8月最初のNASCARは全国シリーズが全てお休みでした。そして当ブログはGoogleから『マルウェアおよび同様の悪質なコンテンツ のポリシーに違反している』という全く身に覚えのない意味不明な理由で突然凍結されて一時閲覧不能になっていましたが、異議申し立てしたら1日と経たず解除されました。ポリシー違反通達メールは日本語だったのに、解除メールはなぜか英語だったんですよね。
「去年から言い始めたことですが、40歳というのが次の節目ですね。そこまで到達した時点で、現役を続けるか、それとも引退するかを判断したいと思っています。すべてはその時の子供たちの状況や関心次第ですね。」
「スプリント カーのチャンピオンを争うことに関しては2026年を迎えた段階で考えが変わりました。以前にそういう発言をして以来、多くのことを成し遂げてきたと感じています。ノックスビル ナショナルズで3勝、チリ ボウルズで3勝、キングス ロイヤルでも勝って、他にも数々のレースで勝利を収めてきました。」
「選手権を制することが自分のキャリアに何をもたらすのか、正直よく分からないです。だから今はそのことにはあまり関心がありません。それに先ほども言ったように、その頃には子供たち自身もレース活動で忙しくなっているでしょうから、果たして自分が年間80〜90戦というスケジュールに身を投じたいと思うかどうか。今の自分よりもはるかに多忙な日程になりますからね。」
というわけで途中まで書いていたこの記事もお蔵入りせずに済んだわけですが、来週からはカップ シリーズが最終戦まで14週間連続開催であっという間に最終戦まで駆け抜ける約3か月の戦いになります。でもお休み中でも当然NASCARは色々と動いていますので、次戦の記事に積み残さないようにこの1週間ほどの話題をざっとお伝えします。
16位までは1位からの差、17位以降は16位との差で表記しました。ドライバー選手権1位はデニー ハムリン、タイラー レディックに対してなんと84点差を付けて1位です。第13戦シャーロットを終えた段階ではレディックがハムリンに122点差を付けていましたから、上下動で考えるとものすごい幅で逆転しています。
・チェイス フォー ザ プレイオフ
レギュラー シーズンは残すところあと4戦となりました。レギュラーシーズンのチャンピオン、そしてプレイオフを賭けた戦いは残りわずかです。第22戦までのドライバー選手権を見ておくと
16位までは1位からの差、17位以降は16位との差で表記しました。ドライバー選手権1位はデニー ハムリン、タイラー レディックに対してなんと84点差を付けて1位です。第13戦シャーロットを終えた段階ではレディックがハムリンに122点差を付けていましたから、上下動で考えるとものすごい幅で逆転しています。
レディックの36点後方にはライアン ブレイニー、同じ第13戦終了時点ではレディックから174点差の3位でした。全ドライバーで最多となる15回のトップ10フィニッシュで安定してポイントを稼いでいますね。フォードの選手でプレイオフ圏内にいるのは他に9位のクリス ブッシャー、14位のジョーイ ロガーノ、16位のオースティン シンドリックの計4人。RFK レーシングはライアン プリースとブラッド ケゼロウスキーがなんとか16位が見える範囲で食い下がっています。
名門・チーム ペンスキーは2人が当落線に近いところをウロウロ、高速トラックでの速さに欠ける展開が続いて安定した成績が残っていないことが要因と思われますが、逆にその高速トラックを中心に驚きの結果を残しているのはスパイアー モータースポーツ。カーソン ホースバーはなんとシボレー最強チーム・ヘンドリック モータースポーツの面々を従えて第22戦終了時点でシボレー勢最上位となる選手権5位。暴れん坊のイメージが強く、実際あっちこっちにどんどん敵を作ってるわりに、実はここまでの走破周回数・走破距離はハムリンに次ぐ全体2番手で完走率が高いです。
スパイアーはダニエル スアレスも11位と健闘、マイケル マクダウルも16位から76点差で絶対無理とは言い切れないぐらいの20位に踏みとどまっています。トラックハウス レーシングはシェイン バン ギスバーゲンが15位で孤軍奮闘。オーバルがまだまだなので今は15位でも落ちる可能性がありますが、この先の4戦中3戦はショート オーバルなのでギスバーゲンもひょっとするとそれなりに走るかもしれません。彼が落っこちるかどうかは事実上当落線の位置にかかわってくるので他の選手にも重要な点です。
ちなみに現時点で既に上位4人は計算上17位以下に転落する可能性がなくなったためプレイオフ進出が確定しています、クリンチと表現しますね。1レースで獲得できる最大の点数は優勝の55点にステージ優勝の10点×2、エクスフィニティー ファステスト ラップによる1点で合計76。残り4戦で17位と305点以上の差があればクリンチ、と思ったら単純にそこだけの計算ではありません。
ちなみに現時点で既に上位4人は計算上17位以下に転落する可能性がなくなったためプレイオフ進出が確定しています、クリンチと表現しますね。1レースで獲得できる最大の点数は優勝の55点にステージ優勝の10点×2、エクスフィニティー ファステスト ラップによる1点で合計76。残り4戦で17位と305点以上の差があればクリンチ、と思ったら単純にそこだけの計算ではありません。
17位の選手が全勝したと仮定すると16位の選手は次点の成績しか獲れないので、仮に16位の選手が全て2位で他のポイントは最大だったとしても1レースの最大が56点、4戦で計224点。これ以上引き離していたら上にいる選手は『16位と17位の2人に同時に抜かれること』が起きなくなり、つまり16位以内が確定していることになるわけです。実際には複数のパターンが考えられるわけですが、16位&17位との点差で両方に抜かれる見込みが無くなった段階でプレイオフクリンチです。
レギュラーシーズンの残る4戦は、1周0.875マイル・最大バンク角14°のアイオワ、そのアイオワの元ネタとなっている0.75マイル・14°バンクのリッチモンド、1周1.058マイルだけど最大バンク角が7°しかないニューハンプシャー、と個性が強めのショートオーバルが3つ連続し、締めくくりは今年2回目のデイトナです。
・Sunoco Rookie of the Year
NASCARが有資格者と認定した新人選手がドライバー選手権ポイントで争うスノコ新人賞、現時点で最有力候補はコナー ジリッシュです。なぜなら、ジリッシュ以外にこの賞の対象となる選手が誰もいないからです()
新人賞の対象となるには、まず大前提としてカップシリーズをポイント獲得対象選手権として選択し、前年までにカップシリーズ参戦経歴が7戦未満であることも基礎要件です。ただし7戦以上に出場した経歴があってもNASCARが審査の上で対象選手として条件を免除することも可能なので、この規定に関しては表面上の数字よりはやや緩くなる場合があります。じゃあ今シーズンは、というとカップシリーズは元々狭き門なのでそんなにプロ野球みたいに毎年ポコポコ新人は現れず、特に今年は新人さんが不在で条件に合うのがジリッシュ1人でした。
ジリッシュは全体で見ればドライバー選手権34位、第18戦ソノマでの7位が唯一のトップ10フィニッシュで22戦中半数の11戦が30位以下。リード ラップでレースを終えられたのは僅かに7戦しかなく、自責・他責の違いはあれどレース序盤からのクラッシュでリタイアになる場面も多くてDNFが8回、リードラップフィニッシュよりも多いですね。昨年のオライリー オート パーツ シリーズで10勝もした姿からはほど遠い状態です。それでも新人賞は間違いなくとれます。
いくらなんでもしょぼすぎないですか?と思いますが、過去の新人賞を見てみるとここ10年ほどはカップシリーズにフル参戦し続けるそれなりの顔ぶれが続いており
2025 シェイン バン ギスバーゲン
2024 カーソン ホースバー
2023 タイ ギブス
2022 オースティン シンドリック
2021 チェイス ブリスコー
2020 コール カスター
2019 ダニエル ヘムリック
2018 ウイリアム バイロン
2017 エリック ジョーンズ
2016 チェイス エリオット
2015 ブレット モフィット
2014 カイル ラーソン
2013 リッキー ステンハウス ジュニア
モフィットとヘムリック以外は現役カップ選手です。この間に新人賞を争って敗れた中にもクリス ブッシャー、ライアン ブレイニー、アレックス ボウマン、バッバ ウォーレス、タイラー レディック、クリストファー ベルなどがいます。古くは1999年からの3年間の新人賞受賞選手、トニー スチュワート、マット ケンゼス、ケビン ハービックが全員のちのチャンピオンになっている例もあります。
一方でしょぼいシーズンもやっぱり存在し、さっきの表の続きの2012年と2011年がまさにそれ。2011年の受賞者はアンディー ラリーで当時すでに36歳、スポーツカーで活躍していた選手でカップシリーズにシーズンを通じて参戦したのはこの年だけでした。欠場や予選落ちもあって36戦中30戦の出場で最高位は第8戦タラデガの19位。しかしこの年、ラリー以外に新人賞の対象となる選手が誰もいませんでした。
厳密にはブライアン ケゼロウスキーとT.J.ベルがいましたが、ケゼロウスキーは7戦に出場して6戦が予選落ち、ベルも20戦に出場して15戦が予選落ち。いずれもまともな数字は残らず、出走数が7戦未満なので翌年も新人賞の権利を持ち越せる状態に。新人賞の候補になれるのは1回だけなので、翌年に持ち越し=当該年度の候補から除外されるため、結果としてこの年の新人賞はラリー以外に誰もいなかった状態と言えます。ちなみにラリーさんは現在トランザム シリーズの会長を務めています。
2012年はスティーブン ライトが賞を獲りましたが、ライトは21戦出場、うち6回が予選落ちで決勝に出れたのはシーズンの半分以下でした。じゃあこの年はフル参戦した新人が誰もいなかったの?と言うとそうではなく、ジョッシュ ワイズがフル参戦していました。ただ、当時の新人賞はドライバー選手権ポイントとは別に新人選手の中で最上位に10点、2位9点・・・と獲得して、これにいくつかのボーナスが加算されます。なおかつ17戦の有効ポイント制で、シーズン終了後に審査による加減点まであったとのこと。
結果、シーズン途中から参戦したライトは出場数が少なく、ドライバー選手権ならワイズの方が上回っていたにもかかわらず新人賞ポイントではワイズを上回って賞を手にしました。ただライトは翌年から4年間はNASCARに契約先のチームが無く、2013年以降に出場したカップシリーズのレースは結果的に2017年の1戦だけでした。ワイズも大した成績は残していませんがカップシリーズに通算156戦出場、また2014年に『ドージ コイン騒動』でオールスターに出たのはある種の伝説です。
余談ですがワイズは2016年をもって現役を引退して指導者に回り、チップ ガナッシ レーシングとの協力で若かりしころのレディックを指導、また当時の所属ドライバーだったラーソンやジェイミー マクマーリーも支援するなど裏側で活躍していました。2023年にARCA メナーズ シリーズに参戦するピナクル レーシング グループというチームが設立されるとワイズは指導者として加入し、ここで2024年にARCAデビューを果たしたのがジリッシュでした。
だいぶ話が逸れましたが、新人が豊作だと思う年もあればハズレ年もたまにあります。新人賞の対象選手が1人しかいなくて次点が存在しない、というのはいくつかの記録を調べたところ初期のNASCARを除けば2011年が唯一のようですが、結果としてそうなったのではなくマジで最初から1人だったのは今年が初めてかもしれません。なお1973年までは完全に運営による審査が基準でポイントで競うという制度が無かったそうです。
・ハイムが対象だったら?
新人と言えば今年はスポット参戦のコリー ハイムがなんと2勝しています、たった8戦の出場で、です。しかしハイムは今シーズンのポイント獲得対象選手権をクラフツマン トラック シリーズに設定しているため、カップシリーズでいくら結果を出しても0点です。ハイムはかなり稀な状況ですけど来年に新人賞資格を与えるのか、NASCARの判断は気になりますね。
それはさておき、仮にハイムがポイントを獲っていたらどうなるか手動で計算してみたところ、インディアナポリスでは優勝に加えてステージも2位、5位だったのでこのレースだけで70点を稼いだことになります。サンディエゴでの優勝でも大量点で、8戦出場でたぶん227点を稼いでいます。ここまでジリッシュは22戦で216点なので、、、うーん立場が無いぞ^^;
オーナーのハムリンはハイムについて「スポット参戦を続けていたら2030年には新人賞を獲れるかも」と冗談めかして言っていたそうですが、ハイムはトラックシリーズでもたった6戦の出場ながら3勝しドライバー選手権で17位。さすがに欠場が多すぎて当落線となる10位までは64点差なのでプレイオフ進出は今となっては無理な数字ですが、シーズン序盤に勝ちまくった時には『スポット参戦でもなおハイムがプレイオフに出て、ましてやチャンピオン獲ったらどうする!?』みたいな話題までありました。ハイムのカップシリーズ出場はあと4戦の予定なのでさすがに大丈夫だろうとは思いつつ、ジリッシュはこの隠れた新人レースで絶対に負けるわけにはいかないですね。
・来年の日程、小出しに決まる
さて、来シーズンの開催日程が小出しに発表されています。とりあえずここまでに発表された内容と断片的な情報をかいつまむと、既に報じられている通り開幕前のザ クラッシュはデイトナで開催。ブリストルはプレイオフを外れて4月と8月に開催され、7月4日の独立記念日週末はアイオワで開催決定。レイバー デイと日程との兼ね合いでレギュラーシーズン最終戦がダーリントンとなり、その1つ前がデイトナのコーク ゼロ シュガー 400となる見込みです。
プレイオフ期間では既にニューハンプシャー、フェニックス、タラデガの3つが入ることが確定、ワトキンズグレンも9月の開催とだけ発表済みなのでプレイオフ内に入ります。シャーロット、ホームステッド、マーティンズビルあたりもプレイオフでの開催はたぶん決まりでしょう、リッチモンドがレギュラーシーズンからプレイオフに移るとの噂です。また、ジ アスレティックの伝えた噂では、不評だったドーバーのオールスターが選手権レースに戻り、ふたたびノースウィルクスボロがオールスターになる可能性があり調整中とのこと。ボウマン グレイ スタジアムはひとまずお役御免ですかね。
・ラーソン、引退について語る
元々ダートから腕を磨いてカップのチャンピオンにまで上り詰めたラーソン、まだチップガナッシにいた2018年には将来的にNASCARを引退してダートの選手権にフル参戦しチャンピオンを獲りたい意向を示唆し、その後にSNS上でファンから「何歳になったらワールド オブ アウトロウズに出るの?」と聞かれて気軽に「40歳になるまでにね」と返答したため、当時はNASCARファンからえらく反感を買ったそうです。
そんなラーソン、現在は34歳になってヘンドリック モータースポーツのエースでありNASCARを代表する存在ですが、モータースポーツドットコムの取材に対して当時の発言を踏まえつつ現時点での将来像を明かしました。ラーソンは
「スプリント カーのチャンピオンを争うことに関しては2026年を迎えた段階で考えが変わりました。以前にそういう発言をして以来、多くのことを成し遂げてきたと感じています。ノックスビル ナショナルズで3勝、チリ ボウルズで3勝、キングス ロイヤルでも勝って、他にも数々のレースで勝利を収めてきました。」
「選手権を制することが自分のキャリアに何をもたらすのか、正直よく分からないです。だから今はそのことにはあまり関心がありません。それに先ほども言ったように、その頃には子供たち自身もレース活動で忙しくなっているでしょうから、果たして自分が年間80〜90戦というスケジュールに身を投じたいと思うかどうか。今の自分よりもはるかに多忙な日程になりますからね。」
若い頃は出れるレースにはとにかく何でも出て全部勝ちたくなるものですが、結婚して子供が生まれて年を取ってくると自然と考え方は変わるものです。ただラーソンが40歳というのを意識していることは確かな様子。現在ヘンドリックと結んでいる契約は2031年までとみられており、契約を終えると翌年がちょうど40歳になるシーズンです。まだまだ先の話とは思いつつも、契約切れが迫るにつれて彼の進退に関する報道が過熱しそうです。
ちなみにヘンドリックの契約について言えば、来年でアレックス ボウマンが引退しますので1つ空きができます。期待の若手として育てているコリー デイを後任にする考えもある一方で、今は結果が出ていないとはいえ依然として期待値の高いジリッシュを獲得するのではないかとの噂が浮上。ジリッシュとトラックハウスの契約は2027年末までで、この件についてトラックハウスのオーナー・ジャスティン マークスも
「彼は恐らく誰もが欲しがるドライバーでしょう。」
「彼は非常に才能のあるドライバーでとても頭の良い若者です。輝かしいキャリアが待っています。そして我々としてはコナーに全力を注いでいます。コナーは2027年末まで我々と契約を結んでいます。2028年はあっという間にやってきますが、現時点では我々が多くのリソースを割くには少し遠すぎると考えています。なぜなら、我々が今解決しようとしているのは、彼に経験を積ませ、安心感を与えることだからです。」
トラックハウスは正直このところ低迷していて、しかもギスバーゲン、ロス チャステインとも2027年で契約が切れるとみられています。契約延長か入れ替えかが悩ましいものが3つ同時に起きるのはなかなか厄介です。また、仮にデイがヘンドリックの契約を得られなかった場合には代わりにどこかのシボレー系チームと契約してカップの経験を積むのではないかとみられており、その候補はスパイアーではないか、とのこと。トラックハウスとすると系列の有望な若手が全然回ってこない事態も考えられ、チームをどういう方向性に持って行くのか、マークスさんの悩みは尽きそうになりません。
・契約情報
下部カテゴリーから契約の話を2つ。まずオライリーシリーズから、ジョー ギブス レーシングはウイリアム サワーリッチと1年の契約延長で合意したと発表しました。フル参戦2年目、今年の10月で20歳になるサワーリッチは第8戦ロッキングハムでオライリーシリーズ初優勝。現在ドライバー選手権は13位で、プレイオフの当落線をチームメイトのテイラー グレイ、ブレント クルーズの2人とハゲしく争っています。クルーズも既に来年の契約を発表済みです。
クラフツマントラックシリーズではフロント ロウ モータースポーツのチャンドラー スミスが来シーズンはチームに残らないことが発表されました。2023年からの2年間はJGRからオライリーシリーズに出場するも、2024年限りで契約を失うと契約先が無くて迷走。2025年の開幕直前にフロントロウに拾ってもらい、昨年は2勝して今季も2勝。現時点でドライバー選手権3位につけておりチャンピオンを狙える立場です。
フロントロウに関してはチームメイトのレイン リッグスが現在トラックシリーズの選手権1位を独走中、彼もまたカップシリーズに出たいので来年の契約は現時点で不明とのことで、しかしフロントロウはカップに送り込んでいる3台の車両に契約の空きがないとみられるため内部昇格が難しい状況です。スミスもできればカップに出たい意向と思われますが来シーズンにどうするのかは今のところ不明。チームも2人の立場については理解してくれてるみたいです。
・新人さんデビュー
当ブログではたまに併催されるARCAシリーズも僅かに話題に出るので何度か名前が出たことある人たちに、全国シリーズデビューが決定した選手が出ました。まず、ARCAシリーズにさっきも名前が出たピナクルレーシングから出場している18歳のカーソン ブラウンが、次戦アイオワでオライリーシリーズに初出場。ジョーダン アンダーソン レーシングの32号車に乗ります。ブラウンはリチャード チルドレス レーシングの育成ドライバーです。
そしてもう1人、こちらはスパイアーの育成ドライバーになっており8月3日に16歳になったばかりというトリスタン マキーが、トラックシリーズの次戦となるリッチモンドでスパイアーの77号車からデビュー決定。16歳になるとトラックシリーズの1.25マイル以下のオーバルに出場が可能となるためで、解禁即出場という感じです。今後さらに4戦に出場する予定です。マキーもARCAではピナクルレーシングに所属してますね。ワイズの教え子(たぶん)ががんばってます。
・レガシーMC、マジで伝説級を集める
最後に、レガシー モーター クラブは7月30日に『戦略的オーナー グループ』というなんだかよく分からん仕組みとともに、各界の著名人がオーナー陣に加わったことを発表しました。その顔ぶれは
・ブライス ハーパー(MVP2度受賞の現役MLB選手、ちなみに吉田 正尚が憧れている選手)
・チェイス アトリー(オールスター6度選出、強打の二塁手として知られた元MLB選手)
・ケリー スレイター(ワールド サーフ リーグで史上最多・11度チャンピオンのプロサーファー)
・アンディー ロディック(2003年全米オープン優勝、歴代アメリカ人最高峰の元プロテニス選手)
・ダリアス ラッカー(グラミー賞3度受賞のミュージシャン)
・ガイ フィエリ(テレビ番組出演でも知名度の高い料理人)
・サム バーン(投資会社・クロスハーバー キャピタル パートナーズ共同創業者)
・スコット ディクソン(NTTインディーカー シリーズで6度のチャンピオン、生きる伝説)
・ダリオ フランキッティー(インディーカーで4度のチャンピオン、インディアナポリス 500でも3勝した元インディーカー選手)
・トニー カナーン(インディーカーチャンピオン、インディー500勝者、すごくいい人らしい)
・ジェン ルビオ(スーツケースのブランド・アウェイの共同創業者として知られるフィリピン生まれの女性実業家)
この中でラッカーとフィエリはそれぞれ3月と6月に既に仲間入りしたことが発表されており、ラッカーはジミー ジョンソンの友達らしいのでまあよくある有名人のちょっとした嗜みかなあ程度に見ていたら、今回の大々的な発表でした。さすがに実業家や料理人は知らないですが、ハーパーはすごいですね。
戦略的オーナーグループというのが具体的に従来からNASCAR界で一般的に存在する小規模オーナーと何が違うのか抽象的でよく分かりませんが、単にお金を出して名前を書いてもらって終わり、ではなくNASCARとそんなに縁がなさそうな人を通じてチームや競技全体を知ってもらい、注目度を高めて話題にしてもらうことでチームへの財政的な貢献や市場拡大を図り、そうした結果を通じてまたオーナー陣にも単にお金を出すだけにとどまらないチームとの協力関係、といったところでしょうか。
最近はBSのプロ野球中継なんかでアイドルや歌手などの芸能人がゲスト解説に登場し、単に何かしらの宣伝に来た程度ではなく長年のファンで異様に詳しくて、賑やかしではなくその人が放送席にいることで普段の中継以上に面白い、なんてことが結構増えてるんですが、まあそんな感じで単にオーナーになった著名人が名前を売るだけではなく、本当の意味で投資家として責任を果たしてチームが強くなるためにお互いにちゃんと力を入れるという理念だろうと思います。
チーム側がこれをはっきり書いちゃうと他所の小規模オーナーさんから「じゃあ俺は単なる売名の遊びだってのか、失礼にもほどがあるぞ!」とかキレられるし実効性の面でも分からないので、結局よく分からん曖昧な理念しか発表できないのかなあとか邪推。レガシーMCは来年からチャーターを1つ増やした3台体制に拡張する予定なので、お金がたくさん必要なのは言うまでもありません。
・ジョンソン、伝説の48号車で有終へ
そんなレガシーMCの共同オーナー・ジョンソンですが、2027年のデイトナ500で現役生活に幕を下ろす考えとみられます。そして最後となるであろう来年のデイトナに向けて、なんとジョンソンの象徴的なカー ナンバーである48を使用したレガシーMCのカムリで出場することが発表されました。ボウマンが使用している番号ですが、ヘンドリックが使用を許可して1戦限定での48号車・ジミージョンソン復活です。
細かな体制については不明ですが、SNS上ではこれまた48号車を長年支えてきたスポンサー・ロウズが関与を示唆するような投稿を行っていることから、ひょっとするとその48号車は伝説的なロウズのスキームになるのではないか、という噂も。ジョンソンの主要スポンサーにはすでにカーバナが付いてるはずなのでロウズ単独とはならないでしょうが、1人だけスロウバック スキームで登場する可能性もありそうです。
以上オフウイークの話題でした。グーグルから凍結されなければまたアイオワでお会いしましょう!(笑)
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コメント
呪わないでください(笑)