F1 第5戦 中国

Formula 1 Lenovo Chinese Grand Prix 2024
上海上汽国际赛车场 5.451km×56Laps=305.066km
winner:Max Verstappen(Oracle Red Bull Racing/Red Bull Racing RB20-Honda RBPT)

 F1第5戦、2019年以来5年ぶりの中国です。久々なのでホンダが強くなって以降のここ数年でF1を見るようになった方は初めての上海だと思いますが、ここは漢字の『上』をモチーフにしたかなり特異なデザインです。特にぐるっと回り込むターン1、少しバンクのついたターン13からそのまま続く約1.2kmの長い直線と、その先の極端に鋭角なヘアピンのターン14は結構特徴的。中盤には高速S字がありますが、近代サーキットの割に意外と低速コーナーが多いですね。周 冠宇にとっては初の母国レースですが、彼はシングル シーターでここを走ったことはないそうです。そりゃそうだ、ヨーロッパでレースしてるんだもんな。

・レース前の話題

 4月11日、アストン マーティンはフェルナンド アロンソと2026年まで契約を延長したと発表しました。今年が契約最終年となっていたアロンソ、移籍市場に出た場合どうなるのかが注目されていましたが、チームはその前に先手を打って確定させた形です。2026年というとホンダが復帰する年であり、アストンマーティン/ホンダの1年目にアロンソが走ることが、よほどの問題が起きない限り決定しました。アロンソによるとこれをF1人生最後の契約とするようですが、万が一2026年にむっちゃ速かったらまた考えが変わるかもしれませんね。GP2エンジンになりませんようにw


・2024年版スプリント方式

 今年も懲りずにスプリント制度があり、このレースを皮切りに全6戦で実施予定。導入以来頻繁にやり方が変わるスプリントですが、今年もまた制度に変更が加わりました。昨年は金曜日にFP1と予選、土曜日はスプリント シュートアウトとスプリントを取り入れて、土曜日が完全にスプリントに特化した日になり日曜日が決勝という流れでした。
 しかし今年は金曜日のFP1の後に行われるのがスプリント予選。土曜日の午前中にスプリントが開催されます。土曜日の午後に予選、そして日曜日に決勝という形でまずスプリントだけ先に終わらせる形になりました。これは主に車両保管規定・いわゆるパルクフェルメ規則に関連しています。
 F1では規則上予選が始まって車両がコースに出た瞬間から、ウイングの角度などごく限られた部分を除いて車両の調整が不可能になります。昨年型のスプリント方式だと、FP1を走ったらすぐに予選なのでセッティングの機会が僅かしかなく、最初にセッティングを外したら以降は予選もスプリントも決勝も全部ガタガタです。
 今年の方式では、とりあえずスプリント予選が始まったら一旦パルクフェルメ規定にかかって車をいじれなくはなりますが、スプリントの決勝が始まってから午後の予選出走までの間は解除されるので再び調整する機会があります。極端な話スプリントを捨てて30分の練習走行だと割り切ったら決勝に向けたセッティングを予選開始までに実施することが可能です。
 この方式の難点は、土曜日に100kmのレースをしてから予選なのでドライバーは体力も精神力も多少すり減った状態で予選を走らないといけないのと、当然スプリントでうっかり車を中破させると予選を走れなくなることでしょうか。スプリントの上位8人にはポイントが与えられますが、下位チームがここに入るのは至難の業なので自ずと視線は予選、決勝へと向いてしまうと思われます。
 そしてここまで書いてお分かりの通り、『スプリントシュートアウト』という妙に気取った名前から『スプリント予選』に名称が変わりました。シュートアウトって特にアメリカのモータースポーツ観戦者からすると『レース残り1〜2周の状態から再開されるレース』を指す言葉として定着していると思いますし、初心者の方にとっては意味がわからずややこしいと感じていたので、無難な名前になってよかったです。

・誰も知らない"再舗装"

 上海の怪事件、ドライバーがコースを歩いたらなんか路面が妙に黒い( ゚Д゚)どうやら上海国際サーキットは今年再舗装を予定しているそうですが、今回久々のF1開催ということで再舗装前にもお色直しをしようと凹凸のできた路面を削ったりして整備し、ここに『簡易舗装』とでも言いますか、ビチューメン塗料という液体のアスファルトを表面に塗って整えていました。しかしこの応急工事の実施をFIAは知っていて、チームや選手、さらにはタイヤ屋さんであるピレリにも伝わっておらず、異変を感じた選手らが声を上げるまで特に何のお知らせもしてくれませんでした。
 NASCARのPJ1と似たような話ですが、車両が走るとライン上の補修部分は表面が削り取られて色が薄くなり、それ以外の部分は残っているのでライン上とそれ以外で路面の色がずいぶんと違うものになっていて、昨年にこの処理を施してから何かしらのレースが行われていく間にライン上の色は少し薄くなり、そしてF1の週末が始まったらさらにどんどんとライン上だけ色が薄くなってハゲていくことになります。当然グリップ力もタイヤ摩耗の度合いも変化していくわけで、そんな大事な話をなんで黙るのよ・・・

・FP1

 なぜかターン7付近内側の芝生から出火。ちょっと煙が出る、という程度ではなく横方向にそこそこ燃え広がり、上海の怪現象として話題になりました。

・スプリント予選

 セッション中に雨が降るかもしれない、というスプリント予選、SQ1終了後にまた草が燃えました、もうやだこのコース怖い・・・原因は今のところ分かっておらず、2019年と違って火花が飛びまくる車両でここは高速コーナーだから火花が飛んで引火したんじゃないかともされましたが、他のコースでそんなことは一度も起きていないし、そもそもこの週末の前には雨が降って芝も土も水を含んでいます。
 ここは沼地なので何らかのガスが漏れだしていることが原因かも、とされましたが軽く調査された範囲ではそれもなく、もし頻繁にこんなことが起きたらレースなんてできない状態です。案外路面に塗ったビチューメンの成分が芝生にも付いていて、石油製品だからこれに火花で着火されて燃えてるんじゃないかとか思ったり。

 SQ2の終盤から雨が降ってきて、SQ3になるともう完全に雨で、おそらくは路面水量というよりもヌルっとした路面が影響して全員大苦戦、はみ出してトラック リミット違反によるタイム取り消しが多発。これも表面処理のせいじゃないだろうか。
 ランド ノリスが一旦最速タイムを記録したものの、その周に入る前の最終コーナーではみ出していたので『次の周のタイムは無効です』という具合に取り消しの判定。その間にルイス ハミルトンが最速を記録して、スプリントとはいえ久々のポール!と思った次の瞬間に取り消されたはずのノリスのタイムが復活w
 またもや上海の怪現象でノリスがスプリントのポールとなりました。タイムを取り消すかどうか、最終コーナーではみ出した場合次の周はどうするか、というのはイベントごとにレース ディレクターズ ノートに記載されて決められますが、このレースでは最終で飛び出しても翌周の利益にはならないので関係なく、取り消した裁定が規則の誤適用でした。
トト「取り消しの取り消しってなんやねん・・・」

 3位にフェルナンド アロンソ、4位に飛び出しまくって苦戦したマックス フェルスタッペンが続きました。5位からカルロス サインツ、セルヒオ ペレス、シャルル ルクレール、そして遠い先祖に中国の方がいるというオスカー ピアストリが8位。サイトによって『曽祖父』と書いてあったり『高祖父』と書いてあったり世代が違うので、まあ遠すぎて曖昧なのか翻訳が雑なんでしょう。ジョウはSQ3に進出して10位からスタート、母国のファンに嬉しい知らせです。

・スプリント

 19周のスプリント、ほぼ全員ミディアムでスタート。ノリスの蹴り出しが今ひとつだったのですぐにハミルトンが並んだ状態でながーーーーーーいターン1に入ると、なおも外で粘っていたノリスがズルっと滑ってしまいコース外へ、ハミルトンに追い出されたのかなと思ったらその前に滑ってるのでこれは粘りすぎたという感じです。これでノリスはいきなり7位に落っこちてしまい、ハミルトンがスプリント制度で初のラップ リードを記録します。


 3位になったフェルスタッペンでしたがなぜかバッテリー残量が少ないらしく、直線で電動アシストが足りないので後ろからサインツにやたらと追いかけ回されて、追い上げに転じるのは4周目に入った頃からでした。ただ、問題が解決したらいつもの無双モードに入り、7周目にアロンソ、9周目にハミルトンを抜いて定位置に帰ってきました。
 ここからはアロンソ、サインツ、ペレス、ルクレールによる3位争いが盛り上がったので撮れ高には困らない展開となります。膠着が解けたのは16周目で、ターン6でサインツが仕掛け、ここから並ぶのが怖いS字で2台が並走。途中軽い接触もありつつサインツが前に出た、と思ったらアロンソがやけに意地になって取り返そうとしたので2台まとめて外へ流れていき、結果ペレスが得しましたw


 その後アロンソはタイヤをパンクさせて最終的にリタイアした上、接触についてペナルティーが課せられました。アロンソとやり合ったサインツはその後ルクレールと身内でも争い、今度はサインツがかなり意地になって防御したので軽く接触、ルクレールがコース外に押し出されて無線で激怒、残る者と出ていく者によるチームメイト争いはいつの時代もこうなりますね^^;
 フェルスタッペンがスプリントを制し、13秒差で2位にハミルトン。3位からペレス、ルクレール、サインツ、ノリスと続きました。ジョウは点数こそもらえませんでしたが堅実に走って9位で終え大きな声援を受けました。


・予選

 上海の怪事件はまだ終わりません、ついさっきスプリントで2位だったハミルトンがまさかのQ1落ち!どうやらセッティングを変えてみたら大失敗したそうです。ハミルトンはジョージ ラッセルに負けていることが多いので衰えを指摘されますが、実験的なセッティングを引き受ける、というエース格の仕事をこなしているせいというものあるので一概には言い切れないところもありますね。かつてザウバー時代の小林 可夢偉もそういうところがあったと記憶しています。

 さらに怪事件、Q2では最終コーナーでサインツがズラってクラッシュし赤旗。でもサインツはウイングを壊しただけっぽいので赤旗のうちに自走でガレージへ帰還し、その後のアタックで普通にQ3進出!この行為にアストンマーティンが『再出走したらあかんやろ』と抗議しましたが却下されました。
 Q3、フェルスタッペンはスプリント予選の鬱憤を晴らすような圧倒的速さでピレリ ポール ポジションを獲得。0.322秒差でペレスが2位、3位にはアロンソが入りましたがフェルスタッペンからは0.5秒近く離れており、1人だけどんだけ速いねんという話です。ノリス、ピアストリ、ルクレール、サインツ、ラッセルと続きました。ジョウはここでは不発でQ1落ちの16位でした。

・決勝

 降水確率は10%と出されているもののスタート直前に霧雨の情報。タイヤ選択は上位10人を含めほとんどがミディアムです。雨降ったらソフトの人超ラッキーなんですけどねえ。スタート直後のターン1ではアロンソがペレスに対して大外刈りをしかけ2位浮上。ここでやり合ってくれたのでフェルスタッペンは早々に安全圏に逃げることに成功しました。フェラーリはターン1でサインツがルクレールに追い出されてるっぽいので昨日の仕返しか?と思いましたが、映像を見返したらサインツが斜め後ろから無理に横へ行ってるのでサインツが欲張りすぎですね。
 ペレスは5周目にようやく2位を取り返しますが既にフェルスタッペンは5秒も前方、ということはここまでアロンソに対して1周で1秒引き離してたわけで、少なくとも他チームの人はもうフェルスタッペンを意識するだけ無駄な状況^^; この後もフェルスタッペンはペレスを少しずつ引き離してレースは進行。

 ちょこちょこと順位変動が起こる中、4位に落ちていたアロンソが11周を終えて上位勢では最初にピットに入りました。すると次に動いたのは意外にもレッド ブルで、13周目になんとフェルスタッペンとペレスの連続ストップ。それもフェルスタッペンを2.1秒、続いて入ってきたペレスも2秒の作業時間で送り出す職人技を披露します、中国のお客さんにサービスかな?w

 ワンツーほぼ確定のレッドブルは横に置いて、3位を争うのはマクラーレンとフェラーリの対決、実質3位のノリスが後ろから来るルクレールに捕まらずに終えられるかの争いです。それぞれの相棒であるピアストリとサインツは先にピットに入り、ルクレールはひょっとしたら1ストップもあるんちゃうの?という状況なのでマクラーレンは相手の動きをよく見ないといけません。
 そんな両者のにらみ合いが続く中、21周目にせっかくこの週末好調だったバルテリ ボッタスがターン11で何かしらの不具合により止まってしまいます。コース外に車を止めたものの、ターンの先で生身のボッタスが車を降りているのになぜかなかなかVSCすら出ません。ボッタスもチラチラと車がすっ飛んで来ないか気にしている様子で車を降りましたが、ようやくボッタスが車を降りたあたりでようやくVSCが宣言されました、遅いわ。

 VSCが出た時にノリスは既に最終コーナーを通過していたのでピットに入れず、追いかけていたルクレールは入ることに成功。これで車両が手早く撤去されてVSC解除になったらノリスは大損でしたが、ボッタス車はギアが噛んでいるのか車両が全然動かずに作業が長引き、結果ノリスも翌周にピットに入れました。それどころか、一向に車を動かせないのでこの後VSCがSCに切り替わりました。これを受けてレッドブルは再度の連続ピット。さっき練習した(?)おかげでとても円滑に進み、フェルスタッペンの作業時間は今季ここまでで全チーム中最速の1.9秒でした。


 さっきVSC中にピットに入った人は当然そのままなのでちょっと得をし、リスタート順位はフェルスタッペン、ノリス、ルクレール、ペレス、サインツ、アロンソ。アロンソはミディアムでスタート、第2スティントで唯一の在庫だったハードを使っており、このSCでピットに入るとソフトを選択。アロンソはスプリントの19周をミディアムで走るのも大変そうで、今日もスタートのミディアムは11周で引き揚げたのでおそらくここからの30周をミディアムで走り切れるとは最初から思っておらず、じゃあどうせ1ストップならソフト使っちゃえ、という考えだろうと思います。タイヤが長持ちだった去年とは車の特性が変わってしまいましたね。

 27周目にリスタート、ところが事件はリスタート前から起こっていました。ちょうどアロンソのあたりがターン14で急減速による渋滞になり、これが波及して10位のランス ストロールが目の前にいたダニエル リカードにまともに追突。これでストロールはリスタートとともにピットへ。フォーミュラEみたいな事故ですね・・・


 さらにリスタート後のターン4でケビン マグヌッセンが角田 裕毅にぶつけ、これで角田の車がコース外に停止したため1周を終えるよりも前にまたSC導入となりました。マグヌッセンはいったいどこ見て運転してたんだ、と言いたくなるレベルで当ててました^^;
 玉突き事故の映像を見返すと、4位のペレスまでは等間隔でターン14に入っていき、当然フェルスタッペンは加速で後続にタイミングを合わせられたくないので進入時にもう1段階減速させている感じでした。ペレスまでは見えていてこれに合わせていましたが、5位のサインツはターン14の手前で少し車間距離を開けていたので、加速して詰める→前の人が想像以上に遅い→急ブレーキ、という動きになり、付いて行ったアロンソはビックリしてロックさせ回避行動を取る状態になっていました。渋滞のきっかけはサインツだった雰囲気です。
 で、後続も基本は同じ動きになってしまうわけですが、ストロールは相当楽観的に加速してしまったようで、減速が間に合わずに突っ込んでしまいました。この事故ではぶつけられたリカードが弾みで前にいたピアストリにも軽く追突しており、これでピアストリもこの後性能が低下してしまいます。サインツの動きはそれ自体が違反行為とかではないですが、後続で混乱が起きるきっかけになったのは事実だと思うのでもうちょっと気を付けて欲しいなと思いました。

 32周目にリスタート、今度はみんな無事に1周しますがさっきのゴタゴタについての裁定が出て、ストロールは追突事故に対して10秒加算ペナルティー、追突を食らったリカードはディフューザーあたりがぐちゃぐちゃに壊れているので結局リタイア。そして角田を回したマグヌッセンにも10秒加算ペナルティー。
 フェルスタッペンに脅威となるものは何も見当たらず、あとは草が燃えるぐらいのことが起きないと優勝は揺るぎない状態、一方VSC/SCの妙で運悪く4位に落ちてしまったペレスは抜き直しの戻し作業中。39周目のターン6で苦労の末にルクレールをかわしますが、けっこう抑えられたのでノリスまで5秒以上差がついていてまだまだ戻し作業が必要です。
 と書いている私は当然ペレスのペースが圧倒的にノリスより速いだろう、という想像だったわけですが、蓋を開けてみると両者のペースは想像以上に互角。ペレスはノリスとの差を3秒台にまで詰めたところから全く先に進めなくなり、横ばいのまま残り周回数だけがどんどん減っていきます。

 レースの終盤は、残り13周でソフトからミディアムへと交換したアロンソが入賞圏を目指して攻めまくっていたので映像的に盛り上がる部分となりました。同様にジョウも最後にソフトを履いて攻めており、走っているのは16位あたりのほぼビリですが最後まで地元のファンを沸かせました。
 優勝は本日も当然フェルスタッペン、中国ではまだ優勝したことがありませんでしたので、また優勝リストに新しい国名が加わりました。2位は13秒差でノリス、ペレスはルクレールとの争いでタイヤを使わされたのが良くなかったのか、結局ノリスに追いつけず3位でした。

 ルクレール、サインツ、ラッセルと続き、合計3ストップ作戦となったアロンソは7位でした。8位にピアストリ、18位スタートでソフトでのスタートも全く機能せず入賞すら危うかったハミルトンがSCにも助けられて9位入賞。ということは上位5チームで入賞を逃したのはストロールだけで、その"残り1枠"に今日はニコ ヒュルケンベルグが入りました。
 
 
 久々の中国GP、変なことが多すぎましたが、個人的に印象に残ったのはお客さんでした。ここの観客はかなり政府による動員、"サクラ"が多いと言われてきた中国GPですが、ジョウの効果なのか今回お客さんがかなり熱心に見ているように感じました。満員のスタンドで車両が右から左に通過すると人間の首も一斉に右から左に向かう様子は、興味の無い人を動員だけして芝居を頼んでもなかなかそうはならないでしょうから、程度の度合いはさておき興味のある人が来ているんじゃないかなと思います。なんか熱量という点では今までの上海で一番だったかなと思いました。


 また、入賞はできませんでしたが今回アルピーヌがぶっちぎりのビリからちょっと抜け出す気配を見せ、ハース、ザウバーもそれなりに走るので、10位の1点を争う戦いはますます熾烈でVCARBもそうそう入賞はできんだろうなと改めて思いました。今回は舗装の件でかなり変な路面になっていたので、ひょっとしたら今回だけ特別だった可能性も今の時点ではありますがヨーロッパに戻って新しい部品が色々入ってくると序列はすぐに変わってしまいそうですね。

 でも次戦はまだヨーロッパには戻らずアメリカ大陸に飛びましてマイアミです。

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