中之島サーキットを見に行ってきた話

 11月23日、大阪の中央公会堂という重要文化財の建物周辺にスーパーカーが展示される、というイベント『中之島サーキット』があったので見に行ってきました。このイベント、大阪来てな!キャンペーン、という大阪府・大阪市・大阪観光局が旗振り役になっている企画の一環になっているようでして、公会堂の中ではアニメ関係のイベント『中之島アニメBOX』も開催されており、さらに数百メートル離れた地点はオリックスバファローズと阪神タイガースの合同優勝パレードが行われる日でもありました。
 というわけで最寄りの大阪メトロ・淀屋橋駅は規制がかかって非常に危険を感じるため、私は大阪駅から徒歩で行きました。大阪の地下鉄でJR大阪環状線より内側に作られている部分に関しては、多くの場合1駅が徒歩で10~20分の距離に設置されていることが多いので、大阪旅行する際は1駅=遠いと思いこまず、たまには歩いてみるのも良いかもしれません。なんば~日本橋とかむっちゃ近いですし、京阪電鉄で繋いでいる東西の移動部分・淀屋橋~北浜~天満橋も私の中では徒歩圏内です。

※人が多くてさすがに人が入っていない写真は難しいので、ペイントでドット化させて顔の判別を困難にしたり、車両に近い人はたまにペイント3Dのマジック選択で消し去ったりしてごまかしています。雑編集なので横線が入ったりぼかし具合に差があったり背景が不自然だったりしますがご容赦願いますm(_ _)m

 そんな話はさておき徒歩移動してパレードでごった返すであろう場所を避けつつ現場に着くと



マセラティーMC20がいました。GT7のラップタイムチャレンジではこれにスポーツハード履いてマウントパノラマを走らされたので非常に思い出深い車です()

 オーナーズクラブ的なものに声をかけるのかなと思いますが、来ている車はほぼランボルギーニ、フェラーリ、マクラーレンでした。マセラティーはこの1台だけでしたけどカッコいいですね、そしてドアは上に開く車だったんですね、GTじゃドア開かないから知らなかったw


 ウラカンなのかガヤルドなのかムルシエラゴなのか、正直詳しくないからイマイチ区別が付いてないですがたくさんいました。ムルシエラゴのスーパーベローチェもたぶんいましたね。



 せっかく公会堂の前なんだから、と建物を含めた写真を色々と模索して楽しんでました。


 この車のオーナーさんはパレードへ行ったんでしょうかね。当然ながら写真撮ってる人も多かったです。



 フェラーリはランボルギーニ以上に分からないので何のこっちゃさっぱりでした。これは296というやつなのか、SF90ストラダーレなのか、Wikipediaを見てもなおよく分かりません。とりあえずフェラーリは全部どっかに名前書いてくださいw


 場所的にGT7のフォトモード的な写真にならんかなあと思い結局縦撮り。


 「このカマロみたいなライトのやつは何だ」ってずっと思ってました。812コンペティツィオーネ?


 こっちはローマ?私にはどうも『アメリカでたくさん売ろうとしたらライトがシボレーに似ていった』みたいに見えましたが、フェラーリに詳しい方、全然違ったらごめんなさい。


 昔のやつもやっぱり違いがよく分からないですが、これは後ろに回ったらちゃんと512と書いてあったので分かりましたw


 これはなんと812GTSとちゃんと書いてあるカラーリングでした。


 マクラーレンも名前はよく分からないですね~、会社の近所をたまに走ってるんですが570Sなのかなんなのか車種が分からず。淀屋橋から南に1駅行った本町駅近くにディーラーがあるせいかマクラーレンは大阪市内でけっこう見ます。


 でも断然注目されていたのはセナでした。セナってサーキット専用車両だと思ってたら公道走れるんですね。リアウイングとか色々眺めて楽しみました。もう常に誰か写真撮ってる感じでしたね。500台しか生産されておらず日本には数十台しか輸入されていないとか。ちなみにこの日の2日後・11月25日にはこの車など6台がデモ走行するイベントがあったそうです。仕事なので行けず。


 隣にいるのはどっか少量生産メーカーの珍しい車かと思ったらランボルギーニのシアンという車だったみたいでビックリ。63台しか作られてないそうでお値段4億円ほど。誰かが言ってましたけどうっかり地面のちっさな石ころを蹴飛ばすだけで下手したら傷ついて数千万の賠償金が発生しそうで恐ろしい世界です
(っ ◠‿:;...,

 輸入車代理店さんの宣伝だと思いますがロールス ロイスのゴーストも別枠で置かれていました。5000万円とかすると思うんですけど安く思えてしまいますね(;・∀・)
 公会堂あたりをパンデミック以前の世界で夜に歩いていると、時々大型リムジンが通っていたのでリモパとか言われるお金持ちがリムジン借りてパーティーするやつとかそれなりに見かけました。きっとそういうお金持ちには売れるんでしょうねえ。大阪では正規輸入代理店のコーンズのお店が西梅田あたりにあります、今日その前をたまたま通りましたw

 この後は阪神の優勝パレード1時間前の御堂筋に一旦様子を伺いに行き、「うわー既にすごい人やなあ、一方通行で入ったらひたすら奥に行ってあとはもう帰るに帰られへんやろうなあ、よし帰ろ」とさっさとその場を去りました、事故無く済んだようで何よりです。そのまま北浜と天満橋の間ぐらいにあるお気に入りの喫茶店でちょっと休憩して、その後自宅からの徒歩圏内でどこか撮り鉄スポットが無いか歩いたらちょっと誤算でえらい遠回りする羽目になり、最終的にこの日はスマホ計測で合計2万歩ほど歩いて家にたどり着きました、最後かなりへばったw

 おまけ


 アニメイベントの関連で、25日・26日は公会堂の前に頭文字DとMFゴーストの主人公車両を並べて展示する、という企画もありました。どうせなら同日にやってほしかったですが、時間があったのでこれだけ見るために立ち寄ってみました。なんとこの後ろ、3日前にスーパーカーが置いてあった場所はこの時競歩の競技会の真っ最中でした。公道最速理論です(謎)
 今なぜかMFゴーストとオーバーテイク、自動車レースを題材にしたアニメが同時期に放送されていますが、MFゴーストは1レースで1クール使い切りそうな展開で今のところ「とにかく何をやってもスゴイ夏向が逆境を全てひっくり返す」という内容なのと、車のグラフィックは綺麗なんだけど挙動という点では頭文字D 4th Stageの方がよりリアルさがあるように感じて、まあとりあえず見てるという感じです。
 オーバーテイクはFIA F4という実在する題材に、大規模でプロフェッショナルな上位チームと、ほぼ家族経営でスポンサーの1つすらない家族経営的チームで戦う主人公たち、というだけの構図ではなく、実際の話の軸にはレースなんてこれっぽっちも知らなかったフォトグラファーが関わり、それぞれに過去の心の傷だったり葛藤だったりが交錯する人間ドラマなのでお話としてはこちらの方が面白く感じますね。さすがにいくらF4のタイヤが細いからって路面に水が浮いてる状況をスリックではまともに走らんだろ、とは思いましたけどw

・そういえば二条城のやつどうなった?

 関西で自動車をたくさん並べる、というと京都の二条城で2016年、2018年、2019年と開催された『コンコルソ デレガンツァ京都』というのがありますが、パンデミック以降開催が無くなっています。私は一応気になって年1回ぐらい検索をかけており、毎年のように延期が伝えられていて数か月前に調べた時点でも

苦しい判断ではありましたが、再度京都コンコルソデレガンツァを延期させて頂くことを決定し、ここに次回開催予定は2024年であることを公式に発表させて頂きます。私共は2023年を十分な準備期間に充てて、皆様が待ち望んだ素晴らしい企画の実現に向けて動き出しております。

次回詳細については準備が進み次第追って皆様へお知らせ致しますが、2024年にこの特別なイベントを再開する折には皆様からの多くのご参加を賜り、私からお一人お一人にご挨拶できることを切に願っております。

 と書かれていて延期されていました。ところが今調べると検索してもサイトが網にすら引っかからないので『とうとう諦めてしまったのかな』と思ったのですが、主催者の木村 英智という方(アートアクアリウムの人なんですね)のサイトがあってそこにはイベントのロゴがあり、それっぽいURLだったので飛んでみたらちゃんとページが存在していて、それどころか2024年の開催期日まで書かれていました。
 改めて参加者集めやらなんやら整えて正式にメディア発表して入場券発売の手はずを整えるまで一旦検索の網にかからないようにしてるのかもしれませんし、実はテスト用に起こした文章をうっかり公開設定にしているだけ、みたいなこともあるかもしれないのでまだ決定だとまでは思わずに、とりあえず頭の片隅には入れておこうかなと思います。行くかどうかはまだ分かりませんけどね、けっこうお高いイベントだった記憶がありますし。

※上記の文面はサイトを見つけた後に過去のサイト情報を改めて探して引っ張ってきました。前年もほぼ同じ文面でしたね。

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