SGT 第7戦 もてぎ

2021 AUTOBACS SUPER GT Round7 MOTEGI GT 300km RACE
ツインリンクもてぎ 4.801km×63Laps=302.463km
GT500 class winner:ARTA NSX-GT 野尻 智紀/福住 仁嶺
(ARTA/Honda NSX-GT)
GT300 class winner:Hitotsuyama Audi R8 LMS 川端 伸太朗/篠原 拓朗
(Audi Team Hitotsuyama/Audi R8 LMS)
 
 SUPER GT第7戦、今シーズン2度目のもてぎです。もてぎは鈴鹿サーキットとともに『株式会社モビリティランド』という本田技研工業の子会社が運営していますが、2022年4月1日付で会社名が『ホンダモビリティランド株式会社』へと、ツインリンクもてぎの事業所名が『モビリティリゾートもてぎ』へとそれぞれ変更されることを発表しました。
 サーキット名もそのまんま『モビリティリゾートもてぎ』にするのか、この辺の施設全体と名前がそうなって、サーキット名は『モビリティリゾートもてぎの中にあるなんちゃらサーキット』と別々に名付けるのか、発表文章を見ただけだと正確には分からないように見えますが、いずれにしてもどうやら『ツインリンク』という名称ではなくなりそうです。東日本大震災で破損したオーバル部分は修復不能で使用されていないので、もはやツインリンクではなくなってますしね^^;

 前戦のオートポリスでクラッシュして大破したアールキューズAMG GT3は修復できずに欠場、一方植毛 ケーズフロンティア GT-Rはなんとか間に合いました。ニルズ レーシングのガレージはもてぎにあるというのも多少助けになったかもしれません。

 予選、GT300のQ1・A組はGAINER TANAX GT-R(48kg)・安田 裕信が最速。一方B組ではarto RC F(0kg)のジュリアーノ アレジが驚きの最速タイムを記録しました。
 Q2ではSUBARU BRZ R&D SPORT(75kg)・山内 英輝が従来のコース レコードを約0.25秒更新する驚異のタイムを早々に記録。誰もこのタイムに手が届きそうもない中で、UPGARAGE NSX GT3(5kg)・名取 鉄平が同等のタイムを記録。1アタック目はセクター3までの貯金をセクター3で吐き出して2位となりますが、2アタック目は全体をまとめて山内のタイムを0.015秒更新。逆転でPPを獲得しました。
 山内はGAINER GT-Rのスリップストリームを絶妙に拾ったように見えたので、タイミングも走りも完璧だったように見えました。名取はできれば1回目のアタックでPPを決めたかったところがセクター4で失敗したらしく、それでも2回目で更新する速さでした。選手権で2位のリアライズ日産自動車大学校GT-R(57kg)は7位からのスタートです。arto RC FはQ2ではビリで15位スタート^^;

 GT500、Q1はリアライズコーポレーションADVAN GT-R(16kg)・高星 明誠とAstemo NSX-GT(44kg)・塚越 広大がなんと同タイムで1位、2位となるビックリ案件が発生。STANLEY NSX-GT(43kg/-1)・山本 尚貴は10位でQ1敗退ですが、唯一最大燃料流量が92.6kg/hになっていることを考えれば上々です。そもそも今季のこの車はPPを獲った前回のもてぎ以外全てQ1で落ちています^^;
 NSXとGT-Rが各3台、GRスープラは2台がQ2に進出しますが、その2台はWedsSport ADVAN GR Supra(20kg)とDENSO KOBELCO SARD GR Supra(26kg)で、チャンピオン争いをするスープラはことごとく脱落でした。

 Q2ではWedsSports・宮田 莉朋が唯一の1分35秒台を記録してPP獲得。この車、Q1から右前のブレーキから出るダストの量が異様に多いのが気になったんですが、タイヤに熱が入りにくいからわざとオーバーヒート気味にしてタイムを出しに行くブレーキ マジック状態でしょうか。2位にリアライズGT-Rの佐々木 大樹が続いてヨコハマタイヤ装着車両がトップ2となります。
 Astemo NSXはベルトラン バゲットがはみ出してしまって8位。Q2に出た8人中6人はQ1のドライバーのタイムを上回っていたので、伸びしろを考えると4位あたりは狙えたかもしれず悔やまれる結果です。


 決勝日、なんと練習走行開始直後にアクシデントが発生、Astemo NSXに植毛GT-Rが後ろから植毛してしまい、NSXの後部がかなりの損害を受けてしまいました。決勝まであと1時間ほどしかない中での出来事でしたが、無限がカウルを提供してくれたので急いで修復。なんとか決勝には間に合わせました。スポンサーでない企業をテープで隠してるらしき跡がみられるなど本当に急ぎの作業です。



 気温19℃、路面温度30℃とこの週末で最も温度が高くなった決勝。フォーメーション周回を2周してスタート、GT500ではリアライズGT-R・佐々木のタイヤの発動が遅く、ARTA NSX-GT(35kg)・福住 仁嶺がターン1~2で2位となります。が、さらにこれをカルソニック IMPUL GT-R(32kg)・松下 信治がターン3でかわしました。佐々木の方はこの後5位まで後退。
 GT300でもBRZの山内がいきなりターン1で大外刈りを決めてUPGARAGE・小林 崇志をかわしてリード チェンジ。タイヤの発動状況の差が大きそうですが、ここ最近では珍しいレベルで両クラスとも1周目に順位が変動しました。

 6周目、UPGARAGEが何かしら液体と白煙を巻き散らして失速し、続行できるはずもなくリタイアとなりました。まさかの結末に小林は座り込んでガックリ。これで2位はARTA NSX GT3(45kg)・高木 真一、3位にJLOC ランボルギーニ GT3(39kg)・元嶋 佑弥となりました。

 アップガレージは中古自動車用品などを扱う企業。全くの余談ですが、このレースの4日後にアップガレージ福岡店が火災に見舞われました。レース活動も会社も不運に見舞われます。

 GT500は1周目に4位に上がったRed Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(13kg)・笹原 右京のペースが鈍化してお馴染みのダンロップ渋滞が発生。ちょうどGT300の集団との1回目の遭遇と重なり大混乱となります。毎回おんなじこと書いてる気がしますw
 10周目、その混戦でKeePer TOM'S GR Supra(30kg)・サッシャ フェネストラズがLEON PYRAMID AMG(42kg)・菅波 冬悟をコース外に押し出してしまいます。LEONは砂場に埋まってしまいました。フェネストラズにはペナルティーが課せられて結局このレース10位、一方LEONは復帰はできたものの32周でリタイアしています。

 これでAMGの脱出手助けのためにFCYとなりますが、ボードが掲示されてカウントダウンが始まった11周目、さらに問題が発生。STANLEY NSX・牧野 任祐とZENT CERUMO GR Supra(26kg)・立川 祐路が接触して立川がスピンをしてしまうと、その前方ではDENSO・ヘイキ コバライネンがCRAFTSPORTS MOTUL GT-R(36kg)・千代 勝正に追突。こちらはGT-Rの左後部のカウルがめくれ上がってしまいガレージ送りとなってしまいました。
 CRAFTSPORTSは修復してコースに戻りますが4周遅れの14位、コバライネンには黒白旗が掲示されました。牧野と立川の接触はお咎めなしとなりました。
 いずれもFCYの影響で、コバライネンの追突は千代のさらに前にいたGT300車両の減速開始が少し早く急ブレーキが連鎖した形です。ただ、5秒も前からいきなり急減速したのならともかく少しの差はあって当然ですし、そもそも安全のためのFCYなんですから前に複数台の車がいればその分マージンを持つのは後ろのドライバーの責任だと思うので、一方がほぼレースを失う追突に対して黒白旗だけというのは個人的には甘いと思いました。やっぱりドライブスルーの1段階下にペナルティーを追加すべきじゃないでしょうかね?

 一方、牧野と立川の接触もFCYが宣言されるタイミングと、車両側のモニターに表示されるタイミングに誤差があってそれが接触に繋がった、とオートスポーツ誌には掲載されていますが、外からの映像では何がどう関係しているのか分かりませんでした。ただ後ろから当てて回してしまった牧野とすると、万一ペナルティーなら大惨事だったので助かったと思われます。

 12周目にFCY解除、GT500はWedsSports・国本 雄資に松下が接近、GT300もBRZ・山内にARTA・高木が急接近します。高木はそのまま13周目の90度コーナーで大外刈りに成功してトップに立ちました。ベテランがめっちゃ元気です。
 同じころ、グッドスマイル 初音ミク AMG(38kg)・片岡 龍也がグランシード ランボルギーニ GT3(12kg)・阪口 夏月にターン3で追突し、ウラカンはスピン、AMGはターン5の外側に止まってしまい、またもやFCYとなりました。原因は片岡がちょっと無理に2台をまとめて抜こうとしたことだそうで、後程謝罪しに行ったそうです。
 いつも思うんですけど、レース運営のためにコーナーポストに設置されている固定カメラの映像って、中継カメラが捉えていない映像を取り扱うために放送局と共有したりできないんでしょうかね。SUPER GTは映ってないままの出来事がけっこう多いです^^;

 GT500の先頭が16周目に入ろうかというところでFCY解除、第4戦の様子や普段の傾向だとヨコハマはタイヤの発動が少し遅く、FCYのたびにペースの回復に時間を要するので国本には損な展開に見えます。同じことはリアライズGT-Rにも言えるようで、さっきまで4位からのダンロップ渋滞だったのが、5位からのヨコハマ渋滞に変わっていました。
 リスタート後に苦しむ国本に対し、松下は21周目のターン2で内側の隙間に潜り込んでターン3で完全にかわしました。GT300に対してパッシングして譲るようアピールし、抜いたらちゃんとハザードでお礼を言う松下、GTは1年生ですが所作が板についています。国本はさらに福住にも追いかけ回されてしまいます。


 23周目を終えると早くもピット サイクル。1位のカルソニックと3位のARTAが同時に入ります。STANLEYもお約束でこの周に入りました。GT-Rの2基目のエンジンはけっこう燃焼効率が良さそうだという話ですが、確かに給油時間は少なく日産のエンジンも快調な様子。
 これを受けて残ったWedsSportsも入り、トップ3はあっという間にサイクル一巡。WedsSportsの作業時間は短かったですが、カルソニックが余裕で事実上の1位となります。後半担当の平峰 一貴はとても良い条件でバトンを受けました。結局カルソニック、ARTA、WedsSportsというトップ3になります。

 一方まだピットサイクルに入っていないGT300では山内と元嶋の2位争いがまだ続いています。トップの高木は6秒前方、後ろは4位のHitotsuyama Audi R8 LMS(0kg)が3秒ほど後方ですが、それ以降はやや離れて空間があり、そこそこのポイントは獲れそうな位置をここまできっちり確保しています。

 元嶋は結局コース上では抜けないままピットに入り、27周目にピットに入って後輪だけ交換して小暮 卓史に託します。翌28周目、ピット前は4位だったHitotsuyama Audi R8 LMSも入ってやはり後輪交換でウラカンをオーバーカット。おそらく給油時間の差^^;
 さらに30周目にARTAが入って後輪交換で佐藤 蓮へ。翌周にBRZも山内から井口 卓人へ繋ぎ、こちらは四輪交換を行いました。ARTAの佐藤が実質トップ、R8の篠原 拓朗がこれに続きます。井口は小暮の前、実質3位でコースに戻ると、なんとか90度コーナーで鬼ブロックして抑え込み順位を守ります。後半もBRZ対ウラカンです。

 で、こちらを映像が捉えている間にリアライズGT-Rも32周目にピットを終え、タイヤ無交換でこの2台の争いの前方で復帰。ジョアオ パオロ デ オリベイラ、ここから鬼ブロックのお時間です。そしてトップ争いでもなんと篠原が佐藤をかわしてR8がトップになりました。全然映像に映ってなかったけどw

 GT500クラスは暫く映らない珍しい状態が続いていましたが、野尻が平峰との差を削り取って残りが15周となるころには1秒の差になってきます。STANLEY NSXは入賞圏外を走行していて、ここで勝った方には最終戦でチャンピオンを争う権利が残ります。3位の宮田は前とも後ろとも離れた3位でテレビに映らないけど表彰台はほぼ確定。
 その4位はRed Bull・大湯 都史樹にAstemo・塚越 広大が追い付き53周目にかわして4位となりました。同一メーカーだからあっさり譲ってくれるのかと思ったら別にそうでもなく抜くのに時間がかかりましたがさすがに並ばれたら先に行かせました。


 GT300ではオリベイラが鬼ブロックを披露するまでもなく井口は後ろをついていくだけで攻撃は出来ない様子。逆に小暮がちょこちょこと攻撃をしかけてきて、前半戦と全く同じ状態になります。オリベイラとしたら「小暮、抜いてまえ!でも俺は抜くな!」という状態でしょう。
 この争いは思わぬ形で決着しました。残り6周、井口がV字コーナーでまさかの単独スピン。10秒以上失って6位へ転落します。BRZは独自に車載映像の生配信を行っているので映像を確認可能ですが、GT500に道を譲ってターンに入ったミドルあたりでリアが抜けていました。
 完全に自分のミスだということですが、その譲った相手・CRAFTSPORTS GT-Rも内回りしすぎて縁石で跳ねて少し脱出速度が遅かったので、ひょっとして井口からすると、思ったより追いついてしまったのでステアリングを余分に切ったり、スロットルを少し戻してリアの荷重を減らしてしまったり、と一瞬気になって普段と違うことをしたのかもなあ、と感じました。この車は本当に繊細ですからね。

 GT500も残り5周、野尻が平峰の真後ろにつく接近戦となると、ターン3の加速位置が違いすぎてうっかり軽く追突。一触即発という状況になってきます。
 最終周、平峰は野尻に決定打を与えずこのまま勝負あり、かと思われた瞬間でした。ターン3の手前でいきなり失速。あっさりと野尻がリードを奪います。ガス欠でした。これでARTA NSX-GTが結果的には独走となり、前戦に続いての2連勝となりました。平峰はなんとか止まってしまう最悪の事態だけは免れ、ここまでの大量リードが活きてなんとか3位。チェッカーを目前にWedsSports・宮田に2位が転がり込みました。

 インパル陣営からすると、給油時間は短かったですがこれでも走り切れるつもりで、ドライバー側にも警告は点いていなかった急な出来事だったとのこと。GT-Rに関してはMOTUL AUTECH GT-Rがトラブルでリタイアしており、レース序盤の姿を見てもなんとなく素人目に「エンジンの調子悪いんかな?」と感じるところがありました。
 新エンジンはかなり性能の伸びがあったと思われますが、反面それにともなう問題点が出ているという可能性はありますし、燃料の計算についても自分たちでまだ把握しきれていない部分があって予測と違った、というのは考えられそうです。それでもこれだけ戦える車になって来たというのは間違いなく好材料です。
 

 GT300はHitotsuyama Audi R8 LMSがそのまま守り切って優勝、結局ARTAをどうやって抜いたのか分からずじまい(。∀°)川端 伸太朗は昨年の鈴鹿以来の2勝目、篠原は初優勝です。スーパーFJ、FIA-F4などを経て昨年はTCR JapanにAudi Team Hitotsuyamaからエントリーしてチャンピオンを獲得。いわば昇格という形で今年からSUPER GTのレギュラーになりました。
 JPオリベイラが3位を守ってリアライズGT-Rが3位。JLOCウラカン、HOPPY Porsche(15kg)、そして痛恨のスピンを喫したBRZと続きました。

 GT500クラスのドライバー選手権では、結局STANLEY NSXが前に出られず12位で無得点に終わったため後ろが一気に詰まりました。燃料流量が1段階絞られてもなんとかかんとか上げて来るかと思ったんですが、抜けないコースな上に今回はタイヤを外して大失速する車も少なくて、単に相手の後ろを走ることしかできませんでした。決勝のセッティングもあまりうまく行かなかったようです。
 先にピットに入る作戦もみんな同じことをやってあんまり効き目がなく、NSX勢の給油時間を見ていると今回は特に優位性も見えなかったので、結果論ですが違うことをして相手が動いているなら逆に牧野で引っ張った方が何か変わったかもしれません。まあそう毎回上手くはいきませんしこういう日もありますね。


 山本に対してARTAが5点差、Astemoが8点差。その後ろはもう優勝した上で上位陣総崩れが条件になってきますからほぼNSX同士の争いとなりました。ARTAは野尻がライアン ディングルを中心としたエンジニア陣とかなりの議論(たぶん大喧嘩)を経てようやく方向性を見出してきたとの情報で、スーパーフォーミュラでのチャンピオンを含めかなり自信を手にしているのが好材料です。
 ただ富士へ行くとGRスープラも速いので、彼らが優勝とそのままチャンピオンを争う、とう簡単な構図にはならないと思われます。1~3位あたりでは5点差は簡単に詰まりますが、4位以降になってくると4~5ポジションの差をつけないと埋まらない差になってきます。
 STANLEYはウエイトの関係もありますが主に決勝重視の方向性でここまで来ました。点差があれば同じアプローチでじゅうぶんでしたが、逆にARTAは予選で速くて最終戦も前に来る可能性がじゅうぶん考えられるため、この点差になると予選の向上を意識せざるを得ません。車の方向性、レースの展開をどう考えてセッティング/タイヤを持ち込むか、というレース前の準備段階でもうすでに両陣営が頭を抱えていそうです。

 一方GT300は想像以上にBRZが速くて驚きましたが、結果的にははやり点差が詰まっての最終戦、そして相手がリアライズGT-Rとなります。


 今回タイヤ無交換だったリアライズGT-Rですが、これは事前の戦略ではな藤波 清斗が走りながら提案したぶっつけ本番の戦略だったそうです。賭けに出て見事に機能させました。BRZはあのまま4位なら10点差で余裕があったんですが、ちょうどGT500と同じような差に。こちらは富士でのレースがBRZにとって不得意なので、予選で埋まるとかなり危険です。
 不幸中の幸いだったのは、猛烈に追い上げて来ていたPACIFIC NAC CARGUY Ferrariがパンクに見舞われて緊急ピットしたことで、彼らがそのまま走っていたらおそらくもう1つ落ちていました。
 シーズン全体とするとGRスープラが速かった気がするのに、結局このレースではたかのこの湯GR Supra GTの7位が最上位で、チャンピオンの権利があるのはスープラ3台のなかでここだけになりました。それでも15点差ですからあくまで数字上、という感じです。
 ただGT500同様富士とスープラはこっちのGTA-GT300も強いので、リアライズGT-RにとってはBRZどうこうよりもスープラに勝てるか、という展開になるかもしれません。GT-RはGAINERの2台もいますが、決勝でタイトルに関わる位置関係で前後になったらそれとなく譲るのか、全然関係無いのか、というあたりにも個人的に興味があります。
 まあこんなこと書いてると『終わってみたらARTAが優勝して逆転しました』なんてことがまま起こるのがGT300ですけどね。

コメント

首跡 さんの投稿…
スタンレーここで決まらず!逆に言うと、今までが良すぎたのかもしれませんね。
ARTAは菅生での失敗から2連勝してタイトル争いに急浮上しましたし、このままチャンピオン獲得なるとチームとしては2007年の伊藤 大輔/ラルフ ファーマン以来だと思うので、本当にタイトル争いの行方が楽しみです。
(余談ですが、私が初めてTVでレースを観たのが同年のオートポリスなので、ARTAには個人的な思い入れがあったりします)
SCfromLA さんの投稿…
>首跡さん

 あの年は速かったですね~、鈴鹿での1分50秒切りは衝撃でした。NSXが壊れまくって伊藤大輔が「あかーーーん!」って言ってたのを何度も見ていたので、結果が出て良かったなと思った記憶がありますね。