NASCAR 2026年の日程 [更新2]


 2026年もNASCAR全国シリーズはカップ シリーズが36戦+エキシビション2戦、オライリー オート パーツ シリーズが33戦、クラフツマン トラック シリーズが25戦開催されます。今シーズンはメキシコでの開催が無く全てアメリカ国内のレース、シカゴ市街地も無くなっていますが、代わりにコロナド空軍基地の特設コースで3シリーズ全てのレースが開催されるなど新規イベントや前年までとの微妙な日程の変更もあります。年間の日程を確認しておきましょう。

2/9更新:ダッシュフォーキャッシュ、トリプルトラックチャレンジの概要を追加




 見直しも一応やったんですがだいたい毎年3か所ぐらい間違えてるので気づいたらこっそり直します()右側のOはオライリー、Tはトラックシリーズが併催されているかどうかを現し、赤い〇印はそれぞれのプレイオフのレースです。ステージ周回数は現時点で公式発表はまだされていないと思いますので現地報道ベース、背景が青いのは土曜日夜に開催されるのでうっかりネタバレしやすいレースです。

・カップシリーズ

 まずは2月1日、ボウマングレイでのエキシビション戦・クック アウト クラッシュからシーズンが始まります。2月12日にデイトナ500の予選レース、そして15日に開幕戦のデイトナ500が行われます。ここから第5戦ラスベガスまでは昨年と同じ流れですが、第4戦のフェニックスはなんと土曜日にNTT インディーカー シリーズの第2戦が開催される『ダブルヘッダー』になっています。
 昨年は第6戦にいたホームステッドが最終戦に移動したので春のダーリントンが繰り上がって第6戦へ、3月に開催されるのはたぶん2003年以来です。今年はイースターが4月5日なので昨年とお休みの週が早まりますが、オライリーとトラックは2年連続でこの週末にロッキングハムでレースを開催。今週はNASCARが無くて寂しいな~、と思ったらこっちで楽しめるわけですが、日本からだとオライリーはおそらく公式YouTubeチャンネルにフル動画が上がらないので楽しめるのはトラックだけでしょう。
 そしてオールスター前の第12戦にはなんとワトキンスグレンが入ります、過去42回の開催は7月が2度、9月が1度、残りは全て8月開催で5月はもちろん史上初めて。なおかつ、近年のレースが非常にあっという間に終わってしまった反省からか周回数が10周増えて100周になっています。オールスターはノースウィルクスボロではなくドーバーで開催され、併催2シリーズも普通に選手権レースを開催。FOXが放映権を持っているのはここまでとなります。

 放映権がプライム ビデオになってシャーロット、ナッシュビル、ミシガンと続いた後は昨年あったメキシコが無いのでポコノーが1週繰り上がり、そして第17戦がサンディエゴ。アメリカ合衆国建国250周年記念でコロナド空軍基地特設コースを使用します。昨年始まったイン シーズン チャレンジが今年も開催され、制度としてはナッシュビル終了時点での選手権上位32人が出場権を獲得、その後の3戦の平均順位でシード順位が決まります。

 次はTNTの出番となってここからの5戦がイン シーズン チャレンジ本戦、初戦となる第18戦がソノマ、続く第19戦はシカゴ市街地と入れ替わりで2019年以来となるシカゴランドスピードウェイが登場。第20戦が夏のアトランタですが、今年は土曜日夜ではなく日曜日の開催です。続く第21戦がオールスター開催地から公式戦に昇格したノースウィルクスボロ、公式戦は1996年以来30年ぶりで、周回数はかつてのレースより50周多い450周です。TNT最後のレース、インシーズンチャレンジ決勝は昨年と同様にインディアナポリスとなります。

 ここで昨年は無かった2度目のお休みが挟まります。年間に2度の休暇週が入るのは2024年以来ですが、これは放送局であるNBCが夏季オリンピックを放送するため。2021年も4月に1週、8月に2週連続の休みがありましたがこれも当然夏休みはNBCのオリンピック絡みで、そもそも2020年に開催されるはずだったものが1年延期された特殊事情。特殊な事情を挟まずに独立した休みが予め2回設定されているのは2019年以来となります。

 休み明けからがNBCの担当する最後の14戦、アイオワ、リッチモンド、ニューハンプシャーと謎のショート オーバル3連戦をこなしてレギュラーシーズン最終戦のデイトナです。ただ優勝=プレイオフ出場という制度では無くなったので大バクチ感はいくらか薄れ、レギュラーシーズン1位と16位のポイント争いが主な注目点になります。プレイオフの日程はそれほど昨年と変わらず、よっぽど誰かがポイントでぶっちぎってなければ最終戦ホームステッドでチャンピオンが決まります。

2/9追記: 

 プレイオフのシャーロットについてロードコースではなくオーバルを使用したレースに変更されることが正式に決定しました。これにより年間のロードコース戦はサーキットオブジアメリカズ、ワトキンスグレン、サンディエゴ、ソノマの計4戦となり、プレイオフには1戦も組み込まれないことになります。


・オライリーオートパーツシリーズ

 オライリーはイースターに休まないせいで開幕からノンストップの16週連続開催。その反動か7月~8月にやたらと休みが集中しており、この2か月間ではわずか5戦の開催にとどまります。プレイオフが昨年までの脱落方式では7戦だったものがチェイス方式導入に併せて9戦に拡張されたため、プレイオフ初戦がカップと同じダーリントンへ移動。ラスベガスを飛ばす以外はカップと横並びなので分かりやすくなりました。
 昨年まで4年間開催されていたポートランド インターナショナル レースウェイでのレースが無くなっており、独立したイベントはイースター週末のロッキングハムだけになっています。ポートランドが外れた理由はピット設備が時代遅れで老朽化しているからではないかとされており、現地メディアによるとピットにインターネット環境すら整備されておらず、チームが自前で何かしら持ち込まないと車両情報の確認すらできない状態とのこと。ポートランドは北西部で開催される数少ないNASCAR全国シリーズなのでこの地域の人にとっては残念ですが、設備が近代化されればNASCAR側もこの地域でのレースは重要視していると報じられています。というかそれでよくフォーミュラE開催してたな・・・

2月9日追記:
 
 高額賞金が設定されるダッシュ フォー キャッシュは第8戦ロッキングハムが『予選』となって始まります。このレースで上位4人(オライリーシリーズのポイント獲得対象選手のみ)に入った選手が最初のダッシュフォーキャッシュ挑戦権を獲得し、次の第9戦ブリストルでこの4人中最上位だった選手が賞金10万ドルを獲得するとともに、次戦のダッシュフォーキャッシュ挑戦権も獲得します。4人の中で最上位であれば良いので優勝する必要はありません。
 そして、賞金を獲得した人と、第9戦で上位3人に入った人の計4人が次の第10戦カンザスでのダッシュフォーキャッシュ挑戦権を獲得し、、、というのを第12戦テキサスまで繰り返していきます。全部勝ったら40万ドル、低予算のチームなら1つ獲るだけでも大儲けですね。


・クラフツマントラックシリーズ

 全25戦のトラックシリーズ、まず注目は第3戦で、インディーカーシリーズ開幕戦の開催地・セントピーターズバーグに乗り込んでダブルヘッダーになっています。ライムロックパーク、IRPでの独立イベントも継続され、プレイオフは昨年と同様に7戦での開催。昨年はプレイオフ期間もちょこちょこと休みが挟まっててブツ切りの感じがありましたが、今年はプレイオフ中の休みが1週だけなので流れが続いたままホームステッドに向かいます。

2月9日追記:

 高額賞金が設定される『トリプル トラック チャレンジ』は第4戦ダーリントン、第5戦ロッキングハム、第6戦ブリストルの3戦で開催されます。こちらはダッシュフォーキャッシュとは違って細かな条件設定が無く、単純にそのレースで優勝するとボーナス賞金5万ドルが手に入ります。さらに、3戦中2戦で勝利した場合には追加ボーナス5万ドルが加わって賞金総額が15万ドルに、3連勝して全部持って行くとなんと35万ドルも追加ボーナスが付いて賞金総額が50万ドルになります。

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