マクマーリーが再びデイトナへ、他NASCAR情報

  NASCAR Cup Series、開幕戦デイトナ500の舞台に、ジェイミー マクマーリーが解説者ではなくドライバーとして向かうことが発表されました。

 スパイアー モータースポーツは、デイトナ500でNo.77のドライバーとしてマクマーリーが出場すると発表しました。

スパイアーモータースポーツのTwitterアカウントより

 2018年限りでフル参戦から引退し、2019年のデイトナ500で引退したマクマーリー。キャリアの多くをチップ ガナッシ レーシングで過ごし、昨年カイル ラーソンが急きょCGRを解雇された際には、代役として名前が上がることもありましたが、AdventHealthのスポンサーで2年ぶりにドライバーとして戻ってくることになりました。マクマーリーは

「デイトナ500に勝るものはないよ、アドベントヘルスのおかげで、このレースをもう一度走ることができてとても興奮している。NASCARの解説者として車から離れての時間を楽しんでいるけど、実際のレースの感覚に取って代わるものはないさ。

このレースでアドベントヘルスのような会社と提携することは素晴らしいことだよ。私たちは健康とフィットネスについて多くの同じ目標を共有しており、この機会を利用してファンと健康であり続けることに重要性について話すことを楽しみにしている。」とコメントしています。


 そしてもう1人、久々にレーストラックに戻ってくるのが、62歳・1990年のデイトナ500優勝者のデリック コープ。リック ウェアー レーシングは、デイトナ500でNo.15のドライバーとしてコープの起用を発表しました。

RWRのTwitterアカウントより

 現在はスターコム レーシングの共同オーナーでもあるコープ。2018年に自身のチームで3戦に出場したのを最後にカップシリーズから離れていましたが、今回”最後の”デイトナ500に挑みます。コープは2001年以降も9回デイトナ500にエントリーしましたが、うち8回はデュエルで敗退して予選落ち。今回No.15はチャーターを保有しているので、2004年以来となる決勝出場が濃厚です。


 そのRWRは、前回もお伝えした通りドライバー発表の小出しが続いていますが、No.52のドライバーとしてジョッシュ ビリッキ―がフル参戦すると発表しました。

 26歳のビリッキ―は昨年の22戦を含めカップシリーズ通算35戦出場。2016年のXfinity Seriesのロード アメリカ戦でNASCARに初参戦しましたが、その際、オバイカ レーシングがドライバー募集しているのを見て突撃売り込みをしてシートを勝ち取った、という話題を以前に当ブログでも取り上げたことがあります。

 ちなみにビリッキ―、隠し事が苦手なのか、発表前からやたら匂わせるツイートを連投していましたw

おーいリックウェアーレーシング、デイトナ500まであと何日だい?



これは2021年シーズンの計画について話すのを
辛抱強く待っている私の写真

そしてこれが、明日午前10時にそのニュースを
みなさんと共有できることがわかった時の私の写真

 1枚目の写真でわざわざRWRを指定して発信してるのでチームも許可済みだとは思いますが、うかつに先走って情報を出したがために契約が破談になるようなケースもあるので、くれぐれもみなさんSNSの利用にはご注意をw

 これでRWRはNo.51はコディー ウェアー、No.52がビリッキ―のフル参戦で確定。一方で、ジョーイ ゲイズの残留と、ジェームス デイビソンの残留確実という情報があり、上記のようにNo.15にコープがスポット参戦することも確定。ということは、No.15とNo.53は昨年までと同様、ドライバーを替えながらの参戦になる可能性が高そうです。

 そして最後にもう1つ、タイ ディロンもゴーント ブラザーズ レーシングからデイトナ500への参戦が決定しました。Bass Pro Shops/Black Rifle Coffee CompanyのスポンサーでNo.96のカムリを運転します。
ディロンの加入を伝えるNASCAR公式アカウント

 GBRはスポンサーさえ見つかればこの先のレースもスポット参戦を継続したい意向、ディロンのこの先もおそらくはスポンサー次第なので、チームもディロンも今年を占うレースとなりそうです。まず予選落ちしないように気を付けないといけませんけどね。何せ去年はダニエル スアレスが予選落ちしてデイトナ500に出ることができませんでしたから。

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