在庫写真館

 今回はちと鉄道ネタを。10月末に有野課長の雄姿を見届けるべくさいたまスーパーアリーナへと向かったついでに2日間かなり鉄道写真を撮った私ですが、本番前の最後の練習にとその前週も写真を撮りに行ってました。特に記事化もすることなくただ印刷だけされて私の手元にある10月22日からちょっとだけ散布します。
 この日は南海電鉄を主目的に出かけて行きました。見れたらいいな、と思っていたのが




 6000系無塗装車。本来は青とオレンジの線が引かれている車両なのに、あえてこれを剥がしてデビュー当時の色(というか色が無い)であるステンレスのみにしたという復刻カラー、NASCAR的に言うとスロウバック スキームですw ちなみに近くでよーく見ると剥がした跡が見えるようです。

 こっちが本来の色が塗られている車両。

 最初は浅香山駅で待ち構えていまして、ここは難波方面ホーム難波方で待つと2両目あたりの停止位置に立てばやや曲線の外側、前に立てば真っ直ぐな姿を撮れて非常に素人でもありがたい駅でした。目的の復刻版は


 まず後ろから来たので後追いしました。真正面なら縦の方がセオリーなのかもしれませんが、あとで見たらなんか架線の感じと四角い顔が左右対称の絵で綺麗に収まっててこれはこれで結構気に入っています。ちなみに少し上り坂になっていますがこの先が大和川を渡る橋です。
 で、折り返して難波から戻ってきたやつを撮ろうとして、その間に色んな列車を撮って立ち位置とズームと、そして日差しがこの時は強くて架線の陰が車両にけっこうかかりやすいのでそうならないタイミングとかを探りつつ待ってたんですが、いざ本命が来たら

 「あ、来た!」と思ったタイミングで私の背後で太陽に突然大きな雲がかかったようでえらく暗くなり、そうすると露出がちょっとアンダーになるので「あわわわわ、暗いからちょっと明るくして・・・(;・∀・)」とかやってたら肝心の画角がズレてしまいました。上の塗装された普通の6000系の写真はそこそこバランスよく収まったのに、こっちは下が切れてしまいました。しかも顔に陽が当たってない^^;

 ちょっとショックでしたが撮った写真を見返したら和泉中央行き→待ってたらそこそこ短時間でまた折り返してくることが分かるので、この後移動して百舌鳥八幡駅へ移動し、超無難に撮影したのが最初に載せた2枚です。いやあ、目的のやつが来た時に考えすぎてミスるクセを直さないとなあ、と思って翌周の関東へと向かいました。なお撮影者の宿命で撮っただけで乗れておりません。
 この車両群は製造から50年以上が経過しており、廃車が進んで完全な引退も近いのではないかと言われる中でのこのファンサービス。普通に考えたらそう長くは続かないように思いますね。撮影の際はくれぐれも列車の運行を妨害すること無きよう、撮影者が同じ場所に固まった時はお互いにうまく譲り合いながら、同じ愛好者なので交流なぞしながら楽しく撮影しましょう。ちなみにこの日は誰もいませんでしたw

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