NCS プレイオフ 第3戦 ブリストル

NASCAR Cup Series
Bass Pro Shops/NRA Night Race
Bristol Motor Speedway 0.533miles×500Laps(125/125/250)=266.5miles
competition caution:Lap40
winner:Kyle Larson(Hendrick Motorsports/Valvoline Chevrolet Camaro ZL1 1LE)


 NASCAR Cup Series、プレイオフ第1ラウンドの最終戦ブリストルです。イベント名は正式にはBass Pro Shops/NRA Night Raceで、バス プロ ショップスがメイン、NRA(全米ライフル協会)が2番目のスポンサーなんですが、YouTubeの配信用動画の題名などからはNRAの名称は外されています。全米ライフル協会を全面的に押し出すのは控えているんでしょうね。
 過去に多くの接触事故を生んできたブリストル、高いバンク角の外側と、低いけど距離が短い内側でのせめぎ合い、1周たった800mですぐに追いつく大量の周回遅れと滑りやすく変化しやすいコンクリート舗装、トラブルの要因はいくらでもあります。今回初めて知りましたが、観客席から見て外側にある外壁には


こんなものが用意されています。今回はレース中にも繰り返しヘルメット投げ映像が出てきましたけど、さすがに今はこれをやるととんでもない罰則が来るのでやる人はまずいませんね。

 さて、プレイオフ争いはこのレースを終えると下位4人が脱落、レース前の段階でのポイントを確認するとこの通り。

 マイケル マクダウルが落ちるのは必然として、その上はなかなか微妙な争いです。いわゆる泡沫候補とは呼べない人もいるだけに、最後に1点を巡る攻防になったらヘルメット投げとはいかなくても遺恨を残すようなことが起こっても不思議ではありません。
 
 指数予選によりマーティン トゥルーエックス ジュニアとデニー ハムリンの1列目でスタート。すぐにチェイス エリオットが2位に浮上すると、7周目にトゥルーエックスも捉えてリーダーとなります。ハンドリングが非常に悪いトゥルーエックスはこの後10位へ後退し、終始地味な存在でこのレースを7位で終えました。
 当落線上にいるカート ブッシュはルースが酷くて全くスロットルを踏めない状況、タイラー レディックは無線の不具合でクルー チーフの声をうまく聞き取れない、とコンテンダーに早くもいくつかの問題が発生しています。この後エリオットが周回遅れに詰まり、ハムリンがそこに追いついた、というところでコンペティション コーションとなりました。

 49周目にリスタート、2位のハムリンは外側が有利と踏んでエリオットに次ぐ外側の2列目を選びましたが、リスタートでまんまと1列目内側を選んだカイル ラーソンに抜かれます。チューズ ルールがなかったつい2年前までは、外側リスタート欲しさに偶数順位になるようピット出口で急ブレーキを踏むのが日常だったブリストル。自分で選べるようになって事故の懸念が無くなりましたが、自ら選んだ順位で失敗するとドライバー的にもなんとも言えない気分でしょうね^^;
 ハムリンは意外とあっさりラーソンを抜き返したのでラーソンはそこまで速くないのかと一瞬思いましたが、むしろ先を見据えて走っていたのはラーソンだったようで、その後ハムリンを再度抜くとエリオットを捉え、84周目にリードを奪いました。ラーソンはこの後もリスタート後の出足が遅く、ロング ランになると強みを見せる展開を繰り返します。
 しかしハムリンも負けてはおらず、ラーソンといっしょになってエリオットをかわしたかと思うと、91周目にラーソンをまた抜いてリードを奪い返します。このあたりから周回遅れがかなり気になってきました。

 ステージ残り4周、ハムリンはあろうことか周回遅れのバッバ ウォーレスに詰まってラーソンに抜き返されてしまいます。さすがにオーナー様を邪魔して悪いと思った、わけではないでしょうが、ウォーレスは今度はラーソンを詰まらせその感にハムリンが再逆転。ハムリンがステージ1を制しました。
 ウォーレスが粘ったことで、その前方にいたジョーイ ロガーノとカートは辛くもリード ラップを維持することができました。ロガーノはピットでブレーキ ダクトに問題があったということで後方リスタートになっていました。まあどのみちポイント的にロガーノは最悪周回遅れでもなんとかなるとしても、カートはこのままだとプレイオフ脱落なので、周回遅れに落ちることだけは絶対避けないといけない場面でした。

 ピットでハムリンは4位へ後退、エリオットは速度違反でしょっぴかれ、ステージ2はラーソンとハムリンの1列目でリスタート。ブラッド ケゼロウスキーが2列目の外からハムリンを抑えて2位となると、その勢いでラーソンもかわしてリーダーとなります。でも今日の流れからして、一時的に速いからといってもう騙されませんよ(・∀・)
 145周目、ハムリンがケゼロウスキーをかわすと、2周後にラーソンもこれに続いてやはりこの2台の争いとなります。今年のケゼロウスキーってどうもレースでの強さで物足りなさを感じる場面が増えた気がします。ただ、存在感が無かったり、ハンドリングが最悪だと言っていても意外と悪くないのもまたケゼロウスキーで、このレースも6位でした。

 160周目、コンテンダーの状況をざっと伝えながら、エリック アルミローラは今のところ進出圏内、という話をしようとしたら後方からうっすらと白煙。そのままCMに入ってしまいますが気になる状況です。

 するとCMが開けて早々の168周目にコーション発生。アルミローラやっちまったか!と思ったら、ライアン ニューマンのタイヤ トラブルが起点と見られるアクシデントでした。ストレート上でいきなりニューマンに問題が起きてカスターが追突、これを見たダニエル スアレスがびっくりブレーキを踏んでウォーレスがそこへ追突したようです。

 ピットではラーソンがハムリンを逆転。アルミローラはピット上でもやはり煙を出しているのでタイヤが原因というわけではなく、クルーの見解は左前からフルード漏れ。アルミローラがオイルを撒いていると思われるのでNASCARはリスタートを一旦取りやめてコーションを継続します。アルミローラは

 自分で撒いたオイルでコーションが継続されたので自作自演で稼いだ作業時間を使って懸命に修復作業。どこかのオイル系統に亀裂があるようでこの後ピットを出ても明らかに白煙が出ています。最後までもつのか怪しい状況です。
 
 182周目にようやくリスタート、ラーソン、ハムリンが抜け出します。プレイオフの当落線上はレディック、アレックス ボウマン、カート、ウイリアム バイロンの争いで、アルミローラはトラブルの状況次第。カートは「車高が合ってない気がする」と言っているようで、内圧やウエッジのアジャストが決まらないようです。もっと言えば持ち込みセットの時点で少し合ってないんでしょうね。

 220周目、ステージ残り31周というところでまたも多重事故が発生。コリー ラジョーイに押されたのか、アンソニー アルフレードがターンを曲がれずバリアに当たると、スピンしてターンを降りてきたところにB J マクラウド、さらにそこにジャスティン ヘイリーも突っ込みました。3台とも大ダメージです。マクラウドとヘイリーはここでリタイア。

 ピットをオープンにしたいところですが、クラッシュ車両のオイルを処理する必要があり、かなり広範囲におよぶためここで一旦レッド フラッグとなりました。作業が終わってコーションに戻りピット オープン、ステージの残り周回数が少ないのでピットに入るべきか各陣営作戦を練ります。ラーソンとハムリンは互いにけん制し合い、フェイントをかけてステイ アウト。
 4位のライアン ブレイニーは前の車の逆をやることを考え、トップ2がステイアウトしてクリーン エアーは取れないのでピットへ。8台がステイアウトしピット組は5列目以降に回ることになりました。アルミローラはコーションのたびに修復作業を続行。

 ステージ残り18周でリスタート、ラーソンをハムリン、ケゼロウスキーが追います。一方4位以降の争いは一時4ワイドになる激しい争いとなりますが、うまいことぶつからずに争います。ウォーレスが間をすり抜けて一時4位となりますが、結局トップ10圏外に落ちました。
 ステージ2はそのままラーソンが今季14度目のステージ勝利。バイロンはここまでなかなかトップ10圏内で争えず苦戦していましたが、ステイアウトが成功してステージ4位となり貴重なポイントを手にしました。

 ステージ間コーションでは先ほどピットに入った車がステイアウト。そしてピット組ではロガーノが先頭でピットを出て順位が大きく入れ替わりました。ファイナル ステージはケビン ハービックとクリストファー ベルの1列目、2列目はブレイニーとライアン プリース。タイヤ交換組は4列目以降、レディックはナットが締まってなさそうだったのでコーション中に再ピットし後方へ回りました。
 リスタートからほどなく265周目にブレイニーがハービックを抜いてそのまま差を広げ始めましたが、ちょっと調子に乗りすぎたかラインを外れて危うくクラッシュ。そんなことをやっている間にピット組のハムリンが4位に浮上しました。

 大事には至らなかったブレイニーですがハービックからの攻撃がこの後も続き、308周目にとうとう白旗。譲るようにしてハービックがリーダーとなりました。気づいたらこの2台の後ろにはラーソン。ハムリンはどこへ行ったのかと思ったら、チームメイトのベルを抜けずに詰まっていました。
 ハービックのリードも長くは続かず、この後337周目にラーソンがリードを奪い、カートもレディックも周回遅れにして快走します。ポイント的に既に苦しい位置にいるこの2人にとって周回遅れは致命的です。

 このレース初めてのアンダー グリーンでのピットが視野に入り始めましたが、その前に363周目、クイン ハウフの左後輪がパンクしたようで6回目のコーションとなりました。ここは最後のピットの可能性があるのでナットでインチキしにくい中、ラーソン、ハムリン、ハービック、カイル ブッシュの順でピットを出ました。ベルは自分のピットを通過するミスで大幅後退となってしまいました。

 371周目、残り130周でリスタート、ラーソンとハムリンの争いが再び始まりますが、中継的には誰が脱落するかに興味が移ります。リスタート時点でのポイントは


 ステージポイントを稼いだバイロンが唯一ひっくり返せそうな状況、それもアルミローラ次第という感じです。アルミローラはオイルが漏れていた部分を交換してもう白煙も出さず普通に走っています。こういう作業もちゃんと練習してるみたいですね。カートとレディックは周回遅れになってこのままでは自力で点数を伸ばすことができません。
 しかしただでは終わらないブリストル、389周目にまたもやハウフがクラッシュし7回目のコーション。左前のタイヤが壊れてターン3を曲がれずにまっすぐバリアに当たりました。これでレディックはフリー パスを獲得してリードラップに戻り希望が出てきます。

 上位はここでピットには入りズラいので5位のブレイニー以降の車がピットへ。残り104周でリスタートされ、タイヤ交換組ではカイルが5列目で最上位です。
 ハムリンはリスタート直後の出足が鈍いラーソンを狙って攻めますが、ターン4の出口で少し踏むのが早すぎたかラーソンの左後部に接触してしまい、タイヤを傷めてそのままターン1のバリアにゴツン。これでコーションとなりました。
 ハムリンはタイヤを傷めたのでピットへ、ラーソンの方もクオーター パネルを損傷し、タイヤからグッドイヤーのロゴが消え去ってます。カートもこれでフリーパス獲得し、コンテンダーがまた一人リードラップに拾い上げられました。

 408周目、残り93周でリスタート。ラーソンとエリオットが争い、5周後にエリオットがリーダーとなります。ラーソンは多少接触の影響があるのかこの後3位に後退しハービックが2位へ。一方プレイオフ争いの方はバイロンが5位まで上げる一方で、アルミローラがここにきて苦戦。15位あたりまで下がってしまい、1点を争う勝負となってきます。アルミローラは7回目のコーションでステイアウトしており、後ろから新しいタイヤの人が押し寄せていました。

 残り60周、ハービックがエリオットを追いかけまわしはじめました。久々にクローザーぶりを発揮します。エリオットはラインをあれこれと選んで必死の防御、周回遅れも絡んでの攻防が続きます。

 残り45周、なんとカイルが右前タイヤのパンクで緊急ピット。急いで2輪交換でピットを出ますが、2周遅れになってえっらいポイントを失い、いきなり当落線上になってしまいます。2周遅れの車が他にいないのでカイルがこれ以上下げる可能性は小さいですが、上げることもできません。もしコーションがこの後に出てアルミローラが順位を上げることがあると、カイルは自分で上げられる順位が無いので大変なことになります。
 1周遅れにさえ入れば抜ける相手がたくさんいるので、カイルはとにかく1周遅れに自力で戻そうとエリオットを抜きにかかり、これでリーダー争いが混乱。周回遅れも絡んだ残り35周、ハービックがエリオットを内側からかわしますが、外側に滑って接触。ちょうどテール パイプがタイヤに命中したっぽくて、エリオットが左前タイヤを傷め緊急ピットとなります。
 緊急ピットを終えたエリオット、プレイオフ争いに大きな影響はないものの明らかな不快感を示しました。新しいタイヤでハービックに迫ると、

 思いっきり幅寄せ。なんならテールパイプだけ当ててパンクさせてやろうか、という意図すら感じる仕返しに出ました。
 さらに残り25周、今度はベルが右側にかなりのダメージを負って緊急ピット、ジョッシュ ビリッキ―とぶつかったようです。いきなり色んなことが起こりすぎて頭が付いて行きませんが、カイル、エリオット、ベルとトラブル3連発でも意外とコーションが出るようなことにならずレースが続きます。

 プレイオフ争いはアルミローラとバイロンが1点を巡る攻防を続けますが、アルミローラはジリ貧。逆にレディックがリードラップに戻ったら順位を上げており、レディック対バイロンの争いというのも同時に見る必要が出て完全に情報過多です。
 さらに、リーダー争いではエリオットがハービックの前で延々とダーティー エアーを浴びせる嫌がらせを始めてしまい、ハービックは自分の思うように走れません。ラーソンが後ろから迫ってきてヤバい展開になってきました。

 残り4周、とうとうラーソンがハービックをかわしてリードを奪います。たぶんNBCの本来の画面では2画面仕様だったと思うんですが、国際映像ではもうどうしようもないアルミローラの抜かれる様子が映っていて、その瞬間が見事に映っていませんでした^^;
 そのままラーソンがトップでチェッカーを受けて今季6勝目、プレイオフ ポイントをさらに積み重ねて次ラウンド以降がまた楽になりました。
 そしてプレイオフ最後の1枠・12位はバイロンがもぎとりました。自身は最終的には3位、もうこれ以上はなかなか自力で得点を伸ばせないところでしたが、ステージポイントを8点得たことが大きく効果を発揮しました。アルミローラ、レディック、カート、マクダウルがこのラウンドでプレイオフ脱落となりました。

 レース後、ラーソンがお客さんに魅せますが、どう考えても視聴者も観客も視線は別のところに向いていました。
ラーソン「勝ったぞー!」
チェイス・ハービック「ちょっとお話が・・・」
観客「おー、喧嘩だ喧嘩だ!」

 エリオットとハービックのお話合いがお始まりになりおあそばせましたわよ、ホホホホ。
チェイス「ヘルメット脱がしてそのメガネをブリーン!ってやったろか!」
(※想像です)

 さすがに手を出し始めて乱闘寸前だったので周囲の人が割って入りました。エリオットもNASCARドライバーっぽくなってきましたねえ。ヘルメットを投げつけはしませんでしたが、引き離された後ハービックがグローブを投げ捨て、映像的にはNBCが煽った通りになりました。

 レース後のハービックは「彼に何を伝えたのか?」と聞かれ
「やつには『臆病者のやることだ』と言ったんだ。俺たちはブリストルでの勝利を目指してレースをしていた。俺が3ワイドの真ん中になり、リードを取るために激しくレースしようとしていたら、ヤツはかんしゃくを起こした。それから俺の前に出てきて、俺がリードを失うまで前に居座った。サブウェイ フォード マスタング チームはあのような動きは嫌いだね。」

 一方のエリオットは
「ああ、いっつもあいつがやってることだよ。他のトラックでも左側にぶつかってくるんだ。時々左側のタイヤが切れたり、そうじゃないときもある。2週間前にダーリントンでもやってきたよ、俺とレースするのにうんざりしてるんだろう。わざとかどうかは関係無い、どこかで線引きをしなきゃ。あいつが誰で、どれだけ長くやってるかなんて気にしてないよ。自分とチームを守るために立ち上がって、前に進まないとね。」

 ハービックが普段からどんな程度の走りなのかはさすがに知りませんが、クリーンにレースすることには定評があるチェイスがあれだけ怒るんだから今日だけの問題ではないのかもしれないとは感じます。2000年代の、それこそ殴り合い、ヘルメット投げが当たり前だった時代のベテランと、一切接触せずに競う今の世代のレースに対する考え方の世代間格差みたいなものもひょっとしたらあるかもしれません。
 いずれにしても遺恨ができたのは言うまでもありません。ハービックはプレイオフポイントが2点しかなく次ラウンドはまた3002点で12人のコンテンダー中最下位からのスタート。どうしても勝ちたかったレースだけに、邪魔された彼のいら立ちも分かるし、接触自体はレーシング インシデントの範囲でハービックが納得いかないのは変わらないでしょうから、次ラウンドで再び両者が交錯する可能性はありそうです。
 次ラウンドはラスベガス、タラデガ、シャーロット(ローバル)の3戦なので、特にタラデガと、ブレーキ勝負でごつごつするローバルは一触即発な気が既にしてきますね(っ ◠‿:;...,

 レディックはコーション中にナットを締め直したあの1回のミスがけっこう大きかった気がします。ペナルティーはフィールドの最後方、つまり周回遅れよりも後ろからのリスタート。1周15秒しかかからないブリストルではリスタート時点で既に1/3周ぐらい遅れており、なおかつ10秒ほど後方にもうリーダーがいる状態で周回遅れの危険性が高くなります。
 ファイナル ステージでの調子を見ている限り、普通にリードラップで争っていたらじゅうぶんポイントで争えたと思うので、1つのミスが致命的でした。ミスといえばカートは先週のパンクを見落としたのが痛すぎましたね。
 アルミローラはトラブルを解決して調子よく走ったまでは良かったですが、リードラップの中団という順位がピット戦略を保守的に見積もらせてしまい、結局古いタイヤの後方組になるという一番避けたい位置になってしまったのが敗因でした。最後の約100周にコーションで仕切り直す機会が無かったのも不運でした。

 このラウンドでここまで争いがもつれるとは思いませんでしたが、次ラウンドはさらにハゲしい争いになりそうです。タラデガの事故だけは勘弁してくださいよ。

コメント

カイル・プッシュ さんのコメント…
ヘルメットを投げることの是非は置いといて、最近はそういう荒々しい部分がNASCARから失くなっていってますよね。
そういう部分もNASCARの魅力のひとつやと思うんで、今回のチェイス&ケビンの揉め事には、ちょいとワクワクしてしまいました。
SCfromLA さんの投稿…
>カイル・プッシュさん

 最近の若いドライバーはかなり管理されてるのもありますが、デバイス投げつけが完全に禁忌になった最大の要因は、まさにトニーがスプリントカーで死亡事故起こしたことが決定打なので「もう行きつくとこまで行ってしまった」というところでしょうね。
 ただ、ベテランと若手の対立からの世代交代というのはいつの時代にも必ず通る道なので、NASCARの場合その過程でのこの手の争いはたぶん無くならないと思います。