マニュファクチャラーシリーズのメーカーを眺めていたら

 2021年もFIAグランツーリスモチャンピオンシップは開催していただけるようで、2月末からエキシビションシリーズが始まります。


 過去の例から言うと、本シーズンの前にはプレシーズンが開催されているため、「エキシビションということはまだプレシーズンですらないの!?」と思ってしまいますが、実際のところどうなるかは分かりません。
 なぜなら、昨年はプレシーズン→2020シーズン ステージ1、と行こうとして、COVID-19感染拡大によりワールドツアーが開催できない、という理由でステージ1が開始後に一旦取り消され、「かつてステージ1と呼んでいたもの」「元ステージ1」とか呼ばれる存在になりました。
 で、これに後日「エキシビションステージ」という名前が後付けで設定されています。ですので、今年はプレシーズンのことをエキシビションと呼んでいるのかもしれません。。。違うかもしれません(。∀°)

 まあなんにせよ、発売から3年以上経過してなおそこそこ人口がいて、人が入れ替わりつつ遊べるというのはありがたい話ですし、問題は多々あれど運営さんには頭が下がります。
 人気はやはりマニュファクチャラーシリーズの方かなと思いますが、私は過去3回の本シーズンは日産、プジョー、ダッジ、と遊んできました。テストシーズンやエキシビションでは他にシボレー、ルノースポール、トヨタと契約したことがあります。
 ちなみに、滅多に勝たない私ですが、なぜか本シーズンでは必ず1勝だけしています。勝ったこと無いメーカーはトヨタだけです。
2018 シーズン2 ラウンド2
ポールから自爆して3位に落ちたけど一応勝ったアホな私


2019 ステージ1 ラウンド9
RCZでタイヤハゲ散らかしてポールから辛うじて逃げ切った私

2020 ステージ2 ラウンド18
フリプラやってなくてバイパーが速いのを知らず
逆に重圧なく走ってPtoWした私

 メーカーと契約して車を与えられて、というのはやはり何シーズン遊んでも楽しめるもので、ネイションズカップよりも人気がある(ように思われる。なぜなか私はネイションズカップの方が圧倒的に好成績になってしまうから)理由だと思われます。ちなみに、今年どうするかはなんとなく決まってます。

 そんなマニュファクチャラーシリーズ、全部で25のメーカー/ブランドから1つ選ぶわけですが、なんとなーく以前から気になっていたことがありました。
「これを、企業グループごとに分けたらどうなるんだろう?」

契約画面が現在はまだ表示されないため、
マニュファクチャラーシリーズのランキング画面からロゴをくっつけました

 ご存知の通り、自動車業界は生き残りをかけた合従連衡があり、特に昨今は電気自動車の時代が早晩到来するという流れから「100年に一度の変革期」とも呼ばれています。
 1か月ほど前に、フィアット クライスラー オートモビルスと、グループPSAが統合して、ステランティスという大きな統合企業が誕生しました。元々フィアットクライスラーもPSAも複数のメーカーがくっついたグループ企業ですからかなりの大規模となりました。
 傘下に抱えるブランドは、アバルト、アルファロメオ、クライスラー、シトロエン、ダッジ、DS、フィアット、ジープ、ランチア、マセラティ―、オペル、プジョー、ラム、ボクソールの14ブランドに及びます。既にお分かりかと思いますが、マニュファクチャラー契約可能ブランドのうち4つが入っています。
 こんな感じで、マニュファクチャラーシリーズの契約可能メーカーはいくつかのグループに分けられると思うので、試しに分けてみました。完全子会社やブランドだけでなく、一定の資本提携があるところまでちょっと幅を広めにとってみました。
 まずはステランティス、アルファロメオ、シトロエン、ダッジ、プジョーが当てはまります。マニュファクチャラーシリーズには使えませんが、GT SPORT内で言えばマセラティ―もこのグループですね。まあ収録車両の方向性は見事にバラバラですがw


 世界最大の自動車グループと言えるフォルクスワーゲン グループ。市販車でもこの4ブランドは基本骨格は共有されていることが多いですが、GT SPORTで言えばR8とウラカンのGT3は基礎部分は共有されていると思われます。
 マニュファクチャラーシリーズでは登場しませんが、ヴェイロンでお馴染みのブガッティ―もこのグループに入ります。

 名前がそのまんまのルノー 日産 三菱連合。当然この3社です。三菱はかつてはダイムラーと提携していた時代もありました。トラック部門である三菱ふそうは現在もダイムラーの傘下です。

 こちら世界最大のトヨタ。レクサスは高級車ブランドで、完全子会社として存在するメーカーは、軽自動車を作っているのでマニュファクチャラーシリーズには出て来ないダイハツです。
 一方で、スバルには20%を出資して持分法適用会社となっており、OEM生産する車両があるなど、グループ企業として機能している面が大きくなっています。そしてマツダとも環境技術などで提携しているほか、相互出資して、トヨタはマツダに約5%出資する第2位株主となっています。出て来ないですがスズキにもやはり約5%の出資で第3位株主です。
(なお、筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行株式会社だが、ここにはいわゆる『日銀買い』も含まれている)
 

 ダイムラーはクライスラーと分かれて以来は独立、と思ったら、よく考えたらメルセデスベンツはアストンマーティンへの出資をしており、将来的に20%程度まで比率を引き上げる計画です。既にエンジンの供給を受けているほか、メルセデスAMGのCEOがアストンマーティンのCEOに就任するなど、提携が深まっていると言えます。
 なお、退任した前のCEO・アンディー パーマーは、元々日産でカルロス ゴーンの右腕とされた人物でしたが、ものすごく簡単に言うと、ゴーンさんが全然辞める気配が無いので
「ワシ自動車会社の社長やりたいねん!」とアストンマーティンに引き抜かれた人でした。結果、経営不振だった同社を立て直すことに成功しました。


 残った8つが独立系ということになりますかね。ただ、フェラーリは以前はフィアットの傘下で、現在は資本関係は無くなったものの、『フィアットの創業者が立ち上げた投資会社』が多くの株式を握っており、まだフィアット≒ステランティスと関りがあるとも捉えられます。
 フォードは以前はマツダやアストンマーティンなども傘下にありましたが、経営危機を受けて手放したので現在は身軽。シボレーのブランドを展開するジェネラル モータースも同様に事業を一生懸命整理して、オペル/ボクソールも売却されました。
 ホンダは燃料電池車などの分野でGMと提携関係こそ持ったものの独立系と言えます。ヒュンダイもかつて三菱と提携していた時代はありましたが現在は単独。時代の流れと仕事の進め方が何か違っていれば、ダイムラー・クライスラー・三菱・ヒュンダイ連合、なんてこともあり得たんでしょうか。
 もはやこの話とは関係ないですが、ジャガーはフォードからインドのタタ自動車グループに売却されてインド資本。
 マクラーレングループは、F1でメルセデスを積んでいた時代はメルセデスが大株主でしたが、現在はバーレーンの政府系ファンド・マムタラカトが過半数を持ち、これにサウジアラビアの富豪・マンスール オジェと、カナダの富豪・マイケル ラティフィーが続いています。
ラティフィーはウイリアムズのF1ドライバー・ニコラス ラテイフィーの父親ですね、話がややこしいw

 細かいところを見ると、BMWとトヨタは共同で車作ってる、とか、フィアットとマツダが、とか、業務提携レベルではもっと組むべきところはみんな組みつつ、争えるところで切磋琢磨している自動車業界。改めて色々見てみるとやはり面白いですね。特に日本の場合経済全体への影響度が大きい産業なのでなおさらですが。

 というわけで、グランツーリスモの話題と見せかけて全然関係ない与太話でした。興味を持った疑問の答えは
『自分の中では5グループと8メーカーの13陣営ぐらいに分けられ、スバル、マツダ、フェラーリ、アストンマーティンの解釈で増減する』となりました。うむ、すっきり。間違えている点やさらに詳しい話をご存知の方はコメントで教えてくださいm(_ _)m

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