NASCAR 第3戦 ラスベガス

NASCAR Cup Series
Pennzoil 400 presented by Jiffy Lube
Las Vegas Motor Speedway 1.5miles×267Laps(80/85/102)=400.5miles
winner:Kyle Larson(Hendrick Motorsports/HendrickCars.com Chevrolet Camaro ZL1)


 寒い時期はできるだけ暖かい場所でレースをしよう、なNASCAR。第3戦はラスベガスです。開幕からの2戦はドラフティング形式のレースだったので普通の1.5マイルは今季初開催。道幅もバンク角もじゅうぶんあって高速のラスベガス、現役最多勝利はジョーイ ロガーノとブラッド ケゼロウスキーがそれぞれ3勝。統計上、スタート順位が1列目だった人の勝率が約22%あり、なぜかポールシッターは約3%、2位の人が約19%の勝率で順位別では最も高いスタート順位となっています。

・レース前の話題

 先週のレースで起こった2件の規則違反、NASCARが当該品を公開しました。ロガーノが予選で使用した手袋が未承認の規格外品だった件、本質的にはSFIという安全基準の認証を受けていなかったことが違反だったわけですが、指と指の間も水かきのようなもので覆われており、野球のグローブのような形状をしている手袋でした。厳密には、手袋本体はSFI認証品でしたが、それに水かき部分を追加する加工をしているようで、認証品の加工がアウトということのようです。この部分が難燃性ではない可能性や、脱出の際の妨げになる可能性があるため危険だというのが最大の理由です。


 この形状、走行中に左手を上げてウインドウ ネットに当てると、指同士が独立した普通の手袋と比較して多くの穴を塞ぐことができるため空気抵抗の低減に役立っている可能性があります。デイトナ500の予選でもこの手袋を使用した可能性があるようですが証拠がなく明確ではないようです。今回は予選後にランダムで抽出される検査の対象車両となり、そこにさらに車載映像の情報があったことで発覚したとのこと、ちょっとしたインチキ騒動になってしまいました。
 でも調べた範囲では誰がこれを使うよう許可したのか、といった最終決定に至る経緯などが曖昧になっている雰囲気を感じます。ロガーノは「グローブを自分で作ったわけではない、裁縫ができないんだ。それについて話し合ったよ。」としつつもチームから着用を強制されたわけではないとし、デイトナでの使用については回答を避けました。
 オーナーのロジャー ペンスキーは一連の出来事について「全く気に入らないよ。あれはダメだ、それだけ。彼に伝えた。」と失望のコメント。ライアン ブレイニーは、組織として勝つためにギリギリを衝いていく必要性があることを認める一方で、今回の手袋を使うような話がチーム内の3人のドライバーとして話題になったことは無く、ロガーノがそんな手袋を使用していることも知らなかったと答えています。結局誰が最後に使用の判断を下したのか、という核心が曖昧ですがとりあえず今後全ドライバーの装備品にNASCARはより目を光らせることでしょう。
 一方スチュワート-ハース レーシングの2台の車両についてルーフ レールが規定に違反していた問題。これらのルーフレールは取り付け穴の部分が異様にへこんでおり、単にボルトをきつく締めてへこんだ、では説明が付かない異常な状態だったことから没収されて違反になった模様。SHRと言えば去年はケビン ハービックの車のフロントの窓の上部のボルトが欠損していて失格になりましたが、何か小細工しようとして失敗してるのか、単純に組み立て作業に何か問題があるのか、変な違反が多い気がします。

・Craftsman Truck Series Victoria's Voice Foundation 200

 ステージ1・2をタイ マジェスキーが連勝しますが、最終ステージにコリー ハイムにリードを奪われると、さらにこのレース唯一となったアンダー グリーンのピットで痛恨の速度違反。一方ポールシッターだったラジャ カルースはステージをそれぞれ2位、3位とすると、4位走行中の最終ステージでは相手より先にピットに入り、素早いピット作業の恩恵も受けてサイクルを終えるとリーダーに浮上。そのまま守り切ってトラックシリーズ通算30戦目で初優勝。NASCARの全国シリーズではウェンデル スコット、バッバ ウォーレスに次いで3人目となるアフリカ系アメリカ人による優勝となりました。

 次戦のトラックシリーズは1週間隔を空けてブリストルとなります。

・Xfinity Series The LiUNA!

 強風の中で行われたエクスフィニティー シリーズ、イベント名が『けいおん!』みたいな感じでNASCAR史上でもこんなに短いイベント名はそうないんじゃないかと思いますね。LiUNAはThe Laborers' International Union of North America=北米労働者国際連合とでも訳される労働組合の通称で、主に建設業の方々の労働組合のようです。
 レースは2位スタートのチャンドラー スミスがステージ1を独走すると、ステージ2も最終周にチームの先輩・ジョン ハンター ネメチェックを抜いて連勝。最終ステージも123周目のコーションまでリードを守っていましたが、ピットでネメチェックが逆転。
 C.スミスは路面状況の変化を読み違えてアジャストしすぎたそうで、ここからネメチェックの独走を誰も止められませんでした。ネメチェックが結果的に200周のうち99周をリードしてシリーズ通算10勝目を挙げました。
 

・カップシリーズ
 予選

 こちらも強風だったカップの予選はなんとロガーノが普通の手袋でブッシュ ライト ポールを獲得。大会スポンサーのペンゾイルはロガーノとチームにとっての大口スポンサーでもあり、今日はライアン ブレイニーも半分ペンゾイルのスキーム。おかげで前から見るとそっくりなので見分けがつかずちょっと紛らわしいですw
 2位は昨年秋のラスベガス勝者で現役ドライバーでは最もラスベガスの決勝平均順位が高いカイル ラーソン、3位オースティン シンドリック、4位ウイリアム バイロン。2列目まではチーム ペンスキーとヘンドリック モータースポーツが分け合いました。5位がトヨタ勢最上位のウォーレス、ドラフティング トラックでは予選で上位10人に誰も入れなかったトヨタですが、今回は5位~10位に4人を送り込みました。

・ステージ1

 開始早々2人の"クリスB"に波乱。10周目にクリストファー ベルの右後輪が内圧の下げすぎが原因と見られるパンクに見舞われ最初のコーションが出ると、このコーションで2輪交換したクリス ブッシャーがリスタート後の27周目にクラッシュ。こちらの原因は
コロンコロンコロン…(っ ◠‿:;...,

 右前輪のナットが外れて脱輪していますね。さっきのピット作業で交換した際にちゃんと締めていませんでした。脱輪した状態の車両が壁にぶつかったせいか壁の一部が壊れてしまい、この後修復作業のため一時レッド フラッグとなってしまいます。

 この2回のコーションはいずれも4輪交換が主流ながら別の道を行く人も見られ、36周目のリスタートはステイ アウトしたダニエル スアレスが先頭でした。スアレスはクリーン エアーを得て上手く抜け出しますが、7周後にカイル ブッシュに抜かれて陥落。ここからお馴染み、ブッシュとラーソンによるカイル&カイルショーとなります。
 一方、最初のリスタートでは切れ味鋭い動きで2輪交換勢をぶち抜いてリーダーだったバイロンでしたが、今回のリスタートでは危うく壁にぶつけそうになると、その後巨大なゴミ袋が飛来して車のグリルをほぼ全部覆ってしまい、たちどころに温度が上がる不運な事件に遭遇、ピットに入るしかなく周回遅れとなりました。本人はいつ飛んできたのか全然分からなかったとのこと、今日も非常に風が強いです。
何かのテスト車両ではない

 リーダー争い、カイルは先ほどのピットで2輪交換だったため、前に出てしまえばラーソンが速そうな雰囲気ですがカイルもそう簡単には譲りません。結局20周ほど延々と争いが続いて63周目にようやくラーソンが前へ。そのままステージ1を制しました。
 タイラー レディックが最後に猛追して2位に入り、マーティン トゥルーエックス ジュニア、カイル、デニー ハムリン、タイ ギブスのトップ6。なんと7位にコリー ラジョーイ、8位ロス チャステイン、9位にフォード勢最上位のシンドリック、10位にはパンクから蘇ったベルがいました。特に調子がよさそうに見えたのはレディックとチャステインでしょうか。
 ポールシッターのロガーノはハンドリングが今一つな上に途中から振動の発生も訴えて13位、ステイアウトしたスアレスは17位まで転げ落ちており古いタイヤとカツカツの燃料ではちょっと厳しい戦いでした。

・ステージ2

 せっかく猛追したレディックはピットでの停止位置がマズかったようで、脱出に手間取ってしまい14個も順位を失いました。ステージ2はトゥルーエックスとハムリンの1列目でリスタート、この2台はスポンサーが違うんですが正面から見た色がたまたますごく似てるので一瞬どっちか分かりません。ハムリンはスポート クリップスで散髪屋さん、トゥルーエックスはレザーズで食品製造の会社です。お互いに宣伝効果を打ち消しあってはいないだろうかw

 まずハムリンがここを制してラーソンが追いかける展開になります。そしてラジョーイがここでもまだトップ5圏内で争っており、特に特殊要因もなく1.5マイルでスパイアー モータースポーツがこの位置を争っているのは初めてじゃないでしょうか。

 ラーソンは105周目にハムリンをかわしてリード チェンジ。ラーソンと言えば昨年にジンヤ ラーメン バーというラーメン店がスポンサー契約をしていますが、ちょうど数日前の日本経済新聞に『アメリカで成功したラーメンチェーン店』として話題が載っていました。なんと次戦フェニックスに先駆けて3月9日にフェニックスの店舗にラーソンが来店するイベントがあるそうです。ラーソンがラーメンにライテン。

 117周目あたりからピット サイクルとなりラーソンはリードを維持。中継映像ではピットに入るチャステインの車載映像が映り、私は見ていて「速度違反してね?」と思ったら、まあさすがにそんな素人が見てすぐ分かるほどの分かりやすい失敗をしていて速度違反でしたw
 ステージ後半もラーソンが独走し2位のカイルに4秒差を付けていましたが、157周目にベルがスピンしてコーション。今回はパンクではなく前走者との位置関係で空力バランスが崩れて巻き込んだようです。ただでさえ高速トラックではちょっとした風の当たり方で姿勢が乱れやすいのに、風が強いですからドライバーは全く気が抜けません。

 リードラップ車両がピットに入り、ポイント狙いかアレックス ボウマンだけが2輪交換を選択し一気に先頭へ。ステージ残り4周でリスタートするとやっぱりタイヤの踏ん張りが弱いボウマンは1周でかわされ、ステージ2もまたラーソンが取りました。そして2位は長い時間をかけて帰ってきたレディックでした。次は上位からリスタートしてね☆
 ボウマンはなんとか8位、せっかくコーション前まで2位だったカイルはピット作業で躓いて中団に落ちてしまい、ステージ ポイントを獲得できませんでした。ラーソンの対抗馬は勝手に崩れて行ってますね^^;

・ファイナル ステージ

 上位の多くはステイアウトしたのでレディックは無事1列目からリスタート。リスタート後にハムリン、トゥルーエックスと3ワイドの争いになってしまいましたが見事に振り切って2位を確保しました。きっと80周ぐらいしたらラーソンの後ろに追いつくはずw
 逃げ足の速いラーソンは早々にレディックと2秒差にまで広げたものの、そこからレディックの方がペースで上回り始めて毎周0.1秒ほど詰めていきます。さらにレディックには援軍も登場、トラブルのため13周遅れになっていたウォーレスが新しいタイヤで後ろに付き、直線でレディックを後ろから押してチームメイトを強力援護。え?インチキ?いやいや手袋よりましでしょうw
 ラーソンの後ろにたどり着いたレディックでしたがさすがに真後ろに来るとダウンフォースが抜けて0.5秒から先へは進めず、そのまま210周目にピットに入ってアンダーカットを狙います。しかしこの作業が13秒超と遅いものになってしまい、翌周に入ったラーソンがアンダーカットを阻止しました。しかもこのステージ最大の2.6秒ほどの差が付いてしまって追いかけ直しです。

 この後、本日がデビュー戦・コウリッグ レーシングのデレック クラウスがピットに入っていないために初のラップ リードを記録しましたが、その直後にタイヤの性能差で一瞬でラーソンにぶち抜かれてピットに入りました。記録上2周のラップリードが記録されており、もし契約書に『ラップリード1周につきボーナス100ドル』って書いてあったら200ドルゲットですね(。∀゜)
 見た目上でもリーダーに戻ったラーソンですが、レディックがここでもやはり徐々に追い上げ始めており、抜けるかどうかは別にして今回も追いつくだろうなと思って最後の10周を楽しみにしていたところ、残り33周でラジョーイがスピンしてコーションとなりました。ケゼロウスキーと接触したかしてないか、ぐらいの感じですがおそらく空力的な影響で物理的には当たって無いんでしょうね。ラジョーイが少し外から降りてケゼロウスキーにかぶせに行く動きになったので、接近した瞬間にそこだけダウンフォースが抜けた感じです、見えてなかったのかちょっと動きが不用意で勿体なかったと思います。

 リードラップ車両がピットに入り、ラーソンとレディックの間に2輪交換のチャステインが割って入りました。このためレディックはリスタートで1列目の外側を選ぶことができず2列目の内側・ラーソンの後ろからリスタートすることに。
 これが展開に影響を与え、リスタート直後にレディックはラーソンの内側を窺おうとして当然抜けないので窮屈なライン取りのためやや失速。ラーソンはレディックを抑えた後に粘り強いチャステインも退けてリーダーの座を絶対に降りません。その後レディックは2位を取り戻しますがラーソンとは1秒差で残りは20周を切っています。
 しかし諦めないレディックは残りが10周を切ると再び0.5秒近辺へ。レディックはターン3~4で大外ラインを使って乱気流を避けつつ最大のバンク角を使って追い上げます。

 レディックが壁沿いを走って差を詰めると、ラーソンもまたじゃあ俺も外使ってやるよ、とばかりに同じラインを使って乱流を当てに行く激戦。だったらその裏をかいて、という感じでラーソンが外へ行くのなら自分は内側に降りて揺さぶるレディックでしたが、ラーソンは最後まで正しい選択を続けました。
 結局ステージ1からずっと同じ映像を見るような形でラーソンがチェッカーを受け、そのすぐ後ろでレディックがチェッカーを受けました。お気づきでしょうか、また2位スタートの人が勝ちました。レディックは全ステージでラーソンに僅かに届かない2位となりレース後は渋い表情。しかしレディックの大外走りはもう見ていて笑うしかないとてつもない走りでした、個人的に今日の主役は貴方です。


  息子とともに喜ぶラーソンはこれが通算24勝目、ラスベガスでは昨年秋のレースも完全勝利しておりステージ負けなしの6連勝、この時も2位スタートでした。ちなみに昨年春のレースはというと2位スタートのバイロンが完全勝利で、ラーソンは全ステージ2位だったので今回のレディック状態、ということは今年の秋はレディックの優勝で決定ですね。とりあえずレディックは秋のレースの予選で2位を獲りましょうw
 3位からブレイニー、チャステイン、ギブスのトップ5。6位にはなんと30位スタートだったノア グレッグソンが入りました、レースの終盤に異様に速かったですね。トゥルーエックス、ハムリン、ロガーノ、バイロンと続きます。地元ラスベガスの声援をたぶん受けているはずのカイルでしたが速度違反で後退した上に、その後さらにボックスからはみ出してピット作業したことで2回目のペナルティーを食らい、自らとどめをさしてしまって26位でした。
 ラジョーイは残念ながらスピンしましたが、スパイアーはカーソン ホースバーもずっと15位近辺を走っていて最終結果も15位。1.5マイルでこのチームがこんだけちゃんと走ってトップ15に2台も送り込んでいるのは見た記憶が無いんですが、ひょっとすると20位以下常連を抜け出してJTGドアティーやコウリッグと同等程度にまで競争力が底上げされてるんじゃないかと思えてきました。

 今季初のちゃんとした1.5マイルはカップシリーズらしい高度な争いで、やっぱり1.5マイルはええなあ、と思える内容でした。リスタート直後から速いけどややルースなハンドリングのラーソンと、リスタート直後はやや動きがもったりしているけどそこから先のバランスが見事で路面に吸い付いて走れるレディック。
 F1だと車両特性でこういうことはありますし、SUPER GTだとタイヤの違いなんかでも起こりますが、ほぼ同じ車と全く同じタイヤでこういう特性の差が出来て、でも長い距離を走り終えたら両者に全く差が無い、というのはなかなかお目に掛かれない出来事だと思います、これこそオーバルの面白さで、なおかつタイヤの消耗が激しいストック カーだからという面も大きいですね。
 見方を変えると、同じ方向性の車同士だったら後ろにいる方がほぼ確実に先にタイヤがダメになってしまって離されていくことになるでしょうから、今回は速いドライバー2人が正反対の車で戦っていたことが面白くなった要因と言えるかもしれません。カイルはペナルティーで自滅しましたけど、車の仕上がりとしてもラーソンと同じ方向でやや総合で負けている印象だったので、勝つには運が必要だったろうと思います。チャステインはひょっとしてちゃんとレースをまとめられていたら、という印象を受けました。

 1.5マイルはええなあ、と言ったところですが次戦は1マイルのフェニックス。次に1.5マイルが来るのは第9戦のテキサスなので1か月以上先です。

コメント

日日不穏日記 さんの投稿…
ラーソンが圧倒的に強かったけども、最後の子ども2人が微笑ましかったので、ヨシとします(何がだ?)、レディックはあそこまでやって勝てなかったので、仕方ないでしょう。カイルは・・・ピットが魔物でした。健闘したのは、最後のリスタートで2タイヤのギャンブルで4位に入ったチャステインと、ベルが潰れた後、チームメイトのベテラン2人を抑え切ったギブスですね。今年は、結構良いところに行くかもしれません。バイロンは、ピットストップでデブリだけ剥いで、何してるんだろうと思ってましたが、そんなことがありましたか。ナショナルアンセムで、強風の中、帽子を取ってたブリスコーの髪の毛がかなりヤバいことになってました。あれにはモザイクを入れて欲しかったですw。
ChaseFun9 さんのコメント…
再びHMSイヤーになりそうな予感...!やったぜラーソン!!
首跡 さんの投稿…
ラーソン対レディックの攻防はとても見ごたえがありました。そして、ウォレスありがとう!
勝利に届かなかったレディックですが、53点取って一気にランキング12位まで浮上できたのは良かったです。「この調子で次のフェニックスでも…」と書き込むとどうせまた沈むと思うので、次戦は30位付近で終わると予想しておきます。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 モザイク入れたらむしろ失礼でしょw ギブス君は去年も序盤戦トップ10圏でそこそこ走れていたのがなんか尻すぼみな印象があったので、体力の問題なのかわかりませんけどこれを持続できるか注目ですね~。
SCfromLA さんの投稿…
>ChaseFun9さん

 HMSの強さは今年も全く変わらずですね。あとはチェイスの復活を待つばかりですが、意外とそう言ってて本調子がなかなか見えてこないところが気がかりではあります。
SCfromLA さんの投稿…
>首跡さん

 お互いうかつな順位予想コメントにすごく神経質になりましたね(笑)チャンピオンを考えるとフェニックスの今年のパッケージで手ごたえぐらいは持って帰りたいところなので、優勝とは言わずともとりあえずレース中だいたいトップ10圏でリードラップフィニッシュぐらいはしておきたいところでしょうかね~。
アールグレイ さんの投稿…
スパイアーはトラックシリーズでの調子が良いですね。
カイルのチームの資産を買収して体制も整えられたでしょうし、今シーズンの台風の目になる感じがします。
カイルもドライバーとしてはまだまだエクスフィニティーでの活躍も含めて若手の壁であり続けていてほしいです。
開幕戦はスパイアーの提携先のレブ レーシングのニック サンチェスの勝利、前戦の元オーナー?のカイルの勝利に続き、今戦はカルースと大活躍ですね。
いつかはバッバウォーレスに次ぐ黒人ドライバーのカップ参戦も期待したいです。
(問題児的なところは見習わなくても大丈夫ですが。。。)

前戦と今戦のカップ戦の勝者のスアレスやラーソンもそうですが、カルースはもちろん、ニック サンチェスも父親がキューバからの難民だった様なので、こういったいろいろなルーツを持ったドライバーの活躍も国際化が進む糧になるのではと思います。
ギスバーゲンのこれからの活躍にも期待したいです。

ヘンドリックも最近は、バイロンとラーソンが交互に勝っている感じがありますが、残りの二人の勝利も早く見たいところです。
まだまだチェイスもボウマンも若いですし、体調さえ戻ればチャンピオン争いは出来るドライバーだと思うので。
そしてデイトナ500の時にコメントするのを忘れましたが、ヘンドリックはこれで39年連続で毎年カップ戦で勝利を挙げているんですね。
RCRやラウシュの様に未勝利で終わったシーズンもあるチームを考えれば、本当に貴重な記録だと感じます。
ジョーギブスが勝利すれば、今年で32年連続ですが、これは流石に達成できるでしょうw
SCfromLA さんの投稿…
>アールグレイさん

 アンドレッティーがNASCAR参戦に興味を示していて、スパイアーとスポンサーのゲインブリッジを介して足場を築いているのではないか、という話が去年ぐらいから出てきてますが、3戦までの戦いぶりを見ているとひょっとしてお金の流れとか、思った以上にその動きがチーム力に既に影響しているんじゃないかと思えてきました。まだ3戦ですけどアンドレッティーの話を含めて気にして追いかけたいと思います。
 JGRが今年1勝もできなかったらショックでギブスさん勇退しちゃいますよw