次世代車両は暑い!?、他NASCAR情報

 NASCAR Cup Series、シリーズ前哨戦のブッシュ クラッシュがとうとうこれを書いている時間から約12時間後に始まります。抽選の結果PPはライアン ブレイニー、並んでアレックス ボウマンとなりました。チェイス エリオットは4列目の7位、タイ ディロンは7列目の14位からとなりました。最後尾はエリック アルミローラでした。


 さて、一方で2022年から導入予定のNextGen Carも気になりますが、昨年11月と今年1月にテストに参加したカート ブッシュが、テストでの車両の印象について語ったようで、イギリスのオートスポーツなどがコメントを紹介しています。

FOX8 YouTubeチャンネル
https://youtu.be/vfd6RdBp8dk より

 カートはマーティン トゥルーエックス ジュニアとともに、昨年11月にシャーロット モーター スピードウェイでオーバルとローバル、双方でのテストを行い、1月にも再びシャーロットででストに参加しました。このうちオーバルについて、ステアリングの高い負荷が懸念だったとし「NASCARとチームが大きく目を見開いた瞬間だった」としました。さらに、

「次に気になった点は排気熱だった。現状はスプリット エキゾースト システムになっていて、排気は左右から出るわけだが、つまり排気は左側にいるドライバーの真下を通るわけだ。」

 現在のカップ車両はドライバーのいない左側での片側排気なので、これが両サイドになることでドライバーがかなり暑いとカートは感じました。

「より良い断熱、さらなる換気、そして社内の涼しい環境が必要だ。私は11月と1月に運転しただけだが、25周走って既に暑い部類だったと思うよ。私たちはそれを修正し、より換気と空気の流れが確保できると確信しているよ。」

 一方で、新しい車両の仕組みについては前向きなコメントをしました。。

「ブレーキ、シーケンシャル ギアボックス、サスペンション、多様な空力部品など多くのすぐれた品質があり、多様なトラックに適応できるようにボルトで付け外しができる。多くの肯定的な点があり、さらに1年間の開発により、2022年の素晴らしい導入となるだろう。」


 同じくテストに参加したクリス ブッシャーは

「その車を運転した人の印象は一貫しているように思うね。僕らの今の車の状態に近づけるには、まだ微調整が必要さ。今の車の複製をしたいわけじゃないし、今僕らが走らせているものは古い技術だと気付かされたけど、それでも同じような感覚、同じ線上に沿った何かが必要だと感じているんだ。」

と、現行車両より多くの点で近代的となる次世代車両についても、やはり現在の車両との感触には一定の共通性を見出したいようです。そんな中で、大径化されるホイールにブッシャーは注目しています。

「大きなホイールということは大きなブレーキ パッケージになるということで、これはおそらく他の何よりも重要だと思うよ。僕らはより優れたブレーキパッケージと優れた冷却を手に入れるわけで、より長い期間激しく走ることができるようになる。僕らのロード レーシングに関しては長らく、これらのレースに負荷に自分のペースを合わせる必要があった。」

「感触としては、これに関して語れるほどじゅうぶん周回数をこなしてないかもしれないけど、グリーン フラッグが振られてからチェッカー フラッグを受けるまで、ロードレースでは今までよりも激しく攻めることができるようになると思うよ。」


 センター ロックのホイール、リアの独立サスペンションなど、大きく変貌してGT4のような車両になるために、今までのNASCARと変わりすぎてしまうことへの不安もありますが、たしかにブレーキ性能の強化などは、ロードコースやマーティンズビルのようにブレーキに厳しいトラックでの戦いを大きく変えます。

 1500㎏もある車両をあんなちっさいブレーキで止めるからこそのテクニック、ペース配分でそれこそが面白い、というマニアックな見方もありますが、カートが話すように、変更による良い面も多くあると思われます。変化を恐れ過ぎずに、さらなる開発に期待したいですね。

 ちなみに、デュアルエキゾーストにしたせいか、エンジンは同じものを使用していますが、排気音は現状ちょっとかすれたハスキーな音になっています。トゥルーエックスも似たような感想を口にしていました。



 さてその他の情報ですが、ジョー ギブス レーシングは2月1日、デニー ハムリンと、スポンサーであるFedExとの間で複数年の契約延長に合意したと発表しました。前回の記事で書こうとして忘れましたw

 ハムリンは23XIレーシングをマイケル ジョーダンと立ち上げて共同オーナーとなっており、今季限りでJGRとの契約が切れた後の動向が気になるところでしたが、開幕前に早々と契約延長、具体的な年数は明かされていないものの、少なくとも2023年まではJGRのドライバーとなることが確定しました。

 見た目上23XIに移籍して2台体制のような形式をとるのかとも思いましたが、当面オーナー業は横に置くことになったようです。まだチャンピオン獲ってないですしね。

 一方で、こちらも2021年までの契約となっているトゥルーエックスはまだチームとの残留交渉を行っている最中とのことです。普通に行けば契約を更新しない理由は特に見当たらないですが、移籍となればそれはそれで面白そうです。


 同じくトヨタを使用するゴーント ブラザーズ レーシング、タイ ディロンを起用してデイトナ500に参戦することは既に明らかになっていますが、続くロードコースでの第2戦にも参戦することが決まりました。これでますますブッシュクラッシュは重要になってきますね、ってあんまり重圧かけたらいけませんね^^;


 来年のことも、来週のレースのことも気になるNASCAR。レースが始まり出すと、ネタバレが嫌なので情報収集はとりあえずお休みになります。今年もYouTubeにアップされると思ってますが、出て来なかったらどうしましょうか。

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