NASCAR 第13戦 ダーリントン

NASCAR Cup Series
Goodyear 400
Darlington Raceway 1.366miles×293Laps(90/95/108)=400.238miles
※NASCAR オーバータイムにより295周に延長
winner:William Byron(Hendrick Motorsports/AXALTA Throwback Chevrolet Camaro ZL1)


 NASCAR Cup Series、気づいたらシーズンの三分の一を消化しました。第13戦はダーリントン、各車が過去の様々なペイント スキームを模して昔を懐かしむスロウバック ウイークエンドです。かつての名選手に敬意を表したり、ネタが尽きてよく知らないスキームを持って来たり、自分の親や過去の自分のスキームを真似たり。まあお祭りだと思ってよく分からないものも楽しむレースですw

・ラーソン、ラーメン屋と提携

 ヘンドリック モータースポーツは、カイル ラーソンのスポンサーとして新たにJINYA Ramen Barと契約したと発表しました。期間は2024年末までで、耐火スーツ、チームの衣服、優勝した際にラーソンがかぶる帽子にロゴが入るほか、「この提携をトラック上の成功と結び付けるための素晴らしいアイデアを考案中」とのこと。
 ちょいと調べたところ、JINYAはアメリカのなんちゃって日本かぶれのお店ではなく、日本のラ ブレア ダイニングという会社がアメリカで展開しているラーメン屋で、高橋 知憲という人が操業してアメリカでチェーン店舗を増やしている模様。当初からアメリカでの成功を目標とし、最初は東京の恵比寿に『砂漠楼』という店を開いて飲食業を始めたそうです。アメリカでは店舗数をかなり増やしているみたいですね。
 ラーソンとラーメンが似てる、なんて話は前に書いた気がしますが、マジでラーメンがスポンサーになったのはちょっと笑いましたが、こうなると「豚骨ラーソン」みたいな選手コラボメニューを発売するしかないですねw

・Craftsman Truck Series Buckle Up South Carolina 200

 クリスチャン エッケスが主導権を握ったレース、残り2周というところでティミー ヒルがスピンしてオーバータイムとなってしまい、オーバータイムもバックストレッチでジェイク ガルシアがクラッシュしたため2回目のオーバータイムへ。
 エッケスとスチュワート フリーズンのリーダー争いとなる中、今度はターン4で先週の勝者・グラント エンフィンガーが壁に当たってしまいコーション。これはオーバータイム3度目突入か?と思ったら、コーションが出る前にエッケスはホワイト フラッグを受けていたためレースは成立。アトランタ以来の今季2勝目を挙げました。

※みんな「ア」と「エ」の中間ぐらいの発音をしてて人によって微妙に違うのでアッカスと表記してましたが、エの要素が若干強そうなのでエッケスに表記を変更しました。

・Xfinity Series Shriners Children's 200

 エクスフィニティ―はコウリッグ レーシングからラーソンが参戦し、ジョン ハンター ネメチェックと激戦を展開。ステージ2ではネメチェックが最終周にラーソンをかわして鼻差で制しましたが、最終ステージは逆にラーソンが最後に追い込みをかけて逆の展開。
 ターン1からダーリントンらしい格闘戦になり、バックストレッチではラーソンがちょっとネメチェックを壁に挟む厳しい動き。最後は内側からやり返そうとするネメチェックの殺気を察したか、ラーソンがターン4出口でスロットルを早く開けて壁への接触お構い無しの走り。結果、壁に当たったラーソンが跳ね返ってネメチェックに命中し決着。ラーソンがダーリントンではカテゴリーを問わず初勝利を挙げました。
ジョンハンター
「壁当てすなやあああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・」

・予選

 カップ シリーズの予選はマーティン トゥルーエックス ジュニアがブッシュ ライト ポール賞を獲得。彼のスキームはチャンピオンを獲った2017年の自身をモチーフにしたというだけで特に面白みもなく、NASCAR公式サイトのスロウバック一覧ページでも扱われていませんw
 バッバ ウォーレス、リッキー ステンハウス ジュニア、ウイリアム バイロン、そして先週は乱闘のあったロス チャステインが5位、土日で連勝のかかるラーソンは7位からのスタートです。
 9位のタイラー レディックと13位のタイ ギブスは、このあとレース前の車検を2度通過できなかったため規定によりピット選択権のはく奪とクルー メンバー1名の退場を言い渡されました。レディックのチームではクルー チーフのビリー スコットがその対象となり、決勝は代役としてデイブ ロジャースが担当します。

・ステージ1

 ウォーレスがスタートから積極的にMTJを狙い、並走していたため記録上1周目のリードだけ獲ったものの内側からそう簡単に抜けませんでした。まずはトゥルーエックスがレースを引っ張ります。
 一時2秒以上に差を広げたトゥルーエックスでしたが、周回遅れが出てくると一気にその差が詰まってステージは中盤へ。タイヤも厳しいのでここからが面白いところでしたが、38周目に液体が路面にこぼれていたためコーション。デニー ハムリンはタイヤがパンクしたっぽくて早めにピットに入ろうとしていたので幸運でした。
 44周目にリスタート、トゥルーエックスはさっきよりもタイヤのことを考えて少し抑え気味のペースで走り始めた印象で、最初の15周ぐらいはじわじわとしかウォーレスを離せませんでしたが、そこから先で一気に差が開いて3秒以上の差にして置き去りにします。
 そのままトゥルーエックスがステージ勝利、通算57回目。2位はステージ終盤にウォーレスを抜いたバイロン、4位にチャステイン、5位カイル ブッシュ。ブラッド ケゼロウスキーが6位、ステンハウスは無理せず譲るときは譲る丁寧な走りでステージ7位、こういうのが大事ですね。
周回遅れのダニエル スアレスとは軽く接触したMTJ


・ステージ2

 スロウバックの時だけカー ナンバーも旧来の車体中央にした方が見栄えが良いんじゃないかなあと思いつつステージ2、ウォーレスはピットで大失敗したので18位あたりに埋まってしまいました。1回目のコーションではチャステインが8.4秒で4輪交換していたようなので、こういう早さを狙うとどうしてもナットを締めたかなんてきちんと見ないまま次の作業に移ってしまうんですよね。
 放送席には噂されたような現役復帰も政界転進も全くないまま、今は何をしてはるのかもよく分からんカール エドワーズが降臨、トラック上では引き続きトゥルーエックスが先行。エドワーズが引退した後、スアレスを2年挟んでその後に19番を引き継いだのがトゥルーエックスですね。さっき元19番と接触してたなw
 125周目にはグッドイヤー125周年を記念してお客さんがグッドイヤーのタオルを回すNASCARらしい場面もあり、そんなことを言ってる間にトゥルーエックスは4秒以上の大量リードでステージ2も中盤へ。トゥルーエックスは今のところ先頭打者にヒットを打たれた以外に誰も出塁させていないような状況です。

 135周目あたりからピット サイクル、ここ2戦ピットのタイミングで揉めているMTJですが、さすがに4秒差のリーダーだとアンダーカットされることもなく平穏にここを通過。ただ、ボックスに入る際に他車と交錯して少し余分な時間はかかってしまいました。
 するとここから思わぬ敵が現れます。チャステインがえらい勢いで147周目にバイロンをかわして2位となると、151周目にはトゥルーエックスも鮮やかに抜き去って実質的に本日2人目のリーダー。全体的にタイトを訴えるドライバーが多く、ラバーが乗ったことで路面状況がどんどん変わっていると思われますが、チャステインは急にツボにハマり、逆のトゥルーエックスはややバランスが崩れました。交錯でブレーキ踏んでなかったらひょっとしてもうちょっと踏みとどまれた、かも。。。

 チャステインはWorldwide Express/UPS スロウバックという名称でデイル ジャレットのUPSスキームが元ネタ。UPSは調べた範囲では2014年を最後にNASCARでのスポンサー活動はやめてしまっているんですが、WWEXとUPSは物流事業において提携関係にあることから今回の企画に至ったみたいです。さすがはマーケティング上手のトラックハウス レーシング、といったところでしょうか。

 ステージ2も終盤へ、幸いトゥルーエックスはロング ランでのペースが壊滅的になるような状況ではなかったのでチャステインを追い続け、周回遅れが絡んで2台は接近。そしてステージ最終周、

 絡みました(。∀゜)ちょうどチャステインが周回遅れのスアレスに追いつき、チームメイトを周回遅れにはできないのでちょっと中途半端な走りになってしまい、内側に入ったトゥルーエックスも半端な位置にいて、結局チャステインが姿勢を乱して壁に当たり、跳ね返ったスイカがMTJに命中、これはレーシング インシデントかな。。。
 これでステージ2はチャステインの勝利、Ky.ブッシュ、ラーソン、バイロン、ケゼロウスキーのトップ5。トゥルーエックスは10位でした。それにしてもお互いに不必要な勿体ない接触でしたねえ。

・ファイナル ステージ
 
 ピットで逆転したラーソンを先頭に始まった最終ステージ、始まって早々バックストレッチで多重事故発生、4回目のコーションとなります。映像でははっきりときっかけが分かりませんでしたが、事故後にエリック ジョーンズの右後輪が外れてコロコロ。先にジョーンズの車のナットが緩んで姿勢が乱れ、そこにタイ ギブスが接触してジョーンズがスピンしたので9台が絡む多重事故になったのかもしれません。

 202周目にリスタート、内側のチャステインがラーソンに対してぴったり1台分の空間だけを残した争いを挑み、ラーソンも怯まずに対抗しましたが翌周のターン2出口で姿勢が乱れました。これでリーダーはチャステイン、ごっつぁんでラーソンをかわしたカイルが2位となります。先週この2人も揉めてたなあ・・・
 210周目、ステンハウスにタイヤの問題が起きたと思われ、ターン3のエイプロン部分で単独スピン。せっかく良いレースをしていたのに惜しいなあ。

 これでリードラップ車両がピットに入って残り78周でリスタート、あともう1回はピットが必要な周回数です。いきなりターン1で小競り合いがありましたがチャステインがリード、カイルは車がどえらいタイトになっていたようで、3周後に壁に接触して4位に後退しました。代わって2位にはバイロンが浮上、ステージ2でチャステインに抜かれてからしばらくは存在感が薄かったですが、先週2周遅れから上位に帰ってきたのを見てもわかる通りこの人は粘り強い。
 
 そのままレースは残り50周を切り中団がピットに入り始めると、残り48周、ここはタイヤを使いきるタイミングと考えたかバイロンがチャステインに仕掛けます。しかし抜けなかった上にラインを変えたことで隙ができ、逆に翌周ラーソンにかわされました。ラーソンは2位に上がったところですぐにピットに入り、チャステインをアンダーカットしに行きます。
 これを見て翌周にチャステインとバイロンも動きますが、何せ新品タイヤと中古タイヤでは1.5秒ぐらいの差があるのでラーソンがアンダーカット成功。さらにラーソンと同じタイミングで入っていたクリストファー ベルも続いて実質2位となり、チャステインは前方に2枚の壁ができました。
 ラーソンのペースに衰えはなく逃げ切ってこの週末を連勝かという展開、ラリー マクレイノルズからは「今季これまでの12戦で最後のコーションが発生した平均は残り21周」と紹介されます。ダーリントン400マイルは2020年以前だと2004年まで遡らないといけないので、いつもの『過去6回の春のレースでは…』ができないせいだと思いますが、全レースの平均なんてなんもアテにならない豆知識だろう、と思ったら残り18周、ライアン ニューマンの単独スピンでコーション発生。なんと誤差3周w

 ニューマンは2002年の自分のスキームが元ネタ、Jacob J のロゴ部分が本来は Mobil 1 であることは元のスキームを知らなくても想像できる見事なパチモンですが、さすがにこれは一応許可取るんだろうなあw

 これでリードラップ車両がピットに入りラーソン、ベル、チャステインのトップ3には変動なし、と思ったらベルは作業を急ぎすぎたのかナットの締め直しで再ピットしました。さっき壁に当たって順位を下げたのでこのリスタートで仕切り直したかったはずのカイルは自分のボックスをわずかに行きすぎてしまって大量に時間を失い撃沈。
 というわけで残り13周、ラーソンとチャステインの1列目でのリスタート、これまでリーダーは外側を選ぶのが定石でしたが、ラーソンはチャステインの飛び込みを警戒して内側を選択しました。しかしリスタートからどっちがコントロール カーなのか分からんぐらいチャステインの出足が速くて先行し、ラーソンは202周目のリスタートでやられたお返しとばかりにチャステインを壁際に張り付けに行きました。ところが

 事件はその後ろで起きました。2列目のトゥルーエックスがちょっと無理して内側に飛び込んだ結果せり上がってしまい、ジョーイ ロガーノを壁に挟むように接触。2列目の車がこんなところで横を向いたら後続は避けようがなく8台が巻き添えになりました。前方ではラーソンがチャステインを軽く壁に挟んでおり、怒ったチャステインが軽くバンパーをぶつけて怒りを示していましたが、コーション発生時に前にいたのがチャステインだったのでリードは手に入りました。

 そして残り6周、チャステインも当然相手の飛び込みが怖いので内側からリスタートしましたが

 絡みました(。∀゜) チャステインは202周目と同じパターンで行こうとしたように見えますが、ラーソンも同じ手は食いたくないので外側のレコード ラインではなくチャステイン警戒でやや内よりのライン取り。結果、ターンに入って早々に2台が接触、ごちゃついた末にそのままクラッシュとなりました。
 普通目の前にスピンした車がくっついたらブレーキを踏んで離れたくなりますが、ブチ切れたラーソンはアクセルを踏んで延々と横を向いたチャステインをターン2まで引きずり回して捨てていきました。これは2023年を象徴する場面として今後繰り返し語られることでしょう。それぞれチャステインとラーソンを応援していたこのおふたりさん、まさかの結末にもう呆れて笑うしかありませんw

 これでレースはオーバータイム、バイロンとケビン ハービックの1列目でしたが、ハービックはトゥルーエックスのクラッシュに巻き込まれていてやや手負い。バイロンが動き出しで先行するともう彼を追う者はおらず、そのままチェッカーを受けて早くも今季3勝目を挙げました。
 彼のスキームは1998年にジェフ ゴードンが使用したスキームが元ネタ。ボンネットにNASCAR 50周年のロゴが貼られていた車だったので、これを今年の75周年に置き換えているというシャレも利いた1台です。

 2位からハービック、チェイス エリオット、ケゼロウスキー、ウォーレス、そして6位になんとハリソン バートン。カイルが7位、新婚さんのジャスティン ヘイリーが8位。バートンのトップ10は昨年の第22戦インディアナポリスで6位になって以来でした。最後に2回も多重事故があったので順位はぐちゃぐちゃですが、今日のバートンは比較的10位近辺を走る時間帯も多かったので、決して運だけではなかったかなと思います。ステンハウスもスピンから立て直して13位でした。

・落ち着け、ロス!

 勝ったのはバイロンですが、記憶に残ったのは今日もチャステインでした。NASCAR公式動画ではトッド ゴードンとスティーブ レターテが解説してくれていますが、彼らの見解では202周目のリスタートは動きとしては完璧でしたが、あれは最後の最後で繰り出す技で90周も残っている時にやるもんじゃない、という話でした。そして、そもそも彼がこの動きに活路を見出したきっかけとして、2018年のエクスフィニティーでのダーリントンを挙げました。


 当ブログではまっささんから過去に何度か話題にしていただいたので私もよく知っています、残り37周でリーダー争いが激しくなり、チャステインがハービックに寄せられて壁に挟まれてクラッシュしました。(そして即座にチャステインがハービックにやり返してハービックはこれでリタイアしたw)
 202周目の争いは一切接触も無い完璧に近い走りでしたが、2人の解説を見ているとやっぱりあれは相手に対して「おらおら、引かねえと壁に挟むぞ」という意思が見えてあまりやられた側は気分の良いものではなさそうで、接触があったかどうかにかかわらず相手とすると「今度はこっちがやってやろう」と思わせてしまう様子。
 運の悪いことに本当にチャステインに対してラーソンが同じ手を使う場面が訪れ、そこでの接触がさらにチャステインがもう一回やってやろうという考えを生み、しかし既にその手を一度食らっているラーソンはライン取りを変えてきたので当たってしまいました。今回だけを見れば、個人的にはこの2台の争いはお互い様に見えましたが、レターテ曰くここ9戦連続で何かしらの接触にかかわっているというチャステインのここまでのレースがそうさせた、という側面も否めないでしょう。

 リック ヘンドリックはレース後の会見でチャステインについて問われると
「彼がシボレーに乗っていても、我々の車を壊すのなら気にしませんよ。"私は気にしない"とシボレーにはそう言ってあります。もし我々を大破させたら、それを取り返します。そうしなければ、彼らは踏みつけていくでしょう。シボレーには忠誠を誓いますが、誰かが我々を踏みつけるなら、その時はうちの面々が屈しないことを期待しますよ。シボレーだからといって譲れとは言いません。」

 単に苦言を呈するだけにとどまらず

「そんなに攻撃的になる必要は無いです。現時点でものすごく攻撃的なのかもしれませんが、相手を壁に追いやるのはやめましょうよ。彼は多くの敵を作ることになります。多くの仕返しがある状況でチャンピオンを獲るのは困難です。彼には才能があるんですから、落ち着いてレースをすればいいんですよ。」
「デイル アーンハート シニアが一度私に、相手のドライバーが誰とは言えないんですが、言ってくれたんです。『彼は才能はある、ただレースのやり方を知らないんだ』と。つまり彼はレースのやり方、いつ攻めるべきかを把握していたわけです。チャステインは才能がありますが、多くの敵を作っています。カイルは今や、今回と、ドーバーと、タラデガです、うんざりですね。」

 残念ながら、おそらく現在大半のドライバーはチャステインを信頼して戦える相手だとは見ていないと思います。ちょっと危ないなあ、ぐらいならまだマシですが、今は下手するといつぞやのハムリンみたいに「どうせ優勝できないし仕返しでもしとくか」みたいな思いを生み出しかねないぐらいあっちこっちに怒りを買ってしまっています。
 これも以前まっささんのコメントで「舐められたら終わり」というのがあったと思いますが、その通り「こいつは攻めたら引くぞ」と思われたらプロのドライバーはやっていけないので、攻める姿勢は大事です。ただ、状況判断ができずに『ガンガン行こうぜ』しか使ってないので、たびたびパーティーが全滅してお城に戻されているような状態なので、時には『にげる』を押してそそくさと宿屋に戻る方法も身につけないといけません。
 ちょうどロガーノがペンスキーに移籍した時がこんな感じで、トッド ゴードンはまさにロガーノのクルー チーフだったのですごく実感がこもってましたけど、チャステインだけがどうにかすれば良い問題ではなくて、クルーチーフ、オーナーを含めて周りの大人たちも協力しないといけないでしょうね。ヘンドリック御大の苦言と助言、心に刻む価値ありです。

 さて、次週はポイント レースは一休みしてノースウィルクスボロでのオール-スター戦。トラックシリーズはポイントレースがここで開催されますので、トラックの争いとオールスターによるお祭りと週末に両方楽しめる感じの週末です。

コメント

まっさ さんのコメント…
お!2018年のダーリントンが話題に。。。!
嫌な予感が当たりましたな...。
長い長い伏線でした。。。。。。(もっと褒めてw)
チャステイン(当時はチャスティン表記)のK&Nプロ用ストックカーをアメリカで組み立てたから日本一のスイカ男ファンを自負しておりますが、一般のファンからすると嫌なドライバーになってしまいますね。。(ロガーノや弟ブッシュは丸くなってチャンピオンになってるので今は我慢の時???)
チームのエースは99でなく1だ!と知らしめる時期は過ぎてると思います。
ライコネンやナゾの大技でなく、そろそろ結果でチームが話題になっとくれーーー!
2018のダーリントンはxfinity初優勝が懸かったレース。でも今はカップ戦シリーズ2位。複数回優勝ドライバーなのさ。
スイカ農家出身で昔ながらのストックカードライバーな雰囲気もあってオールドファンには人気かもですが、今回は最後通告かもしれないです。
宮田さんもスイカ男もガナッシ42号車から羽ばたいたドライバーです。
ヘンドリック御大のありがたいお言葉が彼に届いて、いつの日か正々堂々とチャンピオンになれると信じています。
日日不穏日記 さんの投稿…
レース前のセレモニーで、NASCAR75人の偉大なドライバーが、ジェイミー・リトルによって紹介されてました。リチャード・ペティやボビー・アリソン、ビル・エリオットのようなレジェンドから、50年のアニバーサリー以降に選ばれたジミー・ジョンソンや、デイル・ジュニアの他、エドワーズ、ケンゼス、ケインが紹介され、あまり変わってないなと思ったところ、風船のように膨らんだライアン・ニューマンが出てきて、ビックリ。隣がマーティン・トゥレックス・ジュニアと細身のロガーノだったので、あまりの腹回りに衝撃😲。その体で走るんかい!と。
リック・ウェア・レーシングは、ニューマンのマシンを用意するより、レーシングスーツをオーダーする方にてんやわんやだったかも(笑)。レース前セレモニーで一番衝撃的だったのは、ニューマンだった気がします。ペーパーを持ってたみたいですが、それを見ずに紹介しきったリトルは凄いと思った次第です。
通りすがり さんのコメント…
どうやらラーソンのXfinityでの優勝のセレブレーションにピットクルーが参加しなかったのは、彼らはカップシリーズでチャステインのピットクルーだからだそうです。その翌日に両ドライバーがぶつかるのは...
ドーバーでの騒ぎの後でピットクルーによるボイコットがあり、レースでもぶつかるというなんとも問題の大きくなりそうな展開です。
翻訳があってるかどうかは分かりませんが、参考までに〜
首跡 さんの投稿…
レディックとチャステインが終盤で脱落してしまいショボーン(´・ω:;.:...
チャステインは普通に走っても速いドライバーなので、もう少し落ち着きたいところですね。特に優勝か2位かといった場面では「勝たなくても良いから2位でポイントを確実に取る(※マストウィンの場合は例外)」というのもシーズン全体を通した戦い方の一つなので、そのあたりの術をうまーく身に付ければ一歩前に進めると思いました。ガンバレ、チャステイン🍉

P.S. オールスター優勝予想 ロガーノ
SCfromLA さんの投稿…
>まっささん

 2018年のダーリントンは覚えてましたが、トラックハウスにもう慣れてしまって#1がもともと#42なことは忘れてましたw ヘンドリックが文句を言うだけじゃなくてわざわざ「才能がある」と繰り返したのは長年この世界にいてNASCAR全体を見てモノを言ってるんだろうなと思いましたね。
他のレースと違って毎週レースがあるから切り替える暇もない、というのもきっとあるだろうなと思いますが、幸い今週はオールスターで力を抜けるのでうまく活用してもらいたいなと思います。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 ニューマンのお腹は見ないで上げて!w 75周年記念のドライバー、NASCARが小出しに随時発表してましたけど、何百人が毎年試合に出てる球技と違って、40人が毎年数人ずつしか入れ替わらないNASCARで75人も選ぶとさすがにちょっと多いなあとか思いました^^;
SCfromLA さんの投稿…
>通りすがりさん

 レース中、まだ2台が絡む前の段階では「昨日ラーソンを勝たせたクルーが今日はチャステインのクルーです」なんて前向きな感じで紹介されてましたけど、結果的にはマズい部分がすごく強調される結末になってしまいましたね~^^;
ドライバーもクルーもカテゴリーとチームを跨いで掛け持ちしている、というNASCARの特殊な事情ゆえだと思いますが、こうなるとクルーの配置まで気を使わないといけなくなるので周りの人たちが大変そうです。
SCfromLA さんの投稿…
>首跡さん

 良い悪いは置いといて、チャステインはこれだけ言われててもまだけっこう「落ち着いて行けば良いんだからがんばって~」と思ってもらえてる気がするので、そこは彼の経歴とか人柄があるでしょうから、そう思ってもらえてるうちに立て直したいですよね。アルフレードなんて早々に「実力不足だろ」とか非難囂々になってましたし^^;
Cherry さんのコメント…
レース前にカイルブッシュが「あいつは何一つ学んでねぇ」って感じのこと言ってた矢先にまたアクシデントに絡むと……
勝つのは1台、残りの42台は負けるって某赤い稲妻くんが劇中で言ってましたが、幾ら何でもセミ耐久レースくらいに言われる長距離レースの序盤中盤から最終ラップのような攻撃的な走りしてたらそりゃ信頼もドン底に落ちるのは納得なんですよね。自分がドライバーだったら近寄りたくないw
トラックハウスのマーケティング的な顔は多分スアレスなんですけど、戦闘面ではロスはエースなのは明らかなのでだからこそ悔い改めた走りをしたら化けるとは思うんですけどね……
取り敢えずチェイスは3位だったので今週は万々歳なんですが()
SCfromLA さんの投稿…
>Cherryさん

 某赤い稲妻くんの言葉は学びがありますねえw
1つ考えられる要因として、ロスはここまでのキャリアの過程で他のドライバーとの「ここまではやっていいけどこれはダメだよね」というお互いの意思疎通、阿吽の呼吸の確認なんかをすっ飛ばしていきなり優勝を争い始めてしまったというのがあるかもしれないとは思いますね。
「どの面下げて」と言われても、思い切って積極的に他のドライバーに自分から声をかけたりするのが案外解決の近道だったりして。。。