NASCAR Cup Series
今回のスポンサーは日本で言うところの100円ショップに近い業態のお店・ダラー ツリー、ニューハンプシャーのレースはけっこう頻繁に冠スポンサーが変わってます。ダラーツリーと言えばレガシー モーター クラブのスポンサーとしても馴染みがありますが、今回は大会スポンサーでなおかつダラーツリーの源流となる1ドルショップを初出店してから40周年記念ということで、ジョン ハンター ネメチェックはカー ナンバーが普段の42番ではなく特別に40番を使用しています。エリック ジョーンズの43番はリチャード ペティーの番号なので宣伝目的で変えるわけにいかんですね^^;
2位はトミー カタラーノ、そして3位にはスポット参戦したライアン プリースが入りました。ボンシニョーアは最後のリスタートで接触によりスピンして24位、また我々にはお馴染みの顔・ライアン ニューマンも出場して18位でした。ビアーズは痛恨のスピンで19位に終わりましたがドライバー選手権1位に浮上。前戦まで1位だったパトリック エマリングが3周目にクラッシュしてリタイアしたのが理由です、逆から言えば相手が脱落した好機に大量点を逃したとも言えます。
ケイデン ハニーカット、スチュワート フリーズン、ジリッシュのトップ5でした。16歳のトリスタン マキーがデビュー2戦目も快走し6位、C.スミスと接触してスピンがあったベルは7位、多重事故があったネメチェックは19位でした。プレイオフに進出する10人は
Dollar Tree 301
New Hampshire Motor Speedway(Loudon,New Hampshire)
1.058miles×301Laps(70/115/116)=318.458miles
Goodyear Racing Eagle Tire Code
Left:D-5262, Right:D-5256
Total Sets:10(7 new race/1 qualifying transfer to race/2 practice)
NASCAR カップ シリーズ、レギュラー シーズンは残り2レースとなりました。第25戦はショート トラック3連戦を締めくくるニューハンプシャー モーター スピードウェイ、所在地から『ロウドン』と呼ばれることも多い1周1.058マイルの中途半端な長さのトラックです。この長さは試験に出るので覚えておいてくださいね☆
バンク角が2°~7°というむっちゃ低いプログレッシブ、速いのは内側から3レーン目ぐらいの中途半端なあたりにありますが、ターンでそこだけを繋いで走ったら絶対速いというものでもないのでけっこう走り方が難しい設計です。絶対値としてバンク角が低いのでタイヤが新しいうちはちょっと無理して内側のほぼ平たい部分から強引に抜いてしまおうという動きは当然出てきますし、どうせいちばん内側はほとんど傾いてないのでいっそのこと完全に平坦なエイプロンまで使う人もいるのでリスタート直後はわりと自由です。
今回のスポンサーは日本で言うところの100円ショップに近い業態のお店・ダラー ツリー、ニューハンプシャーのレースはけっこう頻繁に冠スポンサーが変わってます。ダラーツリーと言えばレガシー モーター クラブのスポンサーとしても馴染みがありますが、今回は大会スポンサーでなおかつダラーツリーの源流となる1ドルショップを初出店してから40周年記念ということで、ジョン ハンター ネメチェックはカー ナンバーが普段の42番ではなく特別に40番を使用しています。エリック ジョーンズの43番はリチャード ペティーの番号なので宣伝目的で変えるわけにいかんですね^^;
ちなみに40号車は過去2年はデイトナ500でJR モータースポーツのジャスティン オールガイアーが使用、40号車はカップシリーズの歴史で通算9勝を挙げており、最後に勝ったのは2002年第31戦シャーロットでのジェイミー マクマーリーに遡ります。マクマーリーは2019年のデイトナ500にもスパイアー モータースポーツから40号車での出場がありますね、
今週のレースからは練習走行の時間がこれまでの『2組に分けて25分ずつ』から『組み分けせず50分間』に拡張され、タイヤも2セット使用可能になりました。トラック上は最大36人が出てきて混雑するおそれもありますが、各陣営は走行機会の増加によって様々なデータ収集や最適化を行うことが可能です。活かすも殺すもチーム次第。
タイヤに関しては先週のリッチモンドと同じ組み合わせですが、鬼消耗レースとまでは行かず普通にステージ1はタイヤ交換無し、以降はステージ中に1回のタイヤ交換が基本と思われます。ただしちょっと滑らせたりするとすぐに温度が上がって落ち着くまでは苦しむことにもなるので、750馬力の車を丁寧に慌てず速く正確に。トラック ポジションも重要なのでコーション中のタイヤ交換では比較的2輪交換も使われますが、上手く立ち回らないと内からも外からも4輪交換勢に食われるので注意。
ちなみに優勝するとトロフィーのうちの1つとして特産品のロブスターが貰えるという変な仕組みがあるのでドライバーはそれを掲げることになりますが、現地報道によるとこれは貰った後は剥製にしてもらって家に飾ることが多いそうです。
・ちょっとしたデータ
1993年からカップシリーズが開催され、1998年から2017年までは年間2回開催だったニューハンプシャー、今回は通算55回目の開催。Gen7車両導入以降の過去4回では2022年・2024年にクリストファー ベルが勝利、2023年は既に引退しているマーティン トゥルーエックス ジュニアが勝ち、昨年はライアン ブレイニーがジョッシュ ベリーを僅差で下しています。
中でもベルの存在感は高く、2017年にクラフツマン トラック シリーズで優勝すると翌年からはオライリー オート パーツ シリーズで3年連続優勝、2024年にもまた勝ちました。Gen7ニューハンプシャーでの平均順位は9.3、これを上回るのはカイル ラーソンとベリーの2人だけです。ベリーはそもそも一昨年からの2回しか経験がありませんが、一昨年はスチュワート-ハース レーシングで3位、昨年はウッド ブラザーズレーシングで2位、チームが変わっても速さを見せました。ラーソンは勝ってないんですけど過去3年が3位、4位、7位と安定、Gen6車両のチップ ガナッシ レーシング時代から勝ってないけど成績は良いトラックになっています。
ヘンドリック モータースポーツのチームメイト・チェイス エリオットもGen7ニューハンプシャーは平均順位9.3、またニューハンプシャーで速かったトゥルーエックスの車を引き継いだチェイス ブリスコーもスチュワートハース時代の2024年に2位に入るなどジョー ギブス レーシング加入前から相性の良いドライバーです。ちなみにヘンドリック モータースポーツの2人には少し残念な統計ですが、シボレーの選手は2016年のケビン ハービックを最後になぜかニューハンプシャーで優勝がありません、この間トヨタとフォードがそれぞれ5勝しています。
過去54回も開催しているわりには優勝者は異なる25の予選順位から優勝者が生まれており、最も勝率が高いポール ポジションでも計6勝で勝率は11.1%。2位・13位から5勝、4位から4勝、6位・7位・9位・14位から3勝とバラバラで全体の44%は11位以下の予選順位から優勝しています。ただ、過去4年で見るとポールシッターの優勝はないものの全員が予選5位以内からの優勝で、先週のリッチモンドとは逆の現象になっています。
なお。ドライバー選手権1位のデニー ハムリンは2位ブレイニー対して115点差を付けています。1戦で最大76点、出場すれば最低1点は獲得できるため、ハムリンはこのレースで37点以上獲得すれば1戦を残して自力でのレギュラーシーズンチャンピオン=プレイオフ第1シードを確定させることができます。ハムリンが過去2年のニューハンプシャーこそトップ10圏外ですが、現役最多の3勝を挙げて通算での平均順位が9.9、ハムリンが通算5回以上出場している中では4番目に成績の良い開催地です。
・レース前の話題
ヘンドリックは2027年限りで引退を表明したアレックス ボウマンの後任として、コナー ジリッシュと2028年からの複数年契約を結んだと発表しました。昨年のオライリーシリーズで年間10勝を挙げて今年から鳴り物入りでトラックハウス レーシングからカップシリーズにデビューするも、ここまでトップ10フィニッシュ僅かに1回と大苦戦。元々ヘンドリックが狙っているという話はありましたがちょっと考えるんじゃないかなあ、とも思われましたが思った以上に速い発表でした。若者に落ち着いてレースしてもらうためでしょうかね。
続いて小出し発表が続く来年の日程ですが、2027年も今年と同様に最終戦はホームステッド-マイアミ スピードウェイで開催されることが発表されました。他の開催地もどんどんと発表されて埋まって行ってますが、まだ残っている日程でコロナド海軍基地でのレース開催の可能性が残されているようです。シカゴランド スピードウェイでの開催は決まったのでシカゴ市街地が入る余地があるのかは微妙、そしてメキシコとカナダの開催は無さそうな気がします。
また、ザ クラッシュの開催地がデイトナに戻ったのでお役御免の感じが出ていたボウマン グレイ スタジアムですが、なんと8月20日にトラックシリーズの公式戦として開催されることが発表されました。あんな狭いところで今どきの公式戦がちゃんとできるのか多少不安もありますが、ボウマングレイを楽しみにしている方には真剣勝負の場として帰って来たのは朗報です。
最後に、先週のリッチモンドでは30位スタートからなんか上手いこと6位になったラーソン、土曜日の夜に本職のレースを走ったばかりなのに日曜日はすぐに移動して1600km近く離れた場所にあるアイオワ州のノックスビル レースウェイに移動。スプリント カー レースの有名レースであるNOS エナジー ドリンク ノックスビル ナショナルズ プレゼンティッド バイ ケイシーズ ジェネラル ストアーに参戦しました。
本来なら間に合わないような日程だったんですが、ノックスビルナショナルズが雨により遅延していてため一縷の望みをかけて移動したらギリギリで間に合ってしまい、そしてしれっと優勝していきました。2021年、2023年、2024年にも優勝しており過去6年で4度目の優勝。ちなみに3位はみんな大好きケイシー ケインでした。
さあ今回は変な車がいっぱい出てくるぞ、ニューハンプシャーといえばウィーレン モディファイド ツアー、第12戦が開催されました。レース序盤は昨年のチャンピオン・オースティン ビアーズと過去4度のチャンピオン・ジャスティン ボンシニョーアの争いでしたが残り16周からのリスタートでビアーズは抜かれて失った勢いを取り戻せず残り6周でなんとスピン。残り2周のリスタートを制した39歳のジョナサン マケネディーが今季3勝目・通算5勝目を挙げました。
2位はトミー カタラーノ、そして3位にはスポット参戦したライアン プリースが入りました。ボンシニョーアは最後のリスタートで接触によりスピンして24位、また我々にはお馴染みの顔・ライアン ニューマンも出場して18位でした。ビアーズは痛恨のスピンで19位に終わりましたがドライバー選手権1位に浮上。前戦まで1位だったパトリック エマリングが3周目にクラッシュしてリタイアしたのが理由です、逆から言えば相手が脱落した好機に大量点を逃したとも言えます。
・Craftsman Truck Series Team EJP 175
トラックシリーズはこれがレギュラーシーズン最終戦、ちなみにスポンサーのチーム EJPは水道事業を行う公益系の企業です。レースはレギュラーシーズン最終戦にもかかわらずステージ1・2をスポット参戦のジリッシュが制して貴重なステージ ポイント10点の枠を持ち去ってしまいますが、プレイオフ最後の1枠が1点差の争いとなる中でオーバータイムにもつれる最後まで話題に事欠かない一戦になりました。
オーバータイムでもコーションが出てダブル オーバータイムとなったレースは結果的にポールシッターのレイン リッグスが189周中106周をリードして今季6勝目・通算11勝目を挙げるとともにレギュラーシーズンのチャンピオンも獲得しました。チームメイトのチャンドラー スミスが2位に入ってフロント ロウ モータースポーツが1-2フィニッシュです。
ケイデン ハニーカット、スチュワート フリーズン、ジリッシュのトップ5でした。16歳のトリスタン マキーがデビュー2戦目も快走し6位、C.スミスと接触してスピンがあったベルは7位、多重事故があったネメチェックは19位でした。プレイオフに進出する10人は
レイン リッグス(フロント ロウ モータースポーツ/フォード)
ケイデン ハニーカット(トライコン ガレージ/トヨタ)
チャンドラー スミス(フロント ロウ モータースポーツ/フォード)
クリスチャン エッケス(マカナリー-ヒルジマン レーシング/シボレー)
ジオ ルジェーロ(トライコン ガレージ/トヨタ)
タイ マジェスキー(ソースポート レーシング/トヨタ)
グラント エンフィンガー(CR7 モータースポーツ/シボレー)
ダニエル ヘムリック(マカナリー-ヒルジマン レーシング/シボレー)
ベン ローズ(ソースポート レーシング/トヨタ)
タイラー アンクラム(マカナリー-ヒルジマン レーシング/シボレー)
アンクラムはレース前の段階で11位のフリーズンに対して20点差を付けていましたが、レース中に車の不具合で一時周回遅れになるなど大苦戦。冷や汗をかきましたがダブルオーバータイムの熱戦を潜り抜けてなんとか16位に入り、7点差で逃げ切ってプレイオフに生き残りました。トラックシリーズはここから3週間の夏休みで、プレイオフ初戦は9月17日のブリストルから始まります。
・カップシリーズ予選
ブッシュ ライト ポール賞はタイラー レディックが獲得しました、今季4度目のブッシュライトポールで雨による指数予選も含めると1位スタートは今季7回目です。ただ第13戦シャーロット以来でけっこう久々ですね。2位は0.015秒差でベリー、3位からウイリアム バイロン、ハムリン、シェイン バン ギスバーゲン、ベル、タイ ギブス、ブレイニー、ラーソン、ボウマンのトップ10でした。
ダラーツリー43号車のジョーンズが11位、12位にロス チャステイン、ブリスコーは17位、走り慣れたニューハンプシャーで一発逆転を期待するプリースは18位でした。先週の優勝者・ジョーイ ロガーノは来週も勝ちに行くぞ!という意気込みどおりとはならず21位、エリオットは29位、ダラーツリー40号車のネメチェックは31位でした。今回オープン チームの参加は無くて36人によるレースです。
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