NASCAR プレイオフ 第5戦 ラスベガス

NASCAR Cup Series
South Point 400
Las Vegas Motor Speedway 1.5miles×267Laps(80/85/102)=400.5miles
winner:Chase Briscoe(Joe Gibbs Racing/Bass Pro Shops Toyota Camry XSE)

 NASCARカップシリーズ・サウスポイント400。大会スポンサーであるサウス ポイント ホテル カジノ アンド スパはNASCARと協力し、元ドライバーであるブレンダン ゴーンの主催でブラックジャックの大会によるチャリティー活動を行っているそうです。今回優勝したのはトッド ギリランドとサウスウエスト エレベーター社のコンビ。さあカジノも楽しんだし本業だ!



・ステージ1

 スタート直後に後方でコディー ウェアーがスピン、玉突き事故で後ろから押されたっぽいですが後方ゆえにコーションなく知らん顔でレースは進んでしまいました。ハムリンのリードで序盤戦が進みます。本日ももちろん8周目はカイルに対する黙とうの時間。今週はラーソンがかつてカイルが使用していたケロッグのスキームを模したスロウバックで登場、ジョーギブスの印象が強いですがカイルはヘンドリックからデビューしており、2005年~2007年は5番を背負っていました。そのうちの2007年のケロッグのイメージだそうです。FOREVER ROWDY。なおウェアーはこのレース34位でした。


 ハムリンは2位ギブスに1.5秒ほどの差を付けた状態で35周目に率先してピットへ、ギブスも同時にピットに入りましたが制限速度違反をやってしまってパススルーのペナルティーです、事前情報ページに速度違反しやすいって書いてたんですけど読んでくれなかったんですかね(笑)ちなみにギブス君はこの日が24歳の誕生日でした。また、スタートからハンドリングが悪くて順位を下げ続けていたラーソンは右前のサスペンションに時間をかけて調整を加えました。ニセケロッグ号はこれで周回遅れですが、時間をかけた成果が出るかどうか。
 その後サイクル一巡でハムリンがリーダーに戻った44周目、ターン3でゼイン スミスが単独スピンしてコーション発生、たぶんバーストが原因です。ピットに入ってからそんなに周回が進んでいないので8人はステイアウトを選択、ハムリンをはじめ多くのリードラップ選手はピットに入り上位勢は2輪交換でした。ラーソンはウエイブ アラウンドを選択してリードラップに戻りますが、車が不調のままだと中古タイヤでまた周回遅れになるおそれもあります。

 ブリスコーを先頭に50周目にリスタートするとタイヤの履歴差がそんなに大きく無いのでステイアウト組が善戦、ハムリンは思ったほど順位が上がりませんでした。4位まで戻したけどこれ以上はもう追いつかなさそうだなあと思ったステージ残り3周、

 ターン4でいきなりハムリンがスピン。これでステージ1は繰り上げ終了、と思ったらコーションが出ない(´・ω・`)確かにハムリンはどこにもぶつからず後続車もおらず破片も出ておらずピット入り口も塞がなかったんですが、全部冷静に見て判断するってレース コントロールの担当者はニュータイプ能力にでも目覚めたのか。というわけでハムリンだけが順位を爆下げしてステージ1は終了、ステージ勝者はクリーンエアー最強のブリスコーでした。

 2位からベル、ブレイニー、レディック、シンドリック、スアレス、ウォーレス、ホースバー、ボウマン、マイケル マクダウルのトップ10。ラーソンはリードラップを守って24位、ハムリンは28位と選手権上位勢にまさかの取りこぼしです。

・ステージ2
コケッ

 ステージ間コーションでシンドリックのクルーが大失敗、まだ右前輪の交換が終わっていないのにジャッキを落とした、まではよく見る光景ですが、ジャックマン・グラハム ストッダートは『交換し終えてジャックを落とした→フロント チェンジャーはいない』という完全な見切り発車行動で走りました。もちろんそこにはフロント チェンジャー・キーストン フランスがいたので躓いて転倒。フランスからすると勝手にジャッキを落とされるわ蹴られるわで散々です。プレイオフ開始時にブレイニーのクルーと丸ごと入れ替わってシンドリック担当になったこのチームですが、これだけ失敗が多いとやはり何か根本的に原因があるような気がします。
 また、レディックはレース序盤からオルタネーターに問題があると言っていてどうしようもないのでバッテリー交換を行いました。レディックは同じようにバッテリー交換を強いられた春のダーリントンでは優勝しています。さらにチームメイトのウォーレスは転がしたタイヤが隣のピット クルーの作業の邪魔になったので作業妨害ペナルティーで、23XIは速さはあるのに2人とも後方リスタートになってしまいました。プレイオフ選手に色々起きすぎ。

 一方ブリスコーはピットでも先頭を守って88周目にリスタート、意外なことにスアレスが食らいついており中団も面白い戦いが続いていましたが、6周走っただけでデブリーにより3回目のコーションが発生。ここはブリスコーがステイアウト、スアレスはピットと戦略が分かれ、全体でも動きはバラバラでした。
 99周目にリスタートしてブリスコーがリード。ロガーノ、ブレイニー、ベル、シェイン バン ギスバーゲンのトップ5になったので、薄毛、ハゲ、ふさ、ふさ、ハゲのトップ5です(え)この後ハゲ2人が少し順位を落として125周目あたりからピットサイクルとなり、リーダーのブリスコーは129周目にピットに入って問題なく4輪交換と給油を行いました。
 そのブリスコーに対してピット前には真後ろにつけていたベル、2周後にピットに入りましたがピットを出た直後に「あんま言いたくないんだけどパワステが無い」と無線で悲しいお知らせ。コーション中からなんとなく怪しんでいたものが、ここにきて明らかにおかしいと感じたそうです。固定具を外してからもう2ヶ月ほど経っているとはいえ、6月に手首を骨折して復帰したベルにとっては特に起きて欲しくない問題です。
 
 その頃トラック上ではシンドリックを筆頭にした数名が3回目のコーションでピットに入ってそのまま67周を走り切る耐久レースに挑戦中。燃料はかなりギリギリ、タイヤに関しては壊れる危険性もありそうなのでかなり怖い勝負に見えますが、シンドリックに関しては意外と良い勝負になりました。ブリスコーがシンドリックを抜いて見た目上でリーダーに戻ったのはステージ残り3周、そしてその直後になぜか国際映像の画面が途切れました( ゚Д゚)
 なんとか画面も戻ってブリスコーはステージ2も制し、シンドリックは作戦大成功の2位。ベル、ブレイニー、ウォーレス、ロガーノ、エリオット、バイロン、ブッシャー、ラーソンのトップ10でした。エリオット、バイロン、ラーソンもやはりノーピット組です。ハムリンは普通の戦略でしたが速さが戻らずステージ14位でした。

・ファイナルステージ

 ベル陣営はパワステ修理作業を開始、NASCAR配信チームは映像の修理作業を開始したのか現地映像が度々真っ黒になります。ブリスコーはここもリードを譲らず172周目にリスタートしましたが、YouTube配信に実況音声がありません。リスタート直前にハムリンが後方に下がっている理由が分からないわけですが、確認したら燃料が供給されなくてエンジンが止まりかけたみたいです。再始動で直ったもののリスタート順位が下がってしまいました。
 仕方ないのでリスタートから自分で実況、「オー、チェイスエリオットダイブストゥージインサイド!ワットアムーブ!」とか言ってたら音声が戻りました(笑)ブリスコーが圧倒しているので数周実況が無くても特に不自由はなく、手が付けられない速さのまま20周で2位ブレイニーに約3.5秒差をつけました。その後もさらに拡大していましたが、今日のブリスコーは周回を重ねるとややへばる傾向があるためピットサイクルに向けては徐々にその差が縮小、シンドリックを抜いて2位に浮上したウォーレスが迫ってきます。
 215周目あたりからピットサイクルとなると、216周目にブリスコーとウォーレスは同時にピットへ、ピット前は1.3秒ほどの差でしたがおそらくピット入り口でウォーレスが差を詰めたとみられ、作業時間はいずれもほぼ9秒ピッタリで僅差のままピットを後にしました。ブリスコーが目の前に見えたことでウォーレスは攻め時とみたか、一気に距離を詰めていきますがやはりクリーンエアー最強で抜くには至りません。
 ウォーレスはちょっと休んで235周目あたりから2度目の攻勢をかけますが、今度は鬼ブロックを食らって失速。しかしブリスコーの前方には大量の周回遅れがいるのでこちらも逃げれそうもなく、そうこうしているうちに3位の選手が追いついてきました。ステージ1では一時周回遅れだったはずのニセケロッグ号・ラーソンでした。残り12周、ターン4の出口でウォーレスの風を断ち切って前に割り込む力業、お前の相手をしてる暇はない!というセリフが似合いそうな動きで2位となります。

 ラーソンはそのままブリスコーを追撃、しかしやはり接近すると乱気流を食らってしまいあと一歩近寄れません。一進一退を繰り返した末の残り2周、ここでラーソンが決死の大外ラインを使って一気に差を詰め、ターン3・4もまた大外を走って、ちょっと壁に接触。それでも全く怯むことなくブリスコーに接近してついにホワイト フラッグ。ラーソンの後ろにはレディックも来ていました。壁走りだけはやったらあかんで~。

 ターン1・2でまた外側を走るラーソンですが乱気流の影響でちょっとだけ車が曲がってくれない様子、せっかく外を走ってるのにスロットルを踏み切れておらずブリスコーとの差が変わりません。そして最後のターン3・4でまたラーソンは外へ行きますが、
ああっ、ラーソンが事故った!

嘘でしょ!?

(っ ◠‿:;...,

 攻めすぎたラーソンがターン4でいわゆるハイサイドを起こして壁に突っ込み、攻めていたレディックがこれを避けられず追突。ブリスコーが悠々とチェッカーを受ける後方でラーソンはボロボロの車で2位のままチェッカーを受け、そして芝生からピットへと滑っていって画面から消えたレディックはと言うとスロットルを踏み続けて抜群の対応を見せ、ピット上でチェッカーを受けて3位でした。結末が意味不明ですがブリスコーが第19戦シカゴランド以来の今季2勝目・通算7勝目。先週のカンザスではラーソンに競り負けた男が1週間後にやり返す全ステージスウィープ、一気に75点を手にしました。

マーティー「このチームはポスト シーズンでの勝ち方を知っています。昨年はタラデガ、そして今日はラスベガスでの勝利です。クルーたちが祝福に駆けつけています。間違いなくチーム全員で勝ち取った勝利です。あれから7日、同じ2人のドライバーですが今日は結果が違いました。チェイス ブリスコー選手がジョーギブスレーシングとトヨタをビクトリー レーンに導きました。チェイス選手、先ほど無線で『連勝できなくてごめん』と仰ってました、先週の日曜日のカンザスでの悔しさをこれで晴らせましたか?

ブリスコー「ええ、間違いなくそうですね。まあ、実際はもう一つ勝てたかもしれないですから何とも言えないですけど。でももし勝ててなかったら飛行機に乗れなかったでしょうね。みんなにぶん殴られてたと思いますから(笑)」

マーティー「ジェイムスもそうすると言ってましたね。」

ブリスコー「ええ、ジェイムスならやりかねないです。もし勝てずに彼に顔を合わせることになっていたら怖くて仕方なかったでしょうね。ですから、本当に素晴らしい一日になりました。ファンの皆さん、ありがとうございます。今日はすごく暑かったのに皆さん最後まで残っていただいて。いいレースだったと思ってもらえたら嬉しいです。自分の位置からでも終盤のあのキャット アンド マウス ゲームはこれ以上ないほど見応えがあったと思います。まあとにかくバス プロ ショップス トラッカー トヨタをまたビクトリーレーンに連れてくることができて感謝しています。今年は厳しい年というほどでもないですけど必ずしも望んでいたような結果が出せてなかったんで、ですからパートナーの皆さんを再びビクトリーレーンに連れてこられて本当に嬉しいです。ランス クラッカーズ、コロンビア バンク、フリー バード、ウィックス、ゼップ、本当に多くの方々にこのチームを支えていただいてます。ですんでこうしてビクトリーレーンに戻ってこれて本当に感謝しています。それから、ブルックスにお誕生日おめでとうと伝えたいのと、今週は双子の子どもたちも誕生日なんですよ。それから祖父にも伝えたいです。実は今日、病院に運ばれてしまいまして。これを見ていて楽しんでくれていたらいいなと思います。」

※ブリスコー家の長男・ブルックスと、次男/長女である双子のきょうだいはいずれも10月生まれ。

マーティー「特に最後の数周についてお伺いしたいんですが、ウインドシールド越しに前を見ていたのとミラーで後ろを確認していたのとでは、どちらの時間が長かったですか?」

ブリスコー「そうですね、ラーソンがものすごく接近してきた時以外はウインドシールドでしたね。空力がとにかく大事なんでターン1・2では彼の位置をある程度抑えれればなという感じで。まあ、ある種の読みの勝負だったんですけど、ターン3・4でボトムを正確に速度を落として走ってれば、普段はあまり得意な走り方じゃないんですけど、彼に抜かれることはないだろうと思ってました。それでなんとか持ちこたえられて本当に良かったです。先週は勝利を逃してしまったような形だったのであんまり良い気分ではありませんでした。ですからこうしてビクトリーレーンに立てたのは本当に最高です。ジョニー モリスやJP、ベアー、ターポン、そして孫たちもみんな来てくれていますし、本当に素晴らしい気分です。」

※ジョニー モリスはバスプロの創業者、JPは息子さんで、ベアー、ターポンというのも家族のあだ名か何かではないかと思います。


 終わってみれば267周中175周をリード、2回目のコーションでステイアウトしてクリーンエアーを得た後は実質的な1位を譲ることが一度もない完勝でした。クルー チーフ・ジェイムス スモールの戦略に加えて、最近ブリスコーのピット クルーは9秒を切る作業を連発しています。まさにチーム一丸の勝利、ドライバー選手権1位・ラーソンとの差を39点詰めて84点差の選手権6位に浮上しました。

 2位は「最初のランで遅さに驚いた。」ところから巻き返したラーソン、「幸いにもゴール出来て、幸いレディックも3位になれてよかった。カイルを称えるこのペイントスキームで優勝出来たら良かったけど。」そのレディックは「残念ながらこのチームでは一日中トラブルに見舞われるのはもはや日常茶飯事。こんなに速いトヨタカムリがあるならそのチャンスを活かさなきゃいけない。そのためには、クリーンな走りと確実な実行が鍵だけど、それが長い間できていない。」と、貰い事故よりもそもそも上位を安定して走れていないことを自分たちに言い聞かせるように振り返った様子です。
 4位からシンドリック、ブレイニー、バイロン、エリオット、ウォーレスと続き、プレイオフ選手以外の最上位がなんと9位のギスバーゲン。10位にロガーノ、12位のホースバーはレース序盤からヘルメット内に冷風を送る装置が壊れてしまいクソ暑い環境を強いられましたが、さすがは若者で耐えました。13位のブッシャーは第20戦アトランタを最後に11戦連続でトップ10フィニッシュが無く、レギュラー シーズンでは1戦平均26.04点だったのが、プレイオフに入ってからは18.4点。安定感が売りのドライバーが中位安定してしまって、チームメイトのプリースとプレイオフのドベ争いになってしまっています。
 そして単独スピンで全てが暗転したハムリンは16位、「あそこにマーブルがあったんだと思う。失った順位を取り戻そうとしていて、マーブルに乗ってスピンしてしまった。明らかに車にダメージを受けてそれまでとは全く違う状態になってしまった。」と落胆。ハムリンは壁という意味ではどこにもぶつけていませんでしたが、

 エイプロンに真正面から下りる形になったのでスプリッターを地面にぶつけてしまいました。おそらくこれで少しスプリッターが持ち上がってしまい、ダウンフォースが正常に出なくなったと思われます。でもこれって、規則変更で強度を上げてなかったらひょっとしたらもっと歪んでもっとダウンフォース減ってたのでは?とかちょっとだけ思ったり。それはともかく22点しか獲れなかったハムリンは選手権2位を維持しているものの、ラーソンとの差が40点になってしまいました。またパワステが壊れたベルは修理不能で23位に終わっています、不運以外の何ものでもない。

 先週から2戦連続のラーソンvsブリスコー、状況は全く異なりますがストーリー性としてもレース内容としても申し分のないもので見ていて大満足でした。リードチェンジ12回は先週のカンザスを1つ下回りましたけど全く関係なかったですね。個人的にはやはりクリフ ダニエルズがステージ1のアンダー グリーンでのピット作業で大規模な調整を決断したことが見事だったと思いました。
 ラーソンは練習走行でも予選でも普通に走れていたので、決勝になって遅かったのが路面温度のせいなのか何なのか謎ですが、よく分からんけど遅くなってしまった時にさっさと決断して、しかもその1回でほぼ問題を解決してしまったのはクルーチーフとして最高の手腕だと思います。一発で戻せるということは車の動きに対して何をどうすると良いのかという理論建てと相関関係がきちんと取れている、ということなので、開幕から不調期間が長かったヘンドリックとラーソンをとうとう本当に起こしてしまった感じがあります。
 
 そしてレースの終盤、ここ2週間トラックでもオライリーでも見られた光景ですが、外から見ていると「いやあ、さすがに残りの周回数じゃあ抜けないからそれ以上攻めない方が・・・」と思っても、やってる側は2位で堅実に終わっとこうなんて考えが微塵もなく、抜けないなら次の周はもっと踏んでやれ、という猪突猛進な感じにこのレースが人間の感情を真正面からぶつけあう戦いであることがすごく表れていて面白かったですね。選手権1位にいる人が2位を走ってて最終周の最終コーナーで事故るって絶対やったらあかんのに、それを当たり前のように突っ込んで行ったラーソンはなかなか勇敢なバカでした(笑)


 一方でちょっとシャレにならなくなってきたのはハムリンだったと思います。ポールスタートで自分たちのレースだったはずで、コーションで作戦が分かれて一時的に順位を下げたとしてもその立場は変わらないはずだったのが、まさかの自滅。今年のハムリンからするとちょっとあり得ないような失敗で、プレイオフ開始以来まだ思ったような結果が出ていないですが過去4戦と比べて今回が精神的には一番落ち込む内容だったように思います。
 また、実はもう1つの側面からもハムリンには後悔がありました。最初のコーションでハムリンはピットに入ったわけですが、ラーソンは周回遅れでハムリンの後ろにいました。もしハムリンがステイアウトを選択していたらラーソンにウエイブアラウンドの選択は無く、少なくともこの時点でのラップ バックは叶いませんでした。どうせその後に戻っては来たと思いますからレース結果への影響ははっきりしませんが、ハムリンは当時ラーソンがハンドリングに苦しんで周回遅れだったとは知らなかったようです。自身のポッドキャストで

「ラーソンが周回遅れで自分のピットによってラップバックすると知っていたらピットには入らなかっただろう。クルーチーフがどう言ってようと、ピットには入らなかった。」「もしじっくり考える時間があれば、次回は間違いなく何か違うことをするだろうと思う。」

とちょびっと後悔。ただ誰かを非難するようなことはなく、レース中は自分たちの車を改善するための仕事に注力していてレースの実況を聞いてお気楽に見てるわけではなく、コーション中には少し頭を休める時間も必要である、とクルーチーフをはじめとした自身のチームをかばいました。でも視点を少し変えてひねくれた見方をすると、周回遅れのライバルを押し込んでおく戦略というのはそれなりに存在していますから、今のハムリン陣営は自分たちのことで精いっぱいで、そこまで周囲を見るゆとりがない、ということもあるんじゃないかと感じます。

 どの陣営にも成功も失敗も後悔もあるでしょうが、次戦はまた1.5マイルのシャーロット。多くのチームは拠点から近いので万全の態勢を整えて挑むものと思われます。ただあくまで現時点ですが、土日の天気予報がどっちも雨なんです・・・

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