NASCAR 第6戦 オースティン

NASCARCup Series
EchoPark Automotive Grand Prix
Circuit of the Americas 3.41miles×68Laps(15/15/38)=231.88miles
winner:William Byron(Hendrick Motorsports/Raptor Tough.com Chevrolet Camaro ZL1)


 2021年に初開催されて今年で4回目、NASCAR第6戦はCoTAでのロード コース戦です。ダウンフォースが効いたF1で走るのとうってかわってS字区間をもっさりと走り抜け、ターン1と12を中心によくミサイルが飛んでくる、そしてコースは舗装されている限り基本的に走りたい放題の自由主義な一方で、S字であるターン3~6に限っては縁石の内側に4輪が入ってしまうと即座にピット通過ペナルティー、という異常に厳しい一面もあるので他のカテゴリーでのCoTAのレースとはだいぶ別物として見ることができます。
 今年の変更点としては、ガイコ リスタート ゾーンが最終コーナーを立ち上がるとすぐの場所になっています。一見するとリスタートからターン1までの距離が伸びて勝負ができるように思いますが、実際は昨年のインディアナポリスでのリスタート位置変更と同じで、後方のドライバーがまだ最終コーナーを抜けていないうちに加速が始まることですぐに隊列が広がり、余分な事故の発生を防ぐ目的での変更です。前方の選手に絞れば勝負できる距離は少し伸びているので、上位が面白く争って中団の変な事故が減ったら一番理想的ですが、まあそう上手い話にはならないでしょうw

・スポット参戦ドライバー

 ロードコースと言えばスポット参戦の選手。前回の記事でも書きましたが、23XIレーシングは3台体制となって小林 可夢偉がNo.50のカムリで出場。昨年のインディアナポリスでは慣れないストック カーに苦戦した上にコーションが全然出ないから離されたら全く追いつかず、挙句の果てにステンハウスに撃墜されて見せ場が無かったので今回こそは雄姿を見たいところ。
 コウリッグ レーシングも3台体制で、スポット参戦車両のNo.13にA.J.アルメンディンガー、複数ドライバー制のNo.16はシェイン バン ギスバーゲン。MBMモータースポーツがティミー ヒルを擁して久々に登場するので、普段より3人多い総勢39人の参加となっています。
 併催レースにも話を広げると、エクスフィニティー シリーズにはSS グリーンライト レーシングからダニール クビアト、サム ハント レーシングからはかつてNTTインディーカー シリーズに4シーズン参戦していたエド ジョーンズが登場。クラフツマン トラック シリーズにはこちらも元インディーカー選手・ジャック ホークスワースがトライコン ガレージから参戦しています。練習も兼ねてカップと掛け持ちで出場しているドライバーも数名。

 一方で、昨年の段階から今年もNASCARに挑戦して5戦程度出場する意思を示していたオーストラリア人ドライバー・ブロディー コステッキの姿は今回はありません。前戦の記事にアールグレイさんから頂いたコメントで知りましたが、コステッキはもちろん本業はオーストラリアのレプコ スーパーカーズ 選手権。ところが所属するエレバス モータースポーツと何かオフの間に問題が発生したようで、開幕戦から理由不明の欠場になってRSCに出場していません。
 チームもコステッキも具体的にこの問題に言及していないため詳細が分からず、調べた範囲でもメディアが理由をある程度推察しているような記事も無いのでマジで謎の様子。昨年の時点ではコステッキはリチャード チルドレス レーシングからNASCARに参戦するか、もしくはエレバスが直接RCRのサテライトとして参戦するかも、とすら言われていたのにどう見ても今はそんな雰囲気ではありません。

・Craftsman Truck Series XPEL 225

 ポールシッターはこれがデビュー戦の17歳・コナー ジリッチ。ジリッチは当ブログでは昨年のワトキンスグレンの記事で名前が登場しています。しかしジリッチはスタート後のターン1のブレーキングで完全にロックさせてしまい直進、苦いデビューとなってしまいます。その後のレースは多くをコリー ハイムがリードしてレースを支配し、いよいよホワイト フラッグ、と思ったら

 マルコ アンドレッティーの車からタイヤが車軸ごと脱落する謎の事件が発生しオーバータイムへ。しかしハイムはリスタートもきっちり決めて今季初・通算6勝目を挙げました。開幕からの5戦で全て6位以内という抜群の結果を残しています。ジリッチは4位、ロス チャステインが5位、そしてホークスワースも優勝争いに絡む走りを見せて6位でした。

・Xfinity Series Focused Health 250

 ポールを獲ったのはラーソンでしたが予選後のセッティング変更により後方へ、ギスバーゲンが実質ポールでレースが始まりました。アルメンディンガー、ラーソンと多くの時間でリーダー争いを繰り広げることになります。ギスバーゲンは残り9周でアルメンディンガーを抜いてリードを奪いますが、43周目/残り4周で接触事故による液体が原因でコーション発生、オーバータイムへ。
 このリスタートでもリードを守ったギスバーゲンでしたが、ターン11で多重事故が発生してまたもやコーション。アルメンディンガーはトラック リミット違反で後方リスタートを命じられて後退したのでこれでライバルが1人消えたかと思いきや、続く2回目のオーバータイムリスタートで2列目のオースティン ヒルがギスバーゲンを押しのけてリードを奪還。ここからギスバーゲンとヒルの壮絶な争いが発生しますが、ガツガツやり合った末にターン15で2台がもつれる隙間をラーソンが抜けていきました。
ボロボロのSVG、押し出されるヒル、そしてすり抜けるラーソン

 ラーソンはオーバータイム前のコーションの際、フラット スポットができていたので5位を捨ててタイヤ交換を行っていましたが、2度のオーバータイムが味方しての逆転劇、レースをリードしたのはこの1周だけでした。一方ヒルとギスバーゲンは最後までやり合っており、最後もギスバーゲンがぶつけて2位を強引に奪ったものの、トラックリミット違反で30秒ペナルティーを受け正式結果は27位。
 レース後のギスバーゲンは「ヒルが自分を押しのけていった」と主張し、ヒルは「なぜか分からんが彼はえらく早いことスロットルを戻した」と見事に平行線でした。昼間からギスギスのバーゲンセールです。なおクビアトは21位でした。


・カップシリーズ
 予選

 ブッシュポールはバイロンが獲得、僅か0.015秒及ばずにギブスが2位となりました。3位レディック、4位ベルと今週もカムリが上位に多く顔を出し、5位はなんとラジョーイでした。チャステイン、トゥルーエックス、ハムリンと続き、ロードコースでまずは復活の1勝を挙げたいであろうエリオットが9位。でもGen7導入以降そこまでロードコースで圧倒的ではないんですよね。ギスバーゲンは12位、アルメンディンガーは14位からのスタート、間に挟まる13位がヘイリーです。中団チームもなかなかみなさんやりますね。可夢偉は25位からのスタート。

・ステージ1

 スタート直後のターン1の攻防、外側からスタートするギブスは内側のミサイルを警戒したような動きで1つ順位を下げ、まずはバイロンとレディックが先攻。ターン11の先でラジョーイ、トゥルーエックス、ウォーレスの3台が接触したこともあり、半周したらもう6位以下がかなり離れてしまいました。この接触でカムリ2台は緊急ピット、ラジョーイも明らかに不調になりました。
 せっかく2位になったレディックでしたがややペース不足なようでこの後4位に後退。一時3秒以上の差を築いたバイロンに対してギブスとベルが少しずつ詰めていくうちにステージ1はもう残り僅かとなりました。
 今年はまたロードコースでのステージ間コーションが復活しているので、大半の人はステージ終了前にピットへ。リーダーのバイロンと2位のギブスは定石通り残り2周でピットに入り、既に1勝しているのでちょっと方向性を変えたいベルが逆張りのステイアウト。ステージ1を制しました。ステージ上位6人はステイアウト組で、バイロンがピット組最上位のステージ7位でした。

 ベルはわりと童顔だなあと思ってましたが、さすがに29歳ともなると普通になってきたのとギブスがホント子供に見えるので相対的な問題もありそうですw


・ステージ2

 ステージを4位で終えたシンドリックですが接触でかなり鼻が潰れているのでピットが開くのを待たずに修理のためピットへ駆け込みました。オーバルほどピットからの情報は重要では無いですが、先週は喉が不調なのか声が完全に枯れていたジェイミー リトルの声が元通りになっていたので安心してピットからの情報を聞けます。
 ステイアウト組の中でもベルとマイケル マクダウルは2ストップ戦略を考えているようでここでもまだピットには入らず、19周目にこの2人の1列目でリスタート。マクダウルは今日そんなに速くないので次々抜かれて行き、ベルも翌周にはバイロンにかわされました。戦略が違うのでここは我慢する時間帯です。マクダウルはこの後おそらくパワステが壊れたとみられ、それでも懸命に走りましたが38位でした(T T)
 22周目、6位まで後退したベルがターン11で前にいたラーソンに追突。ラーソンはスピンしてほぼ最後尾となります。ラーソンがちょっとミスって通過速度が遅くなってはいましたが、ベルが不用意に突っ込みすぎてますね。レース後この件についてベルは素直に謝罪の言葉を口にしました。ベルはこの後24周目まで引っ張って5位から1回目のピットに入りました。

 リーダーのバイロンはここでも2位のレディックに2.5秒ほどの差を付けて快走、3位にギブス、4位はリスタート祭りになったら暴れそうなチャステイン、5位にはアルメンディンガーが付けています。そういえば可夢偉どこ行ったかな、と私が思い浮かべて順位を見ようとした瞬間の26周目、

 おいおい嘘だろ、またステンハウスと絡んでます(。∀゜)ターン8でステンハウスが思いっきり可夢偉を押し、ここは砂だらけなので可夢偉がスピン。そして素通りしようとしたステンハウスに可夢偉の左フックが命中して見事に2台ともスピンしました。ステンハウス、自業自得w

 このステージも当然ながら多くの車はステージ終了前にピットに入ってしまい、ステージ勝利は今日ほとんど目立っていないハムリンの手に。ブレイニー、トゥルーエックスが続きました。上位7人はステイアウト組でバイロンは8位でステージを終えました。
 ここから先は2ストップでも3ストップでも残りあと1回のピットというのは同じ。本来なら2ストップ狙いのベルはこの時点である程度前方にいたいはずですが、給油の際に少し手間取って時間がかかってしまいステージ20位、3ストップ組の多くより後ろに回ってしまいました。タイヤも古くて燃料もキツイ環境、ちょっと苦しくなりました。

・ファイナル ステージ

 バイロンとチャステインの1列目で34周目にリスタート、残り35周。内側を選択したバイロンでしたがターン1のブレーキングでかなりロックさせてしまい、出口が大回りになってチャステインにかわされました。ギブスもバイロンの前に出て本日の最速ドライバーに2枚の壁が立ちはだかります。
 「多くのドライバーが抜きにくい相手としてチャステインの名前を挙げている」という映像をFOXが流すと、この映像が終わるのを待っていたかのように36周目のターン1でギブスがチャステインにしかけました。しかしここはチャステインがしのぎ、確かにみんなの言う通りだなあという説得力の増す結果となりました。

 ギブスは翌周には逆にバイロンに抜かれ、バイロンはチャステインを追いかけることになります。ギブスの後ろ、4位にはボウマン、6位にもエリオットがいるのでヘンドリックがなんやかんやまとめてくるなあと思った矢先、
♪デデーン
チェイス小林 アウト~

 エリオットはミスった拍子にうっかりトラックリミットを超えてしまいました。問答無用のペナルティーで脱落。さらに41周目には5位を走っていたカイルがターン1でベルとの接触によりスピン、その前の周には中団でブレイニーも自分からミスってスピンしており、なんかレースが荒れてきました。
 2位となったバイロンは少しずつチャステインとの差を詰めて行き43周目には背後に付けました。チャステインは舗装された部分を全部使ってトラックを縦横無尽に動き回りマジで抜きにくい存在でしたが、バイロンは1周かけてじっくり組み立てリードを奪い返します。とはいえ抜かれたチャステインもまだ後ろでうろちょろしているので、何か仕掛けてこないかおそらくバイロンも気になっていることでしょう。
 航続距離は長くて24周ぐらいと予想される中、4位のボウマンがアンダーカットを狙って残り24周でまずはピットへ。これを見て翌周にバイロンとチャステインが同時にピットに入ります。バイロン陣営は10秒台の迅速な作業で実質1位を守った一方、チャステイン陣営は左後輪の交換でややもたついたことで3秒ほど余分にかかってしまい、ボウマンに逆転を許しました。この後ピットに入ったギブスもやはりボウマンにアンダーカットされて実質ヘンドリックはワンツー体制。

 サイクルが一巡して残り17周、バイロン、ボウマン、ギブスのトップ3。4位のレディック以降はバイロンから10秒以上離されています。2ストップ作戦のベルは意外と2回目のピットを引っ張り、残り19周まで待ってからピットに入ったので上位勢よりは4~5周新しいタイヤを履いており、でも引っ張ったぶんだけ離されてバイロンから13秒差の6位。ちょっと離れすぎてますね。
 残り8周、ギブスがボウマンをかわして2位となりますがバイロンとは約3秒差。一方タイヤの新しいベルはトラック上最速の速さを見せて4位まで浮上。この時点でバイロンとは6.5秒差、毎周1秒ほど速いので計算上は前の車に引っかからなければギリギリ追いつくかどうかというところです。バイロンとするとコーションが出ると困るのと、航続距離が際どいので燃料を節約しながら走っているであろう点が気にはなります。

 ベルは残り7周でボウマンを抜いて3位となりギブスにも迫ったものの、なかなか抜くには至らず。そのまま残り3周までレースは進み、ターン12でさすがに先輩の気迫を感じたかギブス君が譲ってベルはようやく2位となります。バイロンとはあと2周で2.5秒差、うーん、やっぱり引っかかったぶんちょっと届かない?
 ベルは確実にバイロンとの差を詰めており、またこのレースは昨年・一昨年といずれもオーバータイム、今週の併催レースもみんなオーバータイムなので当然みんなそこを期待してはいたと思いますが、何も起こらずホワイトフラッグにたどり着いて最終周へ。ベルはここまで追いつきましたが

 あと1周あったら追いつくかな、というあたりで時間切れ。バイロンがデイトナ500に次いで今季早くも2勝目を挙げました。通算12勝目、ロードコースでは昨年のワトキンスグレン以来の2勝目です。

 ベルは給油での大幅な損失が無かったら、あるいはそもそもバイロンと同じ普通の戦略だったらどうだったかな、という2位。しかしレース後には一悶着あり、最終ステージで接触したカイルがすごい剣幕で詰め寄ってきました。

 カイルは41周目のターン1でレディックに内側を衝かれたので、あえて内側を開けた上でV字のライン取りで鋭角に立ち上がろうとしました。しかしそれを後ろで見ていたベルは普通のラインでターン1に進入、その結果ちょうどターンの頂点に来たベルと、外からV字のラインで戻ってきたカイルが交錯していました。カイルからすると「俺が外から来てるのに引っかけるなや」となり、ベルからすると「カイルさんちゃんと内側見てください」となります。個人的にはレーシング インシデント、お互いにやや不用意だったかなあと思いました。

 レース結果に話を戻すと、3位のギブスはこれで第2戦から5戦連続トップ10フィニッシュ、ドライバー選手権で2位に付けています。4位にボウマン、5位レディックと続いたのでトップ5はヘンドリックとJGR勢で独占。6位にアルメンディンガー、抜きにくいチャステインが7位でした。ペナったエリオットは16位、ギスバーゲンは20位、可夢偉は29位、可夢偉の宿敵・ステンハウスは28位でした。また、17位でチェッカーを受けたヘイリーはレース後車検で最低重量を満たさなかったとして失格になりました。

 ちなみに、ギブスが選手権2位なら選手権1位は今誰なんだというと、実はトゥルーエックスです。ステージ勝利はまだ一度も無いものの、ステージ ポイント獲得数が全ドライバー中2番目に多く、ブリストルでの2位も効いています。昨年のレギュラー シーズン王者は今年もコツコツと稼いでいます。


 大荒れだった先週のブリストルと差し引きゼロにするように特に波乱も無く、見所といえば現在最高のオールラウンダーと言えるバイロンとベルが異なる作戦でも最後まで優勝を争ったことぐらいだったでしょうか。コーションが出なさすぎるのでステージ間コーションが復活しましたが、あったら波乱が増えるかというとカップ選手になると案外そうもならないですね。
 たぶん運営とテレビ局的には「あっても無くても一緒なら、確実にコーションを入れて長いコマーシャルを挿入できるステージ間コーション有りにした方が良い」と考えていると思いますが、私は「あっても無くても一緒なら、予定調和でレースせずピットに駆け込むのは興ざめだからなくて良い」と思うので、これはもう見ている側が最初から真逆なんだろうなと改めて思いました。
 ベルは給油の際にクルーが1缶目を渡して2缶目を受け取る際に掴み損ねてしまい、あの死ぬほど重たい給油缶を一瞬片手で持つような状態になったので、うまく給油口に差し込めずにドボドボこぼしたのが損失に繋がりました。ステージ1のポイントと優勝を同時に狙うという難題に挑戦して成功する一歩手前だったのは正直驚きで、バイロンとともに総合力という点では一流の集う場でも頭一つ抜けている印象を受けます。
 そのバイロンは今年も去年の6勝と同等かそれ以上に勝ちそうな雰囲気で、一方でチームメイトのエリオットは非常に存在感が薄れています。Gen7時代になってロードコースで勝てていないですが、全体でも2022年以降に勝ったのはドラフティング トラックのアトランタとタラデガ、コンクリート舗装のドーバーとナッシュビル、そして三角形のポコノーと全部どちらかというと特殊な開催地です。
 基本的にGen6以前のサスペンションぐにゃぐにゃ、タイヤも分厚くてよれよれ、という変な特性の車を、変な表現ですがまともに走らせることができるために力を発揮できるタイプで、近代化した今の車ではみんなまともに走るので相対的な強さが薄れたのかなあ、とも感じられます。自分のイメージと実際の走りがなかなかかみ合わなくて思ったよりも苦悩の深みにはまっているかもしれません。

 そして可夢偉ですが、今回また参戦にあわせてGAORAが緊急生放送したようですが、この感じだとさすがに次回また参戦しても放送を入れてくれるのかちょっと微妙な感じもします。元々こんな重たい車両でレースをしてきた人ではないのでストックカーには非常に苦労したと前回の時点で正直に話していたと思いますが、今回も同様だったと思います。23XIレーシングに3台目をきっちり走らせてあげる余力が小さい、というのもひょっとしたらあるのかもしれませんが、レギュラー2人の車には競争力があるのでそんなに遅い車ではないと思われます。
 現在もスーパーフォーミュラとWECに参戦しているのでシミュレーターで一生懸命ストックカーの練習をする時間も無いでしょうし、こっちに適合した運転を学んでしまうのもそれはそれで変なクセが付いて本職に影響するのでやるわけにもいかないと思いますが、そうすると何回出てもステンハウスと絡むしかなくなってしまいます。ギスバーゲンがいきなり勝ったり、キミ ライコネンもかなり速かったのでついつい期待してしまうものの、かなり壁は高そうです。でもこれに懲りずにまた姿を見せていただけると盛り上がるのでありがたいです。というかライコネンがバケモノだと思うw

 次戦はタイヤ消耗レースのリッチモンド。YouTubeに動画が公開されると予想される4月3日は『DAICHI MIURA ARENA LIVE 2024 OVER』を見に行っているので、見終わるのはかなり遅めになりそうです。楽しみだなあ。


コメント

まっさ さんのコメント…
スイカ投げ不発....
まだシーズンは長い。取るぞチャンピオン!
某国内中継で見てましたがステージ間コーション無しっていう情報で放送してて、なんでコーション?
コース清掃でイエローか!っていう感じでした。。。(ステージ2終了後も同一)
チューズ ルールではなく先頭のみがインサイドかアウトサイド選べて後は無線で忙しく並べる。っていう内容でした。
ステージ終了2周前でピットクローズ。ステージ間コーション復活。ペナルティの条件把握はして頂きたかったです。
INDY中心とはいえ、有料放送ですのでもう少し最新情報を踏まえて放送して欲しいなと思いました。
5月は1100マイル中継するそうなのでスイカ割りを日本語で見れると前向きでいます。

アールグレイ さんの投稿…
マルコは調べるとアンドレッティーファミリーから離れて地道にトラックシリーズやARCAからストックカーキャリアを積んでいるんですね。
インディカーでは当時の最年少勝利を記録するなど神童扱いされていましたが、15年間フル参戦して通算2勝と思ったよりあまり活躍できなかったので、環境を変えて新しいチャレンジをするのは良いタイミングだと感じます。
父親のマイケルがオーナーのアンドレッティーグローバルならいつまでも乗れた?環境だった様ですし。
ファミリーの中ではデイトナ500を勝ったマリオやカップシリーズ通算2勝の故ジョンもいるので、マルコのカップシリーズデビューも見たいです。

HMSはエクスフィニティーもカップもポールトゥウィンですか。
バイロンもベルと同じくトラックを選ばない活躍ができる様になったドライバーになりましたね。
今回の上位はほとんどロードコースでの勝利経験あるドライバーで占められている辺り、やっぱり得意不得意はあるんだなと。
ステージ間のコーション復活をしたら、それでもそれ以外の理由でのコーションは出ないオチにはなりましたがw
日日不穏日記 さんの投稿…
バイロンの強さが際立ったレースでした。ストラテジーで後退した時以外は、殆どトップだったし、ステージ間コーション以外に、コーションが出ても結果は同じだった気がします。ベルとカイルはレーシングアクシデント以外の何物でもないので、抗議に行くのはお門違いかと。まぁ、トップ10に入ったので、良いとしましょう。
エリオットの元気のなさと、可夢偉の結果はちょっと。マシンには恵まれているので、20位くらいは期待していたんですが、無理に出る必要はなさそうな気が。唯一、良かったと思ったのは、アルメンディンガーが、ギスバーゲンを上回ったこと。カップ戦にいつ出られるかは分からないけれども、限られたチャンスをものにした欲しいものです、ところで、カーナンバー16の候補だったタイ・ディロンは何処に?
SCfromLA さんの投稿…
>まっささん

 あらあGAORAさん情報不足だったんですね、稲嶺さんいるのにどうしたんだろう。スイカ投げは不発だったかもしれませんけどけっこう良い走りだったと思うのでシャーロットのスイカ投げも期待できそうですね。稲嶺ディレクターによるとコメンタリーは別々だけど裏方数名だけ1100マイルぶっ通しの仕事だそうで・・・^^;
SCfromLA さんの投稿…
>アールグレイさん

 私が一時期インディーカーを(NASCAR見れない代わりに)見てたころはマルコが彗星のごとく現れた時期だったので、後年「あれ、大成してないのね」と逆に驚かされました。トラックシリーズで地道に走ってるとちょっと応援したくなりますね。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 バイロンはよっぽど変なタイミングでコーション出ない限り崩すの難しそうで、対抗できるのはベルだけっぽかったですね~。カイルは開幕から色々うまく行ってないのでちょっとイライラしてるのが出たのかなあと思いました。その後ベルがカイルに電話し、カイルが折り返して直接対話したのである程度は解決し、カイルは今後について「彼がレース場で誤りを認めるまでの間は今しばらく激し目にレースさせてほしい、そうしたら普通に戻す」と独特の言い回しでメディアに語ったとか。そして弟ディロンは今週のリッチモンドを皮切りに5戦出場の予定だとちょうど25日に発表されました~。
ChaseFun9 さんのコメント…
Byron Yearかもーん!!!!
SCfromLA さんの投稿…
>ChaseFun9さん

 Chase Yearはなかなか来ないですね!!!!