NASCAR Cup Series、シリーズの前哨戦となるブッシュ クラッシュが2月9日に開催されますが、レースの概要が決まりました。
今年は初めてデイトナのロード コースを使用して開催され、周回数は35周、途中15周でコーションとなる2セグメント制となりました。
参戦資格は、例年なら前年のシリーズでポール ポジションを獲得した人などに与えられますが、昨年はCOVID-19のパンデミックが発生した影響で大半のレースは予選が行われませんでした。そのため、今季のクラッシュには『2020年のステージ勝者』という条件が追加されています。具体的な出場要件は
・2020年のブッシュ ポール アワード(予選ポールポジション)獲得者
・2020年にフル参戦している人の中で、過去のブッシュクラッシュ勝者
・2020年にフル参戦している人の中で、過去のデイトナ500勝者
・2020年にフル参戦している人の中で、過去のデイトナ500のブッシュ ポール アワード獲得者
・2020年のNASCAR Cup Series プレオフ進出者
・2020年のNASCAR Cup Series レース優勝者
・2020年のNASCAR Cup Series ステージ勝者
の7つとなっています。結果、該当するドライバーは全部で24人。列記すると
エリック アルミローラ、ライアン ブレイニー、アレックス ボウマン、クリント ボイヤー、クリス ブッシャー、カート ブッシュ、カイル ブッシュ、ウイリアム バイロン、コール カスター、マット ディベネデトー、オースティン ディロン、タイ ディロン、
チェイス エリオット、デニー ハムリン、ケビン ハービック、ジミー ジョンソン、エリック ジョーンズ、マット ケンゼス、ブラッド ケゼロウスキー、ジョーイ ロガーノ、ライアン ニューマン、タイラー レディック、リッキー ステンハウス ジュニア、マーティン トゥルーエックス ジュニア
の計24人。このうち、ジョンソンとボイヤーは引退、2021年には参戦しないケンゼスも不参加のため、実際に出場するのは21人です。
そして、この21人の中ではタイ ディロンだけがスポット参戦ドライバーとなっており、シートが無ければ出たくても出られないところですが、このブッシュクラッシュにはなんと23Iレーシングから参戦することになりました。
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| 機会を貰えたことに謝意を表すタイ ディロンのツイート。 ちなみにJGRの公式サイトやTwitterでは、 ディロンが乗るとはなぜか特に書かれていないw |
これはチームとドライバー、双方にメリットがあります。チームのレギュラーであるバッバ ウォーレスは出場権を持っていませんが、新規チームの23XIとすれば実戦経験は欲しいですし、しかも日程変更でシリーズの第2戦がデイトナロードになりましたから、ここで35周できることはデータ収集の面でも重要です。
一方のディロン、実はこの少し前にXfinity Seriesにジョー ギブス レーシングからスポット参戦することも発表されており、ゴーント ブラザーズ レーシングからのカップ戦スポット参戦を含めて完全にトヨタ一家の仲間入り。非選手権とはいえ、きっちり走れば車には競争力があるので期待ができますし、結果としてスポンサーがつけば、GBRからのカップ戦出場数が増える可能性もあります。
他のドライバーとチームにとっても、第2戦がここの開催になったことで、ブッシュクラッシュがシーズンの戦いにより影響するので、決してお遊び気分とは行かないでしょう。今年はロードコース戦自体も増加していますし、走行機会が限られる中で絶好のテストの場でもあります。
なお、クラッシュのスタート順は、レースの前日に抽選で決められます。裏に1~21の数字が書かれた21本のブッシュ ビールの缶が用意され、各クルー チーフが缶を選ぶと、司会の人が手に取ってグリッドが決定、というちょっとしたショーをやるみたいですね。チェイス君は速いから、できたら最後尾からスタートして盛り上げてほしいなあ、ってCheseファンさんに怒られるわw
そのほかのNASCAR情報としては、No.66のティミー ヒルでお馴染み小規模チーム・MBMモータースポーツ。もう1台、2019年はNo.46、昨年はNo.49でスポット参戦した2台目がいましたが、今季はこれを13に変更して参戦すると発表しました。ジャーメイン レーシングが撤退して空き番号になっていました。何で13に替えたのかは分かりませんでした(´・ω・`)
あ、ヒルと言えば、私グランツーリスモでこんな車作りました。
案外カッコよく仕上がって大変自己満足いたしましたw
もう1つ小規模チームから、スパイアー モータースポーツは、General Formulations、MUTOH America、Royal Sovereignの3社と契約を結び、シーズンを通じて車両のラッピング等の供給を受けるほか、フェニックスとミシガンの2レースでジャスティン ヘイリーのスポンサーとなることを発表しました。
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| スパイアーモータースポーツのTwitterアカウントより |
しれっとヘイリーが乗ることが確定していますが、なかなかカッコいいですね。3社はいずれも業務用の印刷関連で強みを持つ企業で、ジェネラル フォーミュレイションズはラッピング、ムトー アメリカは印刷機、ロイヤル ソブリンはフィルムを取り扱っているようです。
つまり、ロイヤルソブリンのフィルムにムトーの印刷機で印刷して、それをジェネラルフォーミュレイションズが張りつけてくれるわけですね、知らんけど。なお、ムトーアメリカは、日本のMUTOH ホールディングスのアメリカの子会社です。
ところで、今年もNASCARは公式のバーチャル レース、eNASCAR Coca-Cola iRacing Seriesが開催され、2月1日に非選手権のブッシュクラッシュで一足先に開幕しています。バーチャルのレースではありますが、参加チームはNASCARなどの実際のチームが専用のドライバーを要して参戦しています。
パンデミックで一気にバーチャルでのレースも注目度が上がり、iRacingで遊んでいる方も増えているかと思いますが、興味のある方はぜひのぞいてみてください。シリーズチャンピオンには賞金10万ドルだそうです。



コメント
Charlotte ROVAL, Phoenixと何かといい思い出がありますのでw
と言うかロードコースだったんですね
普通にSPEEDWAYかと思ってましたー
チェイス以外はここで少しでもチェイスに対抗できるきっかけが欲しいでしょうから、特にJGRなんか気合い入れてくるんじゃないかなと思っています。