きをもって報じられていたようです。


・オフィシャル車両と絡む その2

 やたらクラッシュが起きた2015年のソノマ。最後となる6回目のコーションで、消火活動へ向かうオフィシャルのトラックと、ピットボックスに入ろうとしたマット ディベネデトーがまさかの接触。Matt Dは右後部のフェンダーが凹んだ上に、逆向きになってしまったのでピットで大損。ピットをオープンにしたのにオフィシャル車両がピット内を動き回っていたのか明らかに間違いでした。

・オフィシャル車両と絡む その3

 2015年のリッチモンドではマイケル マクダウルがデブリーを回収するために停車していたオフィシャルのトラックに接触。前の車にあまりに近寄りすぎていて前方がよく見えていなかったようで、急ブレーキを踏んでステアリングを切ったものの接触し、自分の車が中破しました。オフィシャルは回収作業を終えて車に乗り込んだところだったために怪我はありませんでした。
 リッチモンドではこの2年後にもコーション中に事故が発生。ピットがオープンになったにもかかわらず入り口付近に救急車がおり、後ろから車が来たので救急車が停止。これでピットに入ろうとした車に玉突き事故が起きて混乱を招き、NASCARが謝罪する事態となりました。



・物を投げつける その1

 2012年のブリストル。激しい順位争いからトニー スチュワートとマット ケンゼスが接触。リタイアを余儀なくされたスチュワートはケンゼスへの怒りが爆発し、ピットロードで待ち構えると、通過するケンゼスの車めがけてヘルメットを投げつけました。


 ヘルメットはノーズを直撃して吹っ飛んでいきました。さすがにドライバーを目がけると危ない、とまで思ったかどうかは分かりませんが見事な投げっぷりに放送席も「完璧なストライクですね」「ええ、素晴らしい投擲です」この有名なヘルメット投げの様子、現在はブリストルの客席にもこんな風にトラックの歴史として大々的に取り上げられています。でもみなさんは決して真似しないように。

・物を投げる その2

 こちらは2014年のブリストル、優勝争いをしていたケビン ハービックとデニー ハムリンが接触。ハムリンはクラッシュして車両が大破しリタイア。するとハムリン、HANSデバイスを手に待ち受け、コーション中で走行を継続しているハービック目がけて投げつけました。美しいスリークオーターのフォームから放たれたHANSは見事ハービック車のドア部分を直撃。絶対に真似しないでね。

 ちなみにハムリン、この前年にはジョーイ ロガーノを明らかにわざとスピンさせると、レースの残り10周付近では車が壊れてきちんと曲がれなくなり残りの周回を壁走り。そしてレース後にロガーノと乱闘しています。ハービックも2021年にチェイス エリオットと絡んで乱闘一歩手前になったのは記憶に新しいところ。The Last Great coliseumは文字通り闘技場と化すことが多いです。

・コース解説でミスる

 2019年のシャーロット・ローバル戦。生放送で車に乗りながらコース解説を担ったジェフ バートンは最終のシケインへ向かい「トラブルが起きやすいんですよ、多くのドライバーが左フロントからスモークを上げるんです。できるだけ直線的に走っていきた、オーノー!」

シケインを曲がり損ねましたw 「止まってないからペナルティーですね」とスタジオのコメンタリー陣。身をもって難しさを教えてくれたバートンでした。

・ルーキーミステイク

 2020年の第12戦ホームステッド、ルーキーのタイラー レディックは自己最高位の4位でチェッカーを受けて無線でクルーに感謝と敗戦の弁を述べます。
「すまないみんな・・・」
新人でこの成績ですから何を謝るんだ、という感じですが、これに対しクルーチーフのランドール バーネット
「続けろ!続けろ!」
実はあと1周あるのに、レディックが勘違いしてアクセルを戻してしまいました。スポッターからも「行け!行け!」と必死に訴えかけますが、レディックはさらに続けて
「素晴らしい戦略、素晴らしいピット作業だった」。
バーネットは「行けってばもう~、最終ラップだから!」
ようやく気付いたレディック、ここからちゃんと走って、誰にも抜かれず4位でチェッカーを受けました。

・おじさんもミステイク

 1994年のエクスフィニティ―シリーズ第8戦・Goody’s 250。既にカップシリーズでトップドライバーだった35歳のマーク マーティンは、他のドライバーと同様に下部カテゴリーにも並行して参戦、このレースでは250周のうち195周をリードする圧巻の走りを見せていました。
 レースは残り2周でコーションとなり、当時はオーバータイムの規則がないのでこれで事実上レースが決着、コーション下で最終周に入りました。2位のデイビッド グリーンはまだチェッカー前でしたが事実上終わったのでマーティンの車の横に並んで手を振り祝福。ところがこれが災いしました。
 レースが終わったと勘違いしたマーティンが、実際はこれからチェッカーを受けて正式にレース終了なのに、チェッカーを受けずにそのままピットへ。これによって2位だったグリーンが先にチェッカーを受けこのレースの勝者となりました。NASCAR史上初の珍事で、マーティンは結局正式結果で11位となります。グリーンはこれがシーズン唯一の勝利でしたが、この年のシリーズ チャンピオンとなりました。

 優勝したはずの人がコーション下の最終周に順位を失ったのはマーティンが初でしたが、単に順位を下げた、という条件であればその10年前に先達がいました。
 1984年のカップシリーズ・夏のデイトナではリチャード ペティーとケイル ヤーボローが激しい優勝争いを展開。160周のレースは158周目にコーションが発生します。当時の規則ではコーションはフラッグをスタート/フィニッシュ ラインで受けたところから有効となる規則だったので、お互いにこの『最後の1周』を激しく争い、ほんの数十cmの僅差でペティーが先に158周目を完了して事実上決着がつきました。
 ペティーは当然そのまま1位で残る2周を走ってチェッカーを受け優勝しましたが、2位のヤーボローはなんと周回を勘違いして159周目の終わりにピットに入ってしまい、誤りに気付いてピットから再度トラックへ合流したものの、この間に1台に抜かれてしまって3位となりました。レース後ヤーボローは「頭が爆発してた」と語りました。1976年~1978年にシリーズを3連覇した偉大なスターは当時45歳でした。ベテランでもこういうことがあったんですねえ。


・企画倒れの車載カメラ

 2013年、FOXは新たな試みとして『ジャイロ カム』という車載カメラを投入。通常のカメラと異なり、車体が傾いてもカメラは地平線と水平な状態を保つことで、特にバンク角の高いトラックでその傾きのすごさを実感できる、というお題目でした。
こんなに傾いているのか!と驚いてくれたら成功

 が、使ってみるとどうも動きがギクシャク。ジャイロというより人間が画面を見ながら手動で傾けているような怪しげな動きをしていたかと思うと、装置が壊れたのか完全におかしな方向を向いてしまってバンク角どころの騒ぎではなくなった映像が出て来るなど問題が多発。数シーズンで姿を消しました。なぜこれをやろうと思ったのか謎ですw


・逆向けにピット

 2019年春のタラデガ、ピットに入ろうとしたブラッド ケゼロウスキーはロックさせてしまってスピンします、が、自身の持ち場である一番手前のボックスに綺麗に180度ターンしてスッポリとボックスに収まり、そのまま逆向けに作業しました。NASCARでは稀に逆向けに作業することがありますが、日欧ではあり得ませんねw

・ピットを暴走

 2018年のオールスターの予選。普通に順位を決めても面白くない、と思うまでは良いとして、変わったことをやろうとしすぎたNASCARの思考が軽く暴走。
『4輪交換のピット作業を含んだ2周のタイムアタック、ただし速度制限無し』という意味不明な規則を作ったため、ピットロードを猛スピードで爆走し、そして案の定止まれない人が多発するカオスなセッションとなりました。危険極まりないこの制度、1年だけで消えました。


・コース外を爆走
 
 2022年のインディアナポリス。オーバータイムとなって残り2周でリスタートされるとターン1は我先に駆け込む車で大混乱。そんな中、1台だけ妙なドライバーがいました。


スイカ男・ロス チャステインでした。チャステインは、本来なら止まり切れなかった人が仕方なく走行するためのアクセス ロードを混乱回避のために意図的に使用。コース外からしれっとターン3で合流して何食わぬ顔で合流して一時リーダーへ。結局抜き返された上にシケイン不通過で30秒のペナルティーを食らいましたが、笑いと撮れ高では優勝ものでした。

・壁沿いを爆走

 2022年の第35戦マーティンズビル、またもや珍事を起こしたのはチャステイン。チャンピオンシップ進出のために順位を上げないといけない、でも追いつけない!そんな中で迎えた最終周のターン3で目を疑う光景が飛び出しました。


チャステインが全く減速せず、そのまま壁に車をぶつけながら全開走行。壁走りで驚異的速度になったチャステインは前方車両をゴボウ抜きして順位を上げ、奇跡的にチャンピオンシップ進出を果たしました。(結果的にレース後に規定違反による失格があったため、これをやらなくても実はチャンピオンシップ進出はできていた)
 子供の頃遊んでいたゲームに着想を得たというチャステイン。シリーズで最も小さいマーティンズビル、頑丈でぶつけても簡単には壊れないGen7車両、といった要素が重なって起きた出来事はNASCAR界を飛び出して世界のモータースポーツ界で話題になりましたが、2023年からこうした行為は危険行為と見做されて罰則対象となる可能性が極めて高くなり、二度とできない幻の技になりました。インディアナポリスはこの前触れだったのかもしれませんw


・貴重なギターを破壊

 2009年、エクスフィニティーシリーズのナッシュビルでのレース。優勝はカイル ブッシュ。ナッシュビルでは優勝者にギブソン社製のギターがトロフィーとして授与されることになっていますが、カイルは受け取って高々と掲げたかと思うといきなりこれを地面に叩きつけて破壊。
 トロフィーを小さくしてみんなが持って帰れるようにしたかった、と後日説明したカイルですが、貴重なギターをいきなり歓喜とともに勢いよく破壊する姿は悪童キャラと相まって批判も殺到することになりました。2021年にナッシュビルはカップシリーズに加わったので、再び彼が優勝してギターを手にする日を色んな意味で楽しみにしているファンは多いことでしょう。


・スカートを曲げて空力性能向上

 基本的に車体の改造ができないのがNASCARですが、技術陣はなんとかして性能を上げてやろうと頭をひねります。結果、車検を通してレースをスタートした後に『うっかり変形した』ことにすれば問題無いはずだ、と考えてピット作業で細工をするようになりました。
 2013年~14年にかけて、排気管の後ろあたりのサイド スカートを手で曲げるという超絶お手軽なチューニングが流行。作業のついでにちょいっと曲げることで空力性能を上げようとしました。中には壊れてるんじゃないかと思うぐらい曲げるケースも出てきましたが、あまりに度が過ぎたので2015年から監視が厳しくなりました。
 2015年には、偶然ジャッキがうまくかからずにスカートが壊れたケンゼスが結果的に空力面で得をした、なんてこともあったので、あわよくば事故に見せかけて手を加えたくなる領域でした。


・体当たりして空力性能向上

 空力性能向上はもっと大きな部分でも行われ、サイドフォースを得るためにできればドアのあたりを少しへこませたいと技術陣は考えました。そこで、ピット作業の際に偶然を装って作業のついでにへこませる手段が徐々に広まっていました。
 2016年のポコノ―、ケゼロウスキーのクルーが作業の流れで車体右側に明らかに故意に体当たり。が、あまりに明確だった上に車体も大きくへこんだだめ、NASCARから修復を命じられてあえなく御用。チームはへこませた部分にキリを突き刺して穴を開け、引っ張って車体を元の形状に戻す羽目になりました。監視が厳しくなって、この後この手のインチキも無くなっていきました。車体がカーボンになる2022年からはこの手の細工はまずできません。

・タイヤにわざと穴を開ける

 2015年の開幕後、NASCAR界でにわかに話題になったのが『タイヤに細工をしているやつがいるのでは?』という疑惑でした。グリップ力を上げるために内圧はできるだけ低くしておきたい、でも低くするとリスタート直後に内圧が低すぎて性能が出ない。そんな悩みをどう解決するかと考えた時に、『微細な穴を開けておいて、内圧が一定以上に上がろうとしても空気が漏れて上がらないようにする』ということをやっている人がいるのでは?というものでした。
 2014年ごろからそういう話を耳にはするね、でもうちはやってないよ、そんなことが騒ぎになり出し、NASCAR側も「供給されたタイヤの改編は重大な違反だ」と警告を改めて出しました。さすがにこうなると仮に今まであったとしてもみんなやめるだろう、と思ったら、ニューマン陣営に違反が発覚。75ポイントの剥奪と、12万5000ドルという巨額の罰金が課せられました。以後この違反をした車はありませんでした。

・ナットをわざと締めない

 2021年まで延々と続いたインチキ。2014年ごろから公になり始めたもので、5本あるホイールのナットのうち1~2本をわざと締めないでピット作業時間を短縮させる、というものでした。作業ミスで5本のうち1~2本緩んでいてもちゃんと走れていたから、じゃあいらなくね?と考えた人がいたと思われます。
 そもそもがものすごい速さでナットを締めているので締め損ねが起こるわけで、そうするとナットが緩むことによる緊急ピットも頻発します。最悪の場合脱輪して重大事故に繋がるわけですが、チームは意に介さずに堂々と最初から少ないナットだけ装着し、わざわざホイールに『ここは付いて無いからここから時計回りに締めてね』的目印まで書く始末。
 2016年、スチュワートが「規則で5本を全部きちんと締めることを明文化していないのが問題だ」と指摘したらNASCARはようやく重い腰を上げて(ただしスチュワートは運営批判で罰金を食らった)レース中のいかなる場面でも5本締まっている必要がある、と明文化。特にレース後の取り締まりが厳しくなりました。
 が、だんだんと『レース後車検だけしか注意が来ないのでそこだけ気を付ければいいや』という流れになってしまい、2020年あたりからまた4本だけ締める作業が横行。レース後に1本だけ締まっていないのが見つかる分には罰金だけで済むので、2本以上失っていなければ良し、というようなピット作業に戻ってしまいました。

・縁石が車を破壊する

 2021年に初開催されたインディアナポリスのロードコース。ターン6の内側にある縁石が重たいストックカーに耐えられなかったか少し浮き上がってしまい、やがて角度が悪いと車両のスプリッターが潜り込んでトラブルの原因に。



 それでも突貫工事で修理を続けて使用していた結果、最終的にまともに床下にダメージを受けた車がクラッシュ、はずみで完全にめくれて後続車が次々と事故になってしまう大惨事となり、とうとう撤去されました。舗装が壊れて修復のためにレースが中断することは時々ありますが、縁石が壊れた上に大量の被害者が出るまで抜本的に対応しなかったという恥ずかしい出来事でした。

 色んな出来事のほんの一部をご紹介しました。皆さんが覚えている事件があったら教えてくださいw

コメント

首跡 さんの投稿…
(リアルタイムで見た訳ではありませんが)珍事といえば、1994年のブッシュ・シリーズのブリストルで、首位のマーク マーティンがコーション中の最終周に「レースが終わった」と勘違いして、インフィールドへ向かってしまい、優勝を逃したことですかね

また、1986年のタラデガのレース前には、当時20歳のファンがペースカーを盗み、トラック上を走行して捕まった出来事があったようで...

さらに調べていけば、もっと色んな出来事がありそうです!
カイル・プッシュ さんのコメント…
斜めカメラ、ありましたねー!カクカクしててもバンク角がわかって、個人的には好きでした。カクカクを改善して復活しないかなー

あと、一時的にですが、テレビ中継で2車間のギャップを秒ではなく実際の距離で表示していたことがありました。
あれもリアリティーがあって好きでした。
SCfromLA さんの投稿…
>首跡さん

 そういえば放送席のコメンタリー陣が時々たとえ話でそのマーティンの話してますね!今度ちょっと調べておきますw
SCfromLA さんの投稿…
>カイル・プッシュさん

 ジャイロカメラは解説の石見さんが「あえて名指しで言いますよ、FOX、これはやめた方が良い」って言ってたのを覚えてますね、なんか過去記事を漁ってたらDale Jr.もあまり好意的に思ってなかったらしいですw
アメリカの放送局ってスポーツ中継の演出技術にはかなり積極的なので見てると面白いんですよね。野球でも1球ごとに画面上部に「カウント 1-1でランナーが得点圏にいる時の打率」とかリアルタイムで表示されたりするのにいつも感心しています。
まっさ さんの投稿…
2018年 xfinity VFW200 ダーリントンでの一戦です!
私の激推しスイカ男がハーヴィックにひどくぶつけられてしまい。。。。。。
確かスイカ初優勝掛かった状況だった気がします。
そのレースのうちにピザ号ハーヴィックにこれでもかと体当たり!
見事にスイカ味のピザが完成。。。
カップのチャンピオン相手にも動じず熱いシーンを見せつけて一躍人気者に。。。
ハーヴィックはどこまでも悪役を極め続けるのか...。
ZURAさんも是非一度ご覧くださいませませ!

解説よろしくです!
SCfromLA さんの投稿…
>まっささん

 見てみたら壁に挟まれたチャステインが即座にやりかえしてハービックをガレージ送りにしてて笑いました、なかなかの大物ですねw
まっさ さんのコメント…
スイカ男万歳!! きっとスイカ男の偉業を伝えるための更新と捉えてます。(←オイッ 
新世代NASCARを全世界に猛烈アピール! そして、NASCAR史に残る伝説として永遠に語り継がれることでしょう。
HREの服部さんもお目が高いです。強烈なドライバーを雇ったモノです。

さーて今年はどんな荒技を繰りだすか。楽しみすぎます。(え?見るとこ違う?) 
あ、ハーヴィックが引退。。。。スイカ対ビール(ピザ)で無用なドンパチが起こらないことだけは祈ります。
SCfromLA さんの投稿…
>まっささん

 もちろんそのための更新でもありますw スイカとピザの争い、ありそうですねえ(ニヤニヤ)