GoodYear 400
レース後のロガーノ、インタビューに
Darlington Raceway 1.366miles×293Laps(90/95/108)=400.238miles
competition caution:Lap 30
winner:Joey Logano(Team Penske/Shell / Pennzoil Ford Mustang)
NASCAR Cup Series、第12戦は過去に使用されたペイント スキームを表現した特別なスキームを使ってみんなで走ろう、というスロウバック ウイークエンド。とはいっても何年もやっていると有名どころはやりつくしたので、別のレースの有名な人だったり、若いころ自分が使っていたやつだったり、説明を聞かないとコアなファンでもたぶん分からない状態です。だいぶネタ切れ感が、おっと誰か来たようだ。
今週は3カテゴリーの全部盛り、キャンピング ワールド トラック シリーズは第7戦。ステージ1をパーカー クリガーマン、ステージ2では19歳のカーソン ホースバーがいずれも自身初となるステージ勝利。ここに常連のゼイン スミス、ジョン ハンター ネメチェック、さらにカップから参戦のロス チャステインらが争いました。
レースはオーバータイムにもつれ込みネメチェックが今季初勝利、チャステインはオーバータイムのリスタートで車が壊れてリスタートで加速しないという不運に見舞われ25位、マット ディベネデトーは10位でした。
このレースには日本の尾形 明紀もスポット参戦しましたが、7周目に接触によるスピン、そしてエンジンの故障により54周でレースを終えました。
エクスフィニティ― シリーズは第11戦、残り7周のリスタートでリードを確保したA J アルメンディンガーが有利かと思われましたが、タイラー レディックが壁ドンしてしまって仕切り直し。残り2周でリスタートされ、ここでリードを獲ったジャスティン オールガイアーが優勝しました。昨年のダーリントン以来ほぼ1年ぶりの勝利。
このレースにはダーリントンがあまり得意ではないチェイス エリオットもエントリーしていたんですが、予選を雨で途中までしか実施できずにセッションが中止に。不運にもこのレースは2台が予選落ちする満員御礼だったので、スポット参戦の彼は優先権が無く予選落ちになってしまいました。
ちなみにチームメイトのウイリアム バイロンは同じ日、ナッシュビル フェアグラウンド スピードウェイでNASCARではなくスーパー レイト モデルのレースに出て優勝していました。日本で言えばSUPER GTのドライバーがもてぎの決勝レース前日につくばで別のレースに出てるような感じですね。
そしてカップ シリーズ、予選ではジョーイ ロガーノがポール ポジション、以下カイル ラーソン、クリストファー ベル、マーティン トゥルーエックス ジュニア、カイル ブッシュ、カート ブッシュと続きます。エリオットは練習走行で事故ってしまい、予選タイム無し&バックアップ車両乗り換えで後方スタートとなりました。というわけでChaseFun9さんは戦わずして脱落です(謎)
本日も曇り空の中決勝スタート、ロガーノは内側を選んでスタートしましたが外からスタートしたラーソンがターン4で完全に前に出ました。すぐに全体が1列になっていきますが、3周目にブラッド ケゼロウスキーがスピンして早くも1回目のコーションとなります。前でデニー ハムリンとコリー ラジョーイが軽く接触、ケゼロウスキーは危険回避のためにスロットルを戻したら後ろからエリオットに押されたように見えます。
8周目にリスタートするとラーソンがあっという間にロガーノを置き去り。4インチのスポイラーでは内側で速く走ることが困難なため、リスタート直後以外は基本的にラインは1本、タイヤの摩耗を気にしながら相手のミスを待つ展開になりそうです。そのまま30周に到達してコンペティション コーション。カイルは既にタイヤがダメなようで、タイトが酷いと訴えながら壁にこすっていたのでこの設定は助かりました。
全車ピットへ、カートのクルーは右後輪の装着に手間取り、ナットを締めていないのに誤ってジャッキを落としてしまいました。発進するカート、脱輪の危機、必死に訴えかける後輪チェンジャー、異変に気付いた前輪の担当は
待て待て待て待て、止まれー!! |
車に飛び掛かって、文字通り体を張ってカートに静止を訴えかけました。良い子も悪い子も真似しないでくださいね☆
ピットでロガーノがラーソンを逆転し36周目にリスタート、今回は外を選んだロガーノが蹴り出しでリードを確保。ペースが速いのは圧倒的にラーソンですぐに後ろに迫りましたが、ラーソンは46周目に間合いを詰めすぎて姿勢を乱し失速、その隙をカイルに衝かれました。
55周目、ラーソンがカイルから2位を取り返そうとしましたが、ターン4でまさかのスピン。ちょっと突っ込みすぎてカイルと当たりそうだったので、無理に舵を増やしたら巻き込んだ感じです。どこにもぶつけなかったので損傷軽微、せいぜいバンクの段差で少し底を打ったぐらいのものでしょう。
60周目にリスタート、ロガーノとカイルが2周にわたって意地の張り合いを行い、カイルが前に出ました。3位にはトラックのうっぷんを晴らしたいチャステイン、他のドライバーと比べると内側のラインでもそこそこ曲がっているようで、スタートからコース上でかなりの台数を抜いています。
80周目、タイヤの劣化と周回遅れが重なってロガーノがカイルをかわし、チャステインもこれに続きました。さっきはタイトだったカイル、今回はルースとの情報でアジャストをやりすぎた可能性がありそうです。
チャステインはロガーノも狙ってラインを色々と変えていきましたが、ロガーノも相手が来たら微妙に位置取りを変えてクリーン エアーを阻害。そのまま逃げ切ってステージ1を制しました、今季初&ダーリントンでの自身初ステージ勝利。カイルは後ろに渋滞を作りながら4位で戻ってきました。その後ろでハムリンはエリック ジョーンズを軽く壁に挟んで順位を上げていました^^;
ステージ2もロガーノとチャステインのトップ2で進行、リスタートを決めたカイルが3位。上位は静かな展開でしたが、112周目にラーソンが緊急ピット。ターン2で急に失速したそうですが、フードを開けてエンジン周りをクルーが見ています。エンジンが壊れていて結局これでラーソンはリタイアとなりました。
この時はちょうどFOXではコマーシャル中、そしてNASCAR側の公式映像では久々に登場したジェシー パンチのピット情報がありましたが、なんと話題は『ダーリントンでは好成績だけどまだ勝ったことがないラーソンが今日は勝てるか』的な内容でした。「平均順位はなんと5.5!」とか伝えてるところでピットに車が止まっていてタイミングがある意味絶妙でしたw
次のコマーシャル中リポートでは、トラックハウスの今回のスロウバックスキームが日本でのエキシビション戦の際にアーンハート親子が使用したものを基にしているという紹介がありました。今回のレースのかなりの注目ポイントですよ。
134周目、カイルに道を譲ってもらって3位になっていたトゥルーエックスが少しふらついたチャステインもかわして2位へ浮上。そろそろタイヤの性能が落ちてみんなフラフラし始めており、ちょうどこの辺り=ステージ残り50周といったところでピット サイクルが始まります。ちなみに昨年の私の記事を見たら、プレイオフのレースでタイヤの寿命はだいたい45周ぐらい、と書いてました。今年も同じぐらいで、30周を超えるとけっこうキツそうに見えます。
トゥルーエックスが135周目に上位勢で最初に動くと、これにロガーノ、チャステインも反応、さらに1周遅れてカイルも入りました。ステージ距離の半分よりも少し早いタイミングですが、呑気にアンダーカットされるわけにもいかないので入るしかなく、あとは頑張ってマネージメントして誰か事故ってコーションになるまで我慢するしかありません。
サイクルを終えるとリーダーはトゥルーエックス、1位には彼よりも3周も早くピットに入っていたタイラー レディックがつけます。ピット前の10位から一気に順位が上がりました。逆に引っ張ったことで6位に落ちたカイルはちょっと不満そうです。
ところがそのレディックは振動を訴え、2位を走行していた160周目に緊急ピット。そして映像がそちらを捉えている間に、1秒以上離れていたはずのチャステインがトゥルーエックスに追いついて攻撃を仕掛けていました。周回遅れがかなり多く出てくるタイミングだったので一気に追いついたようです。
周回遅れで理想のラインを走れない上に乱気流にも苦しんでいると思われるトゥルーエックスを166周目にチャステインがかわしてリード チェンジ。するとその直後、ケゼロウスキーとカイルがクラッシュしておりコーション。
ケゼロウスキーにタイヤの問題が起きたと思われ、ターン2の出口で急に曲がらなくなって壁に突撃、カイルが避けられずに巻き添えとなりました。見た目そこまで激しくぶつかったわけではないですが、当たり所が悪かったかカイルは左のタイ ロッドが折れたっぽくて、2台ともここで一発リタイア。カイル・プッシュさんの推しも脱落ですね。
今日はタイヤのセット数に余裕があるので全車ピットに入って4輪交換、175周目にリスタートしました。ステージ残り11周だけを走ったら良いのでマネージメント無用でリスタートしたらみんな全力疾走、フォーミュラEの予選と決勝ぐらい全然別物の速さになりましたw
チャステインはそのままステージ2を制し、トゥルーエックス、ロガーノ、ハムリン、バイロン、ジョーンズのトップ6。いつもリチャード ぺティーのスロウバックで走る(というかそうするしかない)43号車、上位で活躍しないとお客さんも消化不良です。観客席には往年のドライバーになり切ったお客さんがけっこういるようで、むしろ車よりこっちの方を取り上げた方が面白そうな気がしてきましたw
ステージ間コーションになるとB J マクラウドの車から出火。これによってなかなかピットの入り口が開きません。かなりぐるぐる回って191周目にようやくピットへ、ここでハムリンが一気に3つ順位を上げて先頭に立ちます。ちゃんとナットは締めたんでしょうか。
195周目に最終ステージリスタート、ハムリンに対して内側からチャステインが狙っていきますが
なんと単独スピンしてクラッシュ。ターン2出口の再舗装した部分が終わる継ぎ目にちょうど大きな凹凸があって多くのドライバーがここで姿勢を乱していましたが、主に外側を走るドライバーが大きな影響を受けていました。チャステインは内側だったので外ほどバンプは大きくないと思われますが、内圧の低いタイヤで攻めてリスクを取りすぎた形です。まっささんの推しも脱落。
200周目にリスタート、ここでロガーノの蹴り出しが良くターン1でハムリンをかわして再びリーダーとなります。しかし210周目に早くもハムリンが抜き返しました。3位にバイロン、4位トゥルーエックス。
ハムリンはクリーンエアーを得た上ですぐマネージメントに入ったらしく2位以下とは全く差が広がらず。そのままレースは淡々と流れて残り60周を切り、後方のドライバーはややギャンブル的にこのあたりでピットに入ります。ここで入った場合、そもそもタイヤが厳しい人が60周を走り切るのはちょっと無理があるので、ずっとグリーンなら2ストップ覚悟、できればどっかでコーションを、という戦略です。
アメリカではこういう、ちょっとした神頼みの手法を『ヘイル メアリー』なんて表現することがあります。聖母マリアが降臨する、という意味合いで、要するに神頼み、ということになります。アメリカン フットボールでは、試合の終盤にイチかバチかで思いっきり遠くに投げるパスのことを『ヘイル メアリー パス』と呼び、NASCAR中継でも稀にこの表現は使われています。ここでの2ストップ作戦もヘイルメアリーに近いですね。
すると残り56周、ロガーノとバイロンもピットへ。ちょうどこれと同時にターン2でチェイス ブリスコーが壁にぶつけたので先週のドーバーと同じことがまた起きるかと思いましたが、コーションは出ませんでした。
どうせ翌周に反応してもアンダーカットを防げないハムリンはこの動きを無視してステイアウトし残り50周でピットへ、ただイン ラップのターン2で姿勢を乱してしまい、ピットに入る直前にトゥルーエックスに抜かれてしまいました。
サイクルが一巡するとリーダーはレディック。しかし231周目・残り62周で真っ先にピットに入っているのでこのままグリーンが続いたらおそらく2ピット。この後10周ぐらいの間にコーションが出てくれたらものすごく得します。
現地コマーシャル中、今度はそのレディックについてジェシーがリポートしてくれますが、右下のちっさい画面で誰かが壁にぶつかっている様子。なんとアレックス ボウマンが単独でぶつかっていてコーションになりました。レディック陣営は思わずガッツポーズ、ジェシーのリポート、タイミングが神がかってません?w
これで全車ピットへ向かい、ロガーノが1番ピットを活かしてギリギリで先頭を確保、レディックは2位となります。ハムリンはここでインパクト レンチに問題があったらしく時間がかかってまさかの18位。そしてさっきクラッシュしたボウマンはマクラウドと同様に車の右前あたりから出火して消火剤まみれになってしまいました。
レディックはあえて2列目の外を選択、残り33周、ロガーノとバイロンの1列目でリスタート。2列目の内側からリスタートしたトゥルーエックスが突っ込みすぎて失速していたので危なそうだなと思ったら
やっぱりこうなりました。失速して下がったら後ろから来た車に左右から行かれて3ワイドになり、結局外側にいたリッキー ステンハウス ジュニアと接触。内側に巻き込むは後ろから押されるわで大混乱になってコール カスター、バッバ ウォーレス、カート ブッシュはかなりの損傷。ハムリンも影響を受けました。トゥルーエックス1人で23XIレーシングのドライバーとオーナーを全員一度にやっつけてしまいました^^;
残り26周でリスタート、ここで内側から出たバイロンがロガーノをかわしてリードを奪います。その後ろでは今度はケビン ハービックがやっぱり2列目の内側からミスって後退していき、危うくまた多重事故になりかけましたが今回はなんとか回避。ただこれで後ろは混乱してしまい、3位レディックまでは分かるとして、4位がジャスティン ヘイリーになっています。このチームは特にスロウバックではないようでいつもの色合い。
バイロンとロガーノは1秒弱の差で推移していましたが、残り5周からロガーノが急に距離を詰めてきました。ロガーノが数台の範囲にいると嫌な予感しかしません。と思ったら残り2周、ターン3でロガーノは容赦なくバイロンを後ろから押しました(;・∀・)
当然曲がれないバイロンはダーリントン ストライプを一本追加。何食わぬ顔で走り去ったロガーノがそのままトップでチェッカーを受けました。もうちょっとレディックが近くにいたら、最後にロガーノを同じ目に遭わせてあげられたのに惜しかったですw
ロガーノは昨年のブリストルでのダート戦以来の通算28勝目、舗装路だと一昨年の第33戦カンザス以来です。これで今季12戦で10人目の勝者が誕生しました。バイロンの方は結局13位でした。
「自分をウォールに追いやっても何も取り戻せないよ。そういう風になってるのさ。シェル-ペンゾイル チームを非常に誇りに思うよ、ここダーリントンで勝ったんだ。なにせ、カップで今までここでは勝ったことがなかったからね。
このレース チームを誇りに思うよ。一日を通して素晴らしい出来だった。最もクールなのがこの車をビクトリー レーンに持って来たことさ。これは自分の原点である95年のクオーター ミジェットの車なんだ。本当に、今そこでレースをしている子供たち、君たちもなれるかもしれない。
シルバー シティー クオーター ミジェット クラブを背負って、この車に関わる全てのクールなものがあって、ビクトリーレーンに辿り着いたんだ。これは自分にとってすごく大きな意味があるし、シェルとフォード、それと、えーっと、みんなに感謝しきれないよ。
今日は本当に特別な日だ、レース前に父にマック1を運転してもらって。本当に多くのクールなことがあった。間違いなく良い終わり方だった、それと大事なことが、全てのお母さん、ハッピー マザーズ デイ!特に自分の母、家にいる(妻の)ブリタニー、いないと寂しいよ、愛してるよ、男の子、女の子、みんな。今すごい大家族なんだ(※ロガーノは子供が3人いる)。とりとめもないことだけど、みんなに感謝するよ。本当にクールだ。」
(ただでさえ英語力が無い私に、興奮して文法なんて成立していないインタビューなのでかなり大雑把です^^;)
観戦に訪れていたご両親も大喜び、カートをやっている子供たちにも語り掛けますが、何せ終わり方が終わり方なのであんまり説得力がありませんw
一方バイロンは、ロガーノのインタビュー内容から「仕返しっぽい話だったけどあの前に何かあったのか?」と聞かれて
「いいや、えっと、僕らは(最後のリスタート時のターン)2でかなり接近していて彼をかなり狭い方へやったと思う、それで彼は壁ギリギリになってこっちがリードを獲ったんだ。あいつはただのバカだね。いっつもこんなことをやっている。他の人にやってるのも見たことがある。
あいつは(残り2周での接触の場面で)時速10マイルも超過して、このネクスト ジェン カーで、こっちに勢いよくぶつけてきて、車の右側をぶつけてコーナーを曲がる方法は無かったね。あいつはただのバカだ、ああでもしないとレースに勝てないんだろうね、知らんけど。リスタートは接近戦だった。僕らは彼より速かった。明らかに右リアが最後には離れ始めていて、彼は争える状態じゃなかったよ。」
要するに、最後のリスタートでバイロンが少しターン2出口で外へ膨らんだ行為をロガーノは『俺をクラッシュさせようとした』と解釈し、最後のはそのお返しだ、ということのようです。映像を見返すと、たしかにバイロンはバンプで跳ねた拍子にロガーノを軽く壁に追いやってしまっていますが、強引というほどでもないように見えます。
インタビューを見た後に思い出しましたが、マーティンズビルではロガーノがぶつけたのにバイロンが完璧に対処したので抜けずじまいになっていましたね。ロガーノとしたら2回は恥をかかんぞ、という感じでしょうか。徹底してこのキャラですね。またアンチが増えたのは言うまでもないでしょう。
2位からレディック、ヘイリー、ハービック、エリオットのトップ5。2位~4位の3人はいずれも2ストップ覚悟で早めにピットに入った人たちで、今回は展開がこの作戦に味方しました。特にヘイリーはステージ2終了時のコーションでフリー パスを得た車なので、185周目にはまだ周回遅れだったわけです。20位あたりから一気に上位に来て、崩れずにそのまま維持しました。運もありますがこれもまたNASCARです。
当ブログ的に言えば、読者さんの推しがことごとく崩れ、チェイスは5位でしたがスタート位置が悪すぎて優勝争いには絡めず。そして日日不穏日記さんにとって憎きロガーノがぶつけて優勝しましたので、これほど見事に逆さ向いた展開のレースというのもなかなか無いでしょう。みなさんによくコメントを頂きますので、展開を見ながらついつい「あー、まっささん消えた」とか、ドライバーにさらに読者さんの名前も重ねてしまう今日この頃です。これを言いたいために記事に小ネタを挟みましたw
レースとしては、低ダウンフォースで内側を走れないあるべきダーリントンの姿で、しかも軽くぶつけたぐらいだと今年の頑丈な車が意外と壊れないので、ダーリントンストライプをつけまくりで面白かったですね。FOXの勝手な集計だとストライプは30本を超えてましたっけ。
このレースはF1のマイアミGPと思いっきり時間が重なっていたんですが、スポーツ ビジネス ジャーナルのアダム スターンが伝えたところによれば、視聴者数は
NASCAR 視聴率:1.45% 視聴者数:261.4万人
F1 視聴率:1.08% 視聴者数:206.6万人
とNASCARが上回ったようです。ただし、18歳~49歳の区分で見るとF1の方が視聴者数は4割ほど多かったようで、F1は全体のおよそ1/3がこの世代。NASCARはおよそ2割で、もちろん18歳未満もいるとはいえ、NASCARファンは総じて年齢層が高いことを感じさせます。
そんな年寄りのおっさん向けの競技、次戦はカンザス。これを終えるとオールスター戦です。
コメント
その理由で3勝目阻止したLoganoには笑顔でブーイングさせていただきましたwww
シーズン最多勝タイの余裕w
私も皆さまの推しを重ねて見てますw
ロガーノをやっつけれるのはハーヴィックをxfinityでやっつけたスーパーヒーロースイカ男だと信じてますw
あ、カートの場合は身体張って止めたのでペナルティはナシでしょうか??
笑顔でブーイング、まさにNASCARファンのお手本のような振る舞いですねw
なんか推しが既に優勝してるとみなさん心のゆとりが違いますねw カートは体を張ったおかげで脱輪してコース上にタイヤが転がったわけでもないしピットボックスから飛び出してもいないのでノーペナルティーのファインプレーです!ちゃんと連携取れよって話ですけどw
このコメントがロガーノの全てを言い表してる気がしますね。やりすぎてシート喪失につながるケースもあるはずですが、いかんせんフォードで突き上げてくる人がいないので気が大きくなってる、ってなことも関係してるかもしれませんけど。まあたぶんあとででっかいお返しを食らいますからその時は拍手してやりましょうw
そしてロガーノには某D社の映画の緑の86番のようなままで居てもらいたい所存ですw
押さなくても勝てたでしょ!
押さないと勝てない時に押すのはNASCARぽいって思うんですが、押さなくても勝てる時に押すのはねぇ。さすが、お行儀の悪いジョーイ君でした。
いつぞやのケンゼスのようなペイバックを期待してしまう、こちらもお行儀の悪い駐車をしたカイルです。
ジョンハンターはかなり良いドライバーだと私も感じますね。JGRのオジサマの後継者でも不思議ではない気がします。ギブス君はあんまり早く引きあげたらあかんタイプだとなんとなく感じるので、あとはコーチギブスの決断次第でしょうかね~。今引き上げたらロガーノの二の舞になる気が^^;
去年のダーリントンでパイロンを倒してガレージに向かったために罰金を食らったカイルが、今回は「曲がれんから」と開き直って車を置いて行ったのは、映像は無かったですけど笑いましたw