NASCAR Cup Series
FireKeepers Casino 400
NASCARカップシリーズ第15戦・ファイアーキーパーズカジノ400。事前情報ページでお伝えした通りプッシュライトポール賞はハムリンでしたが、練習走行でパンクした際に破損した車体下部の修復が完全ではなく予選後にも修理を行うことにしたため、未承認の調整となって決勝は後方スタートになりました。他にも5人が同じく未承認の調整で後方スタートとなっているため完全な最後尾スタートではありませんが、ハムリンは先週もポールスタートからフライングですぐビリになっており、まともにポールの恩恵を受けていません(笑)
なぜか事故りました。4列目内側のホースバーが前にいるジョン ハンター ネメチェックを軽く押したらジョンハンターが横を向いてしまい、ここから連鎖的に前の車が順番に引っかけられて後ろから前へ波及するちょっと珍しいパターンの多重事故。結果2列目にいたギブスとレディックがいずれも被害を受け、特にレディックは内側のSAFERバリアーに車体後部から突っ込み、さらに後続のオースティン ディロンが衝突して大破。双方とも修理不能でリタイアとなりました。
スアレス、ラーソン、バイロン、ベルと続きホースバーは7位。あの多重事故は真っ直ぐ突っ切って全く被害が無くリスタート後は3位争いに参加しましたが、攻めすぎてあやうくスピンしそうになり、見事に立て直したものの勢いを失って順位を下げていました。それでも7位で戻って来るんだからもはや怪奇現象レベルの速さです。8位はハムリン、9位ロガーノ、10位はスミス。
このコーションで燃料的には大助かりして154周目にバイロン/スアレスの1列目でリスタート。仲が悪かったチャステインに押してもらってスアレスがリードを手にしましたが、1周して戻って来たフロントストレッチでまた後方集団に多重事故発生。もう誰がどう悪いとかよく分からん事案で11回目のコーション発生、ミシガン最多記録樹立。やったね!従来の最多は2006年夏のレースでコーション10回でした。
ハムリンが手にしたのはJGR書体の1とRCR書体の8を組み合わせた特別な数字をあしらった旗、カイルの両チームでのレース人生を称え追悼するもので、ハムリン自身が先週62勝目を挙げたところで、63勝目に使おうと用意されたものだったようです。もちろん無断ではなく両社の特別な許諾を得て作成されたもので、同じデザインをあしらった帽子とともにこの1回限り、商品化される予定も無いとのことです。
行ったり来たりのクエストをこなしつつ、ハムリンはドライバー選手権1位のレディックに51点差まで迫りました。そしてここでせっかくハムリンが持ち出したのでNASCAR カー ナンバー列伝。11という数字はNASCAR創成期からよく使用されていて、通算2255戦出場は43番の2328戦に次ぐ歴代2番目。1949年のNASCAR最高峰シリーズ最初のレースでスキンプ ハーシーという選手が使用したのが始まりでした。
もちろん中には思いやってあげる人もおり、ウォーレスはレース後ホースバーに対して声掛け。なんでもかつて自分がぶつかりまくっていた頃にケビン ハービックから諭されたことをそのまま伝えたらしく「君は速い。僕たちの多くは君が持っているもの、君ができることに嫉妬している。でも、僕たちが君に勝てるのは、僕たちが君よりも良いレースができるからだ。それだけだ。」と、無駄な接触を繰り返しても何の意味もなく敵を作るだけであると先輩として教えてあげたみたいです。
FireKeepers Casino 400
Michigan International Speedway 2miles×200Laps(45/75/80)=400miles
winner:Denny Hamlin(Joe Gibbs Racing/National Debt Relief Toyota Camry XSE)
NASCARカップシリーズ第15戦・ファイアーキーパーズカジノ400。事前情報ページでお伝えした通りプッシュライトポール賞はハムリンでしたが、練習走行でパンクした際に破損した車体下部の修復が完全ではなく予選後にも修理を行うことにしたため、未承認の調整となって決勝は後方スタートになりました。他にも5人が同じく未承認の調整で後方スタートとなっているため完全な最後尾スタートではありませんが、ハムリンは先週もポールスタートからフライングですぐビリになっており、まともにポールの恩恵を受けていません(笑)
何でポールを獲った車を直すんだ、と言う話ですが新しいタイヤで1周走るだけの予選ならどうにかなっても、決勝を走るとなると空力的に何か足りていない部分があると絶対に不利になるからでしょうね。ひょっとしたら壊れてることで抵抗が少なくて直線が速かったとか、左右非対称でちょっと曲がりやすかったとか、予選ではむしろ助けになった可能性もゼロではないと思います。というわけで実質のポールシッターはミシガン州出身のホースバーになりました。
・ステージ1
ホームタウンボーイを先頭にレースが始まったと思ったら2周目のターン3でジリッシュがスピンしていきなり1回目のコーション。7周目にリスタートしましたが、2周後にジリッシュが再度スピンする1人相撲で本人も無線で「おーい、何やねんもう!」。最後は自分に呆れてちょっと苦笑してる声に聞こえましたが、ジリッシュは直近3戦で合計131周しかできておらず3戦連続最下位とシャレになりません。
15周目にリスタート、ここでラーソンに押してもらったレディックがスルッと前に出てリード チェンジ。ジリッシュがいなくなったので落ち着いてレースは進み()、どうせダーティー エアーを受けていると追い抜きは難しいので燃費を気にして走る人が多い様子です。単独で走ると旋回半径を大きくとって全開に近い状態でターンを走れるので、抜き行っても真後ろに付いても失速して抜けないんですね。抜けないもんだからハムリンも30位あたりからそんなに順位が上がらず無線ではルースを訴える状態。
38周目にトッド ギリランドがパンクしたものの幸いトラック上の邪魔にはならなかったのでレースは続行。そのままレディックがステージ1を制し、ギブス、ホースバー、エリオット、ウォーレス、スミス、ラーソン、ブッシャー、ライリー ハーブスト、スアレスのトップ10。チャステインは周回遅れになる寸前でした、トラックハウスは何かを根本的に間違えてしまってるのでは・・・
ステージ間コーションで放送席の注目は給油を1缶にするか2缶にするか。タイヤ交換の時間に併せて1缶を空っぽになるまで給油して終わりにすると早いけど満タンにはならず、2缶目を使って溢れるほど給油すると順位が下がります。そこにはステージ1でどれだけ燃料を残したかも影響するわけですが、レディックは2缶投入で5番手に後退。1缶で済ませたギブス、ウォーレス、ホースバーが前に出ました。またレディックの使用済みタイヤは右前がわりと消耗限界に見えるので、丁寧に使わないと壊れそうです。
52周目にリスタート、ギブス君は後続を牽制しに行ったのが逆効果になったっぽくてウォーレスがリード。しかしウォーレスもあんまりハンドリングが良くないのか58周目にホームタウンボーイに抜かれました。ステージ1の感じからまあしばらくは何も起きないだろうと思ってたら65周目、ケゼロウスキーが左後輪をパンクさせて4回目のコーション。フロントストレッチでパンクしたケゼロウスキーはゆーーーーっくり減速して壁への接触は免れました。
リードラップ選手がピットに入り、コーション直前にホースバーを抜いてリーダーとなっていたギブスは2輪交換で順位を維持する予定でしたが、この作戦の泣き所で発進直後にライアン プリースと接触。ホースバーも4輪交換して集団の中へ。これで71周目のリスタートは2輪交換したエリオット/ラーソンの1列目。リスタート直後はラーソンが前にいましたが、翌周にすぐ入れ替わってエリオットがリードします。
ただこのランも長くは続かず、A.J.アルメンディンガーが78周目のターン2でスピンしてコーションに。ここでは上位陣に動きはなく83周目にリスタートしましたが、
なぜか事故りました。4列目内側のホースバーが前にいるジョン ハンター ネメチェックを軽く押したらジョンハンターが横を向いてしまい、ここから連鎖的に前の車が順番に引っかけられて後ろから前へ波及するちょっと珍しいパターンの多重事故。結果2列目にいたギブスとレディックがいずれも被害を受け、特にレディックは内側のSAFERバリアーに車体後部から突っ込み、さらに後続のオースティン ディロンが衝突して大破。双方とも修理不能でリタイアとなりました。
暴れん坊ホースバーが起点とあってキレたのがリチャード チルドレスでした。スポッターのブランドン ベネッシュが「こういうのはいっつも77号車だ。」と言ったのに呼応して無線で
「あんなに目が寄ってるんだから、たぶん脳ミソが小さいんだろうな。」
とちょっとヤバい発言。80歳のオーナーが普通に現場に来て無線を繋いでるのがそもそも驚き、カイル ブッシュの急逝でまだまだ気持ちとしては普通ではないと思うんですが、いざレースになったらそんなことは全部関係なかったようです。容姿をバカにするような物言いは炎上案件ですが、それよりもホースバーのやらかしが多すぎることもあって、この件はなんとなく『おじいちゃんがちょっと口を滑らせたし言いたいことは分かる』レベルで済んでるっぽいですね。日本で星野 一義がこれを言って放送で流れたらたぶん出入り禁止案件です^^;
レースに戻りましょう、続く90周目のリスタートもケゼロウスキーがジョンハンターとの接触でスピンしてコーション。94周目のリスタートからようやくリスタート地獄を抜けます。エリオットはリスタートから少しの間だけ一時的にリードを失う場面はあるものの、走ってるうちに取り戻して徐々に独走。そのままステージ2を制しました、今季2度目のステージ勝利です。2位はステージ終盤に猛烈に追い上げてきたジョーンズ。「あと1周必要だったな。」とクルーチーフの口も軽やか。なお彼もまたミシガン州出身。
スアレス、ラーソン、バイロン、ベルと続きホースバーは7位。あの多重事故は真っ直ぐ突っ切って全く被害が無くリスタート後は3位争いに参加しましたが、攻めすぎてあやうくスピンしそうになり、見事に立て直したものの勢いを失って順位を下げていました。それでも7位で戻って来るんだからもはや怪奇現象レベルの速さです。8位はハムリン、9位ロガーノ、10位はスミス。
・ファイナル ステージ
このステージ間コーションは4輪交換する場面、エリオットが引き続きリードして127周目にリスタート。エリオット、ベル、バイロン、ハムリンのトップ4で落ち着きます。今日はグリーン フラッグ ピット サイクルが無い流れなのできっとここも誰かしらがコーションを出しそうな雰囲気。
と思い浮かべたことで呪ってしまったのか、142周目にスミスが単独スピンしてコーション発生。もちろんリードラップ選手が全員ピットに入り、燃費レースというには少しだけ長い距離が残ってますができれば最後にしたいところ。燃料はたっぷり入れたいので基本は4輪交換ですが、3人が2輪交換を選択したので148周目のリスタートはバイロン/ベルの1列目。4輪交換して2列目からリスタートしたエリオットはチームメイトのバイロンを押してすぐに2位を伺う構え、ターン3でベルの内側に並びかけますが、その直後にまさかの出来事。
エリオットがルースになってベルに接触、2人とも外壁へ一直線。ベルの車はSAFERバリアーが大きく潰れるほどの衝撃で衝突し、車両の後部から出火しました。エリオットの車もベルと壁に当たった衝撃で大破し、たぶんブレーキが効かなくなってそのまま芝生を突っ切り内側の壁にぶつかってようやく停止。双方とも車両大破、SAFERバリアーの修理も必要なのでレッド フラッグとなりました。
事前情報ページで書いたミシガンでベルが結果出ない問題は今年も継続。そんなことよりぶつかり方としてけっこう怖いもので、結果としてベルはこの事故の際に左手首を骨折していました。速度の変化率を表すデルタ-vという値は過去10年間で最も高い値を記録したことも後に明らかとなり、まさに10年に一度の大クラッシュと言える大きな事故でした。今回と同等の事故ってひょっとして2017年カンザスでのエリック アルミローラのクラッシュかな・・・
車を自力で降りた2人は互いに声を掛け合いましたがたぶんエリオットがむっちゃくちゃ謝ってますね。それと衝突の際にベルの車の右側の窓が外れて飛来物になっており、これがラーソン車の屋根に命中、色々と間一髪です。バリア修復のためのレッドフラッグは20分31秒続きました。なおベルは骨折してるにもかかわらず次戦への出場許可が医師から下りてるそうです。マジで!?
このコーションで燃料的には大助かりして154周目にバイロン/スアレスの1列目でリスタート。仲が悪かったチャステインに押してもらってスアレスがリードを手にしましたが、1周して戻って来たフロントストレッチでまた後方集団に多重事故発生。もう誰がどう悪いとかよく分からん事案で11回目のコーション発生、ミシガン最多記録樹立。やったね!従来の最多は2006年夏のレースでコーション10回でした。
スアレスのクルー チーフ・見た目よりも意外と声が高いライアン スパークスは最後まで走れる燃料があると言ってるので、もうこのまま行きそうな流れ。162周目/残り39周でリスタートします。こういう大きな空力トラックだといつどこでどう動くと有利なのか先を読んだ立ち回りが重要ですが、2列目リスタートのホースバーがイケイケの走りを見せてスアレスに挑戦、チームメイトを撃破しないか心配になります(笑)
しかしこの若造の動きを冷静に見ていたのがハムリン、2人ともターン4を理想的に脱出できなかったところに勢いよく迫って2人まとめて鮮やかに抜き去りリードを奪いました。元気すぎるホースバー、この2周後に壁に擦って失速しますが、それでもなお攻めた走りで上位を維持します。この人、1レースで何回事故りかけて蘇ってるんだろう・・・
リーダーのハムリンはここから別カテゴリーみたいな速さで後続を引き離し、残り25周の時点ではまだ1.2秒差でしたが5周後には2.8秒差、残り15周ではなんと5.7秒差。なおも勢いは止まらずこれを10秒以上に広げてとうとう残りは2周となり「もうドラマとかいらないですよね。」という話を放送席がしていたらその瞬間、11位のオースティン シンドリックがルースに!!・・・
危うく事故ってマジでドラマになるところでしたが、慌てず対処してくれたのでハムリンは命拾い、そのまま最後まで走り切ってハムリンが先週のナッシュビルに続く2連勝。一応記録としては2戦連続のポール トゥー ウインですが、先週はスタートでフライング、今回は実際には後方からスタートしてますので全くその印象がないほぼテール トゥー ウイン。83周目のリスタートでも事故は避けたけどタイヤを傷めて一旦ピットに入ってますからね。そして非常に大きなことは、これが通算63勝目でカイル ブッシュに並ぶ歴代9位タイである、ということでした。
ハムリンが手にしたのはJGR書体の1とRCR書体の8を組み合わせた特別な数字をあしらった旗、カイルの両チームでのレース人生を称え追悼するもので、ハムリン自身が先週62勝目を挙げたところで、63勝目に使おうと用意されたものだったようです。もちろん無断ではなく両社の特別な許諾を得て作成されたもので、同じデザインをあしらった帽子とともにこの1回限り、商品化される予定も無いとのことです。
トレバー ベイン「デニー ハムリン選手がカイルブッシュの旗を手に、キャリア通算63勝目を噛みしめています。デニー、ポールポジションからスタートして最後尾へ落ちてからのビクトリー レーンを2週連続です。一体、どうなってるんでしょうか?」
ハムリン「いやあもう、ジョーギブスチームが素晴らしい車を常に用意してくれるんです。このナショナル デット トヨタは本当に素晴らしかったですね。もう最後のランではもうとにかく踏んで行けて、そこに何度か良いリスタートもあって。それで、もうリードしたらあとは全開で走るだけでしたね。」
ベイン「デニー、63勝という数字があなたにとってどれほど大きな意味を持っているのかはよく分かっていますが、ここ数週間の状況を踏まえて、改めてこの勝利はご自身にとってどのような意味を持つでしょうか?」
ハムリン「いや、そうですね。オフ シーズンは私にとって辛い時期でしたし、NASCARファミリーにとっても辛い時期でした。今週も多くの仲間を失いました。ジェントルマンネッドが亡くなられて、ご存知の通り11号車の元祖で偉大な方ですよね。やっぱりカイル、サマンサ、ブレクストン、レニックスのことも考えていますし、毎週レースに出場できるというのは素晴らしいことで、決して当たり前じゃないんだという気持ちです。このチャンスを与えられたことを心から感謝して、最大限に活かしていきたいと思っています。」
ベイン「デニーハムリン選手、まるで寄り道でもするかのように毎レース後方と先頭を行き来しています。」
| ちょっとスロットが人間っぽく見える(笑) |
行ったり来たりのクエストをこなしつつ、ハムリンはドライバー選手権1位のレディックに51点差まで迫りました。そしてここでせっかくハムリンが持ち出したのでNASCAR カー ナンバー列伝。11という数字はNASCAR創成期からよく使用されていて、通算2255戦出場は43番の2328戦に次ぐ歴代2番目。1949年のNASCAR最高峰シリーズ最初のレースでスキンプ ハーシーという選手が使用したのが始まりでした。
ハーシーがNASCARに出たのはこの1戦だけ、翌年は競合団体であるNSCRAのレースに出ていましたが、そのレースで事故があった際に車両が燃料まみれになりハーシーも火だるまに。なんとか車両から這い出した時に最も近くにいたのは新聞社の記者でしたが、彼はハーシーの写真を撮り続け、その凄惨な写真は翌日の1面を飾ったとのこと。ハーシーはその後病院に搬送されましたが亡くなりました。安全性などかけらもなく、倫理観も乏しかった時代の暗い側面です。
その後11号車で初勝利を挙げたのは1957年第36戦でのパーネリ ジョーンズ。ジョーンズは後に1963年のインディアナポリス 500でも優勝するドライバーでした。1958年からの2年間ではジュニア ジョンソンが計11勝しますが、やはりその後にネッド ジャレットが49勝したのが11番の代名詞と言えます。
1973年からはケイル ヤーボローが計55勝、ダレル ウォルトリップ、テリー ラボンテ、ジェフ ボダイン、ビル エリオットが勝利を挙げて行き、そして今はハムリンの番号となっています。カーナンバー別で11号車の挙げた243勝は43号車の200勝を抑えて最多。まあご存じかとは思いますが43番の場合はほぼ全部リチャード ペティーの功績で、彼だけで1125戦も出場して192勝しています(;・∀・)
公式記録で11.110秒差、やらせみたいな数字で2位だったのは43号車のジョーンズ、「良い結果だったけどある意味で残念だった。」「車は本当に速くてバランスはこれ以上求めるものが無かった。」と最高の走りができたのにハムリンが遥か彼方で脱帽。3位はウォーレスで、直近5戦中4戦が22位以下の不振でけっこう苦しんでいたので3位を喜びました。4位からラーソン、ホースバー、スアレス、ロガーノ、ライアン ブレイニー、ブッシャー、ブリスコーのトップ10でした。レガシー モーター クラブはジョーンズの2位だけでなくネメチェックも14位に入っており、このレースに手ごたえありです。
・ホースバー、多方面から怒られる
多重事故の起点になりつつしれっと通過し、何回か自滅しそうになりながらも全部突破して5位だったホースバー、ただリスタートでの暴れっぷりは多方面から批判を浴びました。あの場面、ホースバーからすると前の誰かしらが失敗してアコーディオン効果で詰まってしまい、つい左にハンドルを切った結果ネメチェックを斜めに押す形になって回してしまった、という見解。事故で大勢巻き込んだことに関しての責任は認めましたが、たぶん「正直不可抗力やからそこまで言わんでもさあ・・・」というのが本心かなあとは推察できます。
もし普段は大人しいバイロンみたいな人が同じ事故を起こしたらそう捉えてもらえるかもしれないんですが、何せ毎週のように何かしら絡んでしまってるので、チルドレスおじいちゃんのような反応さえ受けてしまいます。たぶん周囲から見れば「リスタート後すぐに内側に下りて抜いてやろうとしてたら、その前にネメチェックに追突して回してしまった周りの見えてない不注意な運転。」という構図にしか見えないと思います。
もちろん中には思いやってあげる人もおり、ウォーレスはレース後ホースバーに対して声掛け。なんでもかつて自分がぶつかりまくっていた頃にケビン ハービックから諭されたことをそのまま伝えたらしく「君は速い。僕たちの多くは君が持っているもの、君ができることに嫉妬している。でも、僕たちが君に勝てるのは、僕たちが君よりも良いレースができるからだ。それだけだ。」と、無駄な接触を繰り返しても何の意味もなく敵を作るだけであると先輩として教えてあげたみたいです。
・ケゼロウスキーご乱心
先週はディロンから報復された、とわりと一方的に思い込んで怒っていたっぽいケゼロウスキー。今日はネメチェックに後ろを引っかけられてクラッシュしリタイアとなりましたが、この件について
「リスタートでなぜだか44号車が本来の実力以上の位置からリスタートしていて、私の前でお止まりになられていたので、こっちは減速せざるを得なくて後ろから当てられてしまいました。アクセルを緩めるべきじゃなかったですね、J.J.イェリーを壁に叩きつけるべきだったのにそうしなかったのは私の責任です。次回は必ずそうします。」
ケゼロウスキーの意向を汲んでちょっと棘のある表現にしてみました(笑)ケゼロウスキーは直近6戦中4戦が30位以下でドライバー選手権15位まで落ちてしまってるので、見るからにイライラしてますね。昨年までのプレイオフ制度だとケゼロウスキーはポイントでの出場がなかなか微妙な立場だけに、逆に優勝=プレイオフ!という構図で26戦を1回1回切り替えて優勝を狙えばよかったところが、今年の制度だと毎回の1つの順位が響くからちょうど16位あたりを争いそうな彼にとっては逆に重圧が大きいのかもしれませんね。客観的には「普通にやったらええんよ。」なんですけど。
ケゼロウスキーの意向を汲んでちょっと棘のある表現にしてみました(笑)ケゼロウスキーは直近6戦中4戦が30位以下でドライバー選手権15位まで落ちてしまってるので、見るからにイライラしてますね。昨年までのプレイオフ制度だとケゼロウスキーはポイントでの出場がなかなか微妙な立場だけに、逆に優勝=プレイオフ!という構図で26戦を1回1回切り替えて優勝を狙えばよかったところが、今年の制度だと毎回の1つの順位が響くからちょうど16位あたりを争いそうな彼にとっては逆に重圧が大きいのかもしれませんね。客観的には「普通にやったらええんよ。」なんですけど。
逆に今回も6位に入ったスアレスは現在選手権で9位と躍進。成績が出なくてトラックハウスをクビになったからスパイアーに拾われたのに、結果としてはスパイアーに移った方が良かったと言わざるを得ません。元チームメイトのチャステインはポイント24位に沈んでおり、トラックハウス自体がオーバルでの競争力低下にかなり苦しんでる様子です。ものすごく深読みすると、スパイアーほど露骨にやるかは別にして技術部門強化のための引き抜きやスパイ行為スレスレは当たり前の世界で、トラックハウスのオーナー・ジャスティン マークスは正々堂々と仕事しすぎて負けてる、みたいなこともひょっっっっとしたらあるのかなとちょっと思ったり。
さて、次戦はシーズン唯一の三角形オーバル・トリッキー トライアングルのポコノー。まだ話題にするほどでもないですが、今年も開催されるNASCAR イン シーズン チャレンジに参加する権利のある32人の選手とそのシード順位は次戦終了時点でのドライバー選手権順位で決定されます。カイルの他界により出場権を得られないフル参戦選手は実質3人だけですが、今のところはコール カスター、ジリッシュ、コディー ウェアーの3人になっています。タイ ディロンは今回もギリギリで出場できそう(笑)
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