今年もSSTCシリーズに参加します

 GT SPORTは基本的にポイントレースを走って、空いた時間にしょうもないデカールを作ったりして遊んでもう3年以上経つわけですが、そんな中で数少ないポイントレース以外のイベントとして、今年もSSTCシリーズに参加しています。
 ブログには一回も書いて無いのでここだけ見てる方にはなんのこっちゃですが、2019年に始まったshuso_0514さん主催のシリーズ戦で今年が3年目。今年で最後にする予定とのことですが、初期からの継続組として今年も足掻こうと思いますw

 今年はこの3台、植毛GT-R Gr.2、植毛byシトロエン Gr.3、増えラーリ458イタリアGr.4でエントリーします。

 シリーズについてざっくりとお伝えすると、SSTCは楽しむことを最優先にしつつ本気でレースするシリーズ(ユーザー イベントはだいたいそういうものですが)。シリーズは概ね月一回開催で、Gr.2、Gr.3、Gr.4の3カテゴリーのレースがバランスよく配置されています。
 独自のハンディキャップ制が敷かれており、常時誰かしらと争うことになる可能性が非常に高いのが特徴で、実際この制度は1年目から多いに活躍(?)することになります。

 1年目はハンデが各レース結果ごとに与えられる初期のJGTC式で、確か5位=ウエイト+1%~2位ウエイト+4%の加算。優勝するとウエイト+4%にさらにパワー-1%までついてくるという仕様でした。一回勝ったら当分勝てませんw
 全8戦で、第6戦までは上限こそあるもののひたすらハンデは加算されるためどんどん重くなり、結果的に毎戦優勝者が変わる大混戦。私はといえば、開幕戦で優勝に片手が届いていましたが、あろうことかレース中に給油バグが2回も起きて2ストップ作戦を4ストップにさせられ(しかもそのうち1度は1周分の燃料しか入らずに強制ピットアウト)優勝が逃げました。
 結果、中途半端にウエイトを積んで以降は真ん中ぐらいを走っていましたが、ハンデが半分になる第7戦・ブランズハッチGr.4で運よく優勝。結局シリーズでは2位、全8戦全て違う勝者が誕生するという、初めてのシリーズながらおそろしいハンデの有効性を示しました。
 シリーズは有効ポイント制ではないので基本的に皆勤賞の方が有利で、それゆえ、全レース出てこつこつ稼ぎ、7戦目で大きい点数を手にした私はチャンピオンの権利を賭けて最終戦に挑みました。
 当初ポイントを争う最大に相手であったRuisさんは仕事で出られない、ということになってしまい、4位あたりで終えれば自力でタイトルを決めれるような状態でしたが、なんとルイスさんがギリギリ決勝に駆け込み、最後尾からあっという間に急浮上。私程度に打つ手はありませんでしたw
 結果、ルイスさんが1勝もせずにチャンピオン、という、なんともJGTC的結末となりました。
上位勢で真っ先に自滅したのは自分だったが、
この後他の人の自滅がさらに多くて気づいたら1位だった

2019年に使用したフォースインデアンレーシングのカムリたち

レース動画の作成も担当したので、一応リンクを貼っておきます。
https://youtube.com/playlist?list=PLEgpBF_IO1h-l6E7appp2LYXHcGe2laDB

 2020年はshusoさんがかなりの努力を注いで、なんとRクラスとSクラスという2クラス制に人数を倍増。ハンデはレース結果ではなく累積ポイントに対して課せられる現在のSUPER GTのような方式へ変更されました。
 さらに、両クラスの交流戦まで用意し、『交流戦は通常戦の約半分のポイント』『Rクラスの全ドライバーとSクラスの上位ドライバーにだけハンデ』など、かなり新設計の要素を盛り込みました。よほど綿密に研究されたんだと思いますが、これらもまあ見事なまでに機能しました。

 私はRクラスに振り分けられましたが、2倍になって新たに加わったメンバーの多くが私より明らかに格上の人たちだったので、もはや優勝はおろか表彰台すら無理そうな状況ですw というわけで、皆勤賞とシリーズで真ん中の8位を目標にしました。
 DRがA+の人しかいない状態なので予想通りRクラスの戦いは熾烈を極め、最終的にはしゅーそさんが1点差でシリーズを制しました。予選でのPPと、決勝のFLによるボーナス1点が勝敗に大きく影響するようなシリーズでした。
 私はと言えば、このシーズンはことごとく前輪が削れる車を選んだこともあって毎回苦戦。ドラゴントレイル ガーデンズでは珍しく自爆(。∀°)

唯一戦えそうなGr.2のレースで点数を稼いでなんとかしがみついた結果、全レース出場しランキングは8位。ミスター真ん中の座を不動のものとしましたw
2020年を戦った、左からマスタング、マスタング、フュージョン

 動画を作っていても面白かったですね。禿Guyレーシングがだんだん増えて行くのが笑えますw


 そして2021年、今年はそれほど大きな変更点は無く新たなシーズンが始まります。継続参戦しない人と入れ替わりで新規の方を募った結果、また速い人が来たので今年はSクラスだろうと思っていたらRクラスで~し~た~。


 今年は前輪が削れる車はやめましたw というか、鈴鹿サーキットで全てのGr.3を乗り比べたら、マスタングはフォードGTの登場でややBoP調整から無視された旧車扱いになったような印象を受けました。長所と呼べるほどの何かが無いのに重すぎてキツイ^^;
 だからと言って結果が良くなるという保証もないですが(なぜなら特にテストせず印象で決めたから)テストシーズンを走った限りでは、マスタングやフュージョンよりはまだなんとかレースに参加できそうな気がするので、今年も欲張って真ん中を目指そうと思います。

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