NASCAR Cup Series
NASCARカップシリーズ 第18戦・アトランタ。つい1ヶ月ほど前にエコパーク オートモーティブがレース トラックの命名権を取得したため今回から『エコパーク スピードウェイ』という名称になった、以前のアトランタ モーター スピードウェイです。2022年に再舗装と路面の高バンク化が行われてドラフティング トラックとして再設計。デイトナ/タラデガと同様の疑似直線レース方式ですが、旋回半径が小さくて道幅も狭いので下手するとタラデガ以上に荒れるヤバいトラックです。今年はすでに第2戦で開催されており今年2回目のアトランタです。
そして今週からカップシリーズの放送局はアマゾン プライムからTNTに変わりました、2014年以来の復活でここから第22戦・インディアナポリスまで5レースの中継を担当します。放送席の顔ぶれはプライムと共有で実況がアダム アレグザンダー、解説がスティーブ レターテとデイル アーンハート ジュニア。日本から見ている我々の注目点としてはTNTになった場合にYouTubeの公式フル動画がどうなるのかというところですが、私はとりあえずは来ないものとあまり期待しないで引き続きアベマで観戦し、公式が戻ってくるようなら次戦から公式動画に移ります。
・ちょっとしたデータ
第2戦で開催された2月のレースで優勝したのはベルでした。スタートは32位、ラップ リードを記録したのは最後の1周だけという大逆転での優勝でした。直近6戦のアトランタのうち実に5戦で優勝者の最後の追い抜きは残り2周以降に発生しており、なおかつ直近5戦中3戦ではファイナル ラップに決着がついています。ドラフティングトラックらしい最後まで結果がわからないレースで、必然的に荒れるので直近3回のレースはいずれもコーションが10回以上発生しています。
・ステージ1
月曜日の段階でふと公式動画にアマゾンプライム担当だった直近5戦のフル動画が上がっていることに気づきました。アマプラの独占期間が終わったんでしょうか。ということはアトランタも来るだろうと公式を待っていたところやはり水曜日の朝にはきちんと公開されていたので久々の現地放送で観戦スタート。
さてレースの方はロガーノからすれば後ろの数人は全員チームメイトみたいなものなので少なくとも序盤は戦いやすい状況です。まずはベリー、シンドリックを従えて3人だけが前に飛び出す形になると、やがてブレイニーも続いてペンスキー勢の4人だけが抜け出します、こうなると展開的にはシングル ファイルになるパターン。単独走行が遅いトヨタだとこういう形のレース展開がたぶんできないんですよね。
上位の顔ぶれは基本的に変わらない一方で中団ではブリスコーがものすごく順位を下げ、逆にホースバーは30位スタートから順位を爆上げしてトップ10圏内で今日も映像に移りまくります。今のところスポンサー的にはたくさん映るので事故ろうが乱闘しようがOKって感じかもしれません(笑)
30周を超えてくると上位勢の方でもヘンドリックのドライバーを中心にレースを動かし始めて顔ぶれに変動が生まれてきましたがそんな矢先の36周目に軽い雨によりコーションが発生、結局43周目を終えたところで一旦レッド フラッグとなって15分ほど中断しました。
このコーションで11人はステイアウトし残りはピットへ。ブリスコーはまともにラインを維持することができなくて壊れてるんじゃないか、という話だったのでトー リンクが折れていないか、クルーが念入りに確認をしました。
49周目/ステージ残り12周でリスタート、先ほどまでとは違って上位でも2ワイドの争い、4列目あたりになってくると時々3ワイドも発生してホースバーあたりがなんかちょっと危なそうな動きをしながらステージ終了へと向かっていましたが、ステージ残り4周というところでとうとうアクシデントが発生。外側の4列目にいたベルが単独でスピンし後続がまとめて巻き込まれました。このクラッシュではブレイニーが貰い事故で一発リタイア。
ロガーノは右前のサスペンションがぶっ壊れてリタイア、ハムリンもどう見ても再起不能。一方でガレージではバイロン、チャステイン、スアレス、ベルなどが修理作業を始めており、普段ではありえないぐらいガレージの中が賑やかに。ただ、結果としてはほとんどのドライバーが復帰できずリタイアしています。そしてこれ、冒頭で私が書いたインシーズントーナメントの大盤狂わせが本当に起こってしまうんじゃないでしょうか^^;
何人かは2輪交換と給油を選択、118周目にレディックとボウマンの1列目でリスタートしました。普通はドラフティングトラックと言えば列単位での争いになるものですが、このリスタート直後はまるで普通の1.5マイルのような感じでレディックとボウマンが抜きつ抜かれつ、やがてその隙をついてブッシャーが2番手に浮上し、ここから先はボウマンとブッシャーがリードを争うことになります、台数が少なすぎて大きな塊で争ういつもと違ってる気がします。
142周目、ここでボウマンがブッシャーをある程度振り切ると、チームメイトのチェイスがセットでついてきて147周目にはリーダーになりました。たぶん観客席は大盛り上がりです。その後ステージ終盤にかけてはチェイスとレディックが激しいリード争いを展開、ステージ勝利を手にしたのは
今回のレースは序盤で有力どころが大量にいなくなってしまったために、なんとなくそれ以降のレースは締まりのない雰囲気と言いますか、もちろんドライバーは必死に走っていて締まりがないことなんて全然ないんですが、どうしても台数の減ったドラフティングトラックのレースというのは少し力強さ、迫力に欠けてしまいますね。よく『新幹線の速さで走る』みたいな例えられ方をしますけど、500系が16連から8連になったらちょっと寂しいみたいなもんですね、え?違う?
そして今回は久々にNASCAR公式のYouTube動画で観戦することができましたが、やっぱり圧倒的に現地放送がいいですね。NASCARの公式動画ではハイライトなど多くの動画が1080pの解像度なのに対して、フル動画だけは何かの間違いがない限りは720pになっているので『解像度がちょっと惜しいなあ』という風に思っていたんですが、アベマの映像はそれよりも荒かったのでこちらへ戻ってくるとものすごく公式が綺麗に見えます、相対的な感覚って恐ろしいですね(笑)
Quaker State 400 Available at Walmart
EchoPark Speedway 1.54miles×260Laps(60/100/100)=400.4miles
winner:Chase Elliott(Hendrick Motorsports/NAPA Children's Chevrolet Camaro ZL1)
そして今週からカップシリーズの放送局はアマゾン プライムからTNTに変わりました、2014年以来の復活でここから第22戦・インディアナポリスまで5レースの中継を担当します。放送席の顔ぶれはプライムと共有で実況がアダム アレグザンダー、解説がスティーブ レターテとデイル アーンハート ジュニア。日本から見ている我々の注目点としてはTNTになった場合にYouTubeの公式フル動画がどうなるのかというところですが、私はとりあえずは来ないものとあまり期待しないで引き続きアベマで観戦し、公式が戻ってくるようなら次戦から公式動画に移ります。
・ちょっとしたデータ
第2戦で開催された2月のレースで優勝したのはベルでした。スタートは32位、ラップ リードを記録したのは最後の1周だけという大逆転での優勝でした。直近6戦のアトランタのうち実に5戦で優勝者の最後の追い抜きは残り2周以降に発生しており、なおかつ直近5戦中3戦ではファイナル ラップに決着がついています。ドラフティングトラックらしい最後まで結果がわからないレースで、必然的に荒れるので直近3回のレースはいずれもコーションが10回以上発生しています。
アトランタでは2019年以降6戦連続でフォードのドライバーがブッシュライトポールを獲得しています(2020年、2021年はCOVID-19の影響で予選無し、2022年は春夏とも雨で予選中止)。アトランタのメーカーによる連続ポール記録はダッジが2002年から2007年までに記録した9戦連続となっており、今回フォードがポールを取ると歴代2位タイの記録となります。
Gen7車両導入以降のフォードがドラフティングトラックで単独の速さを見せているのは明らかで、ステージ優勝でもフォードのドライバーはアトランタの直近10ステージのうち9ステージで勝利を挙げています。ただレースの優勝に関しては7戦のうちロガーノが2勝した以外はよそのメーカーにとられているので、単独の速さはあくまでレース終盤まで有利に進めるための要素、やっぱり最後はドラフトと位置取りと運ですね。
そしてカイル ブッシュのファンの方に少しだけいい情報を書いておきますと、カイルはリチャード チルドレス レーシングに移籍して以降のアトランタ5戦全てでトップ10フィニッシュしています。カイルがRCRに加入して以降、全てのレースでトップ10フィニッシュしている唯一のトラック、この期間で見ると平均順位6.4は全体2番手で好相性です。カイルの上を行くのはブレイニーで、現在アトランタで6戦連続9位以内に入っています。
・イン シーズン チャレンジ
今週からTNTで放送する5戦では初めての試みとなる『NASCAR イン-シーズン チャレンジ プレゼンテッド バイ ドラフトキングス スポーツブック』が行われます。インシーズンチャレンジは第14戦ナッシュビルが終了した時点でドライバー選手権32位までの選手が対象となる賞金のイベント。続く第15戦ミシガンから先週のポコノーまでの3レースの決勝の平均順位によってシード順位が与えられ、今週からいわゆるトーナメント方式で対戦をしていきます。賭け事になってると思いますけど日本から賭けたら違法ですね。
Gen7車両導入以降のフォードがドラフティングトラックで単独の速さを見せているのは明らかで、ステージ優勝でもフォードのドライバーはアトランタの直近10ステージのうち9ステージで勝利を挙げています。ただレースの優勝に関しては7戦のうちロガーノが2勝した以外はよそのメーカーにとられているので、単独の速さはあくまでレース終盤まで有利に進めるための要素、やっぱり最後はドラフトと位置取りと運ですね。
・イン シーズン チャレンジ
今週からTNTで放送する5戦では初めての試みとなる『NASCAR イン-シーズン チャレンジ プレゼンテッド バイ ドラフトキングス スポーツブック』が行われます。インシーズンチャレンジは第14戦ナッシュビルが終了した時点でドライバー選手権32位までの選手が対象となる賞金のイベント。続く第15戦ミシガンから先週のポコノーまでの3レースの決勝の平均順位によってシード順位が与えられ、今週からいわゆるトーナメント方式で対戦をしていきます。賭け事になってると思いますけど日本から賭けたら違法ですね。
対戦と言っても決勝レースとは別に1対1のレースを行うわけではなく、単純に組まれた対戦カードの選手同士の順位を比べて上位だった選手が勝ち上がりという単純なルールです。例えば第1シードのハムリンは第32シードのタイ ディロンとの対戦が組まれていますが、アトランタでハムリンが8位、ディロンが28位でレースを終えればハムリンの勝ち上がり、というようなルールです。当然のことながら基本的にシード順位が上位の選手ほど安定した成績を残している選手ですから勝ち上がっていく可能性が高いわけですが、例えばハムリンが早々にクラッシュに巻き込まれて32位、ディロンは2周遅れの25位だった、なんてしょっぱい結果でもディロンの勝ちで番狂わせ!みたいなことも考えられます。
そして最終的にこのインシーズンチャレンジの勝者となったドライバーには賞金100万ドルが送られます。さすがに賞金だけを考えてレース中に20位やそこらのところでガシガシとやり合うようなことはそう起こらないとは思うんですが、準決勝、決勝まで来るとトラック上の順位争いとインシーズンチャレンジの対戦が重なった場合にはちょっと賞金に目がくらんで激しい争いが行われることはあるかもしれませんね。まあ何せやってみんと分からん(笑)
・レース前の話題
レガシー モーター クラブとの間でチャーターを売るの売らないのと契約で揉めて裁判沙汰になっているリック ウェアー レーシング。そんなリックウェアーについてT.J.プーチャーという人がチームを買収し、将来的に3台体制による参戦を行う意思であると報道されました。 一応『プーチャー』と書いてはいるんですが、この人ものすごく綴りが難しくて『T.J. Puchyr』と書くので実際のところ何と発音するのか今のところ分かっておりません(笑)
・レース前の話題
レガシー モーター クラブとの間でチャーターを売るの売らないのと契約で揉めて裁判沙汰になっているリック ウェアー レーシング。そんなリックウェアーについてT.J.プーチャーという人がチームを買収し、将来的に3台体制による参戦を行う意思であると報道されました。 一応『プーチャー』と書いてはいるんですが、この人ものすごく綴りが難しくて『T.J. Puchyr』と書くので実際のところ何と発音するのか今のところ分かっておりません(笑)
YouTubeを見ますと個人の人が結構ナスカー情報ニュースみたいな動画を上げてるんですが、試しに見た動画のアップ主も「発音がよくわかってないんだけど、間違ってたらごめんね・・・」みたいな前置きしていたのでアメリカの人ですら何て読むのかわからないようです( ゚Д゚)
まあそんなことを置いときまして、このプーチャーさんは2018年にスパイアー モータースポーツを設立したメンバーの1人です。後に彼自身は持ち分を手放していたんですが、ビジネスとして現在のナスカーのチャーターに魅力を感じているようで、リックウェアーが保有する2つのチャーターをチームまるごと購入し、オーナーのリック ウェアーや従業員の雇用はそのまま維持、息子のコディー ウェアーもドライバーとしてそのまま起用し、さらに3つ目のチャーターを2027年までに購入して3台体制チームにする計画があるとの報道。
まあそんなことを置いときまして、このプーチャーさんは2018年にスパイアー モータースポーツを設立したメンバーの1人です。後に彼自身は持ち分を手放していたんですが、ビジネスとして現在のナスカーのチャーターに魅力を感じているようで、リックウェアーが保有する2つのチャーターをチームまるごと購入し、オーナーのリック ウェアーや従業員の雇用はそのまま維持、息子のコディー ウェアーもドライバーとしてそのまま起用し、さらに3つ目のチャーターを2027年までに購入して3台体制チームにする計画があるとの報道。
しかしこのリックウェアーのチャーターに関してはRFK レーシングへの貸し出しや、レガシーとの売買契約の問題などがあってちょっと宙に浮いているような状態でもあります。もめている2人のところに3人目が現れてさらに話がややこしくなっていますが、RWRからすれば現在の体制が維持された状態で新しい出資者が来るのは非常にありがたい話。逆にレガシーからするとちょっと寝耳に水のような話です。果たしてどこに着地することになるんでしょうか。
・Xfinity Series Focused Health 250
・Xfinity Series Focused Health 250
エクスフィニティーシリーズはステージ1からアクシデント連発、合計9回のコーションが発生して迎えた残り7周のリスタート。あまりに荒れていたので1列目でリスタートしたのは 68周目にスピンして芝生に突っ込んでいた新人のニック サンチェスと、41周目のバックストレッチで多重事故のきっかけとなるスピンをし、グリルがテープだらけになっているジェシー ラブ、既に何か起きている2人でした。
リスタートで一旦はラブが先行したもののサンチェスがリードを奪い返すと、その後は同じく新人のカーソン クワポーを従えチェッカーまで逃げ切りました。サンチェスがエクスフィニティーフル参戦1年目・通算25戦目で初勝利をあげました。ビッグ マシーン レーシングとしても2022年にスポット参戦のレディックが優勝して以来となるチーム2度目の優勝です。
・Craftsman Truck Series LiUNA!150 (at Lime Rock Park)
リスタートで一旦はラブが先行したもののサンチェスがリードを奪い返すと、その後は同じく新人のカーソン クワポーを従えチェッカーまで逃げ切りました。サンチェスがエクスフィニティーフル参戦1年目・通算25戦目で初勝利をあげました。ビッグ マシーン レーシングとしても2022年にスポット参戦のレディックが優勝して以来となるチーム2度目の優勝です。
・Craftsman Truck Series LiUNA!150 (at Lime Rock Park)
トラックシリーズはアトランタではなくコネチカット州レイクビルにある小さなロード コース・ライム ロック パークでの開催。1周1.478マイル、地形を利用した高低差のある小さなトラックで、アメリカの常設ロードコースとしてはウィロー スプリングス、ロード アメリカに次いで3番目に古い1956年創設の歴史的な場所です。なおアトランタからは1600kmほど北東に離れています。
レースはポールシッターのコリー ハイムが独走状態。ピットが小さくて狭いのでコーション中は順位変動しない制度が採用されたこともあって、彼が気を付けるべきはリスタートのみ。結果として彼がリードを取れなかったのは100周のレースのうちリスタートの瞬間にコントロール ライン上で出遅れていた1周だけでした。ハイムが今季5勝目、通算16勝目を挙げました。ハイムは2023年のミッド-オハイオ、昨年のオースティン、そして今回とトラックシリーズのロードコースで3連勝、これは史上初だそうです。2位にタイ マジェスキー、3位が新人のジョバンニ ルジェーロ、4位がベン ローズ、そして5位は自身3度目となるトラックシリーズ参戦だったオーストラリアのキャメロン ウォータースでした。
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とにかく狭い(笑) |
・カップシリーズ
予選
カップシリーズの予選はロガーノがブッシュライトポールを獲得、今シーズン初めてでアトランタでは3度目、通算では32度目でした。2番手のジョッシュ ベリーとは 1/1000 秒まで同タイムだったんですが、規定では同タイムの場合オーナー ポイントが上位の方に優先権があるためベリーは2位となりました。3位からブレイニー、シンドリック、プリース、ケゼロウスキー、カスター、ゼイン スミスと上位8人がフォード。9位にシボレーのボウマン、10位は先週の勝者・トヨタのブリスコーでした。11位はラーソンでしたがレース前の車検で2度不通過、車両を担当するクルー1名がイベントから追放され、ピット選択権も失いました。
月曜日の段階でふと公式動画にアマゾンプライム担当だった直近5戦のフル動画が上がっていることに気づきました。アマプラの独占期間が終わったんでしょうか。ということはアトランタも来るだろうと公式を待っていたところやはり水曜日の朝にはきちんと公開されていたので久々の現地放送で観戦スタート。
さてレースの方はロガーノからすれば後ろの数人は全員チームメイトみたいなものなので少なくとも序盤は戦いやすい状況です。まずはベリー、シンドリックを従えて3人だけが前に飛び出す形になると、やがてブレイニーも続いてペンスキー勢の4人だけが抜け出します、こうなると展開的にはシングル ファイルになるパターン。単独走行が遅いトヨタだとこういう形のレース展開がたぶんできないんですよね。
上位の顔ぶれは基本的に変わらない一方で中団ではブリスコーがものすごく順位を下げ、逆にホースバーは30位スタートから順位を爆上げしてトップ10圏内で今日も映像に移りまくります。今のところスポンサー的にはたくさん映るので事故ろうが乱闘しようがOKって感じかもしれません(笑)
30周を超えてくると上位勢の方でもヘンドリックのドライバーを中心にレースを動かし始めて顔ぶれに変動が生まれてきましたがそんな矢先の36周目に軽い雨によりコーションが発生、結局43周目を終えたところで一旦レッド フラッグとなって15分ほど中断しました。
このコーションで11人はステイアウトし残りはピットへ。ブリスコーはまともにラインを維持することができなくて壊れてるんじゃないか、という話だったのでトー リンクが折れていないか、クルーが念入りに確認をしました。
49周目/ステージ残り12周でリスタート、先ほどまでとは違って上位でも2ワイドの争い、4列目あたりになってくると時々3ワイドも発生してホースバーあたりがなんかちょっと危なそうな動きをしながらステージ終了へと向かっていましたが、ステージ残り4周というところでとうとうアクシデントが発生。外側の4列目にいたベルが単独でスピンし後続がまとめて巻き込まれました。このクラッシュではブレイニーが貰い事故で一発リタイア。
無線ではオースティン ディロンが「あいつ何やってくれてんの!?」、ウォーレスも「クリストファーベルバカだろ。」と巻き添えのドライバーは大変不満な反応だった様子。これでステージ1はコーションで終了となりステージ優勝はシンドリック。2位からケゼロウスキー、ロガーノ、バイロン、ホースバー、ステンハウス、ベリー、ギスバーゲン、チェイス、ウォーレスと続きました。ウォーレスは最初に思いっきりベルと当たってフェンダーを壊したんですけど後続はまともに巻き込まれたので順位としてはそこそこだったんですね。
・ステージ2
また11人ほどステイアウトして残りはピットへ、ステージ1を走り切った人は給油量が多いので4輪交換と合わせるしかありませんが、先ほどのコーションでもピットに入っている人は減った燃料を継ぎ足すだけなのでささっと終了、ピット内で順位は大きく入れ替わりました。
・ステージ2
また11人ほどステイアウトして残りはピットへ、ステージ1を走り切った人は給油量が多いので4輪交換と合わせるしかありませんが、先ほどのコーションでもピットに入っている人は減った燃料を継ぎ足すだけなのでささっと終了、ピット内で順位は大きく入れ替わりました。
69周目にリスタートしましたが、なんとバックストレッチでまたもや多重事故が発生、ちょっとしたきっかけから上位で玉突きが発生し、外側の5列目にいたハムリンが突然スピン、 現地放送で『ウインドウ スクリーンのワイパーのよう』だと表現されていましたが、まさにハムリンがトラック上を横断して後ろを走っていた車を右から左まで全て巻き込むような形で後続の大半がこのアクシデントに巻き込まれました。速報値で23台が関係、あまりに数が多いため本日2度目のレッドフラッグとなりました、各車のリプレイ映像を映しているだけで20分ぐらいは時間が潰せそうです。
ロガーノは右前のサスペンションがぶっ壊れてリタイア、ハムリンもどう見ても再起不能。一方でガレージではバイロン、チャステイン、スアレス、ベルなどが修理作業を始めており、普段ではありえないぐらいガレージの中が賑やかに。ただ、結果としてはほとんどのドライバーが復帰できずリタイアしています。そしてこれ、冒頭で私が書いたインシーズントーナメントの大盤狂わせが本当に起こってしまうんじゃないでしょうか^^;
トラック上ではこのコーションでまた多くのドライバーがピットへ、ステイアウトしたブッシャーとギブスを先頭にリスタート、多くの車がリタイヤか修理中になっているため見た感じトラック上は29人しか走っていないようです。しかも有力どころが脱落して慣れていない人が上位に来ているため、なんだか統率役を失ってしまったような感じでどこか隊列の様子も落ち着かない雰囲気に見えます。
さらにこのアトランタ、ハンドリング バランスはなかなか難しいようで、103周目にステンハウスがタイトになって自分からエリック ジョーンズと壁に接触してしまい集団から離脱、さらに110周目にハーブストがダウンフォースが急に抜けたような動きで姿勢を乱してクラッシュ、4回目のコーション。この時点で誰もステージ2を走りきるだけの燃料は持っていませんでしたので、そろそろ給油したいなあと思っているところに都合よくコーションが出た形です。解説のジュニアさんはレース開始直後からどんどん路面状況が変化しているという話をしていた他、再舗装から時間が経過してトラックそのものの路面もだいぶ再舗装当初と違うことも言ってましたね。
さらにこのアトランタ、ハンドリング バランスはなかなか難しいようで、103周目にステンハウスがタイトになって自分からエリック ジョーンズと壁に接触してしまい集団から離脱、さらに110周目にハーブストがダウンフォースが急に抜けたような動きで姿勢を乱してクラッシュ、4回目のコーション。この時点で誰もステージ2を走りきるだけの燃料は持っていませんでしたので、そろそろ給油したいなあと思っているところに都合よくコーションが出た形です。解説のジュニアさんはレース開始直後からどんどん路面状況が変化しているという話をしていた他、再舗装から時間が経過してトラックそのものの路面もだいぶ再舗装当初と違うことも言ってましたね。
何人かは2輪交換と給油を選択、118周目にレディックとボウマンの1列目でリスタートしました。普通はドラフティングトラックと言えば列単位での争いになるものですが、このリスタート直後はまるで普通の1.5マイルのような感じでレディックとボウマンが抜きつ抜かれつ、やがてその隙をついてブッシャーが2番手に浮上し、ここから先はボウマンとブッシャーがリードを争うことになります、台数が少なすぎて大きな塊で争ういつもと違ってる気がします。
142周目、ここでボウマンがブッシャーをある程度振り切ると、チームメイトのチェイスがセットでついてきて147周目にはリーダーになりました。たぶん観客席は大盛り上がりです。その後ステージ終盤にかけてはチェイスとレディックが激しいリード争いを展開、ステージ勝利を手にしたのは
写真を見てもよく分かりませんが判定はレディックでした。なお今回のレディックのスキームはもうすぐ最新映画が公開されるスーパーマンと、トレーディング カードを手掛けるアッパー デックという会社とのコラボレーション企画だそうです。チェイスは2位、3位からブッシャー、ボウマン、ジョーンズ、弟ディロン、ギスバーゲン、ネメチェック、スミス、ケゼロウスキーのトップ10。リード パックでまともに戦えているドライバーは20人もいない様子なので、雰囲気としてはかつてのクラッシュ アット デイトナのような状態です。
・ファイナルステージ
ステージ間のコーションで全車ピットへ、給油時間が短かったと思われるチェイスが最初にピットを出ました。169周目/残り92周でリスタートしてチェイスが主導権を握ったと思いきや、174周目に後ろのブッシャーが大外に動くとチェイスもこれに釣られるように大外へ。これで勢いを失ってボウマンにリードを明け渡してしまいます。何が起きたのか詳細は不明ですが、ブッシャーは単に滑って外へ行ってしまっただけの様子、チェイスがこれを仕掛けてきたと早とちりしてブロックしにいったようにも見えました。ちょっと妙な抜かれ方をしたチェイスでしたが、ほどなく176周目にギスバーゲンが後ろから軽く引っ掛けられてスピンしコーション、一旦仕切り直し。
この時点で残りは80周ほど、まだ最後まで走りきるには燃料が足りませんが、ひょっとして展開次第では、、、というのとリードラップに残っている人が少なくて失うものがあまり無いので、半数以上のドライバーはここでピットへ。182周目にリスタートしましたが、3周後にテープだらけのウォーレスが単独スピンしてクラッシュ、7回目のコーションとなり、結局ここでさっき給油した顔ぶれも含めて多くが最後の給油と考えてピットに入りました、どうやら今日は燃費レースにはならない様子。レディックはここで他人のピット ボックスを跨ぎすぎたせいでペナルティー、隊列後方に下がります。普通はコーション中だと他の人がいるからなかなかこのペナルティーは起きないんですが、人数が減りすぎてるがゆえの失敗とも言えます。
5人はギャンブルでステイアウトした様子で191周目、ジャスティン ヘイリーとギブスを先頭にリスタートしますが、4周後にジョーンズがスピンして8回目のコーション。続く201周目のリスタートも3周後にデイビッド スターが単独スピンして立て続けの9回目のコーションです。現地のお客さんにとって最高なのは、8回目のコーション直前にチェイスがリーダーになっていたことでしょうか。なおスターはここでリタイア、そもそも車が遅すぎるのか1人だけレース開始直後から周回遅れになりまくっていて事故前の段階で既に18周遅れでしたが、あまりにリタイアが多いので結果は29位でした( ゚Д゚)
・ファイナルステージ
ステージ間のコーションで全車ピットへ、給油時間が短かったと思われるチェイスが最初にピットを出ました。169周目/残り92周でリスタートしてチェイスが主導権を握ったと思いきや、174周目に後ろのブッシャーが大外に動くとチェイスもこれに釣られるように大外へ。これで勢いを失ってボウマンにリードを明け渡してしまいます。何が起きたのか詳細は不明ですが、ブッシャーは単に滑って外へ行ってしまっただけの様子、チェイスがこれを仕掛けてきたと早とちりしてブロックしにいったようにも見えました。ちょっと妙な抜かれ方をしたチェイスでしたが、ほどなく176周目にギスバーゲンが後ろから軽く引っ掛けられてスピンしコーション、一旦仕切り直し。
この時点で残りは80周ほど、まだ最後まで走りきるには燃料が足りませんが、ひょっとして展開次第では、、、というのとリードラップに残っている人が少なくて失うものがあまり無いので、半数以上のドライバーはここでピットへ。182周目にリスタートしましたが、3周後にテープだらけのウォーレスが単独スピンしてクラッシュ、7回目のコーションとなり、結局ここでさっき給油した顔ぶれも含めて多くが最後の給油と考えてピットに入りました、どうやら今日は燃費レースにはならない様子。レディックはここで他人のピット ボックスを跨ぎすぎたせいでペナルティー、隊列後方に下がります。普通はコーション中だと他の人がいるからなかなかこのペナルティーは起きないんですが、人数が減りすぎてるがゆえの失敗とも言えます。
5人はギャンブルでステイアウトした様子で191周目、ジャスティン ヘイリーとギブスを先頭にリスタートしますが、4周後にジョーンズがスピンして8回目のコーション。続く201周目のリスタートも3周後にデイビッド スターが単独スピンして立て続けの9回目のコーションです。現地のお客さんにとって最高なのは、8回目のコーション直前にチェイスがリーダーになっていたことでしょうか。なおスターはここでリタイア、そもそも車が遅すぎるのか1人だけレース開始直後から周回遅れになりまくっていて事故前の段階で既に18周遅れでしたが、あまりにリタイアが多いので結果は29位でした( ゚Д゚)
続くリスタートは208周目、チェイスの相手はケゼロウスキーで、さらにケゼロスキーのチームメイトのブッシャーもすぐ近くを走っています。RFK レーシングの2人が組んでチェイスの前に出ることに成功、これでRFKに流れがキターー!と思ったら残り34周、ヘイリーが弟ディロンに後ろから引っ掛けられてスピン、ついに10回目のコーション。ここでテロップでは本日事故に"巻き込まれていない"選手としてチェイス、ブッシャー、カスター、レディックの4人だけが挙がりました、去年もどっかでありましたね(笑)
アトランタはデイトナ/タラデガと比べてタイヤのグリップ力も結構大事なので、このタイミングでピットに入るかどうかが判断の分かれ目でしたが上位勢はステイアウト、233周目/ 残り28周でリスタートしケゼロウスキーを軸に後続のドライバーが出入りを繰り返します。この中からスミスが残り13周でリーダーとなると、ここからもう友人関係もチームメイトも何もないドラフティングトラック最後の攻防に入りました。
アトランタはデイトナ/タラデガと比べてタイヤのグリップ力も結構大事なので、このタイミングでピットに入るかどうかが判断の分かれ目でしたが上位勢はステイアウト、233周目/ 残り28周でリスタートしケゼロウスキーを軸に後続のドライバーが出入りを繰り返します。この中からスミスが残り13周でリーダーとなると、ここからもう友人関係もチームメイトも何もないドラフティングトラック最後の攻防に入りました。
一時は2周遅れになりながらフリー パスで戻っていたステンハウスが残り7周でリードを奪うなどまさに目まぐるしい展開でしたが、やはり上手く立ち回ってケゼロウスキーが再度リーダーとなって残りは2周。ケゼロウスキーの後ろにはチェイスとボウマンがいました。ケゼロウスキーは徹底防御の構え。
そしてとうとうホワイトフラッグが振られますが、ターン1へと向かう直前の絶妙のタイミングと間合いでボウマンがチェイスを押すことに成功。一気に加速したチェイスはケゼロウスキーの内側に飛び込み、ブロックするだけの時間を与えませんでした。
ケゼロウスキーの後ろにはボウマン、もちろん押してくれるはずもなくこれで勝敗は決しました。チェイス エリオット、本名チェイス コバヤシ エリオット、じゃないや、ウイリアム クライド エリオット 2世、昨シーズンの第9戦テキサス以来1年以上ぶりの優勝で通算20勝目、プレイオフ進出をほぼ確定させました。父親のビル エリオットも本名はウイリアム クライド エリオット、ウイリアム=ビルという愛称になるのが常で、息子はそのまま2世として引き継いで、チェイスはあだ名なんですね。ズラペディア。
接触したタイヤ痕が見事に付いている車でバーンナウトを披露。今回の車両はアトランタ小児医療センターの小児がん患者の子どもがデザインした特別な1台で、ビクトリー レーンにも一緒に登場しました、チェイスのお子さんではないのでお間違いなく。
「人生で初めてだよ。信じられない。本当にありがとう。本当に特別な車だった。本当に楽しかったよ。これは一生忘れられない思い出さ。正直に言って最後の数周はすべてのカードがうまく当たったと思う。なんてクレイジーなレースだったんだ。みんなが楽しんだかどうかは分からないけど運転している側からはワイルドだった。最後まで走りきれて本当に良かったよ。」
数年前よりむしろちょっと笑顔がかわいくて若返った?とか思ってしまいました。2位はケゼロウスキー、自身には支援が無い状態でヘンドリックの連携に成すすべがありませんでした。3位は助演男優賞になったボウマン、4位はペナルティーが痛かったレディック、5位は2度もアクシデントに絡みながらも戻ってきたことに一定の手ごたえを得たジョーンズでした。ステンハウス、スミス、弟ディロン、ブッシャー、ホースバーのトップ10。スポット参戦のジリッチが11位、ウェアーがなんと13位、B.J.マクラウドも16位、カイルは21位でした。いかにもドラフティングトラックらしい順位です。
レースの序盤に大量の巻き添えを伴うクラッシュを起こすというのは、ドライバーの無線の内容からしてもあまり内々でも評判がよろしくない様子ですので、できれば起こしたくないと思いながらも今回はやらかしてしまったという感じだと思いますが、そんな展開の中で最終的にチェイスが勝ったということでNASCAR的にも放送しているTNT的にも非常にありがたい結末だったと思います。
実際、チェイスの車、というかヘンドリックの2人の車は非常に良かったと思いますし、逆にケゼロウスキーの方はダーティーエアーでちょっと車がタイトなのかなという風に見えました。一旦前に出られた後に順位を取り戻すのに少し時間がかかってしまうことで、意図した位置取りでレースを最後に組み立てることができなかった、というのもひょっとすると敗因の1つだったかもしれません。チェイスも立ち回りに失敗して順位が下がる場面があったんですが終わりよければ全てヨシ!
実際、チェイスの車、というかヘンドリックの2人の車は非常に良かったと思いますし、逆にケゼロウスキーの方はダーティーエアーでちょっと車がタイトなのかなという風に見えました。一旦前に出られた後に順位を取り戻すのに少し時間がかかってしまうことで、意図した位置取りでレースを最後に組み立てることができなかった、というのもひょっとすると敗因の1つだったかもしれません。チェイスも立ち回りに失敗して順位が下がる場面があったんですが終わりよければ全てヨシ!
なおインシーズンチャレンジ1回戦ですが、多重事故の影響で第1シードのハムリン、第2シードのブリスコー、第4シードのベル、第7シードのブレイニー、第10シードのラーソンは脱落しました。うーん、呪ってしまったな(笑)
そして今回は久々にNASCAR公式のYouTube動画で観戦することができましたが、やっぱり圧倒的に現地放送がいいですね。NASCARの公式動画ではハイライトなど多くの動画が1080pの解像度なのに対して、フル動画だけは何かの間違いがない限りは720pになっているので『解像度がちょっと惜しいなあ』という風に思っていたんですが、アベマの映像はそれよりも荒かったのでこちらへ戻ってくるとものすごく公式が綺麗に見えます、相対的な感覚って恐ろしいですね(笑)
情報量としてもやはり現地放送を聞いている方が圧倒的にいろんなことが手に入りますし、実況解説と走行音の音量バランスも良いのでここから再び公式動画のお世話になろうと思います。そして次戦は独立記念日に最も近い週末、シカゴ市街地でのレースです。シカゴといえば鈴木 誠也がものすごい打ってるのに、大谷 翔平という異次元の存在がいるせいで常に2番手の扱いでものすごく損をしているなあといつも思います、まあ本人は気にしてないでしょうけど。
コメント
ここ数ヶ月調子が良くても戦略がカスか車がカスだったチェイスがやっと今シーズン勝ててしかも地元凱旋で私はもう嬉しくて仕方がなくて成仏できますよ(え)
ちなみにこのレース、珍しく日曜朝だったんでリアタイしたかったんですが見事にフォーミュラのテストデーだったので1日の終わりに結果見てチームの仲間の前で叫びました()
回数を重ねるごとにアトランタが2018年だかにオールスターでやってた『プレートレースで1.5マイルしてみた』に近くなってきてる気がしてならないですww路面が悪くなるにつれてラインもかつての真ん中より少し下が1番早いみたいな変な特性も薄れてきてより一層バトルも激化してきてますよね〜
エンタメ的には今回みたいなテロレベルのクラッシュが起きるとアレですが、2.5マイルとかと比べてどんでん返しが意外となく、なんだかんだ実力者が常に上に来やすいアトランタの今の擬似プレートレースは結構いいと思いますw
お久しぶりです!学生フォーミュラ!!ちょうどオートスポーツが昨年初めてまとまった記事を掲載するために取材していたので、きっとまた取り上げる機会もあるだろうからいずれCherryさんが掲載される日を楽しみにしています!のでまだ成仏しないでください(笑)
仰る通りアトランタは路面の問題かレース毎に戦い方がかなり変化していて、去年シンドリックなんかが使っていた単独の1位になって後続をパターンにハメる技が今年は全然出て来ないし、独特の特徴が際立ってきたと思います。運営もここまで上手く行くとは思ってなかったかもしれないですね~。
ケゼロウスキーのカーナンバー表示、たぶんクローム系の数字で見にくいため、アベマの画質だと9に見えるんですけどあれで一応ちゃんと6になってますね、公式の方で確認してからもう1回アベマを見ると目が慣れてたぶん6位に見えてくると思います(笑)
この先のロードコース、SVGばっかり勝ってもそれはそれで面白くないのでAJには期待してるんですけど、最近はレースペースはそれなりでも予選の速さで負けてる分レースが始まった時点でマイナスからスタートしている印象がありますね。オーバルも含めた総合力ならSVGよりまだプレイオフで戦えるはずなので、なんとかもぎ取ってほしいです。