クラッシュ at ボウマングレイの方式を発表、他NASCAR情報

 NASCAR カップ シリーズ、2月16日に決勝が行われる開幕戦・デイトナ500まであと3週間ほどとなりましたが、その2週間前となる2月2日は開幕前の顔見世興行・Cook Out Clash at Bowman Gray Stadiumが開催されます。昨年までの直近3年はロサンゼルス メモリアル スタジアムで開催されていましたが、契約切れにともなって新たな開催地・ボウマングレイスタジアムへと移動しました。初開催なのでまずはトラックの説明から改めて、と言ってもWikipediaレベルの情報ですが。

 ノースカロライナ州ウインストン セーラム市にあるボウマングレイは1937年設立、当初はフットボール競技場として使用が開始されましたが、ここに馬による競争レースを行うための1周0.25マイルのトラックが設置されてやがて自動車レースも開催されるようになりました。この馬の競争というのは騎手が馬に乗るやつではなく、馬が2輪車を引いて人間がそこに乗るもの、日本語だと『繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)』と呼ぶそうです。後に1947年になって舗装されました。
 ここに目を付けたのがNASCAR創始者・ビル フランス シニアたち、1949年からNASCAR公認のレースを開催し、1958年から1971年まではカップシリーズが合計29回開催されました。ただそれ以上に大きかったのが『NASCAR公認レースを毎週末開催する』というもので、現在の NASCAR Advanced Auto Parts Weekly Series を1949年以来開催し続けています。ウイークリー シリーズは名前の通り毎週レースが開催されるもので、2025年は全米で46か所のトラックで開催されています。NASCARにおいて競技のピラミッドにおける最下層、これから上を目指す人やレースを楽しみたいプライベーターなどが集う地方レースです。
 細かい仕組みまで知りませんが、ウイークリーシリーズと言っても毎週全く同じ人と車が集まるわけでは無くていくつかのカテゴリーの車両が集まっており、上記スクショのようなモディファイド ツアーの車両もあればスタジアム ストックと呼ばれる車両のレースが開催されるときもあります。地方シリーズ参加者の中でも全国チャンピオンというのが設けられている他、各トラック毎のチャンピオンというのもあります。ちなみに2024年のチャンピオンは49歳のバート マイヤーズという選手で、23歳だった1999年にボウマングレイ史上最年少でチャンピオンを獲得して以来、なんとこれが11回目のチャンピオンでした。

 話が逸れましたが、ボウマングレイはNASCARとウイークリーシリーズの元祖と言え、それはすなわち現在のNASCARの原点のような場所なので『聖地』と呼べるような存在。そんなボウマングレイで開幕前のクラッシュを開催しようと、NASCARは2019年にトラックの改修を発表。2022年のLAコロシアムでのレースに先駆けて、このトラックで車両とタイヤのテストも実施されました。テストを担当したのはデイル アーンハート ジュニアでしたね。2024年にはウインストンセーラム市とNASCARの間で長期のリース契約が締結され、NASCARは2050年までこのトラックの運営権を借り受けました。
 
 選手権レースではないものの54年ぶりにNASCAR最上級カテゴリーの車両が走ることになる今回のクックアウトクラッシュ。開催概要は昨年までのLAコロシアムと基本的に同じです。ですので去年の記事を一部コピペして使えます()流れは大雑把に言うと

練習/予選 → ヒート レース 1~4 → ラスト チャンス クオリファイ(LCQ)→ 決勝

の流れになります。

・練習/予選

 2月1日 18時10分開始予定の練習走行と予選は参加車両を3つのグループに分けて行われます。各グループそれぞれに3回の走行セッションが用意されており、このうち最後のセッションで記録したタイムが予選タイムとなります。つまり2回の練習と1回のフリー予選ということになりますね。この結果を元に、決勝進出者を決めるヒートレースの組分けとスタート順位が決まります。
 予選で1位だった選手がヒートレース1のポール ポジションとなります。2位の人がヒートレース2のポール、3位の人がヒートレース3の・・・となって予選5位の人はヒートレース1の2番手スタートとなります。参加車両はチャーターを有する36台の車両とオープン チーム。ヒートレースは各組とも最大10台とされているので、万一オープンチームが5台以上参加した場合は予選タイムの遅かった者が予選落ちとなる、はずです。

・ヒートレース

 20時30分開始予定のヒートレースは25周で行われます。オーバータイムはありませんがグリーン フラッグで完了した周回のみを計上する方式となっており、コーション中ももちろん周回数は増えません。たとえば2周目にコーションが出たら次のリスタートはまた『2周目』で、ここでまた1周しないうちにコーションが出ると次のリスタートもまた『2周目』です。あまりに事故が多いと果てしなく終わらない気がしてきます。
 ヒートレース1~4の各レースで上位5人に入るとクラッシュ本戦への出場権を手にし、脱落したドライバーはLCQへと回されます。本戦出場者もLCQへ回る人も、スタート順位にはヒートレースの結果が反映されますので最後まで1つの順位を大事にしないといけません。この日のイベントはここまでで残りは翌日に行われます。ちなみに、公表されている予定表ではヒートレースは各レース15分想定となっています、第4ヒートの開始予定時刻は21時15分ごろとされていますが、それ以前に押しまくると夜遅くなって眠くなりそうですね。

・ラストチャンスクオリファイ

 2月2日 18時開始予定のLCQ、ヒートレースで6位以下だった全員が参加します。レースは75周で行われ、もちろんグリーンフラッグ周回しか数えません。スタート順位はヒートレース1で6位だった人がポール、ヒートレース2で6位だった人が2番手、という形で順にグリッドを埋めていき、LCQで上位2人になるとクラッシュ本戦へと出場できます。
 これで合計22人の本戦出場者が決まりましたが、最後に救済の1枠。『まだ本戦出場権を得ていない選手の中で2024年のドライバー選手権最上位』の1名が最後の23人目のドライバーとして本戦に滑り込み選出されます。つまり昨シーズンのチャンピオンであるジョーイ ロガーノだけはクラッシュ本戦の出場が予め保証されている状態です。

・決勝

 現地20時開始予定のクラッシュ決勝、スタート順位はもうお分かりかと思いますがヒートレース1の勝者がポール、ヒートレース2の勝者が2番手・・・と順にグリッドを埋めていきます。21位がLCQの勝者、22位がLCQの2位、そして23位が救済枠で拾われた最後の1人となります。レースはなんと200周もあり、やっぱりグリーンフラッグ周回しか数えません。途中、折り返し地点の100周を終えると一旦休憩のためにレースは必ず中断となります、2ステージ制とほぼ同義です。コロシアムは150周のレースだったのでえらい増えましたねw
 まあ何せ0.25マイルは小さいので追い抜きが非常に難しく前にいた方が有利ですが、おそらく特設トラックのコロシアムよりもボウマングレイの方がターンの旋回半径がやや大きい様子。内側が壁ではなく芝生なのでちょっとしたスピンで車が跳ね返って多重事故になったり、トー リンクを折ってリタイアするようなことはやや起こりにくい反面、うっかりミスったり焦りすぎたりすると芝生経由のミサイルという混沌も起こるかもしれない形状です。
 ボウマングレイには『マッドハウス』という愛称がありまさにそういうごちゃごちゃの展開を現しているわけですが、コーションが出ると周回数が止まってしまうのであんまり多すぎても飽きるのが難しいところです、コロシアムがまさにそうでした。


 ではそのほか年末年始のNASCAR情報も一挙に併せてどうぞ。

・DVPなど規則を小変更

 NASCARは2025年に向けて一部の競技規則を改訂しました。大きいのはダメージ ビークル ポリシーの運用方針変更。この制度導入以来『壊れた車はピット ボックス上で制限時間内のみ修理可、直らなければ強制リタイア』でしたが、『ガレージまで自走、ないしは牽引された車両はガレージ内で時間無制限に修理して出走可能』となりました。最低基準タイムを守って走行さえできればそのままレースに再出場可能です。

 ピットボックス上では引き続き時間制限のある修理作業が行われ、制限時間を超えてピット上で作業を継続した場合にはペナルティー対象となりますが、ピットからガレージへと移動してじっくり修理することが可能となったのでわざわざ無理してピット上で大きな作業をする必要性が薄れました。
 これは、昨シーズンに何度か『パンクしているだけで酷い壊れ方をしたわけではない』車両が運営側から破損車両と認定されてピットへの移動や修理が認めてもらえず強制リタイアとなり、判断基準の一貫性を疑問視する声が上がったためと見られます。DVPができた当時は鉄板のGen6車両でしたが現在はカーボンのGen7となり、外装がボロボロのスクラップみたいな車が走る場面が少ない(そういう場合致命的に内部が壊れている)半面、パンクすると底付きして走れない18インチタイヤで座礁する場面が増えていることから、規則制定時と現状で想定される状況に乖離があることも事実なので抜本的に改めたと思われます。

 そしてもう1つ、オープン枠の車両が参戦する際に『Open Exemption Provisional』という仕組みを導入、OEPと略すことになりオープン暫定免除とでも直訳できますが、分かりにくいのでオープン特例と名付けておきます。オープン特例は世界的に著名な選手などが参戦する際に決勝の出場を保証し予選落ちを回避させるもので、40台以上の参加者が集まったイベントで適用されます。
 カップシリーズは通常40台が参加車両の上限となっていますが、オープン特例対象者はこの枠外の特別扱いとして出場することができ、通常の上限を超えて41台目がスタートすることになります。そのため他のオープンチームの出場枠には影響しません。適用には事前の申請とNASCARによる審査が必要で、特に具体的な基準があるわけではないので運営の裁量となります。『ジャパンレース界における名ドライバー・ヒデオ フクヤマです』と申請を出しても通らないかもしれません。(福山さん例に挙げてごめんなさい)
 ただ、オープン特例を適用してもらった場合には賞金や獲得ポイントの対象外となります。ポイント計算上ではこの選手はいないものとして計算され、仮にオープン特例の人がステージ優勝しても、2位の人がステージ ポイント10点を得ることになります。NASCARが公表するのは規則原文ではなく概要なので、特例が1レースに付き1人だけなのか、複数人に適用されて42台以上にまで増える可能性があるのかは発表文だけでは読み取れませんでした。

 特例免除で言えば、ドライバーのプレイオフ進出条件である『全戦出場』について、万が一欠場してしまった選手はこれまた『免除』を申請してNASCARに認めてもらう必要があります。昨シーズンは昼間にインディアナポリス500に参戦したカイル ラーソンが、雨によるレースの遅延で夜に開催されるコカ コーラ600に間に合わなかったので欠場となってしまい免除を申請。NASCARはすぐに許可を出さずにちょっと脅しをかけていました。

 安易に免除制度が通ると一流選手が『今週は違うレースに出るんで休みまーす』『家でゲームしたいんで休みまーす』と歯止めが効かなくなってシリーズの威厳に関わる一方で、一流選手がプレイオフから追い出されることは運営にとっても望ましくありません。かといって一流とそれ以外の選手で判断に差が付いたらダブスタクソ親父です。
 そこで改訂規則では『免除を受理されたドライバーは場合によってはレギュラー シーズン中のプレイオフ ポイントを没収する』と定められました。プレイオフから追放まではしないけど、プレイオフが2000点スタートとなることで相応の傷みを被るから安易に休むんじゃねえぞ、というメッセージですね。もちろん、免除を可否がNASCARの裁量であることに変わりはないので、プレイオフ進出権をはく奪されるリスクもゼロになったわけではありません。なお、病気、怪我、家族の急な事態、年齢制限で制度上出れないレースがある、といった場合はこの対象外だそうです。てことは18歳未満がカップをポイント対象シリーズに選択して参戦し1.5マイル超のトラックを欠場しても、制度上はプレイオフ出れるのね。

 最後に、予選制度も手直しされてスーパー スピードウェイ以外では2ラウンド制から1ラウンド制に簡素化、その代わり練習走行の時間が5分増加して25分間となりました。1台ずつ走行して1マイル以上のトラックは1周、1マイル未満は2周のアタック一度きり。A組が奇数列で~、というのも廃止されて単純に予選タイム順にスタート順位が決まります。
 スーパースピードウェイだけはラウンド1の上位10人がラウンド2に進む2ラウンド制を維持、ロード コースでは2つのグループに分かれて複数台が同時に走行し、20分のセッション時間内で計測する方式の予選となります。


・MBM→ガレージ66へ

 以前はティミー ヒルとともにチャーター無しでカップシリーズにフル参戦、以降も時々顔を出していた66号車のMBM モータースポーツ。1月18日にカップシリーズに参戦する際のブランド名を『Garage 66』へと変更することを発表しました。ということは今シーズンも活動するわけで、名称変更前の段階で既に『デイトナ500にマイク ウォーレスを起用して出場する』と明らかにしていました。65歳のウォーレスはカップシリーズ通算197戦に出場している65歳。ラスティー ウォーレスの弟ですね。
 ところが、彼がカップに最後に出たのは2015年、エクスフィニティー シリーズも2020年が最後で主要なレース活動をしていなかったため、NASCARはウォーレスにデイトナ500の出場資格が無いと判断しました。これでガレージ66はレースの1ヶ月前になってドライバーと、たぶんウォーレスが持ち込む予定だったスポンサーがいなくなりました。
 参戦が危ぶまれかけましたがオーナー陣はフォード系ドライバーで出れそうな人に電話をかけまくったそうで、その甲斐あって1月22日にチャンドラー スミスとの契約を発表、クイック タイ プロダクツというスポンサーも付いて一件落着しました。また、チームはクックアウトクラッシュにもギャレット スミスリーを起用して出場すると発表しています。
 
・カストロネベス、トラックハウスからデイトナへ

 2024年は一度も登場せず、チームの3台フル参戦体制移行に伴ってもう消滅したのかと思ったトラックハウス レーシングの『プロジェクト 91』。2025年に復活し、デイトナ500にエリオ カストロネベスを起用すると発表しました。ブラジル出身の49歳、インディアナポリス500で通算4勝を挙げるなどNTT インディーカーシリーズ通算315戦で25勝、チャンピオンにこそ手が届かなかったものの、長年インディーカーとチーム ペンスキーの顔として活躍しました。NASCARは出場経験がないものの、デイトナは耐久レースで24時間レイアウトなら多数経験。少しでも本番前に経験を積むため、練習としてARCA Menards Seriesの開幕戦にも出場します。オープン特例も申請する予定です。
 また、トラックハウスはシェイン バン ギスバーゲンの加入に伴って、彼を長年支援してきたレッド ブルがスポンサーに加わるということも発表しています。ギスバーゲンのレースで5戦、そしてオースティンでカップシリーズに初出場することが決まっているコナー ジリッシュもレッドブルが支援することになりました。

 トラックハウスはMotoGPにも参戦していますが、オーナーのジャスティン マークスは将来的にインディー500にも参戦する意思があるようで「私たちが会社として何年も検討してきたことです。適切な時期が来たら、真剣に検討するつもりです。世界最高のオープン ホイール レースに参戦しなければ、トラックハウスの物語は完結しないと思います。」とNBCの取材に応えました。

・トライコンはMTJとともにデイトナへ

 普段はクラフツマン トラック シリーズに出場しているトライコン ガレージがカップに初登場。デイトナ500にマーティン トゥルーエックス ジュニアを擁して出場することになりました。昨シーズン限りでフル参戦から退いたMTJ、デイトナへの出場は早い段階から決まってはいましたが、トヨタ系のどのチームから出るのかが23XI レーシングの訴訟の話もあって分からない状態でした。
 カー ナンバーはかつてマイケル ウォルトリップ レーシングで3年間使っていた56、クルー チーフは2014年から6年間コンビを組んでチャンピオンを経験したコール パーンが特別に戻ってきます。トゥルーエックスのデイトナ500は2016年の2位が最高位、20回出場してトップ10フィニッシュが3回だけとどちらかといえば毎回痛い目に遭ってる感じですが、長いシーズンを気にせず戦える21度目のデイトナでどうなるのか楽しみです。

 なお、この発表の翌日となる1月17日、彼の父・マーティン トゥルーエックス シニアが亡くなったことが2人の息子、マーティン ジュニアとライアンから発表されました。66歳でした。謹んでお悔やみ申し上げます。


・JRモータースポーツも初参戦

 普段はエクスフィニティーに参戦しているJR モータースポーツもデイトナ500でカップシリーズ初参戦。カーナンバー40を使用して、昨シーズンのエクスフィニティー王者・ジャスティン オールガイアーを起用します。オールガイアーにとっては2015年以来となる10年ぶり3度目のデイトナ500、チャンピオンのご褒美とも言えそうです。

・RFK、元リポーターを採用

 RFKレーシングはマーケティング、コミュニケーション部門の人材として、ESPNなどの中継で長らくリポーターとして活躍したマイク マッサーローを起用すると発表しました。私がピット リポーターで一番好きだったのがマイクだったんですが2016年をもって契約が打ち切られてしまったようで、当時自身のフェイスブックで非常に落胆した投稿をしていたのが印象深く残っています。その後どうやら2022年にはARCAシリーズでリポーター業に戻っていたようですが、その知名度や会話力を見込んでRFKが採用したようです。
2015年最終戦、レース前にカイルについて語るマイク

・ボウマングレイの王者参戦

 ボウマングレイの話題で紹介した11度のボウマングレイスタジアム王者・バート マイヤーズですが、チーム アメリベットからクックアウトクラッシュに出場することが発表されました。昨年『ザ マネー チーム』からひっそりとオーナー体制と名称が変更されたアメリベット、普段は全く目立たないですが今回は普段とは違う注目度がありそうです。
工事中のボウマングレイを見学し
インタビューに答えるマイヤーズ

・ケイン、7年ぶりに復帰

 カップシリーズ通算18勝、2018年の途中に参戦を終了してそのままNASCARから去ってしまったケイシー ケイン。その後は自身のチームからワールド オブ アウトロウズに出場するなどダートで活動していましたが、エクスフィニティーシリーズ第10戦・ロッキンガムにリチャード チルドレス レーシングから出場することが発表されました。RCRなんですがスポンサーはなんとHendrickCars.comなのでヘンドリックなのか何なのかよくわからない見た目になる模様ですw

・CWネットワーク、実況解説陣を発表

 今年からエクスフィニティーを全戦独占中継するCWネットワークが陣容を発表しました。実況は2010年から2014年までTNTでカップシリーズの実況を担当していたアダム アレグザンダー。解説はジェイミー マクマーリーと現役ドライバーでもあるパーカー クリガーマン。ピットリポーターはNBCで馴染みのあるディロン ウェルチとキム クーンが担当します。いずれもこれまでの他局のNASCAR中継で馴染みのある顔ぶれなので視聴者は違和感なく観戦することができそうです。

 今回は以上です、今年もYouTubeでフルが見れるといいな!

コメント

日日不穏日記 さんの投稿…
今、フジが大変なことになっていて、F1中継どうなるんだ・・・とフェイスブックグループで喧々諤々になってますが、それは置いておいて、NASCARは、YouTubeがどうなるかが、ずっと気になってます。クックアウト・クラッシュはエキシビションなので、大丈夫でしょうが、公式戦がどうなるか。特にネット配信のAmazonプライムが加わるので。まぁ、今はテレビではなく、配信で観ている視聴者が増えている面があるとは言え、Amazonプライムに関係なく、全戦流すか、流さないかになるでしょうし。ヒヤヒヤしながら見守ってます😅。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 F1中継に関しては広告ではなく有料加入者からの収入が主要な利益ですから構造が違うとは思いますね。この件をきっかけにフジNEXT視聴者がDAZNに移れば間違いなく経営上の打撃ですが、今期末までの放映権契約は既に複数年契約で成立しているので仮にF1目的の契約者がゼロでも放送が無くなる可能性は無いでしょう、むしろ放送しないと契約不履行でさらなる違約金の問題になりかねません。
 「もしフジテレビが倒産したら~」的な話も知恵袋とかにありますけど、常識的に考えて仮に経営に行き詰っても廃業ではなく更生手続きで事業は継続されるでしょうし、もしF1中継が利益になるのであればむしろお金になるものは死守すべきなのでなおさら放送しないということは無いでしょう。

 NASCARの方は現地ではFOX系のストリーミングメディアで事後配信を行う契約が結ばれたそうですが、試しに日本からアクセスしたら当たり前ですが弾かれましたw
 国内向けと海外向けは分けて扱ってる印象なので大丈夫だろうとは思いつつとりあえずクックアウトクラッシュ待ちですね。