NASCAR 第8戦 マーティンズビル

NASCAR Cup Series
Cook Out 400
Martinsville Speedway 0.526miles×400Laps(80/100/220)=210.4miles
※NASCARオーバータイムにより415周に延長
winner:William Byron(Hendrick Motorsports/Axalta Ruby Chevrolet Camaro ZL1)

 日本ではフォーミュラ E、フォーミュラ 1とFIA国際レースの2連戦ですが、NASCARはバージニア州でリッチモンド、マーティンズビルの2連戦。同じ州ですが国土が広い国なのでだいたい300kmぐらい離れた場所にあります。先週リッチモンドで優勝したハムリンは地元バージニア州出身、ここマーティンズビルでは現役最多の5勝を挙げています。ただ最後に勝ったのは2015年。
 2021年以降に限ると優勝者は全て異なるドライバーで、順にトゥルーエックス、ボウマン、バイロン、ベル、ラーソン、ブレイニーと来ています。トゥルーエックスは2019年秋、2020年春(パンデミックの影響で開催は6月)、2021年4月と立て続けに3勝しており、現役ではハムリンに次ぐ勝利数となっています。
 さすがに長いこと開催され続けているトラックなので、データ上は予選1位から24位までの全ての順位から優勝者が記録されており、2002年にはカート ブッシュが予選36位からの優勝を記録しています。カートはこれがまだ通算2勝目の時代、そして福山 英朗が2度目のカップ シリーズ出場をしたレースでもあったようですね。なお予選1位からの優勝者は2013年のジミー ジョンソンを最後に出ておらず、ここ10年ほどのポールシッターの勝率は0%です。

・レース前の話題

 さてそのハムリンですが久々に運営に噛みつく態度を見せたようです。きっかけは、バキバキになっていた路面を再舗装したソノマ レースウェイ。ファナテック GT ワールド チャレンジ アメリカのレース開催を前にしたテスト走行が行われましたが、なんと再舗装した路面が壊れて走行を中止、急遽作業が必要となる驚くべき事態が発生。これに対してハムリンが自身のXアカウントに

「予算の使い方を間違ってるんだ、次はノース ウィルクスボロだ。」

と投稿。ノースウィルクスボロも今年のオールスター戦に向けて再舗装を行っているトラックです。すると、これにトラックの所有者であるスピードウェイモータースポーツの最高経営責任者・マーカス スミスが反応。この投稿を引用して

「全く情報を分かってない誰かさんからの素晴らしい投稿ですね。 無知が世界に公開されます。(もしハムリンからメッセージが送られてくるか直接電話がかかってきて、なぜこのようなことが起こっているのか尋ねられたらこのツイートは削除します。)」

と露骨に反応。ここから完全に場外乱闘の舌戦となってしまいました。このやり取りには長い長い伏線があるようで、情報サイトによるとSWMの再舗装には度々疑問が投げかけられていたようです。2007年に再舗装したブリストルでは、レースを面白くしようとバンク角を外へ行くほど高くなるプログレッシブにしたところむしろ外一択になってしまいました。そしてその後に内側に樹脂を塗って人為的にグリップ力を上げるようになり、それが今年のレースで信じられないタイヤ破滅レースを生むことにも繋がったと言えます。
 さらに、2017年に再舗装したテキサスは左右非対称バンクが不評を買いました。再舗装を機にバンク角を高くし、結果的に疑似直線レースへと生まれ変わったアトランタもSWMの所有トラックです。
 ハムリンとすると、SWMとNASCARはでたらめな仕事をしてドライバーやファンをがっかりさせておきながら、自分たちはそれで莫大な利益を挙げて、一方で多くのチームは資金不足で苦戦しており、これおかしいだろ、というのがどうやらソノマの酷い路面を見て我慢できずにプチンとキレて感情的に投稿してしまった、という話と思われます。ひとまずSNS上での騒動はスミスが投稿を削除、ハムリンも個人的になりすぎていた、として反省し沈静化しています。

 今日はちょっと話題が多いですが、開幕からカイルはピット クルーを立て続けに変更し、オースティン ディロンは7戦でトップ10フィニッシュ無しとガタガタになっているリチャード チルドレス レーシング。テコ入れのために、昨年終了後のオフ期間に変更したばかりの組織体制にまた変更を加え、ディロンのクルー チーフとして2022年まで組んでいたジャスティン アレグザンダーが再び起用されることになりました。1戦を除いて22位以下と苦戦続きでほとんど画面に映らないディロン、立て直しのきっかけとなるでしょうか。

 そしてもう1チーム、こちらは来年に向けて気になるのがスチュワート-ハース レーシング。ライアン プリースとノア グレッグソンはディロンよりさらに下のドライバー選手権30位・31位と苦戦していますが、何せハービックとアルミローラの引退で大口スポンサーが抜け、モービル1も今年からTRDと契約してトヨタ系チームにも付いていることから、こちらも先行きが怪しい雰囲気があります。
 当然ながら今の4台体制を維持するのは簡単ではなく、現場ではSHRが来年に向けてチャーターを売却するのではないか、との噂が持ち上がっている模様。体制を拡張したいチームや新規に参加したいチームはいくつかあるため、取引が成立してもおかしくないと考えられています。どうせ売るなら高く売りたいので、チームとすると『お前んとこ苦労してるんだろ』と足もとを見られることはしたくないわけで、売るにしてももう少し結果を出しておかないとさらに苦しくなってしまいますね。

 最後に、カップシリーズにはBKレーシングなどから通算60戦出場しているグレイ ゴウルディングが、4月2日に家庭内暴力の疑いで逮捕、その後釈放されたことが明らかになりました。これを受けてNASCARはゴウルディングを出場停止としています。ちなみにゴウルディングの妹さんはゼイン スミスと結婚しており、ゴウルディングから見てZ.スミスは義理の弟にあたるそうです。

・Craftsman Truck Series Long John Silver’s 200

 2位スタートのクリスチャン エッケスがレースを席巻。ステージ1・2を連取すると、その後のピットで一旦19位に落ちたものの、この抜きにくいトラックで順位を回復していき173周目のリスタートでリードを奪い返しました。3ステージをスイープして今季2勝目・通算7勝目を挙げました。
 このレースではオーストラリア出身のキャメロン ウォータースがデビューしましたが、レース終盤のクラッシュでまともに車を壊してラジエーターの水を噴き上げてしまい、当然ながら「ウォータースがウォーターを撒いている」とダジャレを言われてしまいました。


・Xfinity Series Dude Wipes 250

 先週に続いて今日もアルミローラが速く、ステージ1を制してレースの中盤以降も優勢にレースを進めました。しかし度重なるコーションで残り10周を切ってからサム メイヤーにリードを奪われ、もうダメかと思ったら残り7周で多重事故が発生しオーバータイムへ。オーバータイムのリスタートでは2列目のシェルドン クリードが強引にメイヤーの内側にねじ込み、結果的に外にいたアルミローラがうまく抜け出すことに成功、最終周にもこれまたコーションが出たのでここでレースは終了となり、アルミローラが昨年のソノマ以来となる通算5勝目を挙げ、なおかつダッシュ フォー キャッシュの賞金10万ドルも手にしました。

 次戦でダッシュフォーキャッシュの対象となる4人は、アルミローラが出場しないためメイヤー、S.スミス、ジャスティン オールガイアー、クリードの4人となりました。

・カップシリーズ
 予選

 カップの予選は先週のレースで接触があった2人・ウォーレスとラーソンが再び"激突"。第1ラウンドのA組でウォーレス、B組でラーソンがそれぞれ最速を記録すると、第2ラウンドではなんとラーソンがウォーレスを0.001秒差で下しました。今年2回目、通算18回目のブッシュポールです。3位にエリオット、4位トゥルーエックス、以下チェイス ブリスコー、ロガーノ、ベリーと続き、ちょっとレース以外で活躍してしまったハムリンは8位から。

・ステージ1

 序盤ラーソン、ウォーレスのトップ2になる展開は先週と同じ。今週のヘンドリック モータースポーツは創立40周年記念ということで『ルビー』と呼ばれる特別な赤いスキームになっています。赤と言ってもメタリックでちょっと美味しそうなブドウみたいな色してて良いですね。ヘンドリック応援団も多数訪れていますが、オーナーのリック ヘンドリックはひざの手術のためにこの現場にいません^^;

 短いステージ1はあっという間に終了、ラーソンがステージ勝利、2秒あった差を最後に猛烈に追い上げたウォーレスが2位、エリオット、ブリスコー、トゥルーエックス、ロガーノ、ハムリンと続き、18位スタートのバイロンが8位まで順位を上げました。

・ステージ2

 ステージ間コーションで全車ピットに入り、ロガーノがいきなりの2輪交換で先頭へ。リッキー ステンハウス ジュニアはエリオットと交錯してスピンしてしまい、トッド ギリランドはアジャスト用レンチを刺したままピットを出てしまったので2回ピットに入ることになりました。ここはピットが狭いからなあ。
 94周目、ロガーノとラーソンの1列目でリスタートしますがラーソンが蹴り出しで失敗。これでロガーノ、ウォーレスのトップ2となり、なかなか内側に下りることができなかったラーソンはハムリンにも抜かれて4位へ後退。

 そのままロガーノがリードしていると110周目、突如ベルの車に異変。右前輪が明後日の方向に曲がっており、なんとか自力でピットへ。2周後にデブリーによるコーションが出ます。ベルはどこかぶつけてサスペンションを壊してるのかと思いましたがタイヤ交換だけでその後も走行継続。症状としてはパンクだけで、映像を見る限りナットもどこかですっ飛んでしまったようなのでそもそもちゃんと締まってなかったんじゃないかという気もします。

 このコーションでは上位勢に動きはなく120周目にリスタート、ロガーノはこの先も2輪交換を全く感じさせない走りで快走、しかしステージ残り30周あたりで周回遅れのディロンに引っかかって後ろに追いつかれてしまいます。ディロンはステージ1の段階で既に1周遅れ、ここで抜かれたら2周遅れになってしまいます。
 このディロン渋滞を活かしたのは3位を走っていたハムリンで、ウォーレスをかわして2位となるとステージ残り11周でロガーノもかわしこのレース3人目のリーダーとなりました。ハムリンは時に外側のラインを使って走るなど路面状況を巧みに読んで、最後はちょっと押しのけてのリードでした。
 ステージ2はハムリンが制し、ウォーレス、ラーソン、エリオットが続きました。ロガーノは最後にタイヤがへばったっぽくてなんとか5位、ボウマン、ブリスコー、バイロンと続いたので、3位から8位にヘンドリックが全員入っています。ディロンはなんとかハムリンから逃げ切って1周遅れのまま終わり、とりあえず今日はテレビにいっぱり映りましたが、結局この後も周回遅れがかさんで3周遅れの34位でレースを終えました。


・ファイナル ステージ

 ピットで2つ順位を上げて1列目の外側からリスタートしたエリオットがハムリンを大外刈り。かなり久々な気がするエリオットの切れ味ある走りで観客も大いに盛り上がります。ただこのグリーン フラッグ ランは203周目にベルがスピンしたことでコーションが出て小休止。今日はダメダメだったベル、このレース35位でした。
 210周目のリスタートからもエリオットはリードを維持し、15周でハムリンを2秒も引き離します。しかし周回遅れのジョッシュ ウイリアムズに引っかかっていたら250周目にはその差は消し飛び、5周以上の並走の末に259周目にハムリンがリードを奪いました。リスタートからタイヤを使ってもどこかで必ず詰まるので、たぶんハムリンは最初はあえて追いかけてないですね。
 
 どこかで給油しないと走り切れない最終ステージ、コーションが出ないとなるといつピットに入るのかが戦略の考えどころでしたが、ほぼ均等割りした残り103周でバイロンがまずピットに入ると上位勢がこれを見て一斉にピットへ。このサイクルでエリオットがハムリンをギリギリでアンダーカットすることに成功し、事実上のリードを奪い返しました。さらにハムリンにはバイロン、ラーソンも立て続けに襲い掛かり、ここでヘンドリックが事実上の1-2-3。

 1周が短いマーティンズビルは先にタイヤを換えたところで1周あたりのタイム差が僅かで、誰かに引っかかったらそっちの損失の方が大きいのでアンダーカットをトラック上の速さだけで成立させるのは結構難しいです。エリオットのクルーは4輪交換を驚異の9.5秒で完了させ、作業の速さで生み出した1秒で逆転しました。

 ところが311周目、空気を読まないバイロンがエリオットを抜いてしまいます。バイロンは最初に入ってレースを動かし、とにかく飛ばしまくっている印象。この後トラック上はタイヤを換えた速い人と、コーション待ちの賭けに出てまだピットに入っていない遅い人と、単に遅い人がごちゃ混ぜになりますがバイロンはそこをくぐり抜けて見た目上でも327周目にリーダーとなります。
 そもそも18位からここまで来たんだから速いに決まっているバイロンはエリオットを引き離し、残り50周で2秒以上の差になりました。まあ周回遅れが出たらこれがすぐ無くなるんでしょ、とか思ってたら残り30周で3秒差にさらに広がってしまい、もう手が付けられませんw
 グリーンフラッグランは180周を超え、マーティンズビルでこれほど長いのは1996年秋のレースで201周続いて以来、そしてこの時に優勝したドライバーがジェフ ゴードン。放送席がそんな話を掘り返し、もうバイロンの優勝間違いないという雰囲気だった残り3周でした。

 ジョン ハンター ネメチェックが起死回生の壁走りをした!!!わけではなく、ブレーキの故障から全く止まれずに壁走りとなり即座にコーション発生。マーティンズビル史上初の同一チームによる1-2-3フィニッシュを、40周年お祝いムードのヘンドリックが達成してお客さん大喜び、のはずがまさかの事態にお客さんは天を仰ぎ、ゴードンも

マジかよお・・・(´・ω・`)

 まさかといった反応、たぶんテレビで見ているであろうヘンドリック御大も同じ反応だったことでしょう、これでレースはオーバータイムへ。ネメチェックの車はブレーキから出火した上にオイルも撒かれたのでトラック上、ピット上とも処理が必要となり、けっこう長いコーション周回となります。ピットに入るべきかどうか悩む時間がたっぷりできました。結果、大半の車はステイアウトを選択。ハムリンは『ヘンドリック勢が入ったらステイアウト、入らなかったら入れ』と指示されたそうでピットに入りました。4位を捨てての4輪交換で10位からのリスタート。オーバータイムが複数回無いと届かないでしょうね。

 オーバータイム、エリオットはターン3でバイロンを後ろからかるーーく押して内側をこじ開けに行ったように見えましたが、さすがにチームメイトなのでやさしーく行ったところ仕留めきれずバイロンがリードを守ります。するとエリオットは逆に後ろからラーソンにちょっかいをかけられ、これでバイロンが逃げました。バイロンが早くも今季3勝目、マーティンズビルでは2勝目を挙げました。そしてラーソン、エリオットが続いてヘンドリックは1-2-3フィニッシュ達成、チェイスが1じゃなくて3なのが惜しいところです。
このミニカーは売れるに違いない

 4位からウォーレス、ブレイニー、ロガーノ、タイラー レディックと続き、7位にボウマンが入ったのでヘンドリックは1-2-3-8フィニッシュですね。チーム経営が大変そうなSHRからプリース、ブリスコーが9位・10位に入ってオーナー陣を少しだけ安心させました。ハムリンは11位でタイヤを換えたのは結果だけ見たら失敗でした。

 今日こそはチェイス行けるんじゃないかとすごく期待感とともに見ていたら、バイロンに美味しいところをもっていかれてしまい無念でした。バイロンは昨年秋のマーティンズビルでレース序盤に苦戦して集団に埋まり、これをコツコツとアジャストしていって最後にはそれなりの車に仕上げた、ということがあったので、その経験というのもこのレースに活かされた気がします。あんだけ終盤に速かったらもうしゃあないですわな。
 これに対抗したハムリンも惜しい1人でした。見ていると普通に内側に付いて右側のタイヤをラバーに乗せたり、あえて内側を開けて左側のタイヤをラバーに乗せたり、走り方をすごく工夫していて面白いなと思いました。ひょっとすると外ラインを使うのは半径を大きくしつつ左側のタイヤをラバーに乗せて極端に言えば引っかけるようにすることで、左のタイヤにも仕事をさせて右側だけ消耗しないようにする意味もあるのかな、とか想像しながら見ると面白かったです。
 そして4位のウォーレスですが、あんまりショートトラックが得意な印象は無いですがマーティンズビルに限るとここ4戦は全て11位以内、平均順位では通算4戦以上走ったトラックの中でデイトナに次ぐ2番目の好成績となっていてなぜか得意としています。トラックシリーズでも2勝しているので何かここを走るツボを身に付けている可能性が高いですね。勝つには何かあと1つ足りないのかなというのが正直なところですが、先週のリッチモンドから2戦続けて上位を安定して走ったのは本人にもチームにもかなり手ごたえがあったのではないかと思います。

 次戦はまたテキサス州に戻りまして、1.5マイルオーバルのテキサス400マイルです。そろそろRCRの2人がスカッと上位を走る姿を見たいですね。

コメント

アールグレイ さんの投稿…
アルミローラは、前戦からの活躍を見るとちょっとカップ戦を引退したのは勿体なかった気もします。
今シーズンはエクスフィニティーでJGRから20戦ぐらい参加するようですし、アルメンディンガーなどと共にカップ戦での経験を生かして若手の壁になることを期待したいですね。

そしてHMSにとって自ら40周年を祝う最高の形になりましたね。
チームの初勝利(1984年にジェフボダインが記録)の地でもある、マーティンズビルでルビーレッドの40周年記念の特別スキームを纏って、1-2-3フィニッシュを達成するとは本当に出来すぎている感じがします。

ここ4年で3回も1-2-3フィニッシュ(うち1回は1-2-3-4)を達成していますし、やっぱり総合力では1番のチームだなと。
ちなみに、他に1-2-3を達成した経験のあるチームとして、RFK(当時ラウシュ)、RCR、JGR、SHRがありますが、RFKとRCRは今は2台体制ですし、SHRも昨シーズン、トニーがオーナーになってからのチームでは初の未勝利になって今シーズンも苦しんでいるのを考えると、現実的に目指せるのはHMS以外だとJGRだけなのがちょっと寂しいですね。
日日不穏日記 さんの投稿…
スタートコマンドは、マーティンズビルでチーム初勝利を挙げたボーディンとゴードンの2人のジェフが務めました。ペースカーは、リック・ヘンドリックがドライブする予定だったらしいけど、2人のどちらかが務めたのかな。長野県人の僕としては、ヘンドリック軍団が緋色のスキーム(スロウバック?)で、ロガーノに迫る光景は、「真田の赤備え」の如しって感じで、ロガーノ可哀そうって感じで(同情しちゃいけないな)。
ヘンドリックで勝つなら、チェイスにって、感じでしたが、バイロンが速すぎました。ヘンドリックを代表して、ゴードンがインタヴューを受けてましたが、かなり肥えましたね。解説しているハーヴィック、ボウヤー、ジェイミー・マックと比べると、昔の面影はありません。NASCARを離れましたが、チップ・ガナッシや、ライアン・ニューマンのようにならないことを願うばかりです。カイルの<アレ>は諦めてません。僕の<推しの子>ですから。
SCfromLA さんの投稿…
>アールグレイさん

 はからずもアルミローラの苦戦の一因がSHRの車両側にあると見えてしまったことになるので、SHRとすると「あんまり活躍せんといて」という感じかもしれませんね。カスターとハーブストも一緒に走っていてちょっと複雑な心境かもしれないし、SHRは頑張らないとドライバーが逃げちゃいます・・・
 今の財政事情からすると4台体制を競争力を持って維持するのってかなり難しい仕事だと思うので、NASCARにいわゆるワークスは無いとはいえ、彼らが言うところのメーカーとの『ティア1』の関係であることと、そこに結果とスポンサーが常に循環してくれる生態系を作り続けて外さないヘンドリックは飛びぬけてると思いますね。ペンスキーもそうですけど関連する本業を収益事業として持っているのも大事な要素かなと思います。JGRの方がよりメーカーとのつながりという点では強そうな印象ですね。・・・ペンスキーは現実的に1-2-3できると思われていない(笑)
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 ゴードンは心なしか体系も雰囲気もヘンドリックに似てきた気がしますね、チームの重役になって色々と会食の機会が多かったりするんでしょう(・∀・)たしかにあのルビースキームはなんか強そうでしたね。赤なんだけどちょっと青成分も入ってるから普段青いラーソンとチェイスも思ったほど違和感無いですし、まあその辺の仕事まで含めて最強軍団はやることが全てうまいなと思わされます。
 カイル、というかRCRはまだ取っ散らかったまんまっぽいですが、序盤良くて尻すぼみよりは尻上がりの方がプレイオフで失速しなくて済むかもしれないので、まあ10戦やそこらでアレについて慌てる必要は無いでしょうね、20戦しても寝たまま起きなかったらちょっと気になりますけど。
las vegas さんのコメント…
scさんめちゃくちゃご無沙汰です。 あの人が帰ってきたのでまた楽しみにレースを見ます。
因みにViking motorsports って下位チームですよね? またあのBK racingやGo Fas racingの時の様な、
感動の走りを期待します。
SCfromLA さんの投稿…
>las vegasさん

 どうもご無沙汰です~、諦めずにばっちりチェックして追いかけてはるんですね。バイキングモータースポーツは実質はライアン シーグのお父さんがオーナーの家族チームで中団~下位寄りですが、去年アルミローラがソノマにスポット参戦して初優勝してますし、少し競争力が上がってきているのかなと思います。彼にはそんなチームに経験値で力を貸すようなことが期待されているのかなと思います。