F1 第3戦 オーストラリア

Formula 1 Rolex Australian Grand Prix 2024
Albert Park Circuit 5.278km×58Laps=306.124km
winner:Carlos Sainz(Scuderia Ferrari/Ferrari SF-24)

 旧レイアウトの方が好きだった、と今でも私はコース改修を残念がっているF1第3戦オーストレイリアです。昨年は、もうやめておけば良いのに残り2周で赤旗からのスタンディングのリスタートでレースを締めようとしたためにさらに多重事故が起きて無茶苦茶になりました。今年はほどほどの混乱ぐらいにして欲しいですねw
 ここははみ出すと壁か砂、という感じなので最近のF1開催地ではどちらかというと珍しくなった突発ラリー大会が見られるのも特徴です。


・小松さん、一部謝罪する

 前戦でニコ ヒュルケンベルグの入賞を支援するために、既に入賞の目が無いケビン マグヌッセンを後続の蓋として機能させたハース。しかしその道中にマグヌッセンがコース外を使い、あるいは相手を壁に向かって押し出すようにして角田 祐毅を抑え込んだために批判が殺到しました。チーム代表の小松 礼雄はレース後にマグヌッセンの働きを称賛していましたが、その後motorsports.comの取材に対して『作戦に対する批判』には反論した一方で『コース外を使って抑えたこと』については謝罪しました。同サイトによれば、小松さんは

「ケビンがコースオフして角田を抜いたということをチームとして知りませんでした。あの時は知らなかったんです。」
「チームとしてすぐに気づくべきだったし、ケビンは自分でポジションを返すべきでした。でも彼がそうしなかったのなら、チームとしてケビンにすぐにポジションを返すように指示すべきでした。」
「我々がそうしていれば、議論の余地はなかったでしょう。ですが我々にはペースがあったので、どのみち角田をオーバーテイクしていたはずです。」

としました。ハースのような人員が限られているチームでは、レースに必要な作業をこなしているとそこまで細かい部分を全て把握することができておらず、現場がコース外からの追い抜きを承知していなかったとのこと。ただ

「失敗から学ばなければならない。我々があれにすぐ気づかなかったという事実はミスです。同じ過ちは繰り返せません。」

とし、今後は車載映像や他者の無線を聞いて状況を把握する人員を増やして対策を採るとしています。この話を『後付けでじっくり考えた言い訳』と思うかどうかはそれぞれですが、小松さんの言う通りだとすると前回の記事でも書いたようにやはり運営側の対応方法にそもそも課題があることが再認識させられたと思います。
 運営側から『コース外を使って抜いたから返しなさい』と通達していたら、額面通りに受け取ればマグヌッセンはチームから入れ替えを指示されて、その後また抜こうとして角田を壁に追いやったかどうかは別にしてとりあえず話は終わっていたはず。中途半端に『チームが順位を返さないことが不適当だとレース審査委員が判断したらペナルティーを課すけど、こっちから直接入れ替えは指示しません、自己責任です』というようなやり方が問題を生んだとも言えるのではないでしょうか。
 やはり不当な追い抜き、その場にいるべきではない者が居座っていることがスチュワードに報告されたら、確認次第スチュワードから入れ替えを指示、もしチーム側がこの指示を不当と考えたらその時はレース審査委員に判断を委ねて、やはり違反と認められた場合には、その判断の間も居座っていたことを考慮してドライブスルー、ぐらいの方法で良いような気がします。

・サインツ復帰も・・・

 前戦を虫垂炎で急遽欠場したカルロス サインツ、今回無事に復帰しました。一方でこのレースではまたもや急遽欠場者が発生、それはウイリアムズのローガン サージェントでした。でもサージェントに何かあったわけではありません。
 FP1でアレクサンダー アルボンが大クラッシュ、去年の決勝でも事故ったターン6で去年より派手にやってしまいました。破損が酷くてこの車体は修復不能に。残念ながらウイリアムズは車を丸ごと作り直せるような予備が無く、この後はサージェント1人で、となるのが普通のはず。しかしサージェントがFP2を走った後、土曜日に向けて彼らは非情な決断を下しました。入賞の可能性が高いアルボンを活かすため、アルボンにサージェントの車両を使わせてサージェントが欠場になってしまいました。
 ちなみにサージェントもFP2でズラってスピンしており、一瞬ウイリアムズの人は凍り付いたと思います。まさかこれが悪印象だったとは思いたくないですが^^;
僕何も壊してないのに・・・

 新型の部品に予備が無くて、エースがこれを壊したからセカンドに取り付けていたものをエースに取り上げられる、という話はF1では聞く話で、セバスチャン ベッテルとマーク ウェバーの一件は話題になったりもしましたけどさすがに車本体を取り上げられてしまうというのは聞いたことが無いですね。
 スポンサーの中には当然サージェントを支援したくて付いている企業もあると思うんですが、きちんと説明したのかなあとか、そもそも契約したら最後口出しできないのかなあとか、外側の話まで気になってしまいました。スポンサーから訴訟を起こされた結果、賠償金が入賞の結果得られた分配金より多かったりなんかしたら笑えないですねえ・・・まあそんなこと無いとは思うんですけど。

・予選

 勢力図として一最強、4強、3中、1弱、1最弱、という様子の今シーズン。上位5チームに割って入って予選のQ3、決勝での入賞を狙うのが大変なので上に書いたハースのような必死の闘いが生まれているわけですが、今回の予選ではQ2で上位5チームのうちメルセデスのルイス ハミルトンだけが脱落。角田がその他勢唯一のQ3進出を果たします。ハミルトンは何が悪いというか全体に横に力が逃げてる感じに見えました。
 Q3はまあいつも通りマックス フェルスタッペンがピレリポールポジション獲得。戻ってきたサインツが2位、セルヒオ ペレスが3位。しかしペレスはQ1でヒュルケンベルグの走行を邪魔したとして3グリッド降格のペナルティーを受けてスタートは6位からとなります。スタート順位としては3番手からランド ノリス、シャルル ルクレール、オスカー ピアストリの並びとなりました。角田は8位、アルボンはQ2敗退で12位でした。


・決勝

 気温20℃、路面温度は40℃近い決勝。9位まで全員がミディアム、10位のフェルナンド アロンソが逆張りのハード、11位のハミルトンはさらに裏をついてソフトを選択。週末のお客さんはのべ45万2055人と発表されました。一の位までずいぶんと数字が細かいですね。
 非常にきれいなスタートで上位5人は変動なく1周目を通過、ここはDRSを使えるとものすごく得をするコースなので絶対に1秒差から追い出されたくない設定ですが、サインツが2周目にさっそくDRSを使ってターン9の手前でフェルスタッペンをかわしました。まあでもどうせすぐ抜き返されていずれ千切られるやろう。
 とか思って見ていたら、なんか車がおかしいと言うフェルスタッペン。いつもなら圧倒的に速い中での些細な問題であることがほとんどですが、今回はなんと3周目に入ると後部から白煙を上げているようで、どんどん煙の量が増えて4周目にはとうとう右後輪の付け根付近から出火。ここまでは煙を上げながら普通に走っていたマックス君でしたが、さすがに火が出たら速度を落としてラインを外しレースを諦めました。フェルスタッペン、2年前のここのレース以来となるリタイアです。さあ大変だ、優勝候補がいなくなった。
マナーよく安全に、邪魔しないよう避けました、100点


 本命脱落でザワザワする中、ソフトでスタートしたハミルトンは7周目にピットに入ってもうハードへ交換。ソフトだから早いのかなあと思ったらミディアム勢も翌周からピット サイクルに入りタイミングは大差ありませんでした。リーダーのサインツはというと、昨年よく見たジリ貧で追いつかれる展開にはならずに10周目には2位のノリスを3秒以上引き離し、さらに逃げます。
 ミディアムで引っ張る方向に動いたのはサインツ、ノリス、ペレスの3人だけ。ノリスとペレスは14周を終えてハードに交換し、引っ張ったのでノリスは見た目上5位、ペレスは10位まで落っこちました。サインツの方は16周終わりまで引っ張ってピットへ、ここがルクレールにアンダーカットされない限界点で、クルーもきちんと作業をしたので実質1位で合流しました。サインツ、ここまでは完璧。どうしたフェラーリ、らしくないぞ。

 サインツがピットに入るとほぼ同時にコース上ではハミルトンのエンジンが壊れたらしく、ヤバい音がして失速。コース脇に車を停めたので排除作業のためVSCとなり、ハードでスタートしてこれを待っていたであろうアロンソはここでピットへ。かなり時間の節約になって5位で合流しミディアムに履き替えました。
 これで1回目のサイクルを終えてサインツ、ルクレール、ピアストリ、ノリス、アロンソのトップ5。フェラーリがまさかのワンツー、これをマクラーレンが追いかけてペレスはそれよりも後方から速いペースで一生懸命追い上げている状況になりました。
 このうちマクラーレンは29周目にノリスとピアストリの順番をきちんと入れ替えて新しいタイヤを履く速い人に前を追いかけさせます。ノリスはサインツを追いかけると言うよりはマクラーレン2人でルクレールを揺さぶって、上手く誘えたら2位・3位を奪ってやろうという感じかもしれません。
 そのフェラーリの方はサインツがじっくりとペースを上げていったようで、周回を重ねながら徐々にルクレールを引き離して行きました。いつものレースでルクレールに追われるパターンにはならず優勝に片手が届いてきましたが、大相撲でも優勝に片手が届いている尊富士が14日目に朝乃山に負けた上に怪我をして優勝が危ぶまれており、勝負は最後まで分かりません。尊富士どうなるかな(←レースを見ながら書いているのでまだ相撲も決着がついていない)

 34周目、2位争いでタイヤがしんどくなってきたルクレールはノリスが迫って来たので先にピットへ。アンダーカットを避けたかったんだと思いますが、ピットを出たら5位争いをしているペレス&アロンソの目の前に登場。なんとかペレスを抑え込んでルクレールは順位を死守しましたが、少し時間的には防御で損をしました。


 追いかけていたノリスはアンダーカットもオーバーカットもできないので40周目まで引っ張って2回目のピット、ルクレールより6周新しいハードで約4秒差を追いかける残り18周です。後ろが入ったのでサインツも41周目にタイヤ交換、この落とし穴もクリアしていよいよ千秋楽。なおピアストリは1回飛び出してしまったので2位争いからは脱落した模様、タイヤの管理も含めてレースではまだノリスに一日の長がありますね。

 サインツは本当に何も起きないので面白いのは2位争いと6位争いでした。しかし2位争いはルクレールがものすごく健闘しており、ノリスは4秒差からなかなか迫ることができないまま残り周回数だけが減っていきます。一方6位争いはアロンソの背後にジョージ ラッセルが迫っています。


 上手く行ったら行ったで不安が募ってくるもので、本当にサインツがそのまま勝ってしまうのか疑い続けたレースはとうとう最終周へ。しかしサインツは何か感触がよろしくないようで、ルクレールがえらい速いペースで追いついてきました。やっぱりレースは最後まで分からないもの、もしやスロー パンクチャーでは、さらに不安が募る中、もう少しでチェッカーというところでとうとう起こってしまいました。

 ラッセル、横転。ターン6で姿勢を乱して飛び出してクラッシュしました。いきなり横転映像から入って来たのでどんな大事故かと思いましたが、実際は外側の壁に当たってサスペンションが折れ、速度としてはかなり落ちたところで自分の車輪を自分で踏んづけて横倒しになった、という流れでそこまで危険ではなかった様子。でも後続車両がいたら危なかったです。
 心臓に悪かったですがサインツがトップでチェッカー、昨年のシンガポール以来となる通算3勝目を挙げました。ルクレールが2位に入りフェラーリは2022年のバーレーン以来となるワンツー達成、フェラーリはアルバート パーク サーキットで通算10勝目となりました。また、正式な記録では無いですが、けがや病気で欠場した選手が復帰戦で優勝するのは1997年のゲルハルト ベルガー以来だとF1公式サイトは伝えています。ベルガーにとってこれはF1最終年、最後の優勝でした。また、メルボルンで開催されたオーストラリアGPでワンツーを達成したチームは必ずその年のタイトルを獲得しているようですが、いやまさかね。。。



 追いつかなったノリスは3位、マクラーレンがオーストラリアで表彰台に立つのは2014年、あの1.6Lターボハイブリッド時代最初のレースでマグヌッセンが衝撃の2位、ジェンソン バトンが3位になって以来となりました。去年の開幕直後は遅かったですからねえ。
 ピアストリが4位、ペレスは最初のミディアムを引っ張りすぎた上にフロアを破損してダウンフォースが足りなくなったそうで、ピアストリに全然追いつかない5位でした。そして6位にアロンソだったはずですが、なんとレース後に危険な運転があったとして20秒加算のペナルティーを受けて8位に降格となりました。
 ターン6への進入の際、それまでよりもスロットルを戻すのが早く、後ろのドライバーにとっては予測不可能で事故を招きかねない運転だったと判断されました。ラッセルは急にアロンソが減速して距離が詰まりすぎたことで事故に繋がった、ということでした。アロンソとすると、単に抜かれないために脱出重視の走り方を探った結果で、ちょっとミスったけどペナルティーには納得いかない、という様子です。

 この降格でチームメイトのランス ストロールが6位へ、そして予選から一貫してその他勢最上位を維持し続けた角田は、5強/10人から2人がリタイアして8位だったところ、さらにもう1つ手に入って7位となりました。おかげでVCARBはいきなりコンストラクターズ選手権で6位です。
 また、尊富士は痛み止めを使用して千秋楽に出場し、豪ノ山を押し倒しで破って13勝2敗とし自力で優勝を決めました。初土俵から10場所での優勝は史上最速、そして1914年以来110年ぶりとなる新入幕での幕内最高優勝でした。

 
 ところでフェルスタッペンのリタイア原因ですが、私はすぐに分かりました。
https://zurasportsweb.blogspot.com/2024/03/formula1-2024-round2.html

 お分かりですか?サウジアラビアGPの際に私が書いた文章です。11連勝になると達成するのは日本だ。2022年のオーストラリアを最後にリタイアしていない。ここまで来れば分かりますね、そう、ハゲの呪いです(・∀・)
 物理現象としての原因は、スタート直後から制御の不具合なのか右後輪のブレーキだけが解除されないまま走っていたようで、軽くブレーキを引きずったまま走っていたので当然ながら温度が上がりすぎて燃えたようです。その不具合が起きた原因は、そうですね、呪いですねw


 まああんだけ完走し続けていたら1回ぐらい車が壊れることもあるだろう、という話で、レース中に着替えて歩いているフェルスタッペンの様子を見てもスパッと切り替えてるのかなという印象でした。ひょっとしたらシーズン全勝という二度と更新できないような記録を作ってみたい気持ちがあったのかもしれませんが、それを除けば焦ることは全く無いですからね。なお、尊富士は今場所で初日から11連勝しており、これは新入幕の力士としては大鵬と並ぶ史上最多タイです。フェルスタッペンは尊富士に並ぶことができませんでした(?)
 
 それよりも、昨年はタイヤの摩耗が酷いので繰り返し『パッドで走っている』と勝手にキャラ設定したサインツが全く危なげなく逃げ切ったのが驚きでしたし素晴らしかったです、ハンコン買ったんですね(。∀゜)
 去年の後半あたりを見ると、2番目のチームはもうフェラーリじゃなくてマクラーレンかなあ、という雰囲気すらありましたが、今年のSF-24は昨年よりは欠点が減ってしっかり機能すれば競争力はありそうだなと感じました。マクラーレンも引き続き良さそうなので、レッド ブルを横に置いた2位争いは楽しめそうです。といっても本当に総合力が見えるのは次の鈴鹿でしょうね。
 フェラーリといえば、お客さんであるハースも今年はずいぶんとレースで速いなという印象。2戦目までの印象だとVCARBがレースで遅いのかなと思いましたが、距離を走るとガタガタだった去年のハースとはどうも違うようなので、中団では有力な存在かもしれません。サージェントの思いを乗せたアルボンは11位、アルボンでペースがこれならたぶん車的にしんどいんだろうなあ、と思う内容に見えます。ザウバーはタイヤ交換で頻繁にナットが壊れて問題外、アルピーヌはホント無理っぽいですね・・・

 次戦は1週間お休みを挟んでの日本、そしてまた1週間空けて中国。4月はなぜか2レースしかありません。

コメント

レリックアース さんのコメント…
「お前のパーツ寄越せ」はそれなりに見たことがありましたが、「お前の車寄越せ」は想像すらしていませんでしたw
Tカーのあった時代にはセカンドがそれを譲って、エースがレースカーとTカーの感触が良い方を使うみたいなやり繰りをしていたこともありましたが、リタイアまでさせるといった話はそれこそファンジオ等の時代にあった昔話でしか聞いたことがなかったので、まさかリアルタイムで目撃することになるとは思わなかったです。
それはそうとあくまで1台しか走らせられない状況でポイントを狙うのであれば、ここまでの実績から踏まえてもサージェントよりもアルボンの方が明らかに期待値は高いと思うので極めて合理的と言えば合理的なのですが、不測の自体が起きたわけでもなく自分でぶっ壊しておいてそれでチームメイトの車に乗って自分だけレースに出るのは感情的な面ではうーんってなっちゃいますね。少なくとも私がサージェントや彼の担当スタッフの立場ならめっちゃゴネますw(そもそもスペアのパーツが1つもないのが1番根本的な問題な気もしますが…)

サインツ完勝でしたね!フェラーリに入ってからは2.3ヶ月に1レースくらいの周期でやたらに乗れてる時があるイメージがあって個人的にその状態をスーパーカルロスと呼んでいるのですが、今回は予選からまさにその状態でルクレールを完全に喰ってましたね。
それに加えてフェラーリの戦略も素晴らしいかったと思います。私的な1番のファインプレーはルクレールの1回目で、あそこで先に動いたことによってノリスは引っ張ってオフセットを作ってから最後にタイヤの履歴差を使って抜き返すしか現実的に取れる選択肢がなくなったので、1-2を取るにあたってはかなり大きなシーンだったと思います。(逆にマクラーレンはピアストリの2回目を含めて結果論ではありますが、後手後手に回っちゃったかなという印象です)

また角田もRBもパーフェクトと言っていい仕事でしたね!予選での一発のスピードはもう疑いようがないですが、どうしてもポイントという目に見える結果が欲しかったので本当に嬉しいです!
正直今年の勢力図だと何もなければアストンまでの5チーム10人でポイント圏内は全て埋まってしまってますし、開幕3戦を見た感じだとソフトはいいけど硬いタイヤがイマイチで、DRSを開けても他チーム程の効き目がなくて、ウイングを軽くすると途端にブレーキのスタビリティが無くなって突っ込めなくなる為レースで集団に入るとスタックして抜け出せない(そのかわり単独走った際のペースは言われている程悪くはない)車なのかなと思っているので、その中で今回運も全て向いて一気に大量得点を獲れたことは本当に大きいですし、鈴鹿でもこのいい流れが続いて欲しいなと思います!
SCfromLA さんの投稿…
>レリックアースさん

 スーパーカルロス、いい響きですね(笑)確かにたまーに速い上にタイヤも減らない覚醒したようなレースがあったかと思ったらまた戻ってしまうので、実際は車とコースと自分のスタイルの相性でバランスよくタイヤが減ってくれるツボがあるんだろうと思いますが、その振れ幅が味だと思うと次回のスーパーカルロスがまた楽しみになります。
 RBは角田が上手いことハマって、そこにリカードの経験がうまく合わされば良いはずが、なんか去年は「さすが経験者、デフリースと大違いで来た途端チームが良くなった」と褒められていたはずが今や「遅い」と批判の的にされててなんか気の毒ですね。2人が噛みあったらけっこう良いドライバーの組み合わせだと思うんですけどねえ。。。とりあえず鈴鹿頑張って!