NASCAR Cup Series
CM中、ボウマンがインに下りる様子が見られたので、シボレー勢がピットの準備を始めたのかと思いましたが、CM開けに残念な映像。31周目、なんとボウマンはエンジンに問題が出たようで緊急ピット。もちろんエンジン交換すれば最後尾スタートです。
オープン枠ではタイ ディロンが先頭、かと思いきや、この上位の争いが微妙に影響し、ライアン プリースが最後に先行しました。ディロンが先着なら、このグループからディロンと、既に予選タイムで進出が決まっているプリースの2人で決定でした。
31周目に入ったところで多くのフォード勢が一斉にインに下りてピットの準備を整え始めますが、デュエル1と違って他メーカーの車両も隊列に混在しやや危ない状況。そのせいか、誰もピットに入らないまま周回が進んでいきます。
これでディロン-ハービック組とウォーレス-カイル組での争い。ウォーレスがターン3に先に入ったものの、ハービックの猛プッシュを受けたディロンがターン4でウォーレスのブロックを見事回避して先にチェッカーを受けました。
Bruegreen Vacations Duel
Daytona International Speedway 2.5miles×60Laps=150miles
Duel 1 winner:Aric Almirola(Stewart-Haas Racing/Smithfield Ford Mustang)
Duel 2 wineer:Austin Dillon(Richard Childress Racing/Bass Pro Shops / Tracker Off Road Chevrolet Camaro ZL1 1LE)
NASCAR Cup Series、開幕戦のデイトナ500だけはすべてが特別で、予選と予選レースがあります。まず予選では全車が1台でのアタックを行い、ここで上位2台がそのままデイトナ500での1列目のスタートが確定。
そして、この予選での結果、ドライバーを偶数と奇数順位で2つに割って行われる予選レースがデュエルで、この結果で本番のスタート順位が決定します。例えば、デュエル1で5位だった人は、奇数列の5番目=9位が予選順位となります。(PPの車両が4位以内にいた場合)
デイトナ500の最大出走可能台数は40台。これに対して今年のエントリーは44台であるため、4台はここで予選落ちとなります。チャーターを有している36台は決勝進出が保証されているので何位であろうとその順位からスタートできますが、チャーターの無いオープン枠のドライバーは残る4枠を争います。
オープン枠チームは運営により2つのデュエルに半々に分けられた上で、各レースでオープン枠のうち最上位だった車が決勝進出。そして残る2枠は、予選タイムでの上位2台となっています。そのため彼らにとっては、レース全体の順位より、同じオープン枠のライバルとの位置関係が重要です。
予選ではアレックス ボウマンがPP獲得、2位はウィリアム バイロンとなりました。それぞれデュエル1、2のPPからのスタートとなります。
そしてオープン枠のチームではデービッド レーガンが最速、ライアン プリースが続き、この2台はデイトナ500進出確定です。彼らもデュエルにはもちろん出ますので、仮に彼らがオープン枠1位になった場合、彼らはレース結果での進出枠となり、予選タイムからの進出枠は他のドライバーに権利が移ります。
デュエル1、ボウマンとエリック アルミローラを1列目にスタートしますが、60周の短距離戦とあって序盤からみんな積極的。デニー ハムリンは危険を感じて後方待機作戦へ移行。万一車両を壊すと決勝はバックアップ車両で最後尾スタート、ポールシッターが台無しになってしまうので、ボウマンも後方に逃げ込みます。
次第に展開はダブル ファイルとなり、これが24周目にはシングル ファイルに。そろそろ給油のタイミングも近いので、ピットまではレースは一旦膠着しそうです。リーダーはアルミローラ。
![]() |
CM中、ボウマンがインに下りる様子が見られたので、シボレー勢がピットの準備を始めたのかと思いましたが、CM開けに残念な映像。31周目、なんとボウマンはエンジンに問題が出たようで緊急ピット。もちろんエンジン交換すれば最後尾スタートです。
「全開にしても速度が得られない」ということでしたが、とりあえず何かしら対処したら「良くはなったけど振動はある」状態らしく、周回遅れで独りぼっちのレースを続けます。
34周目、フォード勢が一斉にピットへ。3台しかいないトヨタはフォードに合わせるのかと思いましたがステイ アウト。トヨタは翌周に3台+ティミー ヒルでピットへ。その翌周にシボレー勢もピットに入ってサイクルが一巡しました。
ここで残念ながらデビュー戦のオースティン シンドリックは速度違反のペナルティーを受けます。NASCARでデジタル ダッシュを使用しているのはカップ シリーズだけ、Xfinity Seriesではアナログだったので、初のピット体験で難しかったのかもしれません。
コースに戻ると、上位はやはりフォード勢。ハムリンは給油時間を攻めて、トヨタ勢で一人ぼっちになってでもフォードの集団に入ろうとする攻めての姿勢を見せ、ハムリンが積極的に動いてダブルファイルの展開を作りに行きます。いよいよフィニッシュへ向けての陣営作りが始まりました。アルミローラがリードを継続します。
ハムリンの試みは一度は失敗しますが、残り10周で再度動きを見せると今度は同調する車が現れて一気に慌ただしい動きになります。慌てていないのはアルミローラとジョーイ ロガーノのトップ2ぐらい。
最終周、ロガーノとハムリンは明らかに何か仕掛けたそうでしたが、ハムリンはターン2で外へ行って危うくクリストファー ベルに壁に追いやられかけた上に、給油を攻めすぎた代償でターン3でガス欠し撃沈(´・ω・`)
一方、ロガーノはそのベルのプッシュを受けてターン3でアルミローラを狙い、ブロックに行ったアルミローラの逆をついてインに飛び込み一旦は先行。しかしアルミローラがサイド ドラフトを使ってロガーノをターン4で引きずり下ろし、そのままデュエル1を制しました。
オープン枠ではタイ ディロンが先頭、かと思いきや、この上位の争いが微妙に影響し、ライアン プリースが最後に先行しました。ディロンが先着なら、このグループからディロンと、既に予選タイムで進出が決まっているプリースの2人で決定でした。
しかしこれが逆になると、プリースはレース結果枠での出場となり、予選結果枠は他の人の手に。予選でオープン枠5位のディロンは絶望的。これにはゴーント ブラザーズ レーシングのクルーもややショックを受けている様子です。
最後にコール カスターがクラッシュしていましたが、結局デュエル1はコーションなく終了しました。
デュエル2、バイロンとバッバ ウォーレスを1列目にスタートします。ウォーレスはいきなり積極的な追い抜き・ブロックを見せますが、自分から動きすぎてすぐに仲間外れになり後退。しかしこの後もレースをかき回していきます。
No.62 ビアード モータースポーツにとっては大事な一戦でした。チームのオーナー・マーク ビアード シニアが、このデイトナ スピード ウィークを目前にした1月31日に72歳で死去。しかしこの小規模チームは、デイトナに参戦することを決断しました。引退したブレンダン ゴーンから指名を受けて『後継者』となったノア グレッグソン。予選タイムを記録できなかったので、オープン枠最上位となることが、デイトナ500への唯一の方法です。
依然としてウォーレスは上がったり下がったり。位置取りとか数十周先を見る、とかいうのではなく、「ドラフトがあったら使う!前にいたら押す!抜けるものは抜く!後ろから来たらブロックする!」という感じのかなり無鉄砲な動きです。なかなか面白いですが、デイトナで安定して勝てる走りではないですねw
25周あたりからシングルファイルになるデュエル1と同じ展開。バイロンがリードします。
31周目に入ったところで多くのフォード勢が一斉にインに下りてピットの準備を整え始めますが、デュエル1と違って他メーカーの車両も隊列に混在しやや危ない状況。そのせいか、誰もピットに入らないまま周回が進んでいきます。
「もうメーカー関係なく全員同時でいいんじゃね?」とか思い始めた36周目、中団で新人のチェイス ブリスコーがタイヤのトラブルか単独スピン。アンソニー アルフレード、カズ グラーラの新人2人とギャレット スミスリーが巻き込まれます。
これで全車コーション中にピット、タイヤ戦略が入り乱れて41周目にリスタートします。リーダーはライアン ブレイニーでしたが、すぐにバイロンが前に戻ってきます。とりあえず先頭を重視、右に左に動いて双方のラインをけん制するスタイルはデイル アーンハート ジュニアと似たスタイルに見えますね。
残り7周、上位でマーティン トゥルーエックス ジュニア、ブラッド ケゼロウスキー、ケビン ハービックあたりが何か企んでいる雰囲気で、経験の浅いバイロンは隙を見て外されてしまいます。このあたりは経験値と信頼がモノを言うレースです。
しかし残り5周でクラッシュ発生。前を1台抜こうとしたスミスリーが3ワイドの狭い真ん中に入って行って、ケゼロウスキーの動きと重なってしまい接触。
バイロン、グレッグソン、ロス チャステインらが巻き込まれます。これでレースはNASCARオーバータイムへ。
オーバータイム、トゥルーエックス、ウォーレス、カイル ブッシュとトヨタ3台がトップ3でリスタート。この3台はすぐ隊列を組んで鉄壁の体制を築き最終周へ。
対抗できるのはオースティン ディロンとケビン ハービックのコンビ。ディロンは2位のウォーレスと並走してしまい、これでお互い損してトゥルーエックスだけが逃げてしまいます。
ところがスーパー スピードウェイは難しいもので、これが逆にトゥルーエックスに災いとなります。あまりに逃げるタイミングが早かったのでバックストレッチで何の支援もなく失速。インとアウトからそれぞれタンデムの車が速い速度で追ってきて、なんとかブロックしようとしたもののどちらのラインもカバーできず撃沈します。
これでディロン-ハービック組とウォーレス-カイル組での争い。ウォーレスがターン3に先に入ったものの、ハービックの猛プッシュを受けたディロンがターン4でウォーレスのブロックを見事回避して先にチェッカーを受けました。
オープン枠ではレーガンがトップだったのでこちらも予選タイム枠が不要になりました。オープン枠からのデイトナ500進出は、レース結果枠でプリースとレーガン、残る2枠が予選タイム枠となり、オースティン シンドリックとカズ グラーラが決勝へ。ペナルティーで周回遅れだったシンドリックはプリースとレーガンに救われた形です。スミスリー、グレッグソン、ティミー ヒル、タイ ディロンの4台が予選落ちとなりました。
デュエル1でエンジンに問題が起きたボウマン。デュエル2の最中に上がった情報では、エンジン交換で最後尾スタートになる見込みだとされましたが、その後電気系トラブルであるとの調査結果となり、交換せずにポールからスタートする予定となっています。
一方でデュエル2でクラッシュに巻き込まれたバイロンはバックアップ車両で後方からのスタート。現時点で計6台がバックアップに乗り換えるなどの理由で後方スタートが決定しています。
いよいよ開幕戦デイトナ500は14日の開催。日本時間だと15日の朝。YouTubeにフル動画が上がるのはおそらく17日の夜ごろではないかと思います。ネタバレしないように待ちましょう(*'▽')







コメント