NASCAR Cup Series、トラックハウス レーシングは2022年のドライバーについて、既に決定しているダニエル スアレスのチームメイトとしてロス チャステインを起用すると発表しました。
スイカ農家の夢はスイカの日に実現した
チーム オーナーのジャスティン マークスは
「ロスは若くて積極的なドライバーであり、カップ シリーズのレベルで勝つ才能があると私たちは信じています。2022年以降のシーズンに向けて組織を作り上げていくにあたり、彼の性格と仕事に対する取り組みはダニエルと完全に一致すると思います。」
と説明しました。実はこの発表があった8月3日はアメリカでは『スイカの日』となっており、チームのSNSでもこんな風に投稿されていました。
Making a watermelon farmer’s dream come true on #NationalWatermelonDay...imagine that 🍉 pic.twitter.com/KiiGLzpESP
— Trackhouse Racing (@TeamTrackhouse) August 4, 2021
スイカ農家の夢はスイカの日に実現した
実家は8世代に渡るスイカ農家で、自身も時間の許す限り仕事を手伝っているという28歳の異色のレーサーは、2018年にCamping World Truck Seriesで3勝を挙げてシリーズ2位となると、Xfinity Seriesでも2020年に未勝利ながらシリーズ7位。最近の多くの若手のように20歳前後で下部カテゴリーを圧倒して、有力チームの傘下で昇格を待っている、という有望視されている立場ではありませんでした。
しかし今季チップ ガナッシ レーシングで起用されると、ここまで22戦で6度のトップ10フィニッシュを挙げてシリーズ18位。特にオースティン以降の9戦では8位以内に5度入り、ナッシュビルでは自己最上位となる2位を獲得しています。そして、当ブログの読者様の中に彼の熱烈なファンが1名いらっしゃいますので、ここ最近は多めに取り上げておりましたw
チャステインは2011年にターン ワン レーシングというチームからトラック シリーズの第13戦に初参戦しましたが、このシートは第12戦までマークスが乗っていたもので、当時知り合った関係ということになるようです。マークスによるとチャステインとは複数年契約を結んだとのことで、少なくとも2023年までの契約です。チャステインは
「また1つ夢がかなったよ。トラックハウスは参加しているチームの中で最も興味深い組織の1つだ。彼らがトラック外から持ち込んだ情熱と、トラック上で構築しているプログラムはエキサイティングだよ。ダニエル、ジャスティンと共に仕事をするというのは僕にとっての最優先事項。僕らのシボレーを可能な限り強くするために力になれると思うよ。」
「僕らの目の前にある機会がどういうものか理解するのはあまりに難しいことさ。でも僕らのグループは目標を達成するために自らを高める挑戦を行う準備ができている。正直なところ、僕は今までよりも遥かに幸せで、来年やその先にかけて続いて行くことを期待している。これは素晴らしい機会だし、働き続ける準備はできているよ。」
また、スイカ男をチームメイトとして迎えることになったスアレスは
「来年のチームメイトとしてロスが選ばれたことはとても喜ばしいよ。彼はたくさんの案を持ってくる。彼と一緒に仕事をはじめ、僕らの2台のトラックハウスの車を可能な限り速くできるようにすることを楽しみにしている。僕たちはレースに勝つつもりさ。」
とコメントしました。1月生まれと12月生まれなのでほぼ1年差ではありますが、この2人はいずれも1992年生まれの同い年。スアレスはフル参戦5年目、チャステインは3年目ですが、スポット参戦も含めるとチャステインも5年目なので同期でもあります。
そもそもチャステインがこのシートに座っている要因の1つは、昨年カイル ラーソンが差別的単語をうっかり口にしてチップガナッシをクビになり、シートが1つ空いてしまったからです。そのタイミングでエクスフィニティ―で堅実な結果を残し、そして手にしたシートでレース毎に着実に結果を出していった結果が間違いなく今回の契約に繋がったと思います。あるべきタイミングで出すべき結果が出て次につながる、というのは流れや運もありますが、この世界ではある種の才能というところもあります。
正直カップシリーズの姿とちょっとした他カテゴリーの成績しか知らない私は、チップガナッシがチャステインを起用すると聞いた時に「ああ、あんまり人材おらんかってんな」ぐらいにしか思わなかったんですが大変失礼いたしましたm(_ _)m
特にロード コースで続けて好成績を残していて、ロードコース戦が増加傾向にある現在のカップシリーズの方向性から考えるとチャステインは有望な人材だと思います。
もちろんチャステインにとってもチップガナッシにとってもまだ今季のレースがありますから、プレイオフに進めればなお最高です。そしてこれでカート ブッシュは離脱することが確定したので、噂されている23XIレーシングの2台目なのか、引退なのか、あるいは想定外のプランがあるのか、カートの動向が注目されそうです。

コメント
熱烈な読者とは誰でしょうかね〜w。モノ好きがいるもんですな。。。
ガナッシ育成で捨てられる前に結果出て良かった良かった。
xfinityでハーヴィックをやっつける力があるので心配はしてませんでしたが。。
カートとのコンビが消滅するのは悲しいですが、、、来季が今から楽しみです。
ラーソン早くヘンドリック行け〜。そしたらチャステインが42なのに〜と思ってたら正夢になって、、、そしたらまさかのガナッシが買収されてしまう。。。色々ありすぎてドキがムネムネ状態でした。
あとは桃田さん不足を解消する方法を見つけなければ!
チャステインの残留で喜ぶのは良いとして、桃田さん不足って何ですかw
確かにあの語り口が聞けないのは非常に残念ですし、私が時々スポンサーとかに話を脱線させるのは桃田さんの影響ですけどね!w