NASCAR 第20戦 ニューハンプシャー

NASCAR Cup Series
Crayon 301
New Hampshire Motor Speedway 1.058miles×301Laps(70/115/116)=318.458miles
competition caution:Lap 30
winner:Martin Truex Jr.(Joe Gibbs Racing/Reser's Fine Foods Totoya Camry TRD)


 NASCARは各シリーズともレギュラー シーズンが終盤を迎えてきました。カップ シリーズでは11人が勝利を挙げてプレイオフ進出をほぼ確定させています(スポット参戦で勝ったシェイン バン ギスバーゲンを除く)。レギュラーシーズンの残りはこのレースを含めて7戦なので、ここでさらに新たな6人以上の勝者が生まれない限り優勝者のプレイオフ進出は確定します。
 一方でポイントでの争いでは、怪我で欠場があるアレックス ボウマンが現在16位のマイケル マクダウルまで44点差、チェイス エリオットが60点差ということで、稼いでいけばポイントでもなんとか追いつけなくもないけど、勝者が増えるとハードルも上がっていくのでやっぱり勝っておきたい状況です。

・レース前の話題

 去就が(勝手に)注目されているマーティン トゥルーエックス ジュニア。TRDの社長・デイビッド ウィルソンは先月の段階でMTJに関して残留交渉を行っており、状況については楽観視していることを明らかにしました。しかしこの週末にFOXのボブ ポクラスがトゥルーエックスに対して来年の動向について質問したところ「次の質問」と返答をお断りしました。果たしてこれが何を意味しているのか・・・

 もう1つ、グッドイヤーはインディアナポリス モーター スピードウェイのロード コースでレースが開催された後、8月14日と15日にオーバルを使用してタイヤのテストを行うと発表しました。1994年に初開催されたブリックヤード 400から30周年にあたる来年、オーバルに戻してレースが開催されることを示唆するテストと考えられます。なお、この週末もレース後にニューハンプシャーでNASCARによるショート オーバル用空力パーツのテストが予定されています。

・Xfinity Series Ambetter Health 200

 エクスフィニティーのニューハンプシャーではここ14回の開催で11勝と異様に強いジョー ギブス レーシング。今回もジョン ハンター ネメチェックが予選2位から206周のうち137周をリードして今季4勝目を挙げました。レギュラーシーズンのポイントでも、現時点での獲得プレイオフ ポイントでも1位と絶好調です。

 ただ、71周目のリスタートでは先頭のネメチェックの動きが後ろにアコーディオン効果を生んでリスタート直後の多重事故を生み出した、と事故ったドライバーからは批判を受けました。ステージ1を制したジャスティン オールガイアーはピットでの違反で後方に回ってここに巻き込まれ、それでも最後は6位まで巻き返して終了。リスタートについてはNASCAR側から次戦へ向けて厳しい通達が出されたそうです。
 ポールシッターのチャンドラー スミスは途中でクール スーツが壊れてしまい、それでも2位でゴールしましたがレース後に熱中症で医務室に運ばれたとのこと。日本でもここ最近マジで暑いので熱中症には気を付けてください、ぶっ倒れても医療機関がひっ迫していたら搬送してもらえないかもしれないし、倒れて障害が残って人生の残りすべてに大きな損害を受けてから後悔しても遅すぎます。

・予選

 カップシリーズの予選では、クリストファー ベルがブッシュ ライト ポールを獲得。ニューハンプシャーではエクスフィニティーで2018年、2019年、2021年と3連勝し、昨年もカップで優勝して現在『個人4連覇中』です。ネメチェックもインタビューで「ニューハンプシャーのマスター」と表現していました。2位に0.007秒差でトゥルーエックス、3位にエリック アルミローラ。ちなみにこの週末に使用しているタイヤは、4月にここでテストをして得られたデータを基に作られた新しい仕様のものです。

・ステージ1

 日曜日は雨が降ってしまい決勝は月曜日に順延、これに伴って30周目にコンペティション コーションも設定されました。使ったことがないタイヤなのでみんな摩耗データは欲しいですね。レース後に行う予定だった空力テストは日程がキチキチになるので再来週のリッチモンドに延期です。で、月曜日のレースはスタートからMTJがベルを上回る速さを見せて早々にリードを奪います。

 そのまま1秒ほどの差を付けた状態で30周のコンプコーションを迎えると思いきや、その前の28周目にA.J.アルメンディンガーがスピンしてコーションになりました。当然コンプコーションは統合されてリッキー ステンハウス ジュニア以外はタイヤを求めてピットへ。2輪交換の車が多く、4輪を換えたトゥルーエックスは3位、ベルは作業失敗でえらい順位を下げました。
 34周目にリスタート、2輪交換のウイリアム バイロンがリードを奪いますが、さすがにトゥルーエックスを従えるのは難しく43周目には早くもリード チェンジ。そのままステージ1の勝者となりました。バイロンは2位を維持して作戦成功。タイラー レディック、アルミローラ、ライアン ブレイニーが続きました。
 一方、カイル ブッシュはステージ最終周に完全にラインを外れて右側をそこそこの勢いでぶつけてしまい、結局修復できずに本日のリタイア第1号。前戦の時点で平均順位11.2は全ドライバー中最良の数値でしたが、36位という数字が乗っかってその数値は一気に12.5に悪化しました。ステンハウスはタイヤを換えなかったのが大失敗で最後尾近くまで転落、正直ステイアウトは謎でした。

・ステージ2

 今回はベルが素早い作業で3位まで順位を取り戻した、と思ったらナットがちゃんと締まってなくて再ピット、レディックも速度違反で隊列最後尾へ。好調だと思ったJGRがぽろぽろとこぼれていくのはシカゴでも見た気がします、というかこういうパターン多い気がします。ステージ2もトゥルーエックスがリードし、これを追うべきライバルが不在といった感じで始まりました。
 トゥルーエックスは一人だけ別カテゴリー状態で、2位のアルミローラはトゥルーエックスが周回遅れに引っかかってくれないと追いつけないような状況で3秒以上の差になります。そのまま特に何も起きずステージ中盤の128周目あたりからピット サイクルへ。
 この2台はピットに入ったのも同じ周、作業時間もほぼ同じでピット後も3秒差という状況。何も起きないので「アルミローラよう頑張ってるなあ」という感想ぐらいしか出てきません。一方、プレイオフ進出でポイントが欲しいチェイスはなんだか全然今日はダメなようで周回遅れ、このままだとフリー パスが貰える位置からも遠ざかって周回遅れで固定されかねない状況です。本人も無線で「これ以上よくなりそうもない」と弱気なこと言ってたみたいです。
 トゥルーエックスはリード ラップ車両を18台まで減らしていましたが、バッバ ウォーレスがそこそこ速くて抜けずにしばし停滞。すると163周目、エリック ジョーンズのスピンで3回目のコーションが発生しました。リードラップ車がピットに入り、ここでアルミローラを先頭に数台が2輪交換を実行、トゥルーエックスはここも安全に4輪交換で順位が入れ替わりました。チェイスを含む大量の1周遅れの人たちはステージがあとわずかなのでピットに入らずウエイブ アラウンドを受けてリードラップへ復帰。

 169周目、ステージ残り17周でリスタート、ところが直後のターン2で信じられないことが起こりました。

 突然姿勢を乱したアルミローラがそのままクラッシュし4回目のコーション。右後輪のナットがきちんと締まっていませんでした。アルミローラはさっきのピットの際、少し行き過ぎてボックスの前端ギリギリに停止しており、多少作業がバタついた感じがあったのでこの時に失敗があったと考えられます。
 アルミローラはちょっと気になったのか、リスタート前に「タイヤ入ってる?」と聞いて「入ってる」と答えてもらってたんですが、実際は入ってませんでした。さすがにクルー チーフのドリュー ブリッケンズダーファーもバツが悪かったのか、クラッシュ後のやり取りでは

アルミローラ「何か壊れた」
ブリッケンズダーファー「ああ、右リア」
アルミローラ「の何?」
ブリッケンズダーファー「締まってなかった」

ちょっと言うのためらった感ありますね。せっかく勝てるチャンスだったのにアルミローラはリタイア。一方、さっきウエイブアラウンドした人はここでタイヤを換える機会ももらえたのでずいぶんと助かりました。

 175周目、2輪交換組のラーソンを先頭にリスタートしたものの、ターン3で内側ががら空きになってトゥルーエックスがあっさりリードを奪還。ラーソンは接触ギリギリのサイド ドラフトをかけてターン1で抜き返そうと抵抗したものの全然無理でした。

 そのままステージ2もトゥルーエックスの勝利、ラーソン、ジョーイ ロガーノ、ブレイニー、デニー ハムリンのトップ5。ハムリンは20位スタートなんですがニューハンプシャーは通算3勝で得意の場所、エクスフィニティーでも1度勝っています。

・ファイナル ステージ

 ここで順位大シャッフル、3回目のコーションで2輪交換した人などがピットに入った一方で、トゥルーエックスなどこの時に4輪交換した人、アルミローラがクラッシュした4回目のコーションで4輪交換した人などはそんなにタイヤを使っていないのでステイ アウトを選択しました。誰が何をしたのかよく分からなくなりますが、とりあえず1つ間違いないのは、リスタート後もトゥルーエックスがリーダーだということです。
 放送席では、2024年からトラックハウス レーシング/ロス チャステインのスポンサーにブッシュ ライトがつくことが話題となります。長年支援してきたケビン ハービックが今季限りで引退するので、じゃあ次にブッシュが支援するにあたって相応しいドライバーは、という中で交渉が進んで決定したそうで、SHRとするとでっかいスポンサーを失った形。逆にトラックハウスからするとアメリカを代表するビールのブランドが付いたわけで、チームとして箔が付きますね。
 で、そんな話題の中で「スイカとの兼ね合いはどうなるんだろう、ブッシュライトスイカ味?」的な話題になってしまい、NBCの解説者も日本で見ているただのファンも思い浮かぶことは似たようなもんだなと思って笑いましたw ビールにスイカを入れるかどうかはさておき、今日のスイカ男は目立たない状況で23位でした。
 
 放送席が雑談している間にトゥルーエックスが逃げるもんだろうと思ったら今回が少し勝手が違うようで、2位でリスタートしたブレイニーがずっと0.5秒前後の差で追走。やや外よりを走りたいトゥルーエックスと内側を走りたいブレイニー、ラインが違ってタイムは完全に釣り合っているようでここから全然動きがありません。
 さっきまでと比べるといくぶんハンドリングが悪いらしいトゥルーエックス、ライン取りについて他のドライバーも参考に助言されるものの「ルースになっててできない」と車が思い通り動いていない様子がうかがえます。ただ追いかけるブレイニーも次第にトゥルーエックスのラインを真似する場面が増えている印象で、打開策を何か見つけようとお互いにラインを探っている印象です。こういうのってなかなか日欧のレースでは起きないですね。

 すると残り65周、2位のブレイニーが不意打ちで先にピットへ、やや離され始めていたのでアンダーカットを狙うには仕掛け時でした。当然翌周にトゥルーエックスも反応し、クルーは見事な作業で応えました。ピット前の0.8秒差がなんとピット後に逆に2秒に拡大、こりゃあもう打つ手がない( ゚Д゚)
 唯一コーション待ち作戦だったオースティン ディロンは期待もむなしく何も起きずに残り43周でピットに入り、見た目上でもトゥルーエックスがリーダーに戻りブレイニーとの差は3秒。この後周回遅れに取り囲まれたりしますが、3秒もあると非常に安心感があります。ところが残り31周、ノア グレッグソンがターン1を止まれず壁に突っ込んでコーション。右前輪のナットがきちんと締まっていなかったか、ブレーキ破損か、原因がはっきりしませんが何か壊れました。

 ここでリードラップ車両の大半がピットへ、さすがにここではトゥルーエックスも2輪交換して順位を最優先に考えます。一方でハービックとディロンがステイアウトの賭け、そして残念なことにブレイニーは作業違反で隊列最後尾へ強制送還されました。ジャッキを落とした後、発進が早すぎてインパクト レンチのホースを引きずってしまったためです。たまたま今回は大丈夫でしたが、機材を轢いて走ると非常に危険なので罰則対象となっています。


 278周目・残り24周でリスタート。トゥルーエックスはステイアウト組の2台をターン1~2であっさり処理してリードを取り返しましたが、ここにレース終盤には絶対出会いたくない黄色い車・ロガーノがくっ付いて2位となります。さらに、280周目にボウマンが接触されてスピンしコーション。いや~な相手とリスタートで競らないといけなくなりました。

 残り16周でリスタート、内側のロガーノが蹴り出しで明らかに出遅れたのでトゥルーエックスからすれば脅威をやりすぎしてやれやれ、という感じで一安心でしたが、3周後にニューハンプシャーマスター・ベルが単独で滑って壁にぶつけてしまいコーション、敵に塩を送ってしまいます。トゥルーエックスは無線で
「マジかよ、冗談じゃねえよ。」
「チームメイトの1台がレースをリードしてたらくそしょうもない自滅すんなって組織の方針に書いてあるだろ。」
とたいそうお怒りです。クルーチーフの作戦に文句言いすぎてすげえ怒られたり、けっこうレースしながら遠慮なく言いますね。ところでベルは右斜め後ろから壁に当たりましたが、フェンダーがそこそこグシャっといきました。昨年は車が全然潰れずに「カン!」っと車が無傷のまま跳ね返っていた気がするので、多少手直しして車を壊れやすくした効果は出ているように素人目には感じます。ベルはこれでも一応レースは続行できて、2周遅れの29位で完走、個人5連覇とはなりませんでした。

 残り9周、今度はロガーノが内側ではなくトゥルーエックスの後ろについてリスタート、何かやってくるかと思ったらとりあえずトゥルーエックスを押して確実に2位になりサシの勝負へ持ち込みにいった模様。ところがその通り正面からの勝負になったらトゥルーエックスが速すぎてロガーノは何もできませんでした。
 結局301周のうち254周をリードする圧倒的な速さで全ステージ制覇、トゥルーエックスが今季3勝目、通算34勝目を挙げました。


 全くの余談ですが、私は火曜日の朝にいつも通り通勤していて、321系の車内ディスプレイを眺めていたら、視界に入ったのが「レース制覇でロブスターがぶり」という文字でした。共同通信かどっかの配信ニュースだと思いますが、即座に「やべえ、ネタバレする!」と視線を逸らして写真は見なかったので誰が勝ったかは分からずセーフでした。普段NASCARなんて欠片も扱わんくせにこういうネタとしてだけ取り上げられるなんて想定外ですw

 2位からロガーノ、ラーソン、ハービック、ブラッド ケゼロウスキーのトップ5でした。ケゼロウスキーはこのレース、スポッターのT.J.メジャーズが体調不良のため欠場、兄のブライアン ケゼロウスキーが代役を務めていましたが、終始上位を走っていて堅実なレースでした。現在プレイオフ順位で11位、当落線まで100点ほどの差があり、チームメイトのクリス ブッシャーもほぼ同じ位置の12位なのでRFKレーシングの2台進出も見えてきました。TJは3月にも体調不良でブライアンと代わってもらってるみたいですけど大丈夫ですかね・・・
 チェイス エリオットは下手したら25位とかで終わりそうなぐらい車の方は遅かったですが、たまたまコーションのタイミングがうまく味方したのでなんとか戦線に戻り、12位で終えて25点をなんとか確保、ただポイント16位のマクダウルも同じ25点を獲ったのでプレイオフへあと60点という状況は全く変わりませんでした。ボウマンはスピンがあったものの14位で、ステージ2でポイントを獲っているのでレース全体では27点、僅かにマクダウルとの差が詰まりました。

 まあこのレースはとにかくMTJの速さ、これしかありませんでした。例えるなら、正攻法で行ってもガチャ押ししても魔法を使ってもアイテムを使っても全然倒せる気がしないラスボス、みたいな状態でした。レース後にまた来季について聞かれたトゥルーエックスは、どうもこの年になって、また重い腰を上げて1年間ずっと遠征して戦ってそこに時間を全て注ぎ込むことが本当にやりたいことなのか、という自問自答が続いているような表現をしているようです。今週にはどうするか決めたい、近く分かるだろう、としていますが、正直どっちに転ぶのか分からないですね。

 次戦は三角形オーバルのポコノー。開幕前の段階ではNASCAR公式に M&M's Fan Appreciation 400 と書いてあって、「これはマースがNASCARのスポンサー活動撤退を前に、長年応援してくれたファンに向けてスポンサーになったんだから今年は違うんじゃないの?」とちょっと疑問を感じてましたが、実際のイベント名は HighPoint.com 400 となっています。

コメント

日日不穏日記 さんの投稿…
ブッシュが、ハーヴィック引退に伴って、チャステインに鞍替えするというのは、実況で言っていて、あとでウィキで、スチュワート・ハースをググったら出てきました。ハーヴィックのイメージが強いので、チャステインはピンときませんが、じきに慣れるでしょう。
カートは、スチュワート、ガナッシ、23Ⅺと移籍しても、ずっとモンスターエナジーがスポンサーとしてサポートしてきましたが、後釜がレディックになっても、45号車のスポンサーを続けています。レディックは、相応しいドライバーと判断されたんでしょうか。
カーナンバー20は、ディオルトのように、ラウシュ時代のケンゼスのスポンサーをし、一度離れて、ジョーギブスに移籍してから、再度スポンサー契約を結び、ケンゼスがチームを離れた後、引き続き20のスポンサーを続けていたりします。NASCRAのスポンサーは、ドライバーにつくのか、チーム(カーナンバー)につくのか、今回のブッシュの選択でよく分からなくなったので、教えてもらえると幸いです。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 さすがに細かい内容は私も分からないしどう調べるかすら難しかったので、試しにChatGPTくんに聞いてみたのですが、真偽のほどは別にして内容としてなるほどと思えるものだったので大まかにまとめると、

まず、基本的にスポンサーが契約するのはあくまでチームが基本です。ただ、実際に宣伝して広告塔になってくれるのは主にドライバーなので、契約をするか否かの基準にドライバーが大きく関連することになります。ドライバーは非常に大事なので、スポンサーは場合によっては最初に契約を結ぶ段階で『ドライバー移籍条項』のようなものを盛り込んで、そのドライバーが移籍したらついて行くとか、契約を終わらせるとか、そういう特約を付けることがある。

とこういう話のようです。おそらくアンハイザーブッシュインベブとSHRとの契約もあくまでハービックありきになっていて、彼がいなければ白紙にできるような条項があったか、たまたま契約満了だったか、と考えられます。トップチームで主要スポンサーをつとめるような企業だとだいたいドライバーの存在もありきになっているので、企業が契約を延長するとそれは概ね現在のドライバーの契約延長を意味する、と考えるとドライバーやスポンサーの契約情報についてわりと合点がいきますね。
とりあえず私がパッと考えられるのはこんなものでした('◇')ゞ