GT SPORT 2021 シーズン1の詳細発表

 2021年のFIAグランツーリスモチャンピオンシップ、シーズン1のレース詳細が4月14日に発表されました。私はちょうどモーションセンターに挑戦していた(この翌日に断念)ので見るのがちょっと遅れましたが、いつも通り文字だけからレースを想像していこうと思います。

とりあえず詳細は公式さんにお任せします。

 いつも通りA4用紙に印刷できる大きさにしようと思ったら、これまでのページと比べて、ガレージカーかイベント専用車かの表記が増えた上に行間の空白も増えて加工するのが面倒になったので、自分で簡略化したものを書きました。まさかズラスポ対策じゃないよな・・・w
(2回見直しをしましたが、誤表記があったらごめんなさい)


 
 では先に始まるマニュファクチャラーシリーズから見てみます

 左側は水曜日、右側は土曜日開催、タイヤの赤い文字は使用義務タイヤです。Gr.3とGr.4が5戦ずつ、初戦はカタロニアからです。
 タイヤの規則で言えば、義務なしの1スペックが3戦、ハード/ミディアムとミディアム/ソフトがそれぞれ2戦、ハード/ミディアム/ソフトが3戦となっています。
 義務なしレースではラウンド6が唯一燃費レースになりそうな設定です。特にGr.4で東京エクスプレスウェイ 南ルートという組み合わせですから、車両によって飛ばせる、飛ばせないの差はそこそこ出てしまうかもしれません。だいたいNSX Gr.4は受難なんですよね・・・
 Gr.3にはサルトとニュル24hがあり、いずれもハード/ミディアムのパターン。ニュルは燃料4倍だと3周できないと思いますが、ロスが短いとあまり役に立たなかったハード1→ミディアム2の選択でも戦える余地がありそう、一方サルトはハードならピットは不要でしょうから、ミディアムを使うのかどうかを考えないといけなさそうです。
 そして3スペックレースは、タイヤの消耗が大きい初戦はハード以外に何をどう使うか考えさせられそうです。他の2つは消耗倍率が低いので、ソフトを使って1ピットするか、ハードで走り切るか、の2択の雰囲気です。
 サルトはなんというか短距離レースをやって楽しいところではないなあと思うようになり、もう2年ぐらい出ていないのですが、今回はどうしましょうかねえ。




 ネイションズは左側が土曜日です。Gr.1~Gr.4を各一戦、カート、SF19、X2014ジュニアのお馴染みの顔ぶれに、N300、ミニ クーパーのワンメイク、最後のラウンド10はドイツ製Gr.3限定のGr.3レースですね。ただ、M6のM Powerリバリーしか書かれていないので、もう片方のヴァルケンホルストは出られないようですw
 グリッドスタートも多いですし、鈴鹿のGr.3はタイヤ3種類使用義務があります。このレースは2020 ステージ1 ラウンド7とほぼ同じ設定ですね。
 同じ設定と言えば、ラウンド1のカートは去年の2020 ステージ ラウンド1と同じ、ラウンド9の富士スピードウェイGr.2も昨年のステージ2 ラウンド15とスタート方式以外は同じ設定です。去年は飛ばして1ピットか、燃費走行してノーピットか、の争いでしたが、今回は入ったら負けでしょう。思い返せば、去年は本番エントリー時に周回数を15周と勘違いしていることに気づいて焦ったんだったな・・・
元々「給油しないと絶対無理」と思っていたのを、
勘違いを受けて急きょノーピットに変更したアホなSCセンシュのマスタング



 カートはタイヤ消耗10倍と書いてますが、たぶん1mmもゲージは減りません。ただ、ピットに入ると通常は見ることができないタイヤ交換の画面を見ることができます。

 ラウンド6はオートポリスの短いレイアウトを12周で終わりなので、なんか設定間違ってるんじゃないかと思うぐらい早く終わりそう。ピット回数義務とか、ここには書かれていない罠があるんじゃないかと逆に疑ってしまいます。X2014ジュニアにスポーツタイヤを履かせるというのもなかなかの不思議設定でしょう。
 クーパーのワンメイクは唯一BoP適用無し、かつイベント専用車ではなくガレージカーと書いてあるので、性能上限値で性能を縛る方向性でしょうか。どうでも良いですが、倍率に3と5がやたらと多い気がしますw

 Gr.1は相変わらず出る気皆無ですが、あとは日程を見ながらそこそこ出たいところです。

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