NCS 第17戦 ナッシュビル

NASCAR Cup Series
Ally 400
Nashville Superspeedway 1.333miles×300Laps(90/95/115)=399miles
winner:Kyle Larson(Hendrick Motorsports/Valvoline Chevrolet Camaro ZL1 1LE)

 NASCAR Cup Series、オール-スターを終えて本日からNBCに放映権が移ります。その初戦はナッシュビル スーパースピードウェイ、2001年に開場して2008年までインディーカーを、2011年まではNASCAR Xfinity SeriesとCamping World Truck Seriesを開催していたトラックですが、カップ シリーズは初開催です。
 スーパースピードウェイという名前が付けられていますが、2.5マイルのSSWのことではなく、その昔は1マイルを超えるトラックの事をそう呼んでいたために名付けられたとのことです。1.333マイルなのでサイズとしてはダーリントンが一番近いですが、形状はDシェイプ。舗装はコンクリートです、コンクリート舗装のトラックとしては最長。

 ナッシュビルはカップシリーズの招致が進まなかったので、保有するドーバー モータースポーツが2012年でこのトラックを閉鎖。そして売却の手続きに入ったものの取引は成立せず、結局一部の土地についてその後売却したもののトラック本体はドーバーモータースポーツが保有し続け、そして2021年にトラックを再開して今回のレースの開催となりました。
 名前から見て分かる通り、ドーバーモータースポーツはドーバー インターナショナル スピードウェイの保有者でもあるので、ドーバーでのレースを1に減らして枠を空けることで今回のNASCARとの開催契約にこぎつけました。

 初開催なので土曜日に練習、日曜日に予選と決勝が行われる日程となり、1列目はエリック アルミローラとカイル ブッシュ。ライアン ブレイニーは予選10位でしたが、左リアのクオーター パネルが破損して曲がっていたのでスタートを前にして修復のためいきなりピットへ向かいました。

 大観衆の下でレースが始まりますが、後方でクイン ハウフの車の右前輪がいきなり脱輪しコーション。6周目にリスタートされ、ここでカイル ラーソンが2列目からトップ2の争いの真ん中に割り込んでリードを奪いました。
 今季初めて赤いValvolineスキームのラーソン。今季の大半のレースはHendrickcars.comと、ヘンドリックの関係企業であるNations Guardがスポンサーだったので、それ以外の企業がメインに来るのは今季3度目。オーナーのリック ヘンドリックによるとかなりスポンサーの引き合いがあるらしいんですが、自社の宣伝にも利益があるため安売りする気はないそうです。

 見た目1.5マイルのDシェイプっぽいですが1.333マイルと少し小型で、なおかつ750馬力の低ダウンフォース仕様なので各車ともかなり滑りながらの走行。ラインを外すとかなりグリップが低そうでなかなか運転が難しい印象を受けます。コンクリート舗装独特の音も感じますね。

 ラーソンと2位カイルの差は1.2秒ほどで推移していましたが、30周を過ぎたあたりからカイルが追いつき始めて0.5秒差に。中団では40周目あたりからピット サイクルが始まりますが、ブレーキが効かないと訴えるドライバーが多く、右前輪からはとんでもない量のダストが出てきます。そうとうブレーキに厳しいトラックです。ブレイニーは左のウエッジを4回転もさせていました。
外した右前輪から異様な量のダストを吐くブレイニー

 45周目、ラーソンとカイルが同時にピットに入りますが、なんとこのタイミングでピットを出たタイラー レディックがピット ロードを攻めすぎて芝生に突っ込み自爆。スピンしてコーションとなってしまいました。

 音楽の聖地・ナッシュビルなのでお馴染みQuartz Hill Recordsスキーム、今回はJoe NicholsのHome Runという曲です。せっかくなので音楽でも聴きながらどうぞw


 あ、なんかこの歌声と雰囲気好きかも。先ほどのピット競争を制したカイルがそのままリーダー、コーション時点でまだピットに入っていなかったリード ラップ車両が得をする結果となって順位を上げ、53周目にリスタートされました。しかしカイルはラーソンに背後につかれてダウンフォースを失い、ルースになったところをラーソンがかわしていきます。
 するとその直後、ブレーキ本体が壊れてブレイニーがハゲっしくクラッシュ。さっきのピットでおびただしいダストを吐き出していましたが、やはり負担が大きすぎて壊れた様子です。

 62周目にリスタート、カイルはなんだかグリップ感に乏しくてチェイス エリオットが2位に浮上しました。またヘンドリックの1-2です。リッキー ステンハウス ジュニアがスタートから好調で3位、ブレーキが重要なトラックなのでショートトラックでの技術も必要な感じです。かなり難しいトラックですね。

 ラーソンはステージ1のチェッカーに向けて快走していましたが、78周目にジャスティン ヘイリーがブレイニー同様ブレーキ破損でクラッシュ。さらにこの時飛散した部品を踏んだらしくクリス ブッシャーが直後にクラッシュしてコーションとなりました。ブッシャーはプレイオフをポイントで争っているので痛いリタイアです。
 なお、来年からコウリッグ レーシングがチャーターを購入して2台体制でフル参戦することが正式に発表され、このうちの1台のドライバーとしてヘイリーが起用されることが発表されています。

 コーションで全車ピットに抜かうかと思いきや、エリオットは直前で進路を変更してステイ アウト。結局7台がステイアウトを選択してステージ残り5周でのリスタートとなりました。ステイアウト組がええ感じに壁になってくれてエリオットがそのままステージ1を制しましたが、映像は別の争いを映していたのでその場面を見ることができませんでしたw
 ラーソン、ダニエル スアレス、カイル、オースティン ディロンと続きました。マット ディベネデトーは予選11位から比較的調子がよさそうでステージ9位です。


 さっきステイアウトした人はステージ間コーションでピットへ、ピット組の多くはステイアウトしてラーソンとカイルの1列目に戻ってステージ2が始まります。しかしカイルのグリップ不足は相変わらずなようでステンハウスが2位へ。無線でカイルは「タイトタイトタイト!ルースルースルース!×××!」
 車を降りたブレイニーのコメントでは、路面状況の変化が非常に大きくて練習の時とは全く異なるので、全く出ていなかったルースがレースでいきなり顔を出したりして非常にタフだという話でした。カイルも今路面の変化でそういう状況に陥っている可能性がありそうです。そう考えると何も変わらないラーソンおそるべし。

 レースはラーソンのリードで進み132周目、バッバ ウォーレスの単独スピンでコーション、ワンちゃんがしょんぼりしています。ストレートで何か踏んだと言っているそうなので先にデブリーでタイヤが切れたことが原因かもしれません。今回カイルもペディグリーのスキームなので犬が多いですw

 リードラップ車両が一斉にピットへ。ラーソンはゆうゆうと先頭でピットを後にし、ここにハムリン、カイルが続きました。なんか後方ではタイヤが転がって慌てて回避している車も見て取れます。転がした主はクリストファー ベルでした、もちろんペナルティー。マーティン トゥルーエックス ジュニアも速度違反によりペナルティーで、JGRは前と後ろに見事に分かれました。
 MTJはステージ1でもコーション中のピットで『外側を1列』の規則に従わず内側からピットに入ってペナルティーを受けており本日2回目。全くもって調子の上がらないレースでした。


 ハムリンはあえてラーソンについて2列目の外につけたので、ラーソンとカイルの並びで139周目にリスタート。しかし策士策に溺れる、ハムリンはリスタートが決まらず4位へ後退。逆に2列目インから出たステンハウスがカイルを抜いて再び2位となります。

 各順位で好レースが繰り広げられますが、ラーソンは2位との差を広げ続けて画面にも映らない状態。そんな中173周目、今日はディクシー ウォッカのスキームでちょっと阪神タイガースかモルツみたいな色をしているコール カスターが右後輪のパンクによりコーションとなります。なぜかCM中にコーションが出る今日のレース、これで3回目のCM中コーションでした^^;

 リードラップ車両がピットに入り、ここで3台が2タイヤ交換、ラーソンの前にチェイス ブリスコーとタイラー レディック、後ろにディロンがつけました。どうせもうすぐステージ2終了なので周回遅れの多くはここでウエーブ アラウンドを選びます。
 ステージ残り5周でリスタート、レディックはリスタートの瞬間からもうグリップしていなくて後退、残ったブリスコーもラーソンの相手にはなりません。そのままラーソンがステージ2を制しました。ただ、ディロンとブリスコーはステージ2位、3位でフィニッシュし戦略は成功、ここに5周のシュートアウトで追い上げたウィリアム バイロンが続きました。


 ステージ後のコーションは前のステージと同様さっき4輪を交換した人の多くはステイアウトを選択して2タイヤ組と後方の車だけピットへ。ファイナル ステージはラーソンとバイロンの1列目となりそのままトップ2を形成します。3位以降は混戦模様。

 197周目、今度はライアン プリースがスピンしてコーション。ここはリードラップ後方の車がピットに入りました。マット ディベネデトーは予選10位から途中までそこそこ良さそうでしたが126周目あたりに何か問題が出たようでペースが鈍化。
 その後コーションの運もあってリードラップに引っかかってはいましたが走ると遅くて全然直っていない様子でした。一瞬映ったこのコーションでの様子はこの通り。エンジンに問題を抱えており24位に終わりました。調子よかったのに。。。

 203周目にリスタート。バイロンが滑ってうっかりラーソンごとやらかしそうになりましたが何とかセーブします。一方カイルは左後部を接触で傷めたようで、これが影響してハンドリングがめちゃくちゃになった模様。順位をどんどんと下げていきお手上げ状態。挙句無線にも問題が出ているようで今日はカイルの日ではなさそうです。それでもなんとか11位でこのレースを終えました。

 218周目、ウォーレスが本日2度目のスピン。前に詰まって避けようとしたのか、ターン2の出口で巻き込んでしまいました。ただその2周前から左リアの不調も訴えていたみたいです。なんか今日は犬のスキームに災難が多いですね。ここでは先ほどのコーションでピットに入っていたチャステインだけステイアウト、ラーソンとの並びで223周目にリスタートです。まだもう1回はピットに入らないと燃料は足りなさそうです。

 ラーソンはリスタートですぐリードを奪い、バイロンがこれに続きました。ところがリスタートからほどなく227周目、チェイス ブリスコーが単独でクラッシュ。ぶつかった角度は比較的浅かったんですが即座にコーションとなりました。ブレーキが効かなくなったとのことです。ここでピットに入れば燃料はおそらく足りる微妙なタイミングでコーションが出ました。

 チャステインを先頭に主に中団以降の車がピットへ。給油のみの車両もいますが、彼らはこれで最後のピットにしてしまいたいという意図です。しかし今日のレースの流れからしたら、あと70周弱をコーション無く走るとは思えないので、もう1回どこかで入るつもりで走るのがベターでしょう。ここまでのレースで最長のグリーンは41周です。

 233周目にリスタート、ラーソンは盤石ですが、燃料は走り切るために3周足りないとの情報なので万一に備えて燃費も気にしながらの走行。218周目のコーションでピットに入った人、ざっくり言えばチャステイン以外はみんな同じような状況ですから、コーションが出ない場合に備えてちょっとずつ消費を抑えて貯金を作って行かないといけません。
 そんなラーソンに立ちはだかったのがビニール袋類でした。お客さんがいなかった昨年はこういうゴミは飛んでなかったんですが、満員ですからねえw

 放送席がデブリーに注目し、無線のやり取りなどを流していたらその最中に大きいやつがさらに一個追加されてこんなことに。本日4回目の出来事だそうでラーソンはもう慣れっこみたいですが、周回遅れを捕まえるまでしばし我慢。J J イェリーを追いかけます。イェリーのスポンサーは偏頭痛薬のNurtec。ラーソンにとってはイェリーの車が頭痛薬みたいなもんですねw

 イェリーを活用してデブリーも一掃しラーソンはまた快適な走行。燃料的にもある程度目途が立ってきたようです。イェリーもラーソンを利用してデブリーを除去したのでお互いに有効活用の時間でしたw

 速すぎて映らないラーソンには良い撮れ高になった気がしますが、フィールド上は燃費レースを想定しているようでやや静か。よく考えたら燃料消費を抑えるためにリフト&コーストするとブレーキも守られるので、これやると誰もトラブルが起きなくなるかも・・・。えーっと、燃費レースになる気がしてきました。残り40周でバイロンとは3秒以上の差です。

 残り25周、チャステインが5位に浮上しラーソンから7.5秒差。10周新しいタイヤとじゅうぶんな燃料でペース的にはラーソンを上回っています。一方ラーソンに対しては残り20周で「燃料は大丈夫」との情報。テレメトリーの数字を見る限り多少抑えめで走ってはいる様子ですが、チャステインとのペース差もなくなりました。まっささんは見ていて力が入りまくっているはずw

 残り9周、チャステインがケビン ハービックも抜いてとうとう3位。さすがにラーソンは6秒前方で届きませんが、翌周にはもうバイロンもあっさり抜いて2位です。


 一方でJGR勢は燃費がよろしくなかったのか、燃費レースにはならないと踏んで割り切っていたのか燃料が不足。ハムリンは「走り切るのは無理」という情報。そして残り9周でトゥルーエックスはピットへ。ハムリンもあと2周足りずにピットへ駆け込みました。ハムリンとトゥルーエックスは仲良く21位、22位。JGR最上位はベルの9位でした。それにしても燃費走行をせず割り切ってたのならもう少しペースが上がってないといけないはずなのでセッティングが今一つなんでしょうね。

 ラーソンは全てを管理しきっており、そのままトップでチェッカー。3連勝を達成しました。レース後の周回でチャステインが追いついてきて祝福してくれていたようなんですが、ラーソンはあんまり相手せずに走って行ってしまいました。クビになったとはいえ、古巣の42番と1-2で駆け寄ってくれたんだから、もうちょっとゆっくり並んで走るところとか見たかったなあw

 ナッシュビルのレースではトロフィーとしてギブソン社のレス ポールという有名なモデルの特製ギターが送られます。YouTubeのフル映像はトロフィー授与のあたりは入ってないですが、こんな雰囲気でした。

 ちなみに前日のNXSではカイルが通算100勝目となる優勝を果たしてギターを受け取っているのですが、昔からNASCARを見ている方はご存知でしょう、カイルはかつて2009年に優勝した際に


 たたき壊しました(。∀°) 別に怒っていたとかギブソンが嫌いで侮辱しようとしたとかではなく「トロフィーをクルーのみんなにも分けたかった」という謎の理由だったんですが、大事なギターをいきなり公衆の面前で叩き壊しましたのでそりゃあ非難も浴びました。おかげで、今年カイルが優勝したらギターを壊すのか?というのは多くのファンにとって裏テーマでしたが、当時より丸くなったカイルは笑顔で受け取りましたw

 PPを獲得したアルミローラは4位で終えて今季2度目のトップ10、初のトップ5。ステンハウスが6位で今季2度目のトップ10、持久戦に強いスアレスは7位で今季3度目のトップ10でした。
 非常にマネージメントが重要なレースでした。ブレーキの破損が多発したのは何年か前のポコノ―を思い出しましたが、来年からはブレーキ容量が拡大されるのでここまで酷くはならないでしょう。タイヤのトラブルもおそらく砕け散ったブレーキが原因だと思われます。個人的にドーバーも好きなトラックなので1戦になってちょっと残念だったんですが、ナッシュビルのレースを見たらこっちも面白いので許せる気がしましたw
 ラーソンは手が付けられない速さで、なんであんなに路面に張り付いて走ってるのかほとんど謎です。チャステインはCOTAの土砂降りのレースで何か掴んだのかと思うほどそこから調子が良く、カート ブッシュに全然対抗できていなかったのが一転してここ数戦見事な走りを続けています。
 まっささんがよくチャステインの話題にスイカを持ってきますが、なぜスイカかというと彼の家族はスイカ農家で、ゆえに彼のあだ名が『The Watermelon Man』(スイカ男)だからです。実際にそのつながりでスイカ農家の団体からも支援を受けてレースをしており、こんなスキームでもレースしていました。
スイカ満載!

 スイカのチャステイン、みなさんももう覚えましたよね?w 次戦はポコノ―での2連戦です。土曜日は130周、日曜日は140周のレースです。去年は同一トラックの連戦といえばハービックとハムリンでもう見飽きた光景でしたが今年はいずれもまだ未勝利。さあどうなる。

コメント

ChaseFun9 さんのコメント…
Larson強過ぎですwwwwww
折角新勝者が誕生しまくるシーズンだったのにwwww
まっさ さんの投稿…
ひゃっっほーい♪( ´θ`)ノ
ひゃっっほーい♪( ´θ`)ノ
ひゃっっほーい♪( ´θ`)ノ

ピットタイミングもあったとはいえ、実力も存分に発揮しての2位だと思います。幸せ。

2位で大喜びだから、優勝したら私がオーバーヒートしそうw
え?優勝したらZURA様から私にプレゼントあるって?w ワクワク〜

ハーヴィックと接近した時に2018年のxfinityダーリントンの仕返しされないかドキドキでした💕
痺れるシーンなのでZURA様もチェックすべし。
テストでますよw

ラーソンももう少し大人な対応しなくちゃ。クビになったのは自分の責任だったんだし。。。
ビニール袋じゃなくてスイカぶつけに行くかな。


SCfromLA さんの投稿…
>ChaseFun9さん

 ラーソンが新勝者誕生の流れをぶったぎってしまいましたねw チェイスを寄せ付けないようなことになるとは全く想像していませんでした。
SCfromLA さんの投稿…
>まっささん

 仰る通り、戦略がよくてもタイヤがもたなかったら意味が無いので、あの位置まで運んだのはチャステインの実力ですね。元々ショートトラックが得意だと言うような話が書いてあるのでブレーキが上手いのかなというのがここ数戦から推察される印象です。
 ラーソンは気付かなかったのかもしれないですけど、なんか握手をせずに立ち去ったみたいに見えてしまいましたね~、もしチャステインが勝ってラーソンが2位の時が来たら、ラーソンにスイカぶつけてあげましょう、いやそんなことしたら農家に怒られるわw
日日不穏日記 さんの投稿…
ヘンドリックが強いと言っても、ラーソンが他を寄せ付けていませんね。加えてJGR、ペンスキー、SHRもパッとしない。この勢力図が簡単に変わるとは思えないので、エリオット、バイロンの奮起に期待しましょう。ボウマンは無理かな・・・。
現状では、ラーソンがどれだけプレーオフポイントを荒稼ぎするのか、ステージ優勝をだれが止めるのかくらいですかね。そのくらいラーソンの勢いは圧倒的です。チャステインは、ナッシュビルのMVPです。覚醒しましたね。
SCfromLA さんの投稿…
>日日不穏日記さん

 これだけどこへ行ってもセットを外さない、速さが変わらないということはヘンドリックはよっぽど今の規則と車検制度の範囲内で何かすごい最適解を見つけたとしか私には思えないので、たぶんライバルも必死に探してると思うんですが、来年のことを考えると今年の車の解析にいつまでもリソース割けないので、ラーソン無双がそのまま最後まで続いても不思議ではないですね。シリーシーズンの動きとも相まって、みんな興味が来年に移らないかちょっと心配w