マザーボードを交換した話(3) 組み立て編

 前回でマザーボード交換のために分解作業は終わりました。今回はいよいよ最もおそろしいけどたぶんハマったら楽しい組み立てです。

・新しい部品を取り付けていこう

 ここからは概ねさっきまでの逆順で取り付けていきます。前回も同じ写真を使ってますが、新たなCPU Intel Core i5-14500と、マザーボードのASUS B760 PLUS D4 です。D4って直噴エンジンっぽくて良いですよね()

・CPU/CPUクーラーを取り付ける

 先にマザーボード上にCPU、CPUクーラー、メモリを取り付けてからマザーボードを固定した方が作業的に楽そうなので組み立てて行きます。CPU取り付け箇所にはロードレバーというものがあり、まずこれを外して持ち上げます。ガッチリと固定させるためにけっこうな反発力を持っていますので丁寧に外しましょう。続いて蓋を開けると取り付けソケットが見えます。このソケットをうっかり曲げたり汚損するとアウトなので気を付けましょう、最大の恐怖ポイントです。

 CPUは四角いですがの取り付け向きは一方向だけが正解、切り欠きの位置と、この図の方向で言うとCPUの左下部分にだけちっさい三角印 ◣ が目印になっています。おそらくマザーボードとCPU、それぞれの説明書にも書いてあると思うので、絶対間違えないようよーーーーーーーく見ましょう。ちょっと面倒だったのは、
 お分かりいただけるでしょうか、インテルとASUSの説明書で図解の向きが逆なんです。ASUSのマニュアルは私と同じでレバーを右に置いた方向なんですが、CPUに付属の説明書はなんとレバーが左で180度逆さまでした。マザボの説明書で分かっていた答えがもう1つの説明書のせいでかえってややこしくなりましたよ。こういうのって標準規格化して、AMD製も含めて『図解はこちら側から見たものにすること』ってできないんですかね。このせいで壊した人が世界に1人ぐらいいても私は驚かないです。
 正しい位置にCPUを置いたぞ、もう後悔せん、と覚悟を決めたらカバーを締めてロードレバーを力いっぱい下に押してくぼみに引っかけます。結構固いのでなんか間違ってるんじゃないか、向き間違えた!?と不安になりますがグッ!とやると

 ガキっという音とともに何か外れました(。∀゜)失敗した!わけではなくこれが正常、端子部分を覆うために、言うなればCPU代わりのダミーとして蓋が付いていたようで、CPUの厚みがあるともう入らないので外れる仕組みです。注意書きに保管しておけと書いてあるので無くさないようにします。
 続いてCPUクーラー、裏面には予めCPUグリスが塗ってあるのでお触り厳禁です。もし自分で買ったグリスを塗るなら一旦ふき取りましょう。ここはインテル公式サイトの取り付けガイド動画から。灰色のやつがグリスです、ミニ四駆ではよくグリスという単語を使いましたねえ、間違って車輪の軸にも塗ったから走行中に脱輪した思い出がありますw

 今回の作業、クーラーが一番苦労しました。まず何が困ったって説明書に書いてある図と手元にあるものがどう見ても形状が違って意味が分からない。仕方なくスマホで探して10分以上費やした結果、説明書で見ているクーラーは『Laminar RH1』で、手元にあるのは『Laminar RM1』で別物だったということ。説明書をめくっていったらRH1のページの後にRM1/RS1の説明が確かにありました。それ先に言ってよ~(T T)
 4本のピンを押し込んで固定する形式のRH1クーラー、取り付け方もまた意味が分からず彷徨いました。ピンの構造が何とも口では説明しにくい構造で、説明書では単に上から押したら勝手に固定されるかのような書き方、公式サイトの取り付け解説動画も『置いたら上から押して対角に止めて行きましょう』と言ってるだけでさも簡単そうです。
 でも実際はちゃんとやらないとおそらくピンが折れて撃沈します。いや、厳密に言えば付属状態からそのまま真っ直ぐ取り付ければその通り行けたのかもしれなかったですが、RH1の説明を読んで「え~?どうなってんの?ネジ?バックパネルって何や?これ外れる?パネルとか無くない?え?これそんな迷うとこか?」ってがちゃがちゃ回してしまったんですね。
 4スミにあるピンとマザーボード側の取付穴は正方形の配置なのでどの向きでも大丈夫、そのためマザーボード側にある CPU_FAN と書かれた位置にCPU側から出ている線が綺麗に収まる方向を自分で考えます。向きを決めたら真っ直ぐ置いて、押し込ん、だら1か所はハマったけど他がハマらん・・・ピン(兼ネジ)を反時計回りに回すとロックが外れることは分かったので、一旦外してまたスマホ検索・・・インテル公式動画がイマイチだったため、助かったのがこの動画でした。
 

 簡単に言うとピンは90度回転する構造で『ロック状態』と『解放状態』の2形態になるっぽく、取り付ける際には解放状態でないといけない模様。正面視してピンにある小窓みたいな部分が開いた状態でこっちを向いていると解放状態ということでしょう。この動画が無かったらマジで俺クーラー壊したかもしれんぞ、ちゃんと説明しろインテル。
この状態が正解

これだとダメ


 上から見るとピンの小窓は全て対角線方向の外へ向いている必要があります。そしてピンにはなんかよく分からない記号みたいなのか付いてるんですが、全部同じ向きに揃うのかと思ったらどう考えても対角線上の2つで1セットの向き。縦横縦横、となるようでした。説明書だと隣接するものが同じ向きの縦縦横横スタイルで描かれており、上記動画ではこの印については話で触れておらず、でもインテルの動画だと私と同じ対角で同じ並び順。実は深く考えて付合されていないのではないか、とちょっと疑いたくなりました。こんなところで苦労すると思いませんでしたよ。
インテル動画はちゃんと私と一致した、説明書よ…

・メモリを取り付ける

 メモリの増設ぐらいだとひょっとしたら会社のPCですら実行することがあるかもしれないので他の改造作業と比べると経験した方の人数は多少多いかなと思います、実際これは簡単。こいつは差込口のうち片方だけ上から押すとパカッと開いてロックが解除される方式で、(マザーボードによっては両側とも開くかも)解除された状態でメモリを上から真っ直ぐ差し込んでグッとしっかり奥まで突っ込んだらロックして完全に固定。メモリは切り欠きの場所から向きはすぐ分かりますし、ロックする際もメモリの窪みと固定具側の出っ張りが合致しないとハマりませんから、差し込み不足なら見た目で分かります。
 最大4枚挿せる仕様ですが駐車場みたいに空いてたらどこへ行っても良いわけではなく順序があります。マザーボードの説明書に従い、1枚ならDIMM_A2スロット、2枚ならA2とB2スロットを使います。優先的に使う2スロットは灰色、残りは黒く塗ってくれてるので分かりやすいです。端子に指で触れると壊れる可能性があるので念のため手袋着用、鉄道博物館でシミュレーターを遊んだ際におみやげでもらったやつです。信号、、、よし!


 あと、バラシていったケーブル類の中で唯一マザーボードから直接生えて単独で動作するビープ音スピーカーらしきものがあったので、これは小さくて失くしそうだったのでついでに先に突っ込んでおきました。

・I/Oパネルを取り付ける

 先に取り付けるものが終わったらいよいよマザボの取り付けに入りますが、まずはI/Oパネルをはめ込みます。ちっさい突起がたくさん付いているのでこの抵抗でハマってるんですね。


 続いてマザーボードを取り付けようとしたんですが、ぎゃああああああああ!!!!!!

 どうやらパネルで指を切ったようで出血。。。寒くて乾燥した時期に薄くて鋭い金属を触って力を入れてはめ込んだので無自覚にサクッと行ってました。あやうく血でマザーボードを破壊して1万5000円お釈迦にするところでした。さっきメモリを触る時には手袋してたのになんで外したんだ俺よ・・・というわけでみなさんもI/Oパネルでの怪我には要注意。ちなみにまあまあ深く切ったらしく翌日も絆創膏で抑え込んでないとジリジリ痛かったです。

 というわけで血が止まるまで一時中断。再開後にマザーボードを配置。実は先代のH170PROはATX規格でありながら横の長さが規格最大長より少し小さい変則型だったので、新しいのを設置して同じネジで止めて行ったら3本足りませんでした、右端の3か所分のネジが旧製品だと存在しないネジ穴だったわけですね。まあなくても行けるか、と思ったんですが後でドスパラから届いた部品を漁ってたら同じネジがあったのでちゃんと全部留めました。付属品一式ちゃんと送ってもらえるって大事。
3か所ネジが足りない^^;

・電源ユニットを取り付ける

 マザーボードを取り付けたら次は電源です。電源ユニットは必要なケーブルだけを自分で取り付けるフルプラグインタイプでした。前のやつは絶対必要なマザーボードとCPUの電源ケーブルだけ本体から直接伸び、他は個別に付けるセミプラグインだったようです。こういうのもやらないと知識として分からないことですね。
 私のやつはケース内が広いとはいえ、先に差し込んだ方がたぶん楽なので必要と思しきケーブルを事前に差し込んでからケースへセット。ケース側には簡単なガイドレール的出っ張りがあるので、ズレが無くて良いですね。ユニットの上下はどっち向きでも取り付けられるようですが、このケースは上面電源でケース天面は穴が無いのでファンが下を向いていないとエライことになります。最近は下段設置、かつケース下面には穴が空けてあって下から空気を取り入れる『下段設置ケース・下面ファン設置』が主流だとか。

 必要最低限のケーブルだけ、と言いつつやっぱりごちゃっとしてしまうのは仕方ありません。電源を画像で言うと左(ケース後方側)へスライドさせたらネジ止めしてこの作業は完了。ここからいよいよケーブルを順番に差し込んで行く大事な作業に入ります。

・ケーブルを取り付けて行こう

 玄人志向の電源ケーブルは特に説明書とかも無いので自分で解読するしかないですが、外箱に書いてある図をそのまんま適用していけばそんなに苦労しません。マザーボードは本体に文字が書いてありますが、一応手元に説明書を置いて意味を確認しながら取り付けると理解も深まります。


 一番ゴッツイ24PIN M/B が24ピンマザーボード用、電源側は24ピンで1セット、マザボ側は汎用性を持たせるために20+4の形になっています。マザボ側でこんなものが入る場所はどう見ても一か所なので、あとは形状を見て向きを間違えなければ大丈夫。ATX_PWR(ATXパワー)と書いてある場所に差し込みました。20と4に分かれてるからちょっとだけやりにくいですね。そして玄人志向の製品では24ピンの隣にもう1つ6ピンのケーブルがくっ付いており、これは余ってるのかと思ったらそうじゃなくて、6PIN SENCEという場所に差し込んで使います。要するにマザボ側の24ピンに対応する本体側は合計30ピンで電力を供給するわけです。できれば公式サイトの電源のページにこれを併記しておいてほしいんですが、Xで過去にこう投稿しているのが『玄人志向 電源』で検索すると出てきます。

 こういうのでイラッと来る人は玄人志向を買わない方が良いでしょうね、人それぞれです。次に8PIN CPUと書いてあるやつをマザボ側の ATX_12V と書いてある場所へ。マザボ側コネクターは4+4になっていたのでこれもまたちょびっと入れにくいです。ただ、最もやりにくいのがマザーボード説明の画像で右下にある PANEL と書かれた部分。横に10列ぐらいピンが並んで立っていますが、ここに挿すのは前面パネル側から伸びている2ピンの細かいケーブル×4本。電源ボタンのライトなどを点灯させるためのものです。

 泣きそうなぐらい小さい上に、1つを挿すとそれが邪魔になって隣のやつがさしにくくなり、かといって大元は束ねられているので1本ずつ確実にやろうとしても1つ挿したら他のやつの動きがかなり制限されます。全部似たような形状なのでどれをどこに付けるのかよく見ておかないと分からないので、POWER SWとかPOWER LEDとか書いてあるものをよーーーく見て確実に付けて行きましょう。向きが分かりにくいんですが+と-があって反対にすると電気が通じませんが、ここは大型の取り付け部分と違って逆向きでも普通に入ってしまいます。+側はよーーく見ると▽みたいな印がついてるんですね。
 ちなみに私の場合、ケースが大きいことがここでは災いしました。かなり深さがあるので一番手前の列、HDD_LED(ストレージアクセスランプ)とRESET SW(リセットボタン機能)を取り付けようとすると自分の指がケースに当たって真っ直ぐ挿すことがなかなかできず苦戦。結局4本のケーブルをまとめて掴んで慎重に降ろし、8本のコネクターの穴にピンの頭が全て入ったらそこから丁寧に1本ずつ奥まできちんと差し込みました。途中「もういっそテープで巻いて固定してやろうか(怒)」と思いましたね。取り回しが許されるのなら、ここは先に取り付けてからマザーボードを固定した方がやりやすいのはやりやすいでしょう。
 なお、これはまた構成によるんでしょうがこのケースはPOWER LED(電源ランプ)だけ3ピンと2ピンのコネクターが芋づるでくっ付いていて、前のマザボの時から使用しているのは2ピン側、3ピンは不使用でした。たぶん3ピンにする場合もあるから両方ついてるんでしょうけど、最初に分解する時に『POWER LED 3ピン 未使用』とメモを貼っておいたので「余った!?」とかならずに済みました。

 前面パネル側からはもう1つ、USB 3.2 と書かれたちょっと太めのケーブルも伸びています。これは名前の通り前面パネル側にあるUSB端子を動かすためのもので、たぶんこれで電力と通信の両方をひとまとめにしてるんでしょう、知らんけど。このマザーボードの場合、USB関係は

USB 3.2 Gen1 コネクター
USB 3.2 Gen1 ヘッダー
USB 2.0 ヘッダー

の3か所もあり、正直「はて?USB3.2のどっちだったっけ?」となりましたが、明らかに形状が異なっていて間違えた側には取り付けようがありませんでした。で、どっちに付けたんだったかなw(←それゆえ覚えていない、というかUSB規格が複雑すぎる)
 
 前後のケースファンはマザーボードのファンヘッダーと呼ばれる部分にケーブルを接続。CHA_FAN1とCHA_FAN2に取り付けました、CHA=チャシーの意味っぽいですね。(NASCARファンは決してシャシーとは呼ばない)このマザーボードは3か所のケースファン接続部があり、これらの電力はマザーボード側から供給されるので直接電源と繋ぐことはありません。ケースファンがたくさん付いている人は念のため使いたいマザボに必要なファンヘッダーがあるのか確認した方が良いでしょう。
 ちなみにファンヘッダーは4ピンで待ち構えていますが、ファンから出ているコネクターは3ピンなので1つ余りました。FAN PWMという部分は精密に回転数を制御するファンの時に使用するものなので簡素なファンでは不要な部分。余ると左寄りと右寄り、どっちの3つに挿せばいいのか分からなくなりそうですが、実際はピンの隣に小さな突起物が配置されていてコネクター側の窪みと合わないと絶対入らないため、間違えて取り付けることはまあ無いと思います。全くの余談ですが、当ブログでは一度だけPWMという単語が過去に登場しています、そう、VVVFインバーターについて語った時ですw

・周辺機器のケーブルを取り付けよう

 これで基本動作に必要なマザーボード本体への電力供給、そこから電気を貰える電源ランプ、ファン等、CPU、USBポートに電力がいきわたったはずです。あとはSSDと光学ドライブに電力を供給してデータ通信ができるようになればPCとして成立します。これはさっきまでの細々した作業と比べれば大したことはありません。特にグラフィックボードだのなんだのと色々なものを取り付けていなければ必要なものは極めて少ないです。
 SATA通信ケーブルはそれぞれのストレージ、光学ドライブとマザーボード側のSATA6G_1からSATA6G_4までのいわゆるSATAポートへ接続するだけ。順番はバラバラでも構わないとは思いますが、一応OSが入って起動に使うストレージを1番にして、光学ドライブを一番最後にしておきました。この際、ついでに元々ドスパラBTOでシステムドライブとして使用していた128GBのSSDをデータ用として取り付けて再利用するので増設しておきました。私の構成だと情報のやり取りに使うケーブルはSATAケーブルしか無かったです。
 PCケースにあるのは5インチと3.5インチの取り付け場所なので、2.5インチしかないSSDはそのままでは取り付けられません。そのため3.5インチの大きさがある何かしらの枠=マウンターを購入して、SSDをマウンターへ、マウンターを3.5インチベイへ、と取り付けます。なおドスパラさんはさすがプロの仕事で、マウンターを使わずケースにネジ穴をブチ空ける改造で直付けしていました。だからそれを交換した今のSSDも1台は直付けされていますw

 こうなりました。配線はごちゃついていると見た目も悪いし空気の流れを妨げるとよろしくないそうなので、後で全部終わったらてきとーに結束バンドでまとめます。元々ドスパラはプロの仕事で綺麗におさめていましたが、私には全くできそうもないのでてきとーです。とりあえずちゃんと動くまではカバーを開けておいて確認と作業がすぐできるようにしておきます。

・さあ、いよいよ起動だ

 緊張の一瞬です、いよいよ電源を入れます。失敗したら全部壊れる可能性だってゼロではないし、間違っていて全部最初からやり直すおそれだってあります。ああ怖い、でももう今さら後悔しても遅い、いざ、ゲームセンターCX、課長、オン!(シャキーン)

おお!ファンが全部ちゃんと動いた!
あれ?電源ランプ付いてねえ^^;
あ、でも画面は出た!成功?失敗??

 スクショとか何にも撮らなかったのが失敗でしたが、とりあえず初回起動の画面からとりあえずF1を押してBIOSセットアップ画面に入れ的な説明が書いてある(もちろん英語)ので従って操作。BIOS画面はマザーボード同梱の説明書、では分からないので予めメーカーのサイトで説明書をダウンロードしてスマホですぐ見れるようにするか印刷をお勧めします。
 特にいじるものはないはずなので終了していざ起動!、、、、、

しない(´・ω・`)

 なんかもう1回初回起動と同じ画面。もう1回同じことをやって、おお、今度はASUSのロゴが出て円がグルグル回って読み込みだしたぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

進まない(´・ω・`)

 仕方ないので電源を落として一旦思案。忘れてたけど増設したSSDはフォーマットしてなかったので、起動順位は下げてSATAポート1番を読むように指示してるけどシステムドライブが2つあることで何か交錯してるかもしれないため、一旦SATA通信ケーブルを抜いて構成から脱落させました。ついでに電源ランプが付かない件についても確認したらなんと!プラスマイナスが逆でした。まいったー、またあの細かいやつやらなあかんのか、ちゃんと見たのになあ、さっきどうやって挿してたっけ・・・(こちゃこちゃこちゃこちゃこちゃこちゃ)。入らへん!あ、そうや束ねるんやった、あ、一発で行けたわw

 というわけでもう一度、課長オン!・・おおー電源ランプ付いた!今度はASUSのグルグルから数秒で起動した!すぐWindows立ち上がった!たぶん成功!マジでほっとしました。午前11時半ごろから作業を開始、昼食、夕食を挟んで午後8時ぐらいだったので、実質6時間ぐらいやっていたと思います。(裂傷による待機時間含む)


・組み立ててから安定動作するまでが大変

○音声が出ない

 Windowsのライセンス認証もデジタルライセンスで問題なく通過、新しい構成になったので一気にあれやこれやとドライバーが落ちてきて画面が忙しい状態です。ただ、なんか画面が荒いというかかくついているというか、毎秒15フレームぐらいの映像で途中のコマが欠けているというか、妙な違和感があります。そんな中でひとまず気になる部分を触っていたらしばらくしてから気が付きました。

あれ?ひょっとして音が出てない?

 音楽を流していないので最初は全く気になっていませんでしたが、システム音も何も鳴っていません。まさか何か挿し間違えたか!?と焦りましたがまずは切り分け。前面パネルにあるイヤホンジャックにヘッドホンを繋いでみると、、、ちゃんと音が出ています。つまりこれは音声信号そのものが届いていないのではなく、HDMIケーブルから音声信号が発出されていないということ。設定を確認したら確かにHDMIの出力が表示されておらず、そもそもドライバーが無い様子でした。結論としては、構成の変更でIntel HD Graphicsがインストールされておらず、そのせいで画面の処理もおかしいしHDMIケーブルから音声を出す仕事もできていなかったようです。
 後から考えると私は初手で失敗していました。新しいマザボを入れて初めてOSが立ち上がった際、通知欄にASUSから『ASUS Armoury Crate』というソフトウェアのダウンロードを薦める表示が出たんですが、この手のユーティリティー系のやつはだいたい必要もない更新確認やら機能やらを勧めてきて邪魔だという印象しか無かったので、導入しないを選んでしまいました。しかし実際は、こいつを最初に入れて自動的に必要なドライバーを検索させるのが最短ルートでした。みなさんもあんまり玄人ぶらずにとりあえず従っておいた方が良いと思いますw

 なんかアーマードコアっぽくてかっこいい画面ですね、名前も似てるしw

○Windows10から11へ

 マザーボードを交換したら、一応動くとはいえ色々と不整合が出るので基本はOSをクリーンインストールする、というのが定石だと思いますが今回はWindows11への更新が待っていますので、なんかまだデバイスドライバーに一部"!マーク"が残ってたり、起動時に全面パネル接続のマウスが認識されない/ドリフト現象を起こしやすかったりするけどひとまずOSをアップグレードしてから考えることに。Windows PC 正常性チェックで旧来の構成では『要件を満たしていない』と書かれたものが全てOKになりました。
 ただメーカー製PCではないせいか『まもなく利用可能になります』的表示は出るものの、Windows Updateにアップグレードをダウンロードする表示が自動では出てきませんでした。仕方ないのでマイクロソフトのサイトから直接ダウンロードしてインストール開始。1時間もあれば完了していたと思いますが、その間は別のことをしていたので正確には分かりませんでした。11をインストールする方法についてはこちらへ。



○ある程度めどが立ったらクリーンインストール

 デカールづくりに必要なInkscapeとか、OpenOffice.orgとかメールソフトのThunderbirdとかが動かないと困るからWindows10に一旦戻らないといけないと思いましたが、さすがにユーザーの多いものだし、基本的には11は10の大型アップデートに近い位置づけなので異常なし。というわけで、もう退路を残す必要もないので、改めて本体機能からクリーンインストールを実行しました。Windows10からはある程度の個人データを残したままOSを入れ直す機能ができたので、もちろんバックアップは取りますが実際に個人データを丸ごと全部外から入れ直すほどの苦労は必要なくなりました。

 Windowsボタン→設定→システム→回復、と進んで『このPCをリセット』を選択し、画面に従って進んで個人データを残す設定で進めるとOSだけが再インストールされます。この際、システムドライブにくっ付いているインストール済みプログラムや後から入れたドライバーは一緒になって全部消えてしまうので、再起動後にまた入れ直す必要があります。セキュリティーソフトウェアなんかもそうですし、ブラウザにGoogle Chromeを使っている方だとこれも後から入れたものなので消えます。一旦はMicrosoft Edgeを使ってインターネットに接続し、改めてクロームを入れ直しましょう。
 もっとも、最近はデータをサーバー同期するような製品も非常に多いので、クロームなんかも勝手にブックマークなどの設定はGoogleアカウントでサインインしたら自動的に同期して元に戻るものも多いですね。まあ私はいちいち同期されたくないから普段は同期をオフにしており、PC上にエクスポートしたものをインポートする昔ながらの方法を使いましたけどw

○便利機能、、、はどこだよw

 PCリセット機能で削除されたアプリに関しては、作業完了後『削除されたアプリ』という名称のhtmlファイルが自動的に作成されるのでイチイチ書いておかなくても見れるようになっています。デスクトップに自動的に保存されている、と事前説明が書いてあったんですが、、、、、、、、無い!w
 何回見ても見当たらないので「しまった、やっぱり書いたら良かったかあ」と思いましたが、試しにドライブ内を「削除」という名称で検索をかけたらちゃんとファイルが1件当たり、場所を開くを選んだらやっぱり置き場所はデスクトップ、そしてさっきまで無かったはずの『削除されたアプリ』がデスクトップにいました、神隠しかよ。これに限らず、あると思ったものが見当たらなかったらとりあえず一度検索をかけてみましょう。
 会社でもいきなり「あったはずのフォルダが消えた」と言われて助けを求められたことがあり(私がPCに一番詳しいので、基本は全くPCとは関係ない仕事をしているけど困ると呼ばれるw)、検索をかけたらなんと!何かの拍子に誤ってフォルダをドラッグ&別のフォルダ内に落っことして探せなかっただけでした!

○クリーンインストールで快調に

 クリーンインストールの効果は絶大で、デバイスマネージャーに存在していた!マークは消滅、USBマウスドリフト現象も無くなってようやくこのPCが本領を発揮してくれた実感がありました。正直、CPUを新しくしたところで元々そんなに処理速度で困ったわけでもなければ、メモリとSSDの性能がボトルネックにもなるので体感速度は変わらんだろうと思ってたんですが、早かったものがもっと早くなりました。ゲームボーイよりも早く起動していると思います(←例えが古い)。早すぎてデスクトップ画面が出た時点でまだUSBポートが起きておらずマウスポインターが一歩遅れて出てきます、たぶん起動順序をいじらないといけないw

○しかし KB5048667 で躓く


 ところがそんな安堵も束の間、最新のWindows Updateを適用していたら12月のセキュリティー更新プログラム・KB5048667 をインストールできず穴にハマります。まだ何か問題があるのかと思って調べると、どうも更新パッチとしてはサイズがデカいこのKBは各所で不具合報告が相次いでおり、なんでも更新に5時間かかったとか更新後ゲームに不具合が出たとか極端にPCが遅くなったとか、色んな情報がありました。
 私の場合、ダウンロード中の6%や8%から数字が進まず、その間PCの処理が断続的に遅くなる状態が発生。しかしパフォーマンスモニターを見るとダウンロード中と書きつつ通信している様子が無いし、メモリやCPUも食っていません。何かの拍子に先を読めずに引っかかっている様子が感じられます。15分ぐらい放置するといつの間にかダウンロード中からインストール中へと表示が替わって100%まで進みますが、100%になると失敗表示が出てしまいます。

○とにかく色々試したが・・・

 セキュリティー関連のアップデートなので放置するわけにもいきません。他のアップデートは完了したのでこのファイル単体の不具合かもしれませんが、問題が起きる環境は『一部』だと言われているのでファイルそのものではなく環境要因の可能性が高いと考えられます。Windows Updateはマイクロソフトのサイトから直接ダウンロードもできるのでやってみたものの、ダウンロードできてもインストールで失敗。Windows標準のトラブルシューティングツールを動かしても「ヨシ!」と言われて何も見つかりません。
 コマンドプロンプトで実行できる様々な手段も片っ端から試しましたが効果は無く、そもそも冷静に考えて直接ファイルを落として実行しても失敗しているということはWindows Updateの自動更新システムではなく仕組みそのもののがこっち側で破損するなどかなり根本的な話が原因になっている可能性が高いなと判断しました。
 結果、せっかくクリーンインストールしたばかりのWindows11をもう一度、今度は上書きインストールという形で書き換えて修復を試みました。困ったときに時折お世話になるサイト、ニッチなPCゲーマーの環境構築Z さんにけっこう助けられております。その中の
というぺージを参考にしました。Windows11本体にもアップデート経由で上書きインストールと同義の動作をしてくれるものが機能として備わっているんですが、今回はそのアップデートの仕組みそのものに不具合が起きている可能性が否定できないので、別の手法を経由した方が得策だろうと判断しました。

○上書きインストール実行!

 というわけでやってみました。てっきり最新のKBまで含めた最新完全体のOSで上書きされるもんだと思ったら、終了後にWindows Updateを実行すると11月のセキュリティー更新プログラムからWindows Updateのやり直しになっています(´・ω・`)
 どうもマイクロソフトのサイトに落ちている上書きインストールのISOファイルは最新のOSビルド(現時点で24H2)初期版と、そこにそれ以降のWindows Update適用パッチを追加で付け加えるかどうかを選ぶ仕様だったようです。ただ、私は『Windows Updateで最新のプログラムを探すか?』的な選択肢に対して「それやってもうたら引っかかって詰むやん」と解釈し拒否。うーん、意味を見誤ったか、ミスったなあ。
 そのため、結局またKB5048667のダウンロードに戻ってきました。でももしOSの不具合が原因ならすらっと通過するかもしれません、更新!・・・・ダウンロード中 4%・・・・うん、進まない。暫く放置するとインストール中になりますが、もう心の中では「どうせ100%まで行って失敗でしょ」と諦めムード。ところがなんとビックリ、インストールから再起動を促す表示に切り替わったではないですか!行けた!今度こそ終わった!

!再起動!

 Windows Updateを開いて、ちゃんと更新できたか履歴を確認s・・・・

PC「KB5048667 再起動が必要です!」
私「いや、再起動したから戻って来たんですけど。もう1回必要なん?」
再起動
PC「KB5048667 再起動が必要です!」
私「えええ、記憶喪失・・・!?もうこれで最後やで。
再起動
PC「KB5048667 再起動が必要です!」
私「人の話聞いてる?」

 何回やっても再起動のメッセージが無限ループするというまた別の症状になって帰ってきました。以前とは症状が違うので、また数日前にやった『あらゆる方法』を試さないといけないのか、と思ったんですが、とりあえず(全く期待してないけど)トラブルシューティングツールを実行。するとなんとビックリ、問題が見つかって修復したと言っています。もう一度Windows Updateを動かしたら再起動ループが消えてようやくスッキリしました。唯一気になったのは、ツールが英語版の機械翻訳で動いてるのか「朗報です!」というちょっと間抜けな書き出しだったことぐらいでしょうか。まあ朗報には違いないので更新履歴を確認、

 えーーーっと、KB5048667が無いぞ・・・まさかスタート地点に戻っただけでまたインストールから始まるのかと思いましたが、いくら更新をかけてもファイルが落ちてくることはありませんでした。

○KB5048667 はそもそも不要だった?

 もうマザーボード交換作業の範疇から完全に飛び出している不要な行動ではあるんですが、なおも気持ち悪いのでKB5048667について探していると、Windows10/11操作関係備忘録 というブログの記事にたどり着き、文末の2行が目に留まりました。

(以下引用)

 KB5048667は、Win11 Homeには不要な更新プログラムであり、通常ダウンロードが行われることはないようである。

(引用終わり)

・・・・・な、なんだってーーーー!!!!!
 ただ個人の1ブログ記事だけでは一次情報がありませんのでさらに検索。すると続いてたどり着いたのは Windows 技! というサイト、実際にはこの方のXアカウントの投稿でした。

 リンク先の記事にもさらに詳しくこの方に起きた状況や検証作業の様子が書かれていました。この『ローカルグループポリシーエディター』というのはWindows 11のプロフェッショナルエディションの機能で、ホームエディションでは無効になっていて通常は設定をいじることもできないようです。私はもちろんそんなものいじった覚えもない、というか数日前に11を入れたばっかりなんですが、症状としては見事に合致していました。うーん、ニッチのPCゲーマーさんのサイトを参考にして過去にトラブル解決した際、有効にしたことがあったんだろうか・・・
 これ以上の情報が見つからなかったので完全な推論ですが、Windows 11 homeなら無効になっていて当然のローカルグループポリシーエディターが誤って有効になっていると、本来11 homeに落ちてこないはずのKB5048667が降臨。ダウンロードは開始されるんだけど不要なプログラムで更新ができないので引っかかってしまう、ということでしょうか。自分の環境が本当にこのせいで発生したものなのかは分かりませんが、なんとなーーーく頭の片隅に入れておこうと思います。

○増設SSD問題だけは解決しなかった・・・

 唯一解決できなかったのは『以前システムドライブとして使っていたSSDをデータドライブとして再利用する』でした。マザーボード交換後の初回起動で立ち上がらずこいつを切り離したら起動した、というのは書きましたが、実はその後も動きませんでした。
 Windowsのシステムが組み込まれたままだったことがよろしくないのかと考えて、とりあえずUSBにより外付けした状態で動かしてdiskpartコマンドのcleanで全消しした後NTFS形式にフォーマットしますが、やっぱりSATA接続するとASUSロゴで固まります。10分ぐらい放置したら不具合が見つかった旨が表示されて修正後に立ち上がるんですが、再起動すると同じ状況に陥ります。
 そういえばもう1台、かつてPS3に使っていたインテルのSSDもあったのでそっちを繋いだら普通に起動して使えたので、SATAポートとケーブル類、電源容量の不具合という線も消えました。実はこのSSD、以前に『3台目にしてみよう』と思って外付けでフォーマットしようとしたら、何回やってもフォーマット途中にエラーを吐いて切断されてしまう(切断されたからエラーが出たのか順序が不明)代物で、フォーマット中遮断を5回ぐらいやったので物理故障を疑って放置していたものでした。PS3に繋いでいたこいつはexFAT形式でしたが、あんだけブチブチ切れたけど特に不具合は無いようでNTFS形式で再フォーマットしたら普通に使えています。
 
 なら起動しない問題は私のやり方に何か問題があるかSSDの物理故障の2択ですが、USB接続だと普通に動いてしまいます。だから故障とは考えにくいんですね。試しに一度、exFATでフォーマットしてみてSATA接続したら普通に起動して認識しており、おうこれでいけたか、と内蔵状態でNTFSにフォーマットしたら、エラーを吐いてディスクの状態がRAWになってしまいました。
 RAWになったらディスクの管理コマンドを開いても『仮想ディスクサービスに接続中』のまま動かず、コマンドプロンプトのdiskpartを起動させてもこのディスクの状態が読めないようで次のコマンド入力に進むことすらできません、つまり起動時と同じ状態です、完全に詰みました。原因不明ですが、とりあえず一旦諦めます。

・マザーボード交換の感想

 というわけで思案からその後までの話を小学生の日記レベルでお伝えしました。事前の下準備から始まってまあややこしい話がたくさんあり、できるだろうと考えていたことが調べているうちに「ん?これ大丈夫か?」と思ってまた一旦戻るようなことも多々ありました。『失敗して壊すより最初からドスパラに持ち込んで組み立て依頼した方が』とも何度か思いましたが、きっとやればできるだろうと試してみて良い経験でしたし非常に楽しかったです。
 何でも自分で考えてくみ上げると愛着も湧くものですし、PC全体の仕組みに対して以前より3mmぐらいは理解が前進した気がします。ちなみにNHKスペシャルの量子もつれの番組を見たら量子もつれ/量子力学について0.000001mmぐらい理解が前進しましたw

 Windows11に関しては、7から8.1のようにガラッと雰囲気が変わるようなものではないので、15分もすれば慣れてしっくりくると思いました。新しい機能で個人的に面白いと思ったのはスクリーンショット機能の1つである画面の切り抜きで、標準状態だとキーボードのPrint Screenを押すと自動的にSnipping Toolが起動して範囲指定画面となり、さらに切り抜いた画像を自動的にその画像データは保存されます。これに関連して私は初めて知ったんですが、以前からWindowsボタンを押しながらPrint Screenを押すと画面全体のスクショは保存できたんですね。いずれも保存先も任意変更が可能です。また、現行バージョンはスクリーンショットだけでなく画面録画にも対応しています。どういう機能制限があるのか分かりませんがたぶん便利ですね。

 当初目玉としてAndroidのアプリケーションを動かせるWindows Subsystem for Android というのがあったそうですが2024年3月、たった1年半ほどの稼働でサポート終了。なんか相変わらずニーズを掴むのが下手くそだなと思いますが、それは置いといて今のところ「致命的にこれが嫌だ」というものは見当たらないですし、『セキュリティー向上のついでにちょっと小ぎれいになった』ぐらいの印象で問題なく使えています。
 さて、今度はメモリを増設できるように今年もお仕事をがんばっていきましょうかねえ、ご清聴ありがとうございました。SSD動かない問題について何かヒントをお持ちの方がいらっしゃれば情報をお待ちしておりますm(_ _)m

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