NASCAR 第2戦 アトランタ

NASCAR Cup Series
Ambetter Health 400
Atlanta Motor Speedway 1.54miles×260Laps(60/100/100)=400.4miles
※NASCAR オーバータイムにより266周に延長
winner:Christopher Bell(Joe Gibbs Racing/DEWALT Toyota Camry TRD)

 NASCARカップシリーズ第2戦は昨年に続いて今年もアトランタ、なんと今週から日本ではABEMAで放送が開始されるということで驚きましたが、よりによってアトランタってちょっと伝わりにくいイベントなので、実況解説の実力が試されてしまいそうです。古賀選手、よろしくお願いいたします。(謎)
 2022年から28度バンクのドラフティングトラックとなりましたが、以降の優勝者はバイロンとロガーノが各2勝、チェイスとダニエル スアレスが各1勝となっています。昨年は写真判定しないと勝者が分からないぐらい見事に3人が並んでチェッカーを受けるというマンガのような歴史的結末をスアレスが制しましたね。

 おそらくハイバンク化当初はやっている側もどう対応すべきか手探りだったイベントだと思いますが、昨年のレースを見ていると先頭走者が巧みに後続車両を風の力によって制御し、先頭だけが1台で走行、2位以下が2列で繋がってなかなか動けないという『パターンにハメる』ような場面が増えてきました。見えない空気の流れ、それによる相手の車両、隊列全体の動きを数手先まで考えて動く必要があるので、スポッターの力量も非常に重要だと思います。 風を味方につけたものが勝つ by 鷹羽リョウ

 パターンにハマるとマジで抜けなくて何もできないので、できるだけ燃料を節約して給油時間の差でピット後の逆転を狙いたいところですがついついじれて3ワイドに持ち込んだりすると、道幅が狭いせいでデイトナよりもヤバい絡み方で多重事故が起きたりします。デイトナと2戦連続で似たレースをやらされて、無線で「もう今年はスーパースピードウェイ走りたくないな」と冗談を言う選手もいました。昨年のこのレースで『今日事故に巻き込まれてない選手』という普通ではあり得ないテロップが出たのも良い思い出です(笑)

 2022年以降のアトランタで最も平均順位が高いのは、優勝こそ無いものの6戦で5回トップ10フィニッシュしているブレイニーで平均順位7.2。同じく5回のトップ10フィニッシュのスアレスが7.3で続きます。逆に悲惨なのがラーソンで、6戦中5戦が30位以下、全レースで事故に巻き込まれて平均順位29.8、これより悪い選手はノア グレッグソンしかいません。ラーソンにとってはとにかくドラフティングアトランタが鬼門です。
 また、トヨタはリニューアル前を含めてアトランタで15戦に渡って勝利が無く、最後に勝ったのはなんと2013年のカイルブッシュ。ここ6戦のアトランタでトヨタのドライバーはトップ5伸べ回数が僅か5回と結果を残せていません。開幕戦のデイトナではブリスコーがポールを獲り、終盤にトヨタ勢が上位で争っていましたが今回はどうでしょうか。ラーソンとトヨタ勢のドライバーには注目です。


・レース前の話題

 クラフツマントラックシリーズにダッジが復帰する見通しであると複数のメディアが伝えました。これに先立ち、NASCARのスティーブ フェルプスは新規参入メーカーの登場に関して楽観的であると会見で語っていましたが、ダッジがラムのブランドで2026年にも再参入すると報じられています。この件に関してNASCARはコメントを出していません。
 新規参入に関してはかねてからホンダの名前も噂には上がっていますが、ホンダは量産自動車エンジンとしてのV型8気筒エンジンが無い(2024年に船舶用のV8エンジンを初めて販売した)ことが参入の課題とされています。ブランドイメージとしても技術競争の価値が皆無のストックカーへ参入するのは相性が悪いですが、NASCAR側とすると来てほしいので常に声をかけてはいると思われます。まあとりあえずはダッジが正式に発表するのを待ちましょう、ガセかもしれんが(笑)

 エクスフィニティーシリーズからも話題を1つ、ヘンドリック モータースポーツが今シーズンは合計16戦に出場すると発表しました。カップシリーズの4人のドライバーと、チーム期待の若手・コリー デイが起用されます。ヘンドリックは実質的にエクスフィニティーでの活動をJRモータースポーツに託していましたが、2022年からちょろちょろと活動を再開して昨シーズンは10戦に出場していました。今季の初戦は第3戦のオースティンで、ドライバーはバイロンとなります。

・Craftsman Truck Series FR8 208

 今年もトラックシリーズ5戦に出場するというカイルが初登場、ステージ1終盤まではポールシッターのコナー モザックがリードしていましたが中盤以降はカイルが主導権を握るレースとなり、結局135周中80周をリード。最終周はスチュワート フリーズンとの争いになりましたが、最適なタイミングでサイドドラフトを使ったカイルが0.017秒差でトラックシリーズ通算67度目の優勝を果たしました。トラックシリーズのアトランタはなんと通算15戦で8勝目という驚異の勝率です。


 なお、尾形 明紀率いるアキノリ パフォーマンスはこのレースでデビューする予定でしたが残念ながら出場を取りやめました。

・Xfinity Series Bennett Transportation & Logistics 250

 エクスフィニティーでドラフティングトラックと言えばリチャードチルドレス。今回もラブとヒルが予選で1位・2位を占めると、決勝もステージ1・2とヒルが連勝します。開幕戦ではトラブルに泣いたヒルですが、ジョージア州出身の彼にとってアトランタは特別相性の良いホーム。163周のうち146周をリードする圧倒的な結果で勝利し、これでエクスフィニティーのアトランタは3連勝、通算7戦で5勝とカイル以上に驚異的な成績です。大会スポンサーが自身のスポンサーですので完璧です。


・カップシリーズ
 予選

 カップの予選はブレイニーがブッシュライトポールを獲得しました、通算11回目。チームメイトのシンドリックが僅か0.002秒差で2位、ベリー、ロガーノ、ギリランドとフォードがトップ5を独占。それどころか上位11人中10人がフォードで、6位に入ったカイルがその中に唯一割って入ったシボレーとなりました。
 なお、フル参戦を退いたトゥルーエックスは開幕戦には出場してこのレースには出場しなかったため、連続試合出場記録が685戦で途絶えました。これにより現役最長はロガーノとなり、今週の決勝に出場すると576戦連続出場となります。途絶えたトゥルーエックスの記録は史上6番目、史上最多記録はジェフ ゴードンの797戦連続出場です。

・ステージ1

 スタートで前に出たのはシンドリック、ブレイニーはなんとなくタイトに見えてターンの出口でふらーーっと外側へ寄って行ってるように見えます。これで序盤はシンドリックを先頭に上位がシングル ファイルになる展開で、同じフォード同士なのでとりあえず様子を見ている雰囲気。それにしてもブレイニーのスポンサーであることが多いメナーズが今回はシンドリックに付いているのでややこしいったらありゃしない。
 15周目にはダブル ファイルに戻ると33周目にベリーがシンドリックをかわし、60周しかないステージ1はそのまま終盤へと向かいます。予選ではフォード無双でしたがここまでの30周以上の間に中団は大きく順位が変動しており、シボレーもトヨタもまんべんなく混ざったいつもの感じになりました。
 そのままベリーがステージ1を制し、シンドリック、バイロン、ウォーレス、チェイス、レディック、ギリランド、ブレイニー、カーソン ホースバー、ロガーノのトップ10となりました。ブレイニーはやはりハンドリングが今一つなのかポールから順位を下げた一方で、ホースバーは26位スタートから順位爆上げとなりました。まあステージ1ですからまだまだこれからですね。

・ステージ2

 ステージ間コーションで全車ピットへ、ロガーノが異様に早くピットを飛び出してなんと9人抜きで先頭へ。そのままリードしていましたが現地コマーシャル中の82周目にタイ ディロンが単独でスピンしたようで2回目のコーション発生、右後輪がパンクしていました。これで給油のためにリードラップ車両がピットに駆け込みます。
 89周目にリスタート、ステージ2は残り72周となっており航続距離とするとまあまあ最後まで行けるかなという状況。引き続きロガーノのリードで進みますが、またしてもコマーシャル中の102周目にジョーンズが後ろから引っかけられてスピンしコーション。前にいたハーブストがターン2出口で失速して詰まりそうだったので、つい内側に動いたら左後方にはブッシャーがいて当たってしまいました。不可抗力ですかねえ。

 ここは上位勢はピットに入らず108周目にリスタート、リスタート直後はギリランドとボウマンが2人で良いリスタートを見せて前に出ましたが、すぐにロガーノ・シンドリックのコンビに抜き返されました。
 先ほどのコーションで燃料を節約する必要性が薄れたので上位勢は全開走行。先週のデイトナでもそうでしたが、ペンスキーの2人が燃料を気にせずに結託して走るとけっこう速い様子で、徐々に上位勢の隊列が縦に伸びてシングルファイルへと近づいていきます。曇っていて気温/路温が低いことが影響しているのか、ターンで内側を走ってもほぼ全開のままで行けてしまっています。うーん、私はトラック解説のページで『内側は全開だと曲がれない』って書いてしまってるぞ^^;

 しかし134周目、せっかく上位にいたのにギリランドの右後輪がパンク。剥がれたタイヤの一部がトラック上に転がったのでコーションとなりました、みたびコマーシャル中のコーションです。もうコーションが出て欲しかったらFOXにコマーシャルを流すよう頼んだらいいんじゃないかと(笑)

 ここも上位はステージ ポイント重視でステイ アウトしますが、わりと多くのドライバーはここでピットへ。ステイアウト勢はステージ2が終わったら確実にピットに入るのでここで入れば逆転が可能ですし、計算上はあと1回の給油で済むタイミングなので上位とは違うサイクルでレースを進められる可能性があります。
 141周目にリスタートすると、さっきまではフォードの誰かを押す時間が長かったボウマンがここではロガーノと並んでリスタートし抜きつ抜かれつ。さらに中団では先ほどのコーションでタイヤを換えたチェイスが積極的に仕掛けていました。アトランタはタイヤが新しいとちょっと無理しながらターンで抜けるのがデイトナとの大きな違いです。しかしイケイケだったチェイスに待ち受けていたのは不幸な結末でした。


 149周目、ブリスコーとステンハウスが接触し、弾かれたステンハウスがチェイスを壁に追いやりました。壁に当たってサスペンションを傷めたらしいチェイス、なんとかスピンしないよう踏ん張っていましたが耐え切れずにスピン、さらに壁に当たって跳ね返って後続も巻き込む多重クラッシュとなりました。元々人気がある上にここジョージア州出身のためアトランタでは特に人気のチェイス、観客席でもチェイスのグッズを身に着けた人が残念そう。チェイスはこの後トー リンクを修復してレースを続行しましたが20位でした。ラジョーイとケゼロウスキーはこのクラッシュで一発リタイア。

 ここも上位勢はステイアウトして157周目・ステージ残り4周でリスタート。気づけばボウマンの後ろにはチームメイトのラーソンが付けており、強烈な一撃でボウマンを押して先頭に送り出しました。ここからボウマンとロガーノが激しく争いましたが、その脇をうまくすり抜けたラーソンがちょっと漁夫の利と言う感じでステージ2を制しました。ウォーレス、ロガーノ、バイロン、ボウマン、レディック、ホースバー、ステンハウス、シンドリック、ノア グレッグソンのトップ10でした。

・ファイナル ステージ

 上位勢はここで当然ピットへ、先ほどと上位の顔ぶれは一変しブリスコー/チャステインの1列目でリスタート、残りは92周。チャステインがチームメイトのシェイン バン ギスバーゲンに押してもらって先行し、ブリスコーの方は同じトヨタの仲間が後ろにいるものの伸びがありません。やはりトヨタは単独で遅い影響なのか隊列全体がズルズル下がっていきます。
 すると184周目、ハーブストがターンで失速して後続が詰まった結果、狭い場所に車が密集してスアレスとタイ ギブスが接触。これを起点に多重事故となりました。リスタートは3列目だったハーブストですが後ろが詰まっての事故が本日2度目。この事故の前にもターンで失速して後続を詰まらせていたのでかなりハンドリングが悪かったと思われます。昨年の勝者スアレス、貰い事故で脱落。

 残りが70周ほどになったので当然みんなピットに入って給油のみ、今回はコーション前に5番手にいたカイルが真っ先にピットを出ました。193周目・残り68周、カイル/ブリスコーの1列目でリスタート。やはりブリスコーは伸びが無く、一方でここからペンスキー勢が急速に盛り返して200周目にはベリーが久々にリーダーに戻ってきます。ドラフティングトラックでメーカーごとの力量の差がけっこうデカい印象^^;
 ところが205周目にフロントストレッチでさっきと似たパターンの多重事故が発生、ブッシャーとボウマンがクラッシュして8回目のコーション、きっかけはブリスコーが壁に当たったことでした。しかし中継映像ではちょうどブリスコーが壁に当たったタイミングで『コリー ハイムの23XIレーシング入りが決まった』という紹介映像を流していたのでリアルタイムで捉えておらず、見ているこっちは「おい、今クラッシュ起きたんじゃねえのか!?」とやきもきしました。大事なところをことごとくリアルタイムで放送できない、それがFOXクオリティー。なおこの事故と関係ないところでギブスがパンクで単独クラッシュした模様。

 213周目、ベリー/カイルの1列目でリスタートしますが状況は次々と変化。この2人に加えてチャステイン、シンドリック、ブレイニーあたりがたびたびリードを入れ替えながら争います。中盤までは燃料の節約やうっかりドラフトを外れて大損するリスクを考えて、前の車に追いついても抜かないことが多いですがここまでくると追いついたらラインを変えて抜きにかかるので出入りが激しくなりますね。昨年記録されたアトランタでの最多リード チェンジ記録・48回がだんだんと迫ってきたようです。

 そんな中で232周目、内側レーンの先頭になっていたブレイニーに対してターン1手前で後ろからホースバーが押しましたが、角度が悪くてすぐにブレイニーがスピン状態。誰も巻き込まずに済みましたがコーションとなります。ブレイニーはぶつけずパンクもさせない好セーブですぐにピットへ自走、タイヤ交換だけで済みましたが痛恨の最後尾転落。
 ホースバーは「こっちが動いた時に向こうも動いた、すまん俺のミスだ。」と冷静な反応、スポッターは「あっちがブロックしようとした時にお前が上に上がったんだ。」と状況を説明します。しかし回されたブレイニーはそうは思っておらず「あいつは危険な兵器だ。」「あいつただのバカだろ!ぶつけていいところと悪いところの区別が何一つできてない。」などなど罵倒の嵐でした。ブロックがどうとかいうよりターンの入り口で間合いを詰めすぎたのが問題な気がするので、ホースバーは経験を積んで判断できるように成長していかないといけませんね。最初はだれでもやらかします。

 残り22周でリスタート、冒頭から3ワイドになる乱戦でしたがやがてシンドリックを先頭にしたシングルファイル化して残りは10周を切りました。ただ、レース中盤のように内側を走るのではなくターンで真ん中あたりを使っていますのでタイヤの性能が落ちてきて内回りはやや遅いんだろうなと想像できます。
 残り9周あたりで中団から2列目を作る動きが見られ、これに前方が呼応していよいよ最後の争いへ。残り3周・ラーソンがバイロンに押されてシンドリックを攻略しにかかりますが、ターン2でラーソンがやや外に膨らんでシンドリックを壁に追いやってしまいました。シンドリックは壁に当たったついでにバイロンも道連れにしてクラッシュ。ラーソンが巻き添えにならなかったのはわりと幸運な絡み方でした。「クリアになってねえだろ、ふざけんな!」とシンドリック。

 というわけでレースは本日もオーバータイムへ、ラーソン/チャステインの1列目でリスタート。ラーソンのリードで1周し最終周に入ると、ここでベルがラーソンに急接近。今日は同じ黄色い車・ステンハウスがターン4でめっちゃ押してくれました、ただステンハウス自身はその直後に壁に当たってちょっと失速し争いから遠ざかってしまいました。

 ベルはラーソンと並走でターン2を立ち上がりバックストレッチに入ります。互いにサイドドラフトが効いている状況でしたが、ここでベルを後ろからとんでもない勢いで押したのがホースバーでした。これでベルは前には出ましたが勢いがありすぎてやや外へ流れ、ホースバーはラーソンとベルの間に入って3ワイドの争い、さあどうなるんだ!と思ったらなんと一番良いところで残念ながらコーション発生のお知らせ。この場合はコーション発生の瞬間に前にいた人が勝者ですが、

 中継映像を見る限り前にいたのはベルでした。そしてレース コントロール側も同様の判断、アトランタの乱戦を最後に制したのはなんとベルとなりました。32位スタートでラップリードを記録したのはなんとこの最後の1周のみ、ドラフティングトラックならではのなんじゃそりゃな結末です。

「夢のようさ。スーパースピードウェイで1列目か2列目でリスタートできるということは、どんな展開になるかわからないよ。でもとりあえず言っておきたいのは、スーパースピードウェイが大好きってことだね、ハハハ。」
 単独走行の遅さで終始苦戦していたことからちょっと自虐的に笑って見せたベル
「よく分からないけど、このスタイルのレースは僕にとっていつもちょっと苦戦していた。今日は最初からずっと明らかに後方に留まっていたんだ。でもアダムとここのみんなが素晴らしい仕事で直してくれたから、スロットルを踏み続けられるようになってレースの後半はベストを尽くすことができたよ。」

 通算10勝目、ドラフティングトラックでのカップシリーズ初優勝に非常に興奮した様子でした。2位にホースバー、レース後は数名のドライバーと相次いで言葉を交わしており、ブレイニーからは怒られたようです。最後の争いではベルを押した直後にラーソンとも接触してちょっと押しのけるようになっていたので、ラーソンとも何やら会話していました。そのラーソンは3位、しかしドラフティングトラックでは壊滅的に成績が悪く、アトランタではまともにゴールもできていなかったので、とりあえず無事帰ってきたことを喜んでいたようでした。ブレイニー、ステンハウス、ハムリン、カイル、チャステイン、ウォーレスと続き、10位はネメチェックでした。これで2戦連続トップ10。

 終わってみれば最後の1回を合わせてコーションが11回、リードチェンジ回数は50回とトラック記録を更新。アトランタ=デイトナよりヤバい、というのを改めて印象付けられるようなレースでした。ところでその最後のコーション、中継映像は横からのカメラで上位3人を映していたのでどこで何が起きたのかさっぱりでしたが、リプレイで映された正面の映像だと

 6番手あたり、リーダー争いのわりと近所で発生していて、しかもバックストレッチの真ん中あたりで既に事故っていました。むしろコーション出すの1~2秒遅かったんじゃないかと思うぐらいけっこう派手に多くのドライバーが巻き添えを食らっていました。最終周は慎重にコーションを出すレースコントロールですが、さすがに上位の車両がこんな角度で事故ってたらコーションを出さないわけにはいきませんでした。まあ仮にコーション出すのがもっと早くてもベルが勝者であることに変わりはなさそうでしたね。

 2戦連続のドラフティングトラック、個人的にはもうちょっとばらけさせてくれよというところなんですが、なんとなくホースバーが"バッドブラッド"時代のケゼロウスキーやチャステインのような個性を光らせ始めたなという印象を受けました。ドラフティングトラックでスパイアーの車にそこそこ競争力があるのは昨年の段階から分かってはいましたが、難しいことを考えず躊躇しない荒っぽい速さは他チームから見ても魅力的な存在に見えました。まあこの後にはやらかしまくって批判を集める時期が必ず訪れるでしょうけど、そこも含めてやはり次世代のスター候補ですね。

 次戦はドラフティングトラックからうってかわってロード コースのオースティン、ABEMAが放送を始めたのに特殊な開催地が続きます^^;


コメント

ChaseFun9 さんのコメント…
Abema無料放送....!?
もう英語で良いから生放送クレって思ってTrackpass買っててそれさえ奪われた身からするとなんという僥倖...
信じられん...
日日不穏日記 さんの投稿…
アベマのことは知らなかったので、違法動画で最後まで観ていました(よく消されなかったなぁ)。昨日時点では、公式動画はなく、FOXの映像を観ていました。とにかくコーション時にCM続きには参りました。確かにホースバーは危なっかしいけど、スパイアーの中では、マクダゥエル、ヘイリーと比べて終始速く、ラストまで観ていたかったのに正直残念。ラーソンはドラフティングオーバルでは、最高が4位。バイロンとの比較では、2022年以降の全レースの結果は、上位入賞では、ラーソンが上、アベレージフィニッシュはバイロンがやや上。安定感では、バイロンなんでしょう。リスタートが、エコパークに変わっていました。オースティンのレーススポンサーですね。CMが流れていたので、地元初進出のウェンディーズ駅前店に行きましたが、なるほどマクドナルドとは違う高級路線で美味しかったけど、かぶりつくくらいのボリューム感を味わうには、1000円以上必要ですね。ハンバーグが好きではないけども、つい行ってしまいました。最後に次戦、オースティンはレースはFOX、予選とプラクティスがAmazonプライムらしいのですが、どうなっているのか教えて貰えると幸いです。
SCfromLA さんの投稿…
>ChaseFun9さん

 放送予定を見ているととりあえず毎週火曜日18時スタートで放送していくみたいですね。今回は冒頭だけチラッと見てみましたけど、初回とあってスタッフさんが映像を繋ぎ間違えてなぜかスタート前に突然ステージ2の映像が入り込むなどちょっと大変そうでした、あと選手名の読み方に一部違和感(笑)
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 ABEMAはとりあえず毎週火曜日18時で放送するみたいなので日本語コメンタリーでよければ安定した時間で視聴可能になりましたからよろしければチェックしてみてください~(←英語派につき引き続きYouTube予定)
 ラーソンはそんなに無茶してるわけでも嫌われてるわけでもないはずなのに、ドラフティングトラックでボロボロなのは勝ちすぎて避けられているジョンソン的なパターンか、逆に本人が慎重すぎて無自覚に危ないのかどっちなんだろうなと七不思議の1つに思えるんですが、今回はえらくしたたかで気づいたらそこにいた感じでした。でもこれからはなんとなくホースバーに振り回されそうな予感(笑)
 
 放映権については、カップシリーズの練習/予選はシーズン前半がアマゾンプライム、後半がTNTによる独占放送となっているので、FOXもNBCも予選の放映権を持っていないというちょっと奇妙な切り売りになってるんですよね。5戦しかレースを放送しない両者が年間を通じてNASCARを扱うための条件だったんでしょうけど、なかなか他国では考えにくいやり方です。
アールグレイ さんの投稿…
ベルはもうカップ戦通算10勝、これで9トラック目の制覇と効率よく勝っていますが、カイルの全トラック制覇当時よりもカップ戦開催トラックが多くて大変でしょうね。
それでも2人目の全トラック制覇を果たすことを期待しています。 
せっかく勝ったブリストルダートやデイトナロードが無くなっているのを考えれば、今のスケジュールに入っているトラックではまだ7トラック目なんだなーと考えてしまいます。

ホースバーの2位はカップ戦でのベストフィニッシュですが、去年のROTYで実力はアピール出来たので、あとは荒っぽい走りには気をつけつつもう勝利だけですね。

次戦は勝利を決めてプレーオフ進出を早く済ませたいロードコーススペシャリストが2人もいると思うと、レースは激しくなるでしょうね。
SVGや旧レイアウトとはいえエクスフィニティーでCOTA戦は2勝を挙げているアルメンディンガーには早速チャンスが訪れましたし、去年ロードコースで強かったヘンドリック勢が譲らないかどうかやジリッシュがカップシリーズのデビュー戦でも衝撃をもたらすかも楽しみです。
SCfromLA さんの投稿…
>アールグレイさん

 ベルはこれだけオールラウンダーで安定感もあるけど、逆にそのせいですごくキャラクターとして薄い印象ありますね。ハムリンみたいに『気づいたら無冠で40歳』のルートにハマらないよう早いうちにチャンピオン獲ってもらいたいところですが^^;
 ロードコースはかつての『オーバルトップ選手vsロードコース職人』の構図から、気づいたらロードレーサーが複数いて彼ら同士の争いになってきて楽しみ方が変わってきましたね。ジリッシュはMX-5とかでレースしてた選手だから既にそこそこのレギュラードライバーより速そうで、車も速いので面白そうだなと思っています。まあはっちゃけすぎて事故るんじゃないかとは思ってるんですが(笑)