タイヤカスのこと。他のカテゴリーと同様、マーブルの上はタイヤがきちんと路面に設置しないためにグリップ力が低くなるため車が遅くなる上、タイヤ側に付着してしばらくグリップ力が回復しない。
オーバルのレースでは複数の走行ラインを通ることが多く、コーション中に多少は掃除もされるのでレースが進むごとに走れるラインが無くなる、ということは少ないが、イン側だけにバンクがあり、なおかつコンクリート舗装のマーティンズビルではマーブルが発生しやすく、外側は誰も走らない上にバンクもないのでマーブルに乗ると悲惨である。
・メトリックス クオリファイ Metrics Qualifying
2020年のCOVID-19パンデミック後に、練習走行・予選を行わず決勝レースだけを行うことに伴って考案されたスタート順位決定方式。直訳すると『指標予選』といった言葉になる。
4つの構成要素
・前戦における最速ラップのタイム順位 15％
・前戦のドライバーのフィニッシュ順位 25％
・前戦のオーナーのフィニッシュ順位 25％
・前戦終了時点でのオーナー ポイントの順位 35％
で計算され、計算結果が小さい順に予選順位となる。たとえば、レース中の最速ラップが全体10位で、そのレースを3位で終え、オーナーポイントで16位につけていたとすると、計算結果は
10×0.1+3×0.25+3×0.25+16×0.35=7.2
がそのドライバーの予選の点数となる。早々にリタイアして下位になると次戦のスタート順位が下がってしまい、その結果上位に上がれなかったり、事故に巻き込まれやすくなる負の連鎖に陥る可能性があるため、数字が下がらないように常に安定して上位からスタートすることがこの制度下では重要。
なお、前のレースに出場していないドライバーの場合はタイムと順位の数字は41を当てはめることになっている。またプレイオフに入ると数字の如何に関わらずコンテンダーは必ず上位からスタートし、ノン コンテンダーはその後ろからスタートすることになる。
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