NASCAR Cup Series
Cracker Barrel 400
Nashville Superspeedway 1.333miles×300Laps(90/95/115)=399.9miles
中団でチャステインが突然の壁走り、ヘイルメロン?なわけがなくこれまたブレーキが壊れました。別件でマクダウルもスピンしてしまいコーション発生、トラックハウスはジリッシュ、チャステインと立て続けに2人がブレーキ爆散でギスバーゲンも不安になります。走り方がどうというよりダクトの開放度合いによる温度管理が課題で、チャステインは加速中にブレーキがぶっ壊れたことから解説のレターテは「ブレーキの過冷却ではないか?」と指摘。過度の温度上昇もマズいですが、冷やしすぎて温度変化幅が大きくなりすぎても破損の原因になるわけですね。
と思ったら174周目になんとクラッシュ、たぶんこれもブレーキ爆発です。またもやステージ終盤のコーションで作戦がバラバラ、ステイアウトしたスアレスを先頭に182周目/ステージ残り4周でリスタート。しかし翌周のターン1でクラッシュが発生してコーションとなりステージ2は事実上終了、ステージ2勝者はラッキースアレスで、ボウマン、ステンハウス、シンドリック、ハムリン、マクダウル、バイロン、ベル、ブリスコー、ケゼロウスキーのトップ10でした。
なおクラッシュの原因はハイムがターン1にちょっと勢いよく入りすぎてトッド ギリランドを押してしまったこと。ハイムはコーション前に5位あたりをイケイケで走っていたので、ここもイケイケで大外刈りしようとして突っ込みすぎた感じです、無線で謝罪。それにしてもプライムビデオのこのインサート、なんかダイキャストにオマケで付いてるフィギュアみたいやな・・・(笑)
なんか急に誕生日を祝われましたけど、ステージ間コーションでピットに入るのは主にさっきのステイアウト組。彼らがいなくなったら前に出たのはハムリンで、192周目に今度はちゃんとした場所から加速してリスタートしました()ところがこの周のターン4、滑ったグレッグソンの後ろで渋滞が発生し、あろうことか今回はケゼロウスキーがディロンに引っかけられてクラッシュ。ケゼロウスキー、かなり痛そうな事故り方をしています。
チェッカー後に多重事故が起きました(;・∀・)激しく争いながらドラフティング トラックのように車がなだれ込んできましたが、ブレイニーが最後にエリオットを一押ししてあげたらふらついて、チェッカーを受けながら回ってレディックが巻き添えに。終わった後に事故ってるので損害は修理代だけですが、まさかこんなことになるとは思わずブレイニーは無線でちょっと申し訳なさそう。ボスを倒しても敵が消えて画面が切り替わるまではコントローラーを離してはいけませんね(何の話だ)
キム クーン「デニー ハムリン選手、ナッシュビルでトヨタにとってカップシリーズ初優勝をです、興奮してますね。終盤に見事な走りを見せ、チェッカーフラッグを受け取りに行きます。デニー、すごいフィニッシュでしたね。JGRのチームメイトとの素晴らしい戦いでした。終盤のリスタート、振り返っていかがでしょうか?」
Cracker Barrel 400
Nashville Superspeedway 1.333miles×300Laps(90/95/115)=399.9miles
competition caution around Lap 35
NASCARカップシリーズ第14戦・クラッカー バレル 400。雨のため当初予定より開始時刻が1時間半ほど遅れました。昨年のドーバー以来で今季初となるコンペティション コーションが35周目に設定されています。たまにしか出て来ないので補足しておくと、通称コンプコーションは路面状況が事前から大きく変わるなどした場合にタイヤの摩耗状況確認と車両のアジャスト機会を与えるために事前に予告されるコーションです。今回は金曜日に練習走行したのに、雨でその時と路面状況がだいぶ変わったからですね。
winner:Denny Hamlin(Joe Gibbs Racing/Progressive Insurance Toyota Camry XSE)
NASCARカップシリーズ第14戦・クラッカー バレル 400。雨のため当初予定より開始時刻が1時間半ほど遅れました。昨年のドーバー以来で今季初となるコンペティション コーションが35周目に設定されています。たまにしか出て来ないので補足しておくと、通称コンプコーションは路面状況が事前から大きく変わるなどした場合にタイヤの摩耗状況確認と車両のアジャスト機会を与えるために事前に予告されるコーションです。今回は金曜日に練習走行したのに、雨でその時と路面状況がだいぶ変わったからですね。
『35周目付近』と告知された場合は概ね全員が35周目を走り終えるとコーションが出ます、つまり実質は36周目の途中かほぼ37周目に入ったぐらいになります。インチキ防止のためコンプコーション設定時はそれよりも前に給油を行うことが禁止されており、また設定周回数付近で別件によりコーションが出たり、逆にレース序盤にコーションが出すぎてタイヤが減ってない場合には柔軟に短縮/延長して対応されます。
・ステージ1
いくらなんでもハムリンだけがスタートで速すぎると思ったらリスタート ゾーンより手前で加速したのが明白でペナルティー、波乱の幕開けになりました。オーナー様のやらかしによりレディックがリーダーとなります。8周目は今回もカイルへの黙とうとなり、そのまま大きな波乱なく36周目にコンプコーションを迎えました。リードラップ選手がピットに入ると、ギスバーゲンなど3人が2輪交換でレースを動かしに来ました。
42周目のリスタートからは先週のようにギスバーゲンがリード、2位をレディック・ベル・ラーソンの3人が激しく争っていたのでしばしリードを守りました。やがてこの争いを突破したラーソンがSVGを仕留めにかかりますが、SVGは軽い接触もありながらラーソンを抑え込みにかかる見事な走り。さすがに54周目には抜かれましたが、ラーソンもターンでの寄せ方に『そっちがその気ならこっちもやってやる』という本気モードを感じましたね。SVG、恐ろしい子、いや、おじさん。
前に出たラーソン、今度はベルに追われる立場になりますがクリーンエアー最強理論で堪えていると、72周目にジリッシュの単独クラッシュで2回目のコーションが発生。右前のブレーキに負担がかかりすぎて砕け散ったようでナッシュビルの難しさを示します。ここはステイアウト、2輪交換、4輪交換と作戦が混在。ステージ ポイントだけでなくステージ2でどこからリスタートするかまでを見据えた頭脳戦でもありますね。
80周目にリスタート、ステイアウトしたハーブスト、アルメンディンガーと2輪交換のブレイニーがなかなか良い勝負を見せていました。ところが
中団でチャステインが突然の壁走り、ヘイルメロン?なわけがなくこれまたブレーキが壊れました。別件でマクダウルもスピンしてしまいコーション発生、トラックハウスはジリッシュ、チャステインと立て続けに2人がブレーキ爆散でギスバーゲンも不安になります。走り方がどうというよりダクトの開放度合いによる温度管理が課題で、チャステインは加速中にブレーキがぶっ壊れたことから解説のレターテは「ブレーキの過冷却ではないか?」と指摘。過度の温度上昇もマズいですが、冷やしすぎて温度変化幅が大きくなりすぎても破損の原因になるわけですね。
その後チャステインがピット上でガレージへの移動に手間取ってなかなかピットが開かずコーションが長引いてしまい、なんと90周目/ステージ残り1周でリスタート。1周の短期決戦を制したのは中古タイヤのアルメンディンガーでした。さっき4輪交換していたラーソンが2列目からのゴボウに気を狙いましたが惜しくも2位、3位からブレイニー、エリオット、レディック、ウォーレス、バイロン、ブリスコー、ハーブスト、ハイムのトップ10でした。
なおアルメンディンガーのスポンサーになっているスパイアー アカデミーですが、スパイアーモータースポーツの運営会社とは関係が無くたまたま名前が似ているだけのようです。この赤いカマロかっこいいですよね。
・ステージ2
プレイオフ当落線を争っているプリースがラジエーターの水圧低下によりガレージへ、結局修理できずにリタイアになってしまいこのレースは1点しか獲ることが出来ませんでした。それ以外にピットに入るのは2回目のコーションでステイアウトした人など少数。99周目にリスタートしてラーソンがリーダー、続くのはブリスコー。2回目のコーションで2輪しか交換していないブレイニーもステイアウトしており上位を維持しています、さすが去年の優勝者。
ラーソンとブリスコーによる追いかけっこはどうやらブリスコーの方に分がありそうで、126周目からサイド バイ サイドの争いになって1周半かけブリスコーが前に出ました。抜いてしまえば速いもんで、そこから10周でラーソンを2.5秒以上ぶっちぎって遥か彼方へ。ブリスコー独走の状態で138周目あたりからピットサイクルとなります。ブリスコーは余裕をもって実質の1位を維持。
ところがサイクル途中の145周目、A.ディロンがフロントストレッチでスピンして5回目のコーションが発生。きっかけはピットに入ろうと減速したステンハウスにケゼロウスキーが衝突しそうになって急に避けたことで、減速したケゼロウスキーにディロンが詰まり、詰まったディロンを後ろからブッシャーが引っかけました。結果的にRFKレーシングの2人にしてやられたディロン、幸い車に大きな損傷はなくレースを続けます。
このコーションはまだピットに入っていなかった人に幸運な展開、実質1位だったブリスコーですら見た目上はまだ周回遅れの状態でフリー パスを得るのがやっと、ラーソン以下は全員ウエイブ アラウンドを受けるしかありません。これでコーション中に4輪交換したブレイニー、エリオットなど数名が大儲けしてそのまま上位に立ちました。先週の勝者・スアレスも幸運を拾ったうちの1人、ラッキーボーイ継続。
152周目にリスタート、ブレイニーがエリオットを寄せ付けずにものの数周で1秒以上の差を付けました。この2人からは離されていましたが3位にはアルメンディンガーがつけており日日不穏日記さん大喜び、
と思ったら174周目になんとクラッシュ、たぶんこれもブレーキ爆発です。またもやステージ終盤のコーションで作戦がバラバラ、ステイアウトしたスアレスを先頭に182周目/ステージ残り4周でリスタート。しかし翌周のターン1でクラッシュが発生してコーションとなりステージ2は事実上終了、ステージ2勝者はラッキースアレスで、ボウマン、ステンハウス、シンドリック、ハムリン、マクダウル、バイロン、ベル、ブリスコー、ケゼロウスキーのトップ10でした。
なおクラッシュの原因はハイムがターン1にちょっと勢いよく入りすぎてトッド ギリランドを押してしまったこと。ハイムはコーション前に5位あたりをイケイケで走っていたので、ここもイケイケで大外刈りしようとして突っ込みすぎた感じです、無線で謝罪。それにしてもプライムビデオのこのインサート、なんかダイキャストにオマケで付いてるフィギュアみたいやな・・・(笑)
・ファイナル ステージ
なんか急に誕生日を祝われましたけど、ステージ間コーションでピットに入るのは主にさっきのステイアウト組。彼らがいなくなったら前に出たのはハムリンで、192周目に今度はちゃんとした場所から加速してリスタートしました()ところがこの周のターン4、滑ったグレッグソンの後ろで渋滞が発生し、あろうことか今回はケゼロウスキーがディロンに引っかけられてクラッシュ。ケゼロウスキー、かなり痛そうな事故り方をしています。
この事故でケゼロウスキーのスポッター・T.J.メジャーズは無線で即座に「間違いなくわざと3号車がぶつけてきた、さっきのことで怒ってやがる。」と報復を確信する発言。見ている私は「ええ、単なる偶発的な事故では?」と思ったわけですが、この話の続きは後ほど。このクラッシュにはプレイオフ当落線をプリースと争っているシンドリックが巻き込まれており、結局このレースは4周遅れの26位でした。ナッシュビル終了時点で辛うじてプリースを抜いて選手権16位になっていますが、2点しか差が無くて誤差です。
続く202周目のリスタートも2周後に中団で多重事故が起きてコーション、ウォーレスが自走不能な状態になり、ボウマンは現場を通過したと思ったら後ろからウォーレスに引っかけられて車が中破。バイロンも巻き添えでサスペンションを壊しガレージで修理になりました。トラック上は212周目にリスタートしますが、これまた2周後に事故発生でコーション、これが10回目。ナッシュビルのカップ戦は通算6回目ですがうち本日を含めて4回が2桁コーションと荒れます。それにしてもレースが進まん(笑)
このコーションで数名はピットに入り、万が一燃費レースになって展開がハマったら得しそうなタイミング。まあそんなことにはならんだろうと思いつつ221周目にリスタートするとようやくちゃんとレースが進み、ハムリン、ブリスコー、ベルのトップ3で安定しました。4位のエリオットはリスタート直後に目の覚めるような走りをしていたものの、ブリスコーとベルが延々サイドバイサイドで争ってたので行き場が無く、そのうちタイヤが摩耗したのか下がってしまいました。
上位3人はいずれも最後のタイヤ交換が2輪だけでしたが、この中でハムリンはロングランでちょっとタイトになって苦戦している様子、240周目にはこの3人衆が接近戦になりました。244周目にまずブリスコーがハムリンの内側に飛び込もうとしましたが、がっつりブロックされて失速し逆に3位後退。これで挑戦権を得たベル、ちょうど周回遅れがいてハムリンが使いたいラインを走れなかったので、これを利用してあっさりと一発で抜いてしまいました。ベルはそのまま逃走します。
257周目、ベルから2秒以上離されてブリスコーにも抜かれたハムリンがピットへ。ブリスコーとベルは1周ずつズラしてそれぞれピットに入り、位置関係はピット前と変わりませんでした、ハムリンはアンダーカットできませんでしたね。このあたりがピットサイクルとなって各陣営が最後の給油とタイヤ交換に向かいます。
しかしその流れに抗ったのがZ.スミスとブレイニー、10回目のコーションでピットに入って燃費レースの賭けをしていた人たちで、ちょっと離れたところでハーブストも同じ作戦に挑戦中。しかし途中で無理だと思ったかブレイニーとハーブストは仲間から外れてピットに入り、ノーピットギャンブルはスミス1人の孤独な戦いに。対するベルは毎周0.8秒近く早いのであっという間に差が無くなっていき、288周目/残り13周でリードチェンジとなりました。ところがその直後に彼らのすぐ背後でブッシャーがクラッシュして11回目のコーション発生、またブレーキ爆散案件。
みたびステージ終盤でのコーションで脳トレタイム、残り7周でピットが開くとスミスは当然ピットに入りますが、リーダーのベルをはじめ8人がステイアウト。タイヤを換えたスミス、レディック、ブレイニーといった顔ぶれが5列目以降に並びました。
残り4周・ベルとブリスコーの1列目でリスタート、ベルはハムリンに押してもらって上手くターン1に入りましたが、ハムリンはターン2で抜群の旋回性能を見せて一気にベルに並びかけました。ここから先週も2位争いで見たようなJGR同士のドアを擦り付けながらのハゲしい争いです。幸い3位がブリスコーなので今回は他メーカーに勝利をさらわれる心配だけは無さそうですが、そんなこと言ってて5位ぐらいのドライバーに全て持っていかれたこともあるのでやりすぎ注意。
誰か事故ってるのかやたらとピットあたりから白煙が出ているもののコーションは出ずにとうとうホワイト フラッグ、すると前のハムベルが争いすぎて車速が鈍ったせいでブリスコーがついに攻めてきてなんとターン1で3ワイド!一瞬またやらかしたかと思いましたが、挟まれてなるものかとベルがターン1に勢いよく突っ込んでちょっと行きすぎ、外にいたブリスコーはちょうどクリーンエアーを断たれてしまい、結局内側を堅実に走ったハムリンが得をしました。
そのまま逃げ切ったハムリンが結果としてはこのレース最多の57周をリードし、ポールシッターがスタート違反で最下位に下がったけど結局優勝、というなかなかの珍事で今季2勝目・通算62勝目を挙げました。2位ベル、3位ブリスコー、4位はなんと7列目からリスタートしたステンハウスでした。その後ろはなんか3ワイドのすごい争いで帰って来たぞ!?
チェッカー後に多重事故が起きました(;・∀・)激しく争いながらドラフティング トラックのように車がなだれ込んできましたが、ブレイニーが最後にエリオットを一押ししてあげたらふらついて、チェッカーを受けながら回ってレディックが巻き添えに。終わった後に事故ってるので損害は修理代だけですが、まさかこんなことになるとは思わずブレイニーは無線でちょっと申し訳なさそう。ボスを倒しても敵が消えて画面が切り替わるまではコントローラーを離してはいけませんね(何の話だ)
| この車とハムリンのアングル最高 |
キム クーン「デニー ハムリン選手、ナッシュビルでトヨタにとってカップシリーズ初優勝をです、興奮してますね。終盤に見事な走りを見せ、チェッカーフラッグを受け取りに行きます。デニー、すごいフィニッシュでしたね。JGRのチームメイトとの素晴らしい戦いでした。終盤のリスタート、振り返っていかがでしょうか?」
ハムリン「そうですね、20号車と19号車が最初のコーナーで激しく争っていました。おかげでリスタート後の最初のコーナーで20号車の内側に並ぶことができました。20号車の横に並んだんですが、最後の周は20号車が1コーナーにかなり深く入ったので、ターン2でギリギリで抜け出すことができたんです。いやあ、本当に信じられない一日でした。ポールポジションからスタートして、最後尾まで落ちて、それで優勝ですからね。」
キム「レース序盤のフライングについてなんですが、あの判定は妥当だったと思いますか?そして、残るレースを走り切るには忍耐が必要になりましたが、そのあたりはいかがだったでしょうか?」
キム「レース序盤のフライングについてなんですが、あの判定は妥当だったと思いますか?そして、残るレースを走り切るには忍耐が必要になりましたが、そのあたりはいかがだったでしょうか?」
ハムリン「いやあ、確かにフライングですね、間違いなく。まあ、冷静に考えたらもうちょっと待つべきでしたけど。それから、プログレッシブのマリとトリッシュ、そしてこのチームの皆さん、スポート クリップス、引退するマーサ、お疲れさまでした。ジョーダン ブランド、ヤフー、ナショナル デット リリーフ、キングス ハワイアン、ボブス ディスカウント ファニチャー、スポンサーの皆さん本当にありがとうございます。最高です。そして満員の観客の皆さんにも感謝します。最後まで応援してくださって、本当にありがとうございました。」
※マーサさんが誰なのかよく分かりませんでした。
キム「カップシリーズでトヨタドライバーとして初めてここで優勝した気分はどうですか?」
ハムリン「最高です。」
キム「以上、ナッシュビルスーパースピードウェイで優勝したデニーハムリン選手でした。」
ただハムリンがポールシッターでした、勝ちました、なら何の驚きも無いですが、まさかハムリンがフライングするとは、まさかフライングしたハムリンが勝つとは、という中身が伴うとこのレースの予測不能ぶりが際立ちます。マジで誰が勝つのか全く予想が付きませんでしたよ。引退を視野に入れているハムリン、ナッシュビルのギターはまだ手にしていませんでしたが無事に1本手に入りました。マジであと手に入れたいのはアレだけでしょ。ちなみにハムリン、このレースでレディックとちょっとした賭けをしていたことが後に明らかになり、
ハムリンが優勝→レディック陣営のクルー1人が次戦でハムリンのウェアーを着用し、車両に『デニー ブラザーズ』と名前を書く
レディックが優勝→トラビス ロックホールド(ハムリンとともにポッドキャスト番組に出演しているプロデューサー)が次回の番組でレディックのウェアーを着用して声明文を読まされ、かつレディック陣営のクルー1人が5分間番組に出演
という賭けというより罰ゲーム的なものが設定されていました。これが明らかになると、現地メディアは『ハムリンはレディックとの賭けが気になってフライングしたのでは』と冗談めかして伝えました(笑)自身がドライバーとして走りながら共同オーナーとして自分のチームの車とも対峙するちょっと特殊な状況で、チームの士気を高めて良好な関係を維持する彼なりの心遣い、でしょうか。昨年の終盤はお父さんのためにかなり悲壮感もありましたけど、入れ込みすぎず楽しむ要素を忘れないための自己管理かもしれません。オーナーのジョー ギブス的にはこういうのアリなのか?とかちょっと気になりましたけど。
さっき4位のステンハウスまでは書きましたが、ぐちゃぐちゃになりながら5位で戻ってきたのはギスバーゲン、6位がレディック、7位エリオット、8位に事故を起こした張本人のブレイニーでした。9位ゼインスミス、10位に気づいたらホースバー。タイ ディロンが驚きの12位、リード ラップでレースを終えられたのは15位のマクダウルまでで、ひっそりとリタイアしたチャド フィンチャムを含め10人がリタイアする大荒れのレースでした。
最終周に入るところでやたらと白煙が上がっていたのはリスタート直後の争いでラーソンが壁に接触してタイヤがパンクしたためで、壊れた車でダイナミックピットインみたいな状態になってすごい煙が出たけどレースの邪魔にはならずに済んだ、という感じですね。おかげでラーソンは23位に終わっています。
・個人的SVGの課題
先週のシャーロットに続いて活躍したギスバーゲン、オーバルでのトップ5フィニッシュは自身初でした。ちなみにSVGのトップ5は過去にロードコースで9回記録されていますが、うち7回が優勝、残る2回は2位で意味がわかりません(笑)指数予選では予選を走ることなく上位スタートで来ていることも大きいですが、中古タイヤでもクリーンエアーでどこまでなら攻めて良いかと、いった判断が非常に冴えていることも大きいと思います。サイドバイサイドの争いもなかなかのキレ味です。
一方で、集団の中でリスタートした際に上手く行かない場面は先週から続いており、空撮映像で彼の様子を見ていると課題の一端が見えてきます。特に内側でリスタートした際にターン1でとにかく内側に潜り込んでやろうと強引に突っ込む場面が散見され、これが接触だけでなく結果として自身の失速にも繋がっています。
また、同様にリスタートで順位を上げたい意欲が強すぎてターン1に深く入りすぎ、その先で先行車に近寄りすぎて急激にダウンフォースを失ってターン2でやっぱり失速していることも多いです。本人が損するだけでなく後ろの人も巻き添えで引っかかってしまうので、これを続けると「SVGいい加減にしろ!」と思う人が増えて無駄な敵を作ることに繋がるため要改善ですね。このレースでも詰まったブレイニーが無線で怒ってたみたいです。
25位とかで争っている時には見えてこない課題なのでこれからまた新たな段階での勉強ということになりますが、まあそれにしてもチャステインもジリッシュも苦労する中でこんだけ戦えてるんですから今シーズンの大きな驚きの1つですね。・ディロンはケゼロウスキーに報復したのか?
ところでディロンとケゼロウスキーの接触、上にも書いたようにケゼロウスキーのスポッター・TJは故意に当ててきた報復と解釈し、レース中に取材を受けたケゼロウスキーもわざとぶつけられたという見解を示しました。TJは故意だと思った理由について、ディロンがケゼロウスキーの背後を付け回して不穏な動きだったという旨の説明をレース後にしています。
しかし事後に明らかになることですが、データ上ディロンは接触前にスロットルを明確に戻していました。前方でのゴタゴタでケゼロウスキーもスロットルを戻しており、こっちの方が減速幅が大きかったので当たってしまいましたが、故意にぶつけるにしてはディロンはえらく真面目に接触の回避行動をしているように見えます。つまり運悪く避けられず詰まって当たっただけ、という方が解釈としては自然です。
プライムビデオの解説としても報復という見方に対して静観していた解説の2人・レターテとデイルジュニアは、それぞれNASCAR公式解説動画と自身のポッドキャスト番組でも重ねて故意の接触に否定的な反応を示し、結果としてNASCARもこれと同様の見解でディロンにはペナルティーを課しませんでした。私もあれは偶発的だと思ったので、ちょっとTJが被害妄想を拗らせたように思いましたね。この2人は過去にも何度か接触がありますが、ベテランですしさすがにレース後に本人同士で話し合って解決したと願いたいですね。
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