2022 AUTOBACS SUPER GT Round4
FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE
富士スピードウェイ 4.563km×100Laps=456.3km
(追加フォーメーション ラップにより99周に減算)
GT500 class winner:KeePer TOM'S GR Supra Sacha Fenestraz/宮田 莉朋
(TGR TEAM KeePerTOM'S/TOYOTA GR Supra GT500)
GT300 class winner:SUBARU BRZ R&D SPORT 井口 卓人/山内 英輝
(R&D SPORT/SUBARU BRZ GT300)
2か月以上間隔が空いたオートバックス スーパーGT、久々の第4戦は富士450kmです。8月なのにまだ第4戦かあ、というのが正直なところ。プロ野球なんてもう100試合ぐらいまで進んでますもんねえ。全く関係無いですが、予選を録画で見つつラジオで野球を聞いてたら、予選終了直後に阪神がサヨナラ負けしたのでガクッと来ました orz
このレースにはGT300クラスで2チームが参戦できませんでした。BUSOU raffinee GT-RはBUSOUとDrago CORSEが契約を解除しこのレースに出場しないと発表。内容から考えて財政面での問題と見られ、ドラゴコルセは単独で参戦の再開を模索するようですが、簡単ではなさそうです。
また、つちやエンジニアリングのHOPPY Schatz GR Supraは鈴鹿でのテストでクラッシュ。130Rで車が壊れて高速でバリアに突っ込むという、30年前ならドライバーもただでは済まなさそうな事故だったようで、修復が間に合わないので参戦できませんでした。「もしエンジンが壊れていたら新品エンジンを購入する費用が無い」と正直に語っており、運営は非常に大変なようです。
土曜日は天候が今一つ、路面温度が30℃にも届かない中で予選が始まりました。GT300クラスの予選ではQ1・A組でTANAX GAINER GT-R(45kg)・大草 りき、B組でGAINER TANAX GT-R(15kg)・石川 京侍といずれもGAINERが最速でした。
しかしQ2ではSUBARU BRZ R&D SPORT(29kg)・山内 英輝がQ1のタイム水準を大きく上回る1分35秒567というアホみたいに速い記録を叩き出し、こりゃあもう誰も抜けんなあと思ったらこれをLEON PYRAMID AMG(33kg)・蒲生 尚弥が0.017秒上回りポール ポジションを獲得しました。
山内のアタックは完全に単独だったと思いますが、最終コーナーを立ち上がった蒲生の1.5秒ほど前方にはちょうどグッドスマイル 初音ミク AMG(12kg)・谷口 信輝がいたので、おそらくこの0.017秒という僅差にはスリップストリームの差が効いていると思います。その谷口は予選3位でAMGは好調。
予選順位はLEON AMG、BRZ、初音ミクAMG、TANAX GT-R、UPGARAGE NSX GT3(45kg)、K-tunes RC F GT3(20kg)の順でした。ダンロップ使用車両が2、4、6位。7位もダンロップのSyntium LMcorsa GR Supra GT(6kg)、選手権1位のリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(99kg)は10位でした。GAINER GT-R 11号車はQ2でエンジンに不具合が出て不本意な9位、この後夜遅くまでエンジン交換作業を行っていたそうです。お疲れ様ですm(_ _)m
一方のGT500はタイヤの熱入れが難しそうで、中には最終周の一発アタックになっている人も見受けられましたが、Q2でWedsSport ADVAN GR Supra(21kg)・阪口 晴南が2位を0.6秒も引き離す圧巻のアタックを決めてWedsSportの3戦連続、阪口にとっては第2戦以来富士2連続のポールです。前回より車が20kg重いのにタイムはほぼ同じでした。
2位からリアライズコーポレーションADVAN Z(13kg)、KeePer TOM'S GR Supra(22kg)、ZENT CERUMO GR Supra(16kg)、ARTA NSX-GT(30kg)、au TOM'S GR Supra(27kg)と続きました。ドライバー選手権で同率1位の2台は、ENEOS X PRIME GR Supra(36kg/-1)が10位、CRAFTSPORTS MOTUL Z(36kg/-1)が14位でした。
ZENTは前戦でエンジンを2基目に載せ替えたのに、載せ替えたエンジンが決勝で壊れてこのレースで早くも規定を超えた3基目のエンジンを投入。本来ならシーズン後半に投入予定の『スペック2』を先行投入したようで、エンジン交換によるペナルティーを受けるものの、トヨタ陣営とすれば大事な存在です。もし序盤にSCが出てペナルティーをほぼ帳消しにできれば競争力があります。ただこの1基で残り5戦を走るのか、4基目を入れるのかは謎。耐久性のテストとしては良い実験ですが・・・
決勝はスタートの30分ほど前に雨が降ったものの、通り雨だったのでスタートする頃にはなんか蒸し暑そうな状況。路面が濡れている時は警察車両のパレードにバイクは加わらないことになっているので(その昔岡山で白バイの転倒事故があった)、バイクが走っているということはまあ大丈夫だろう、と思ったらGT500で2位スタートのリアライズGT-R・平手 晃平がうっかりターン1で飛び出していきなりひやりとさせられます。おそらくヨコハマのタイヤは寝起きの悪いタイヤなので、こういう状況では怖いと思います。
結局安全のためにフォーメーション周回が1周追加され、決勝は99周へ変更。GT500のスタートは比較的穏やか、特に100Rの前後がやや濡れていてここでミスるとヤバいのでやや皆さん慎重に見えます。
一方GT300は後方で事故が発生、映像が無いので詳細は不明ですが、SNSでの各ドライバー、チームの情報をまとめると、ターン3でHACHI-ICHI GR Supra GT・佐藤 公哉の内側にWeibo Primez ランボルギーニ GT3(27kg)・元嶋 佑弥がちょっと無理に入ってしまったようで接触。スープラの外側にはさらにシェイドレーシング GR86 GT・堤 優威がいて、こちらも貰い事故になってしまったようです。muta Racing GR86 GT(5kg)は目の前でこの事故が起きたので、回避のためにコース外へと飛び出して、中継映像的には誰が何をどうしたのか分からないことになっていました。
元嶋はこの接触でドライブスルーのペナルティー、レース後に完全に自分のミスだと謝罪しています。佐藤は0周リタイアになってしまい、車両撤去までの数周はターン3付近で黄旗がずっと振られていました。
(↓Max Racingのツイート。元嶋選手の謝罪ツイートやペナルティーの発行状況からすると3ワイドの内側に入りすぎたようであることがなんとなく分かります)
— MaxRacing (@maxracing244) August 8, 2022
GT300は1周目から実質1ストップ狙いの作戦を実行するチームが登場、11位スタートの埼玉トヨペットGB GR Supra(27kg)・川合 孝汰と、予選では故障に見舞われて24位スタートだったマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(45kg)・冨林 勇佑が給油義務消化のために1周でピットに入りました。グリーンブレイブはウォームアップ走行で車に問題が見つかり、修復する時間が無いのでグリッド上で応急処置に近い作業だった模様です。
3周目、平手がWedsSport・国本 雄資をかわして1位へ。国本はこのあとどんどん抜かれて行って数周で6位まで後退しました。タイヤの発熱に苦しんでいた様子です。一方GT300はLEON AMG・蒲生がスタートから独走、2位をBRZ・山内と初音ミクAMG・片岡 龍也が争い、6周目の最終コーナーで片岡が山内を内側からかわしました。山内としてもあまり張り合いすぎてはレース全体として損なのでここで一旦引いた雰囲気です。
GT300は12周を終えて蒲生が谷口に対して10秒差と早くも独走。GT500は平手がKeePer・サッシャ フェネストラズを3.5秒離しました。両クラスともとりあえずはこの先しばらくペースの推移を見守る時間帯かな、と思っていたらGT300の18周目に信じられない事態が発生、リーダーの蒲生が右前輪の緩みで緊急ピットしました。ナットがありません。
接触が原因かと思ったら、今のところ原因は不明ながらいきなり緩んだということで、どうも何かしらの問題で勝手に飛んでいくなりもげるなりしたっぽいですね。とりあえずホイールを外しますが、交換は無理っぽいのに無理やり次のホイールをはめてナットを締め込んだもんだからもう外すこともできなくなってしまいガレージへ。LEON AMGはこれでリタイア、GT300のリーダーは片岡になります。
GT300は戦略の幅が広いのでピット時期がバラバラですが、3位のBRZは25周を終えて1回目のピットへ。山内から井口 卓人へ交替しました。このあたりが4輪交換王道作戦でちょっとタイミングを早くしている人たちと思われます。翌周にリーダーの初音ミクAMGも片岡から谷口 信輝へ交替し4輪交換。ピットを終えた谷口の真後ろに、1周目に捨てピットに入った川合が迫りましたが、かわすには至りませんでした。
彼らの前方には14周目に給油だけでピットを出たARTA NSX GT3・木村 偉織がいましたが、谷口はこれを素早くかわした一方、川合は引っかかってしまって抜けずに苦戦。谷口には好都合な展開となりました。事実上の1位は初音ミクAMG、見た目上はGAINERの2台が1位、2位となっています。
33周目あたりからGT500もピット サイクル。34周目に入ったWedsSportは長い棒で床下の何かをひっかきだそうとしていたので、フロアに何か引っかかって空力的に損していないか疑ってたのかな?と思う動きでした。ただ普段やらない作業が入ったせいもあってなんとなくバタバタした作業となり時間がかかりました。結局WedsSportはこのレース9位でした。
36周を終えて2位のKeePerがピットに入りフェネストラズから宮田 莉朋へ。これを見て翌周にリーダーのリアライズも平手から佐々木 大樹へ交替しました。平手はピット前には一旦2秒以内に迫られた差をその後突き放す見事な走りを見せて佐々木へ繋ぎました。KeePerの方が給油時間が長かったので、作業時間でもリアライズの方がKeePerより4秒ほど短く済みました。ただもう一度給油がありますから、これが燃費の差なのか、2回目の給油を見越した考え方の違いなのか、今すぐには答えが出ない大事なポイントです。
このピットサイクルで大きく順位を上げたのはAstemo NSX-GT(36kg)・松下 信治。ピット前は11~13位をNSXで争っていて全然ペースが上がらないので、19周目にピットに入って給油だけを行う変則の戦略に出ました。これだと19→40→40というかなりギリギリの戦略ですが、ひとまず実質4位にまで順位を上げ、ここからはタイヤが古いので下がっていく展開です。理想は2回目のピット直後のSC導入でしょうか。
GT500のリーダー争いは引き続きリアライズ Z vs KeePer GRスープラ。宮田は佐々木との差を詰めてまた2秒以内に入ってきました。トップから5秒後方にはカルソニック Z・平峰 一貴も続いています。この3台のペースが他の車から頭一つ抜け出している様子です。
一方GT300は37周目に暫定2位のGAINER 11号車がピットに入って石川のまま4輪交換、翌周に暫定1位の10号車も入りますが、エンジンがかからずに再発進ができなくなってそのままおうちの中へ連れていかれました。TANAX GAINER GT-Rはこれで14周遅れの22位という無念の結果になりました。
GT300の43周目、実質2位だったARTAが突然300Rあたりで失速、電気系の不具合でそのままセクター3をノロノロと走行。またも発生したGT300上位勢のトラブルです。GT300ではまだArnage MC86・阪口 良平がピットに入っておらず、どのみちそろそろ入る頃合いだし、万一FCYなら大儲けなのでここでピットに入りました。ターン13でARTAが止まった時はFCYどころかSC導入かと思いましたが、なんとか再起動して自力でピットまで帰ってきました。
これでGT300は1位が初音ミク、2位には20周目とかなり早めに1回目のピットに入って順位を上げたLMcorsa、3位にBRZです。一方GT500は佐々木が宮田との差をきっちり管理し、追いつかれたら3秒差に引き離して安全圏を守ります。
57周目、変則作戦のAstemoが結局10位まで落ちた状態で2回目のピットへ。残り42周なので燃費はかなり厳しめです。一方、佐々木と宮田の争いは周回遅れも絡んで1秒台に接近、ただここでも佐々木は安易に1秒以内に引き込むようなことをしません。これ以上来るとスリップストリームの効きが強まって急に差が詰まることがあるので絶対に踏ん張りたいところです。
すると60周目に厄介な問題発生、さっきの問題を修理してピットを出たARTA NSX GT3が300Rの先でまた止まってしまい内側の退避路上で停止。これでFCYとなりました。私がチーム監督なら映像を見た瞬間に、最終コーナー付近に自チームの車がいたらピットに入れますね。実際にそれをやったのはModulo NSX-GTとBamboo Airways ランボルギーニ GT3(9kg)でした。FCYが発動する前に滑り込み成功、位置関係を見ると上位勢は入れる場所にいなかった様子です。
車をささっと片付けて61周目にはもうリスタート。低速のFCY走行はこれまでWedsSportに厳しい状況をもたらしたので、同じヨコハマであるリアライズ Zにも発熱問題が起きないか少し心配でしたが、今日のこの車はタイヤの発動も特に問題になっていない様子で、むしろリスタート後の佐々木は宮田を4秒以上の差に突き放しました。
一方GT300の先頭を独走する初音ミクは61周を終えてピットへ、谷口から片岡に戻して4輪交換と給油。50秒でピットを出ましたが、その後ろでピットに入っていた4位のGAINER GT-Rがたった30秒でピット作業を終え、ピット前の30秒差を10秒差にしましたw
AMGは給油だけで35秒かかっているので給油量が全然違いましたね。続く62周目にBRZもピットに入りましたが、山内の前にはGAINER・石川の姿が。11号車大逆転でこれで実質の2位です。
GT500の上位勢は70周を前にして上位3台が接近。1位争いよりもむしろ2位を宮田と平峰が争い始めています。そして71周目あたりからGT500は2回目のピットサイクル。今回は先に1位から動いて佐々木がまずピットへ。再び平手に戻して最終スティントへ向かいます。ピット前の2位との差は1.5秒ほどでした。
続く73周目にKeePerが入ってこちらは宮田のまま。1回目にしっかり燃料を積んでいたのでここの給油量がやや少なく、KeePerはリアライズより8秒ほど早くピット作業を終えました。映像で細かく見るとリアライズは給油時間で2秒、左前輪の交換で1.5秒、映像には無かったですが左後輪でも4秒ほど失っています。ドライバー交代の有無が放送席では話題になっていましたが、実際に最も影響が大きかったのはタイヤ交換でした。
74周目に入ったカルソニックは給油量、タイヤ交換作業ともKeePerとほぼ同じ、ドライバーは平峰のままピットを出てコースへ。当然こちらもリアライズをオーバーカットしました。平峰はターン1で真後ろに宮田が見えたのでちょっと無理をしてしまい、全然止まれなくてコース外へ。
あそこで無理しても仕方ないので抜かれるのは諦めるしかなかったんですが、ちょっと若さが出た感じ、本人もレース後にちょっと反省コメントをしていましたが、たぶん彼は何回同じ場面が来てもブレーキを攻める性格だと思いますw
これでGT500の優勝争いはKeePer・宮田、カルソニック・平峰、リアライズ・平手の順になりますが、平手はタイヤの発熱でもやや苦戦した様子で宮田から12秒も後方、先ほどまでの1位快走から一転してちょっと優勝が遠のいてしまいました。
残り16周、またもやGT300に大事件。なんと初音ミクAMGの左前輪がパンクしました。ターン1でパンクしたそうなので丸々1周走らされることになって優勝戦線から脱落してしまいました。このチームは富士で左側のタイヤを壊してしまう場面が多いですが、今回も片岡は当然それを知っているので「左フロントに対しては最大の敬意を払って走っていた」。
それでも壊れたのが破片を踏んだせいかどうかは分かりませんが、元々同じ車でタイヤだけ違うLEONに勝つことを念頭に置き、強力なブリヂストンに対抗するためにタイヤの設計も内圧もギリギリを攻めているという話なので、基本的にリスクを背負って戦い、リスクを背負ったからこそこれだけの差を築いていたとも言えます。いずれにせよ、無情な結末でグッドスマイル 初音ミク AMGは13位でした。
これで優勝争いはGAINER GT-R・安田とBRZ・山内の争い。両者の差は約2秒です。ペースは明らかに山内が早そうで、あとはどうやって抜くのかというところ。一旦最終コーナーで内側に入って抜いても直線の立ち上がりですぐ抜き返されてしまうので、できればそこまでに抜きたいところ。
最高なのはターン3で抜いてそこから半周でぶっちぎることですがなかなか難しいので、最終の1つ手前あたりで抜いておけば、直線の立ち上がりから追い立てられて並ばれても、そこでサイド ドラフトを使って相手を潰せそう。早めに抜く+サイドドラフトが現実的な攻略法です。
何度か抜いて、抜き返されて、を繰り返した2台でしたが残り7周、手を変えてターン14~15で内側に入ることに成功した山内がこの先の争いを制してようやくトップに立ちました。山内は抜いた後の最終コーナーであえて内側をがら空きにして相手に内側に入らせてしまい、立ち上がりで自分が速くなるようにうまく誘導していました。相手が荒っぽく押し出してくる相手だとこうは行かないので、安田はきっと信頼されているんだろうなと思います。
ところで、車載映像を見ているとターン14~15では安田がたびたび右ウインカーを出してたのが見えましたが、内側をブロックするのか、内側を開けてレコード ラインを通るのか、うっかり交錯しやすい場所なのでわざわざラインを教えてあげてたんでしょうかね?私、気になります!
そのままレースは最終周へ、宮田は平峰との差を少しずつですが拡大していって7秒差をつけてチェッカーを受けました。KeePer TOM'S GR Supraが今季初勝利、宮田、フェネストラズともGT500初優勝です。フェネストラズといえば日産のフォーミュラEチームが契約したのではないか、とThe Raceが伝えており今後の動向が気になるところです。
3位にリアライズ Z、ピット後の平手のペースは宮田と互角でスティント開始時とゴール時で差が変わっていませんので、ピット後についた差の分だけ負けた、ということになります。仮にタイヤの作業ミスが無かったと仮定してもピット後は平峰との2位争いになってしまったと思うので、結果的にはトムスに対して99周走って5~6秒ぶんぐらい勝つための要素が足りなかった、ということになるのかなと思います。とはいえ今回はタイヤの性能も車の仕上がりもドライバーもほぼ完ぺきだったと思います。
ちょっと変則の作戦を採ったところでは、DENSO KOBELCO SARD GR Supra(22kg)が2回目のピット作業を給油のみにする42→38→19 の作戦で12位スタートから6位フィニッシュと好成績。一方最初のピットを早めにしたAstemoはペース不足な様子で10位、FCYを拾ったModuloはそもそも競争力が無かったために11位でした。ZENTはスロットルが全く反応しなくなる不具合が発生し44周でリタイアでした・・・
選手権1位のENEOSはしぶとく7位、一方CRAFTSPORTSは12位で、ドライバー選手権では優勝した宮田/フェネストラズ組が1位、ENEOSの大嶋 和也/山下 健太組が1点差の2位です。なんとなく本命が揃った感がありますね。
そしてGT300は無限追い抜き合戦を制したSUBARU BRZ R&D SPORTが今季初勝利、とにかく予選で前に出て逃げる以外に勝つ方法がない、という車ですが上位勢の相次ぐ脱落によって勝利を手にしました。3位には全く話題にならなかったUPGARAGE NSX、5位からスタートして、標準的な2ストップの王道を行ったら、自分より前からスタートした4台中3台が脱落、後ろから出たGAINER GT-Rには抜かれたので差し引き3位、という感じです。
いや、言葉にすると簡単ですけど、上位4台中3台が消えるぐらい『ちゃんと何も起きずゴールする』って難しいわけですよね。4位にLMcorsaのスープラ、5位K-tunes RC F。決勝も上位5台中4台がダンロップでした。
選手権1位のリアライズGT-Rはいつも通りしぶとくてなんと99kg積んで6位、ドライバー選手権で藤波 清斗/ジョアン パオロ デ オリベイラ組は引き続き1位です。そして7位にピット引っ張りまくり作戦をしていたArnage MC86が入りました。ここだけの話、アネスト岩田の株式でちょびっとお小遣いいただいたので勝手に応援してるんですよ()。8位にバンブー航空、9位にウェイボーと2台のウラカンが続きました。FCY中のピットが無ければこの2台の順番は逆になっていたかもしれません。
1周目からピットに入る変則作戦のグリーンブレイブでしたが、応急手当の影響もあってか基本的にペースが上がらず最終的に14位、マッハ号もペースが上がらない様子で17位でした。レース後にPACIFIC hololive NAC Ferrari(24kg)・ケイ コッツォリーノとグリーンブレイブの吉田 広樹がかなりもめていたようで、コッツォリーノには黒白旗の記録が残っているので何か起こってたみたいですね。。。
5月の450kmレースは大事故があって残念な終わり方になってしまったので、まずはちゃんと99周大きな事故もなく終われてよかった、というのが正直な感想です。GT500は450km走って5秒やそこらの差、1周あたりにしたら0.1秒にも満たないような僅差の争いが最初から最後まで続いたので、コース上での争いというのはよく考えたら上位3台には全然起きなかったんですが、高いレベルのプロのレースを堪能できました。
対照的にGT300は上位勢に不運が多すぎて、朝ドラの主人公でなくても思わず「まさかや~」とは言わずに居られない展開。もしあれが無かったら、、、というタラレバを多くの参加者が抱えて帰ったろうなあと思います。2か月ぶりのレースで会心のタイムでポールを獲って、スタートからぶっちぎったのに100kmも走らんうちに謎の脱輪、って私ならメンタル立て直せないですね。NASCARだと今年は脱輪が日常すぎて感覚がおかしくなってますけど^^;
最終的にBRZが勝ったとはいえ、10号車のTANAX GAINER GT-Rが仮に健在で11号車と同じ戦略だったとしたら2回目のピット後に初音ミクを大逆転していたでしょうし、燃費、タイヤ摩耗の両面でこの車はかなり強いなという印象を持ちました。脱落が多かったとはいえリアライズGT-Rが6位だったこともそれを証明しています。
ちなみにGT-Rは加速は速いですが、顔がデカいのとブーストがそれなりにBoPで絞られているので、直線の終わりの方になると抵抗が大きくて速度が伸びず最高速としては取り立てて速い車というわけではありません。デカいので後ろに付くとダンフォースの抜けが大きい、という嫌がらせ効果はありますw
次戦は8月末の鈴鹿450kmです。ここもタイヤ問題が起きるだろうかねえ。








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